2006-5-1 pom
化学会社の海外進出一覧 三菱ガス化学 中国

 

化学品および機能製品の卸売、輸出入、その他関連業務

社名 三菱瓦斯化学(上海)商貿有限公司
場所 上海市外高橋保税区
株主 三菱ガス化学 100%
設立 2008/11/11

   

過酸化水素の製造販売

社名 蘇州菱蘇過酸化物有限公司
 Suzhou MGC Suhua Peroxide Co., LTD
場所 江蘇省張家江市
株主 三菱ガス化学 60%
江蘇蘇化集團(Jiangsu Suhua Group) 40%
設立 2008/3/11
能力 過酸化水素 年産 30,000 トン
化学研磨液 年産 3,000 トン
備考 当初の計画では上海化学工業区であった。

アミン誘導品の製造販売   売却 

社名 特胺菱天(南京)精細化工有限公司
     Te An Ling Tian (Nanjing) Fine Chemical

当初名 菱天(南京)精細化工有限公司
     LING TIAN (NANJING)FINE CHEMICAL CORPORATION

場所 南京市南京化学工業園区
株主 Taminco 100%

  
2016/12 持株売却
    http://www.mgc.co.jp/php/files/161212.pdf

これまで
 三菱ガス化学 50%
 Taminco  50%

以前

三菱ガス化学 80.1% →(2010) 40.05%
菱陽商事  5%→(2010) 2.5%
  (当初は 三菱ガス化学 85.1%)
伊藤忠ケミカルフロンティア 10.0%→(2010) 5.0%
伊藤忠商事 4.9%
→(2010) 2.45%
Taminco(ベルギー) 0%→(2010) 50%

設立 2005
能力 ジメチルアミン(35千トン)、ジメチルホルムアミド(40千トン)及びジメチルアセトアミド(10千トン)
第二期計画として、トリメチロールプロパン
備考 2006/4 建設開始

2010/10 ベルギーのTamincoに50%譲渡
    社名変更→
特按菱天(南京)精細化工有限公司
    2012年完工を目指し新工場建設

Taminco:
  2003/10  ベルギーの製薬会社UCBから分社化 メイン株主AlpInvest
  2004/12  米 Air Productsのアミン事業を買収
  2007/7   CVC Capital Partners が買収 (経営陣が25%出資)

ーーー

売却理由
・ 2016 年9 月三菱ガス化学 新潟工場においてメチルアミンの新装置(
4 万T/Y)への更新を完了

・ 中国では進出当初に主力製品と位置付けていたジメチルホルムアミド等のメチルアミン誘導品事業への新規参入が相次ぎ、
   中国における同事業を継続する意義が薄れたと判断

 

ポリカーボネート

社名 三菱瓦斯化学工程塑料(上海)

 当初 菱優工程塑料(上海)有限公司
場所 上海市 上海化学工業区内
株主 三菱ガス化学 80%
三菱エンジニアリングプラスチックス 20%
設立 2009 年7 月
能力 PC 製造設備(界面法、年産8 万トン) その後10万トンまで増設予定
造粒設備(年産6 万トン)
コンパウンド設備(年産2.8 万トン)
 他に テクニカルセンター
備考 販売 :三菱エンジニアリングプラスチックス

2014/2 118 億円の減損損失を計上

中華圏におけるポリカーボネート市況は、供給過剰と需要の停滞により、低迷が続いている。
市況回復の遅れにより減損の兆候が認められたことから固定資産の減損を実施。

 http://www.mgc.co.jp/php/files/140205.pdf

 

ポリアセタール(POM)樹脂の製造     操業停止

社名 宝泰菱工程塑料(南通)有限公司   
    PTMエンジニアリングプラスチックス(南通)
場所 江蘇省南通市
株主 ポリプラスチックス 70.1%、
三菱ガス化学、韓国Engineering Plastics、チコナ 計29.9%
   (三菱ガス化学の実質出資比率は23%)
設立 2001/12/24
 
http://www.polyplastics.com/jp/news/release/r041208.html 
能力 6万トン/年(うち、ポリプラスチックの持分は41千トン)
備考 ①ポリプラスチック:ダイセル化学工業/Ticona JV
  韓国エンジニアリングプラスチックス:セラニーズ/三菱ガス化学/三菱商事JV  
 
Ticona:セラニーズンのテクニカルポリマー事業を担当

 ②2004/12完工

ポリプラスチックのポリアセタール樹脂 能力
  富士工場 10万トン
  台湾・PTW社(高雄) 2万5000トン
  中国・PTM社(南通) 4万1000トン(能力6万トンのうちのポリプラ持分)→停止要請  下記によりカバー
  マレーシア・PAP社(クアンタン) 12万3000トン
  グループ全体  4工場 計29万トン

2021年3月に同北区にある化学工業企業の操業停止要請→南通工場の代替能力

 2段階で合計15万トン
  2024年11月の9万tonの操業により既存設備の操業停止による影響をカバー

   https://www.polyplastics-global.com/jp/news/2022/01/28/1228.html

 

                                                                            ↓

ポリアセタール(POM)樹脂の製造 

社名 大宝理工程塑料(南通)有限公司 DP Engineering Plastics (Nantong) Co.,Ltd
場所 省南通市
株主  ピー・ホールディングス株式会社 100%

  2021 12 1
株主
 当初 ポリプラスチック 100%
                            ↓
      ポリプラスチック 70%
                        
グローバルポリアセタール(三菱ガス化学100%)30%

       https://www.mgc.co.jp/corporate/news/files/220512-2.pdf

設立  2022 1 11   上のJV 宝泰菱工程塑料(南通)有限公司の工場の操業停止要請によるもの

  https://www.polyplastics-global.com/jp/news/2022/01/28/1228.html

能力 年産 90,000 トン(2024 11 月予定)
その後 150,000 トンまで増(予定)
備考 三菱ガス化学 2022/2/8

ポリアセタール樹脂・ポリフェニレンエーテル樹脂・高性能ポリアミド樹脂コンパウンドの販売・研究及び統括管理に関する事業を当社の完全子会社であるグローバルポリアセタール株式会社へ承継することを決議

 

 

過酸化水素および化学研磨液の製造販売

社名 泰興菱蘇機能新材料有限公司
場所 江蘇省泰興市泰興経済開発区
株主 当初予定
2019
3月末時点
三菱ガス化学 100
20209月末時点
三菱ガス化学 89%、江蘇蘇化11
  https://www.mgc.co.jp/corporate/news/files/181204-1.pdf

2019/7変更
 三菱ガス化学 100%
  
https://www.mgc.co.jp/corporate/news/files/181204-1.pdf

  

設立 201812
能力  
備考  

 

 

メタノールの製造販売 → 取り止め

社名 未定
場所 重慶市
株主 三菱ガス化学 51%
重慶化医 49%
設立 2005年目途
 
http://www.mgc.co.jp/news/2004/040921.pdf の後半
能力 85万トン/年
備考 ほぼ全量を中国市場向けに供給
②稼働 2008年 ⇒ 2010年上半期

2007年12月26日、定礎式
  現地のみ、三菱ガス化学は知らないと。

 

  参考 新潟工業所に所有する国内唯一のメタノール製造設備を売却

売却先 内蒙古伊克昭盟化工集団総公司
場所 内蒙古自治区伊克昭盟・東勝市
能力 600トン/日
備考 1998/4 解体開始、99/秋から試運転