経済安保法に基づく認定供給確保計画(蓄電池)

  事業者名 供給確保計画の概要・備考 最大助成額
宇部マクセル 2023年4月28日認定 約11億円
本田技研工業/GSユアサ/ブルーエナジー/
Honda・GS Yuasa EV Battery R&D
2023年4月28日認定
2023年12月22日変更認定
約1,587億円
パナソニックエナジー 2023年4月28日認定 約46億円
日亜化学工業 2023年4月28日認定 約42億円
旭化成 2023年4月28日認定 約57億円
クレハ 2023年4月28日認定
2023年10月27日変更認定
約68億円
メキシケムジャパン 2023年4月28日認定 約17億円
レゾナック 2023年4月28日認定 約18億円

斎藤健経済産業相は9月6日の閣議後会見で、トヨタ自動車や日産自動車が国内で行う蓄電池・部素材、製造装置に関する設備投資や技術開発について、総額1兆70億円の計画を認定し、政府として最大3479億円の助成を行うと述べた。

認定した計画により、国内生産能力は85GWhから120GWhに拡大する。政府は、2030年までに蓄電池・材料の国内製造基盤150GWhの確立を目標として掲げている。

蓄電池に関して政府は、2023年度補正予算で2658億円、2024年度当初予算で2300億円を計上している。

事業者 品目 生産能力
(蓄電池相当分)
事業総額
(億円)
最大助成金
(億円)
供給開始
1 パナソニック/スバル 車載用LIBセル 16GWh/年 4,630 1,564 28/8
2 パナソニック/マツダ 同上 6.5GWh/年 833 283 25/7
3 日産 新構造車載用電池 5GWh/年 1,533 557 28/7
4 トヨタ/PPES/PEVE @次世代車載用角型電池 9GWh/年 2,450 856 26/11
A全固体電池負極材
5 日本触媒 電解質 21.4GWh/年分 375 125 28/7
6 東亞合成 バインダー 142GWh/年分 38 13 26/10
7 artience/
  トーヨーカラー
@導電助剤 正極40GWh/年分
負極17GWh/年分
375 125 28/7
Aカーボンナノチューブ 120GWh/年分 38 13 26/10
8 かがつう 防爆弁付蓋 3.1GWh/年分 6 2 25/10
9 リコー/西部技研 電極製造装置 3GWh/年分 47 23 27/9
10 京都製作所 Z折積層装置 21GWh/年分 54 19 26/7
11 ソフトエナジー
 コントロールズ
充放電検査装置 18GWh/年分 8 4 25/4
12 丸井産業 注液装置 8GWh/年分 8 4 26/4

 注 PPES::Prime Planet Energy & Solutions  トヨタ/パナソニック
   PEVE: Prime Earth EV Enargy

 artience:旧称 東洋インキSCホールディングス
  かがつう:旧称 加賀通信工業
  ソフトエナジー コントロールズ

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日本経済新聞より