各社経緯
日本経済新聞 1979/11/21
川崎の昭電工場買収 東燃石化 製造設備含め120億円
東燃石油化学(資本金45億円)はこのほど開いた取締役会で、昭和電工より同社千鳥油化工場(神奈川県川崎市)の土地と中低圧ポリエチレン製造設備を12月1日付で買収することを決め、20日発表した。大分石油化学コンビナートヘの集中を目指す昭電と、エチレン誘導品を強化拡充しようとする東燃石化の利害が一致、今回の工場譲渡に結びついた。東燃石化は49年に合成樹脂分野への進出第一弾としてポリプロピレンを手がけており、同社としては5年ぶりの同分野進出となる。
こんど東燃石化が買収するのは、19万3千平方メートルの工場用地と中低圧ポリエチレンプラント2系列(合計年間生産能力4万トン)で、買い入れ総額は約120億円。同社は昭電との間で12月1日に譲渡契約に調印、同日付で譲渡を受ける段取りである。
*2003/6
三菱化学が東燃化学の日本ポリケム持株を買収
2003/9
日本ポリケムのPE事業を日本ポリエチレンに、
2003/10 同PP事業を日本ポリプロに再編