lPCCは1988年に設立された国連の組織で、各国政府から推薦された科学者が3つの作業部会に分かれ、5、6年ごとに地球温暖化に関する科学的根拠とその影響、対策の3項目について評価を見直す。

2007年2月27日号はその続編で、「地球温暖化の国際政治学
http://tanakanews.com/070220warming.htm

結論は「イギリスを中心とする先進国が、発展途上国の成長率の一部をくすねるために考えついたのが、地球温暖化問題である」というもの。

 

 

ゴアは1960年代後半に環境問題を研究するロジャー・レヴェルの警告に心を動かされ、70年代後半にはこの問題に関する初の議会の聴聞会をまとめる手伝いをした。97年には京都議定書など、多くの交渉の場に参加した。

 

本年2月に英国政府は温暖化に関する授業の一環として 3,385 の中学校にDVDを配る計画を明らかにした。

これに対してある父兄が、この映画はプロパガンダであるとして、回収することを求める訴訟を起こした。
そして、その立場を述べるサイト
Straight Teaching を開設している。
    
http://www.straightteaching.com/

裁判で High Court (民事第一審)の判事は生徒にこの記録映画を見せるのは政治的行為であるとし、映画の禁止はしないが、教育の中立を守るため、指導書付きで映画を見せることを求めた。

判事は、この映画は多くの部分が科学的調査や意見に基づいてはいるものの、単なる科学映画ではなく、政治的映画であると結論付けた。

裁判のなかで、11カ所の問題が議論となった。いずれも映画のなかの注目点である。

Mount Kilimanjaro の雪解けが温暖化のせいであるとされている。
  政府の専門家はこれが正しくないと認めざるを得なかった。
    昇華説(固体→気体) 木材伐採→保水力落ち乾燥化  湿度低い→昇華

ice cores の証拠が、65万年に亘ってCO2の増加が気温上昇を引き起こしていることを示しているとしている。
  裁判では、CO2と気温の上昇の間に800年から2,000年のラグがあることが明らかになった。

・Hurricane Katrina が温暖化によって引き起こされたとしている。
  政府の専門家は単発の事象を温暖化のせいにするのは
"not possible" と認めざるを得なかった。

・ Lake Chad が干上がったのが温暖化のせいとしている。
  政府の専門家はそうではないと認めざるを得なかった。

北極の氷がなくなり、北極熊が溺れ死んだという研究が示されている。
  事実は、4頭の北極熊が特に激しい嵐のために溺れ死んだだけであった。

温暖化でメキシコ湾流がとまり、欧州が氷河時代に入ると警告している。
  これは科学的にはあり得ないとの証拠がある。

温暖化でサンゴ礁の白化を含め、種の減少に繋がるを批判している。
  政府はこの主張を支持する証拠を何も見つけられなかった。

Greenland の氷が溶け、海面が危険なほど上昇するとしている。
  
Greenland の氷が数千年間溶けないとの証拠がある。

・南極の氷が解けているとしている。
  実際には南極の氷は増えている。

海面が 7m も上昇し、何百万もの人が移住を余儀なくされるとしている。
  実際には次の
100年での海面の上昇は40cm とみられており、大量移住のおそれはない。

・海面上昇で太平洋のいくつかの島の島民がNew Zealand に移住を余儀なくされたとしている。
  政府はこれを証明できず、裁判所はウソであるとみなした。

 

 

 

 

 

「地球温暖化」狂騒曲 社会を壊す空騒ぎ 単行本 渡辺 正 (著)

目次は、次の通り。
序章:東京都「LED電球」の茶番劇

  数字の根元
  節電の一歩だけ先
  わかる人、わからない人

1章:二酸化炭素 −− 命の気体
 
生命を生み育んだC02
  C02の増加と植物  1982〜2012 地球全体で植物量は10%増、サハラ砂漠南部、シベリア、アマゾン流域が特に。要因は7割が大気のCO2増。
  C02の増加と農業・植生    co2増加→気孔が小さくてよい→水分蒸発が少ない。
 「エコ」という反エコロジー
 大気に増えるC02の源

 

 

2章:地球の温度 −− まだ闇の中
 恐ろしそうな気温のグラフ


 都市化の威カ
 気温値の加工がつくる「温暖化」

加工理由
1) 温度の読み取り時刻
2) 温度計、測定法の変更
3) 観測点の移動

 

4) 都市化効果の補正のため、均質化(近い観測点の気温)
    1200km圏内の田舎と都市の気温変化


 衛星データ
 自然変動


 未来の予想-地球の気温とC02

 

ゴアが証拠としたが、まず気温の変化が起き、数百年かけてCO2濃度が変ったと分かった。 気温が上がれば海水に溶け込んだCO2がが出る



3章:地球の異変 −− 誇大妄想
 誇大妄想
 異常気象が増えている?
 島国が水没する?
 極地の氷が減っている?
 氷河が後退している?
 海水が酸性化している?
 「異変」の予測-当たるも八卦

   キリマンジャロ  昇華説(固体→気体) 木材伐採→保水力落ち乾燥化  湿度低い→昇華

4章:温暖対策 −− 軽挙妄動
 軽挙妄動
 国とメディアのお節介
 省エネはC02を減らさない
 温暖化対策をする組織
 年3兆円のドブ捨て
 実効ゼロのパリ協定
 脱炭素という妄想


 口先だけの人々
 「予防」でなく「適応」を

5章:再生可能エネルギー −− 一理百害
 再エネの比率
 薄いエネルギー
 フラフラ電力
 幻の「C02排出削減」
 環壌破壊
 愚かしい固定価格買取制度
 バイオ燃料という茶番
 政府の姿勢-2017・2018年

