石橋義也氏(いしばし・よしや=指揮者)

2004/8/13日午後1時5分、肺炎のため東京都文京区の病院で死去、65歳。大阪府出身。自宅は東京都世田谷区上用賀5の9の10の202。葬儀・告別式は16日午後0時半から世田谷区瀬田3の6の8、公益社用賀会館で。喪主は妻紀代子(きよこ)さん。

 68(昭和43)年にフランスのブザンソン国際指揮者コンクールで第2位受賞。作曲家團伊玖磨氏の作品をしばしば手掛けた。

 

東京芸術大学器楽科卒。バイオリンを兎束竜夫、岩崎洋三氏に、指揮法を山田一雄氏に師事。東京フィル・コンサートマスターを経て、ウィーン・アカデミーに留学、指揮法をヴィルヘルム・ロイブナー、ブルーノ・マデルナ氏に師事、ウィーン室内合奏団コンサートマスターおよび指揮者として活躍。
1968年第18回ブザンソン国際指揮者コンクール第2位受賞。
帰国後、東京フィルの他、札幌交響楽団、群馬交響楽団、東京交響楽団、新星日本交響楽団、名古屋フィル、大フィル、関西フィル、九州交響楽団等を指揮する一方、二期会オペラ指揮者として「カルメン」「蝶々夫人」「夕鶴」等数多くのオペラを指揮する。
1973年文化庁在外研修生としてヨーロッパ、アメリカに派遣され、ワイマールにてアルヴィド・ヤンソンス氏に師事。1979年5月には、歌劇「夕鶴」の中国公演に同行した。 名工大オケとはこれまでに現役と8回、OBとも11回(2002.9.22現在)の演奏会を持つほどに馴染みも深く、名工大オケの名誉指揮者でもある。
現在、京都教育大学、長崎大学大学院非常勤講師。