化学会社の海外進出一覧 | 三菱化学 | 欧州 |
北米及び欧州における海外地域統括会社の再編
https://www.mitsubishichem-hd.co.jp/news_release/pdf/01355/01549.pdf
欧州の拠点
社名 三菱化学ヨーロッパ 場所 株主 三菱化学 100% 設立 1961年 デュッセルドルフ事務所として設立 能力 備考
欧州における機能性樹脂事業の統括会社
社名 三菱化学パフォーマンスポリマーズ ヨーロッパ 場所 オランダ・レイスウェイク市 株主 三菱化学 100% 設立 2013年9月
http://www.m-kagaku.co.jp/newsreleases/2013/20131002-1.html能力 備考 傘下の事業拠点:すべて三菱化学パフォーマンスポリマーズ ヨーロッパ社100%出資 1)熱可塑性エラストマーおよび塩ビコンパウンドの製造販売
旧Tessenderlo Group樹脂コンパウンド事業の欧州Compound Technology Services事業ユニット
2013/6 Tessenderlo Groupから買収
① MCPP France SAS 製造拠点 (フランス・ティフォージュ市) ② MCPP Clerval SAS 同上 (フランス・クレルヴァル市) ③ MCPP Poland SP. Z. O. O. 同上 (ポーランド・ソハチェフ市) ④ MCPP Belgium BVBA R&D (ベルギー・ハッセルト市) 他に 中国(常州)に製造拠点 http://www.m-kagaku.co.jp/newsreleases/2013/20130227-1.html 2)三菱化学ヨーロッパ社における機能性樹脂事業関連部門を分離独立
⑤ MCPP Germany GmbH (ドイツ・デュッセルドルフ市)
記録メディア
社名 Verbatim Limited 場所 英国Surrey 株主 三菱化学メディア 100% 設立 能力 備考 米国 Verbatim を参照
CD-R製造 →売却
社名 インフォニクス・アイルランド 場所 アイルランド 株主 三菱化学 設立 1996 能力 備考 2001年 台湾CMCマグネティックスに売却
社名 Mitsubishi Chemical UK 当初 2001年 NIPPON GOHSEI U.K. Ltd.
場所 株主 設立 能力 2004年操業開始 初期設備能力15,000ton/Y、2022年現在 18,000ton/Y 2022/7 21,000トン/年を増強→39,000トン/年 着工時期2023年4月 稼働時期 2025年7月
https://www.mitsubishichem-hd.co.jp/news_release/01336.html備考
ポリエステルフィルム + アルミ樹脂複合板「アルポリック®」
社名 Mitsubishi Polyester Film GmbH
http://www.m-petfilm.com/mfa_new/eng/default.html旧称 Hoechst Diafoil GmbH
場所 Germany 株主 三菱化学 100% 当初
三菱化学 66.7%
Hoechst 33.3%設立 1992 能力 備考 2021/10 ポリエステルフィルム増設決定 生産能力:27,000t/年、投資額:約110百万ユーロ、完成時期:2024年末
(2018年稼働の米国・サウスカロライナ州、2022年稼働予定のインドネシア・ジャカルタに続く増産投資)https://www.m-chemical.co.jp/news/2021/1212385_7471.html
1992 Hoechstと日・欧・米にJV
三菱 66.7%/Hoechst 33.3%
日:ダイアホイルヘキスト
独:Hoechst Diafoil GmbH 同上
米:上記 Hoechst Diafoil Co. 三菱 33.3%/Hoechst 66.7%
1995 インドネシアにPT Bakrie Diafoil設立
ダイアホイルヘキスト 95.4%、Bakrie 4.6%
1998 日欧米の3社のヘキスト持分を三菱が買収
ダイアホイルヘキストを三菱化学ポリエステルフィルムと改称
Bakrie Diafoilは三菱化学ポリエステルフィルム子会社アルミ樹脂複合板「アルポリック®」製造・販売拠点を設置
http://www.mpi.co.jp/news/201302210562.html
遺伝子治療用非ウイルスベクターの開発
社名 IC-Vec Ltd 場所 ロンドン 株主 三菱化学 65.2%
ダイヤモンドキャピタル、日興キャピタル(合わせて5%)
2002年出資
http://www.m-kagaku.co.jp/newsreleases/2002/20020702-1.html設立 2001/12 英国インペリアル大学と研究者が設立 能力 備考
イオン交換樹脂
社名 Resindion S.R.L 場所 イタリー 株主 三菱化学 設立 能力 備考
リチウムイオン電池用電解液の製造販売
社名 MC Ionic Solutions UK, Ltd. 場所 英国 ストックトンオンティーズ市ビリンガム(ルーサイトの工場内) 株主 三菱化学 100% 設立 2010年
http://www.m-kagaku.co.jp/newsreleases/2010/20101025-1.html能力 10千トン 備考 米国にも MC Ionic Solutions US, Inc.設立
ハードゼラチンカプセル及びHPMC カプセルの製造販売、カプセル充填機、シール機の販売
社名 Qualicaps 場所 日本、スペイン、ルーマニア、カナダ、米国
株主 三菱ケミカルホールディングス
http://www.mitsubishichem-hd.co.jp/ir/pdf/20130301-1.pdf
(2012/12/26 三菱ケミカルホールディングス、クオリカプスを買収)設立 能力 備考 1965年 塩野義製薬と米国イーライ・リリーによる50:50のJVとして「日本エランコ株式会社」を設立
1992年 塩野義製薬がイーライ・リリー保有の日本エランコの全株式を買収
1998年 日本エランコからシオノギクオリカプスに社名を変更
2005年 株主が塩野義製薬からカーライル・グループに
http://www.shionogi.co.jp/company/news/2005/g0l2sg0000000wj6-att/050822.pdf2013年 株主がカーライル・グループから三菱ケミカルホールディングスに
3Dプリンター用樹脂フィラメントの製造、販売
社名 Dutch Filaments B.V. 場所 オランダ・ヘルモント市 株主 Mitsubishi Chemical Performance Polymers Europe B.V.