6章:学界と役所とメディア −− 自縄自縛
 IPCCという組織
 京都議定書の顧末
 科学者の97%が温暖化を支持?
 クライメートゲート事件
 研究界の生態学
 メデイアの生態学
 明るいきざし

7章:環狂時代 −− 善意の暴走
 豊洲の「ベンゼン100倍」騒ぎ
 福島の受難
 時代の空気
 環狂の源流
 

 

 

前著『「地球温暖化」神話』(2012年)後の新しいデータを盛り沢山紹介しながら、「地球温暖化論狂想曲」を聴かせてくれる。通勤の電車の中で貪るように聞き入ってしまった。マスコミや科学者は何でもかんでも温暖化のせいにしたいらしい。今年は7月に入って酷暑が続いているので、今冬の酷寒・大雪はすっかり忘れ去られているが、この大雪も温暖化が原因と説明した気象予報士が少なからずいた。色々な分野の専門家が口を開くたび地球温暖化に言及するので、洗脳されない方が不思議かもしれない。2016年度からの「中学校理科」教科書の学習指導要領には「地球温暖化を扱うこと」と明記されていることを知り、愕然とした。図1-2の過去5.5億年の二酸化炭素濃度は必見!約5億年前に5000 ppmとピークを迎え、上下動しながら下降し、現在はその1/10以下の400 ppm。数億年前の濃度が推定できるようになったのは20世紀末なので、出版がそれ以前の本にはこのグラフは載っていないという驚き。植物は今よりも高い温度・二酸化炭素濃度に適応しているので、昨今の多少の温度・二酸化炭素の上昇は、ここ数十年の加速度的な熱帯雨林増の根源となっている(1章)。このようなマスコミの報道とは真逆な真実に驚くばかり。理系出身なのに二酸化炭素を目の敵にするような人の話は鵜呑みにしないことにしよう(1章)。二酸化炭素一辺倒で、活動低下中の太陽が多くの関係者にとって「不都合な真実」とは- - -。今冬の極寒・大雪、サハラ砂漠の降雪、シベリアの氷点下65℃等、太陽活動の低下が原因かもしれない現象が多々起こっている(2章)。台風もデータをしっかり眺めれば、近頃勢いを増した形跡がないことが分かる(3章)。20万年ほど前にヒグマから分かれたシロクマが、現在よりも気温の高い時期を生き延びてきた事実にも目を向けるべきだろう(3章)。TVでよく流される南極の氷が崩れ落ちるシーンは、恐竜時代からのありふれた自然現象で、温暖化は崩落の勢いを弱めるはず。だから、全く心配ない(弱まったら心配すべき)(3章)。ローマの温暖期にハンニバルがゾウの戦車でアルプスを越えてローマに侵攻できたのは、アルプス氷河が現在よりもはるかに後退していたことを雄弁に物語る(3章)。海水はpH8前後のアルカリ性なので、酸性の海はない。近頃、「危機にあるサンゴ」の報道は激減しているし、植物プランクトンへの悪影響もないことが科学的に証明された(3章)。4章の「省エネは二酸化炭素を減らさない」も面白い。「木を見て森を見ず」の典型だろう。図5-4は電力会社からの料金請求書の見方を教えてくれ、(狂気の沙汰の)勉強になる。豊洲のベンゼン騒ぎが気になる方は、6章後半を先にお読みください。
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寒冷化

氷河期の周期性と、1940年代から1970年代の前半にかけての気温低下の理解を進める上で、良い材料として新聞に報告されたため、人々の関心を一時的に集めた。

 

「2030年、世界は氷河期に突入する」──2015年7月、この説を発表したのは、英国ノーザンブリア大学のバレンティーナ・ザーコバ教授率いる研究チームである。

 同チームの研究によれば、太陽の活動は2030年代に現在の60%にまで減少し、1645年に始まった「ミニ氷河期」(マウンダー極小期)の時代に近い状況になると結論づける。この「ミニ氷河期」の説明は後述するが、その確率は「97%」と高いという。ザーコバ教授が解説する。

「太陽内部の表面に近い2つの層の電磁波の同期がずれると、太陽の活動が低下して地球の気温が下がる。この現象は2030年頃から本格的に始まると予測されているのです。

 すでに太陽の活動が停滞し始めているのは間違いない。近年、欧州を襲っている寒波もこれに関連していると思われます」

 モスクワ国立総合大学のヘレン・ポポヴァ博士やNASA(米航空宇宙局)の元コンサルタント、ジョン・ケイシー氏らも同意見だ。

 ザーコバ教授らが「2030年氷河期」説を発表した直後の2015年10月には、NASAも「寒冷化」を裏付ける報告を発表した。人工衛星から南極氷床の高さを計測した最新の分析データによれば、南極の氷は1992年から2001年にかけて1120億トン、2003年から2008年にかけても820億トン増えていたというのである。

 この結果は「南極の氷が溶け、海面上昇を引き起こして南太平洋の島々は水没する」という地球温暖化の議論をリードしてきたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の予測を覆すものだ。

 ここ数年、夏は猛暑続きで「温暖化の影響か」と感じていた人は少なくないだろう。しかし、「これは寒冷化の影響」と語るのは理化学研究所の主任研究員・戎崎俊一氏だ。

「寒暖がどちらも極端になり、異常気象が連続するのが『ミニ氷河期』の特徴です。極端に暑い夏、極端に寒い冬を多くの人が体感しているはず。

 ザーコバ教授らの発表通り、いま太陽の活動は非常に弱くなっている。私はすでに『ミニ氷河期』に入っていると見ています。昨年11月に都内で積雪があったのは、まさにその影響かもしれません」