2006/5/10 東レ

長期経営ビジョン AP-Innovation TORAY 21

長期事業展望

1.基盤事業 (繊維、プラスチック・ケミカル)

(1)グローバルな事業展開 (2)New Value Creatorの推進 (3)川下・加工型事業展開などにより、安定的な収益基盤を確立する。
「先端材料」の拡大により基盤事業の高度化を推進し、安定収益基盤の強化と収益拡大を図る。

2.戦略的拡大事業 (情報通信材料・機器、炭素繊維複合材料)

情報通信、自動車、航空機などの成長市場への対応強化や、経営資源の重点的投入により、戦略的かつ積極的に事業拡大を図り、中長期の収益拡大の牽引事業とする。

3.戦略的育成事業 (ライフサイエンス、環境(水処理))

2010年以降、情報通信材料・機器や炭素繊維複合材料に続く次の収益拡大の柱とするために、経営資源の傾斜配分に加え、M&Aや事業提携を含め、戦略的に育成・拡大する。
   
事業区分 基本戦略 事業部門 セグメント 基盤材料 先端材料
基盤事業 安定的な収益基盤を確立する 繊維
機能製品
繊維 合成繊維
樹脂
フィルム
ケミカル原料等
高機能繊維
ケミカル プラスチック
  ・ケミカル
機能性微粒子
高機能樹脂
戦略的
 拡大事業
今後の収益拡大の牽引事業として
積極的に拡大する
プラスチック 情報通信材料
   ・機器
  高機能フィルム
ディスプレイ材料
半導体実装材料
高密度記録材料
電子情報材料
複合材料 炭素繊維複合材料   炭素繊維
先端複合材料
戦略的育成事業 2010年以降の収益拡大の
柱となるよう育成・拡大する
医薬・医療材 ライフサイエンス   医薬・医療材料
水処理 環境(水処理)   環境配慮型材料
高機能分離膜等
    アメニティ エンジニアリング
  ・その他
エンジニアリング他              
売上高構成比率 基盤材料 先端材料
2005年    70%    30%
2010年近傍    50%    50%
2015年近傍    40%    60%