2018/3/1 買収
https://www.m-chemical.co.jp/news/2018/1203926_7465.html
設立 2013年12月 能力 備考 三菱ケミカルは、買収により3Dプリンター用樹脂フィラメントを機能性樹脂事業のポートフォリオに新たに加える。
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炭素繊維・複合材料、機能化学品、水処理製品などの販売及びマーケティング
社名 MRC Europe GmbH 場所 ドイツ国デュッセルドルフ市 株主 三菱レイヨン 100% 設立 2013年11月4日
http://www.mrc.co.jp/press/detail/20140401135546.html能力 備考 駐在員事務所を改め、現地法人に
MMA事業
社名 Lucite International UK Limited 社名変更下記 場所 株主 設立 能力 備考 2008年11月11日 三菱レイヨン、英国ルーサイト社を買収、費用16億ドル 2009年05月29日 三菱レイヨン、英ルーサイト社の買収手続き完了
2018/9
アクリル樹脂シート事業をSchweiter Technologies AGグループへ譲渡する。
Lucite International UK Ltd.のPMMAシート事業を分離した上で、PMMAシートの英国内販売会社であるPerspex Distribution Ltd.の株式とともに、92百万英ポンドで譲渡。
https://www.m-chemical.co.jp/news/2018/1205072_7465.html
引抜成型品事業、プリプレグ事業、構造用接着剤事業
社名 Structil S. A. 場所 フランス Vert-le-Petit 株主 国営SNPE 80%
三菱レイヨン 20%
出資:1998
http://www.mrc.co.jp/press/p98/980722.html設立 1985 能力 備考 炭素繊維の引き抜き加工部品やプリプレグの製造・販売
スポーツ・産業用途分野のほか、航空機分野も事業領域
三レ及び米国100%子会社グラフィルの欧州での主力ユーザー
炭素繊維製多軸ファブリック開発製造
社名 TK Industries GmbH 場所 ドイツ バイエルン州 ナイラ(Naila)市 株主 三菱レイヨン 100%
2012/10/31 買収、100%子会社化
http://www.mrc.co.jp/press/detail/20121114162534.html設立 2008年 能力 備考
炭素繊維で提携 SGL Technologies(ドイツの炭素繊維メーカー)
担当企業 立地 製品 MRC−SGL Precursor 大竹 炭素繊維プレカーサー SGL Automotive Carbon Fibers 米ワシントン州 (焼成)→ ラージトウ炭素繊維 同上(中間材工場) 独 バイエルン州 → 各種織物 BMW部品工場 (成形加工)→ 炭素繊維複合材料 BMW 次世代環境対応車 “Megacity Vehicle” 2011/12/15 自動車向け炭素繊維複合材料の開発が進展
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製自動車部品の開発と製造販売
社名 Wethje Holding GmbH 場所 ドイツ国バイエルン州ヘンゲルスブルグ市 株主 CROSS Industries AG 49%
三菱レイヨン 51%
2014/7 オーストリアのCROSS Industries AG から買収の契約
http://www.mrc.co.jp/press/detail/20140731093620.html
2014/10 買収完了
http://www.mrc.co.jp/press/detail/20141002142039.html設立 1979年 能力 備考
風力発電翼向け炭素繊維複合材料積層板の製造販売
社名 Advanced Carbon Pultrusion A/S 場所 デンマーク ミゼルファート市 株主 Fiberline Composites A/S 51%
三菱レイヨン 49%設立 2016年10月
https://www.mrc.co.jp/press/detail/20160920093300.html能力 備考 Fiberlineはデンマークを拠点としたコンポジットメーカーで、特に風車発電翼向けでは大型化を可能にする引抜製法という製造技術を持つトップメーカー 合弁会社は、三菱レイヨンの高機能ラージトウ炭素繊維とFiberline社の成形・加工技術を組み合わせることで、軽量で価格競争力に優れるコンポジットラミネートを風力発電翼市場に投入
社名 C.P.C. SRL 場所 イタリア・モデナ市 株主
Mitsubishi Chemical Carbon Fiber and Composites GmbH (USA) 44%
2017/10 創業者から取得
https://www.m-chemical.co.jp/news/2017/1203122_6977.html設立 1959年 能力 備考 2019
炭素繊維複合材料であるSMC(Sheet Molding Compound)の製造設備を隣接地に新設https://www.m-chemical.co.jp/news/2019/1207022_7467.html
2021/4/6 世界最大級となる5,000トン容量大型プレス成形機の増設を含む設備投資を決定
