（英文）Sekisui Qingdao Plastic Co.,Ltd
（２０～１１０ｍｍ 径 計８ 種類）
（内訳：ＨＩ ・ゴールド ３，０００ トン、硬質塩化ビニル管 ２，４００ トン）
・董事長兼総経理
（馬泰力克（青島）建築系統有限公司 董事長兼総経理（兼任））
・積水化学工業 １ 名（Sekisui （HongKong ）Ltd ．取締役社長 小林伸男）
・馬泰力克（青島）建設系統有限公司 ２ 名
2002/6/17
積水化学工業
積水化学が給水用管材事業で中国へ進出
－ 中国・青島市の大手ゼネコンと合作会社設立 －
積水化学工業株式会社（本社：大阪市北区、社長：大久保尚武）の環境・ライフラインカンパニーでは、拡大する中国市場に向けて給水用管材事業の進出を決定し、中国・青島市最大の建設会社である青島建設集団公司（本社：中国山東省青島市、総経理：杜
波）の主要傘下企業である馬泰力克（ﾏﾃﾘｯｸ）（青島）建築系統有限公司（本社：中国山東省青島市、董事長兼総経理：代榮）と高性能水道管材の製造販売の合作会社を設立しますので、お知らせいたします。
| １．市場の背景 | |
| 中国沿海地域ではここ数年、毎年２桁の経済成長が続いており、特に２００８年開催のオリンピック北京大会の海上競技会場となる山東省・青島市ではインフラ整備も進んでいます。特に給水用管材の市場は急激に拡大し、現在、より品質の高い管材が求められています。 青島市内最大のゼネコンである青島建設集団公司は、このことから、品質的に優位な、施工性の高い給水用（飲用含む）管材製品を模索していました。当社はこのニーズをとらえ、高性能水道管材「ＨＩ ・ゴールド」で中国市場へ参入することを決定、この度、青島建設集団公司と高性能水道管材「ＨＩ ・ゴールド」を中心とする管材製品の製造販売会社を設立することとしました。 |
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| ２．会社設立のねらい | ||
| （１） | 急成長する中国市場において、差別化の図れる高性能水道管材「ＨＩ ・ゴールド」の販売を通じて、市場参入する。 | |
| （２） | 当社としては初めての中国内需向け事業となるため、市内の建設案件の多数を管理し、販売力もある現地の有力企業の青島建設集団公司をパートナーとして選択する。 | |
| （３） | 今回の事業参画を、中国市場における管材需要の実態把握および同市場における今後の事業展開の足がかりとする。 | |
| ※ＨＩ ・ゴールド | ||
| 水道用の給水配管材料。特殊な樹脂を原料としており、耐衝撃性能が高いため、施工時の衝撃破損事故を防止できる。また、地盤の変化に柔軟に追従し、耐震性にも優れる。原料については、日本国内で特許取得済み。中国においては特許出願中。 | ||
３．新会社の概要
| （１）会社名 | 積水（青島）塑コウ有限公司 （コウは月偏に交） | ||
| （邦文）積水（青島）プラスチック有限会社 （英文）Sekisui Qingdao Plastic Co.,Ltd |
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| （２）事業内容 | ＨＩ・ゴールド、硬質塩化ビニル管および継手の製造.販売 （２０～１１０ｍｍ 径 計８ 種類） |
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| （３）資本金 | ６０５ 万米ドル.（約７億8千万円） | ||
| （４）出資比率 | 積水化学工業 ２５％、馬泰力克（青島）建築系統有限公司 ７５％ | ||
| （５）所在地 | 中国山東省青島市（国家級 青島経済技術開発区内） | ||
| （６）面 積 | 敷地面積 約３３ 千㎡、工場建屋面積 約７ 千㎡ | ||
| （７）生産能力 | ５，４００
トン／年 （内訳：ＨＩ ・ゴールド ３，０００ トン、硬質塩化ビニル管 ２，４００ トン） |
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| （８）役 員 | 董事会（ﾄｳｼﾞｶｲ） ・董事長兼総経理 （馬泰力克（青島）建築系統有限公司 董事長兼総経理（兼任）） ・積水化学工業 １ 名（Sekisui （HongKong ）Ltd ．取締役社長 小林伸男） ・馬泰力克（青島）建設系統有限公司 ２ 名 |
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| （９）社員数 | 約７０ 名（うち製造４０ 名） | ||
| （10 ）スケジュール | ２００２年６月１４日 | 合作契約締結 | |
| ７月中旬 | 会社設立、工場建設開始 | ||
| ２００３年１月 | 建屋完成 | ||
| ３月 | 生産販売開始 | ||
４．事業計画
２００３ 年度売上高 ７
億円 、 ２００５ 年度売上高 １５ 億円
【ご参考】
１．会社概要
| 積水化学工業株式会社 | ||||
| 本社所在地 | 大阪市北区西天満二丁目４ 番４ 号 | |||
| 代表者 | 取締役社長 大久保尚武 | |||
| 資本金 | １００，００２ 百万円（２００２年３月３１日現在） | |||
| 売上高 | ８４５，４９６ 百万円（２００２年３月３１日連結ベース） | |||
| 従業員数 | １８，３９９ 名（２００２年３月３１日現在連結ベース） | |||
| 青島建設集団公司 | ||||
| 本社所在地 | 中国山東省青島市堂邑路１１ 號 | |||
| 代表者 | 総経理 杜 波（ﾄﾞｩ ﾎﾞｫ） | |||
| 登録資本金 | ２．２ 億人民元（約３５億円）（２００１年１２月３１日現在） | |||
| 年間生産額 | ２２ 億人民元（約３５０億円）（２００１年１２月３１日） | |||
| 従業員数 | ８，０００ 名（２００１年１２月３１日現在） | |||
| 馬泰力克（青島）建築系統有限公司 （青島建設集団公司の１００％子会社である青島建築装飾工程有限公司が７５％出資） |
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| 本社所在地 | 中国山東省青島市彰化路６ 號 | |||
| 代表者 | 董事長兼総経理 代榮（ﾊｵ ﾀﾞｲ ﾛﾝ） | |||
| 登録資本金 | ２，２００ 万人民元（約３．５億円）（２００１年１２月３１日現在） | |||
| 年間生産額 | ９，０００ 万人民元（約１５億円）（２００１年１２月３１日） | |||
| 従業員数 | １７０ 名（２００１年１２月３１日現在） | |||
２．合作会社と合弁会社の違い
項目 合弁 合作 基本的考え方 出資比率に応じた平等主義 当事者同士の了解を前提とした契約主義 経営権 出資比率による 契約により任意に決定 配当 出資比率に応じた現金配当 現金、収益分配、生産物分配も可
３．山東省と青島市について
| 山東省は人口約１
億人。青島市は山東省の中心都市の一つであり、人口約７１５
万人を 有する。今回建設を予定している青島経済技術開発区は、日系企業も多く進出しており、 工業区進出企業全体の約１３％を占める。 |
４．環境・ライフラインカンパニーの概要
| （１）売上高推移 （単位：億円） | ||||||||||
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| （２）事業分野 | ||||||||||
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