竹中平蔵 構造改革の真実 大臣日誌
金融再生プログラム
・資産査定の厳格化のため、市場価格による算定を徹底(DCF法の採用など)
・大口債務者の債務者区分の統一
・銀行による自己査定と検査による査定の差を公表(自己査定をより健全なものに)
・必要があれば公的資金活用の用意あることを明確にし、新たな公的資金についても検討
・繰延税金資産の計上を適正にする
・経営健全化計画が未達成な銀行に対して業務改善計画を出す。
郵政民営化
竹中5原則
・活性化の原則 経済社会の活性化(物流、金融に刺激)
・整合性の原則 他の改革との整合性(政府助成の排除)
・利便性の原則 利用者重視(銀行にも)
・資源活用の原則 人的資源、物的資産、ノウハウ、信頼に基づく巨大ネットワーク
・雇用配慮の原則 国鉄方式ではなくNTT方式
3つのボトムライン
・事業の自立、そのための分社化
・他の民間企業と同じ法律を適用 銀行、保険部門は金融庁の監督下
・自由と対等競争、そのための監視組織