https://www.m-chemical.co.jp/news/2021/__icsFiles/afieldfile/2021/04/06/20210406_CPC_JP.pdf
社名 c-m-p GmbH 場所 ドイツ ハインスベルク 株主 Mitsubishi Chemical Advanced Materials 100%
2020/1/21 決定(2020年2月を目途に完了予定)
https://www.m-chemical.co.jp/news/2020/1208172_7469.html当初
DowAksa 50%、他 個人株主3名設立 能力 備考
エンジニアリングプラスチック(エンプラ)のリサイクル会社
社名 Minger Kunststofftechnik AG及びMinger Plastic AG 場所 スイス アッペンツェル 株主 Mitsubishi Chemical Advanced Materialsが買収
2020/2 https://www.m-chemical.co.jp/news/2020/1208423_7469.html設立 能力 備考 PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)やPVDF(ポリフッ化ビニリデン)、ナイロンなどのエンプラについて独自の優れたリサイクル技術を保有
炭素繊維リサイクル事業
社名 CFK Valley Stade Recycling GmbH & Co. KG carboNXT GmbH 場所 ドイツ 株主 2020/8 Mitsubishi Chemical Advanced Materials AG
株式取得ではなく、製造設備等の資産譲渡及び営業権その他一切の権利義務の承継を行う方式設立 能力 備考 炭素繊維プリプレグメーカーであるc-m-p、エンジニアリングプラスチックリサイクルを手掛けるMingerグループを買収しており(上記)、今回の買収により、日本に続き欧州においても炭素繊維及び炭素繊維コンポジットの製造から製品回収、リサイクルまでのチェーンを確立。日本においては、子会社の㈱新菱が炭素繊維リサイクル事業を行っている。
社名 Cleanpart Group GmbH 場所 ドイツ連邦共和国・アスペルク 株主 三菱ケミカル ドイツの投資ファンドDeutsche Beteiligungs AGの子会社 Service Investment S. ar. Lから、2018年10月を目途に、全株式の引き渡しを受ける予定
https://www.m-chemical.co.jp/news/2018/1204873_7465.html設立 1998年 能力 備考 三菱ケミカルグループの新菱は、同様の事業を日本やアジア地域を中心に展開 シェア
欧州 米国 日本 台湾 中国 Cleanpart 35% 10% 新菱 50% 20% 15%
2021/11 半導体精密洗浄の事業拡大のため、洗浄能力増強
https://www.m-chemical.co.jp/news/2021/__icsFiles/afieldfile/2021/11/01/dresden_2.pdf
3Dプリンター、3Dプリンター用後処理装置、ソフトウェア、材料を開発・製造
社名 AddiFabApS 場所 デンマーク、シェラン地域ジリンジ 株主 三菱ケミカルホールディングスの米子会社Diamond Edge Ventures, Inc. を通じ出資
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1569482943.pdf設立 2014 能力 備考
牛乳たんぱく質のカゼインを原料とした生分解性ポリマーを製造・販売
社名 Lactips S.A.. 場所 フランス・リヨン市 株主 米国のDiamond Edge Ventures, Incが出資 設立 2014 能力 備考
MBSの製造販売 (売却)
社名 Metablen Company B.V. 場所 株主 Atofina Holding B.V. 100% 設立 1989/6 能力 13.5千トン 備考 当初 Atofina Holdings 50%
三菱レイヨン 50%
2002/3 合弁解消
米国JV Metco North America, Inc..も同様)
http://www.mrc.co.jp/press/p02/020502.html
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三菱樹脂
社名 Aquamit B.V. 場所 オランダ 株主 2013/5 三菱樹脂 100%
https://www.m-chemical.co.jp/news/mpi/201305220604.html当初
三菱樹脂 50%
Quadrant 社創業者 50%設立 2009年
https://www.m-chemical.co.jp/news/mpi/200905040305.html能力 備考
世界最大手のエンジニアリングプラスチック製品の加工メーカー
社名 Mitsubishi Chemical Advanced Materials AG
2019/4/1 改称
https://www.m-chemical.co.jp/news/2019/1206125_7467.html旧称 Quadrant AG
場所 スイス 株主 2009/5 Aquamit B.V. がTOB 100% 設立 1996 能力 備考 三菱樹脂は同社と戦略的提携を行う。