化学会社の海外進出一覧 | 武田薬品 | 北米 |
アメリカにおける医療用医薬品事業の持株会社
社名 Takeda America Holdings, Inc. 場所 New York 株主 武田薬品 100% 設立 1997/12 能力 備考
医薬品の販売
社名 Takeda Pharmaceuticals USA, Inc.
http://www.tpna.com/旧称 Takeda Pharmaceuticals America, Inc.→ Takeda Pharmaceutical North America
場所 Lincolnshire, IL 株主 Takeda America Holdings 100% 設立 1998/5 能力 備考
医薬品の開発・販売 → 上と合併
社名 Takeda Pharmaceuticals USA, Inc.
http://www.tpna.com/旧称 TAP Pharmaceutical Products Inc.
場所 Lake Forest, IL 株主 Takeda America Holdings 50%
Abbott Laboratories 50%設立 1985/5 能力 備考 2008/4 会社分割 武田薬品工業、米国事業再編2008年4月 TAP社にかかる会社分割を実施
Abbott は前立腺癌・子宮内膜症治療剤 Lupron Depot®等に関する資産を獲得する。武田側のTAPは
・販売中の消化性潰瘍治療剤 Prevacid®、
・承認申請中の同治療薬dexlansoprazole (TAK-390MR)、
・開発中の同治療薬ilaprazole (IY-81149)、痛風・高尿酸血症治療薬Febuxostat (TMX-67)などの資産を保有し続ける。2008年7月 Takeda Pharmaceutical North AmericaはTAP社と合併するとともに、TAP社が保有していた開発機能をTakeda Global Research & Development Center Inc.に移管
医薬品の開発
社名 Takeda Global Research & Development Center Inc. 場所 Lincolnshire, IL 株主 Takeda Pharmaceuticals U.S.A 100% 設立 2004/1 能力 備考
痛風の予防および治療薬
社名 Takeda Pharmaceuticals USA, Inc.に統合
旧称 URL Pharma場所 ペンシルベニア州 Philadelphia 株主 Takeda America Holdings 100%
2012年4月買収合意
http://www.takeda.co.jp/news/2012/20120411_4889.html設立 1946 能力 備考
バイオベンチャー企業に対する投資
社名 Takeda Research Investment,Inc.
http://www.tri-takeda.com/場所 Palo Alto CA 株主 Takeda America Holdings 100% 設立 2001/11 能力 備考 2004/5 英国Lectus社を含む3社への投資を決定
米国の開発拠点
社名 武田カリフォルニア 当初
Syrrx, Inc. → 武田San Diego当初
Takeda San Francisco, Inc.事業 バイオベンチャー 抗体医薬研究 場所 San Diego, California カリフォルニア州、南サンフランシスコ 株主 武田薬品 100%
2005/2 買収合意Takeda America Holdings 100% 設立 1999 2007/11/15
http://www.takeda.co.jp/press/article_25750.html能力 備考 2012/1/1付で武田サンディエゴと武田サンフランシスコを統合
米国の開発拠点に(筑波、大阪と日米3拠点体制)リード化合物の創出とその最適化において最先端の技術とされるタンパク質の高速X線結晶構造解析技術など、世界最高水準の技術を駆使した創薬を行い、将来性の高い優れた研究開発パイプラインを保有
ビタミンCおよびビタミンB1の製造、販売、その他ビタミンバルクおよび食品素材の販売 → 売却
社名
旧称 Takeda Vitamin & Food USA, Inc.場所 ノースカロライナ州ウィルミントン 株主 武田薬品 100% 設立 1998/4 能力 備考 ビタミンバルクの生産子会社である「タケダ・ケミカル・プロダクツ(ノースカロライナ州)」と、ビタミンバルクおよび食品素材の販売子会社である「米国武田(ニューヨーク州)」を合併 2000/7 ビタミンバルク事業における武田薬品とBASF社との事業提携
日本において、両社によるビタミンバルク事業の合弁会社
(出資比率:武田薬品 34%、 BASF 66%)
武田薬品フード・ビタミンカンパニーの海外子会社の全株式をBASFへ譲渡
<対象となる海外子会社:食品事業を除く>
○Takeda Vitamin & Food USA(米国ノースカロライナ州ウィルミントン)
その子会社であるタケダ・カナダ・フード・ビタミン株式会社(カナダ・トロント)
○タケダ・ヨーロッパ有限会社(ドイツ・ハンブルグ)
○ タケダ・フード・ビタミン・アジア有限会社(シンガポール)
武田薬品のビタミンC、B1、B2、B6、葉酸等のビタミンバルク製造技術・特許をBASFに譲渡武田薬品は、光工場でビタミンバルクの生産を一定期間継続し、その全量をBASFへ供給
→ 武田薬品は2006年1月、BASF武田ビタミンの全株式(34%)をBASFジャパンに譲渡BASFは武田から引き継いだNorth Carolina 州 Wilmington のビタミンC合成ラインを2002年に停止した。
なお、欧州ではBASFがデンマークでビタミンCを生産していたが、2005年にデンマークのGrena工場でのビタミンCの生産を停止した。
癌治療薬
社名 Intellikine, Inc. 場所 カリフォルニア州 La Jolla 株主 Takeda America Holdings 100%
2012年1月買収
http://www.takeda.co.jp/news/2011/20111221_4858.html設立 2007 能力 備考
ウイルス様粒子技術に基づく新規ワクチンの開発
社名 LigoCyte Pharmaceuticals, Inc. 場所 モンタナ州 ボーズマン 株主 1998年 設立 Takeda America Holdings 100%
2012年10月買収合意
http://www.takeda.co.jp/news/2012/20121005_4939.html能力 備考
創薬研究
社名 Envoy Therapeutics Inc. 場所 フロリダ州 ジュピター 株主 2009年 設立 Takeda America Holdings 100%
2012年11月買収合意
http://www.takeda.co.jp/news/2012/20121106_4946.html旧株主
5AM Ventures
Roche Venture Fund
武田ベンチャー投資
創業者能力 備考 2009年10月のシリーズA投資ラウンドにおいて、武田ベンチャー投資Inc.が出資し、12.5%の持分を保有。
2010年10月、共同研究契約を締結。
同年11月、統合失調症に関する共同研究活動を開始。
神経・精神疾患に対する新薬の研究開発に注力する神経科学関連の企業
社名 Cerevance 場所 米国マサチューセッツ州
英国株主 武田薬品
Lightstone Ventures設立 2016/12
http://www.takeda.co.jp/news/2016/20161202_7637.html
能力 備考
がん関連医薬品の研究開発、販売
社名 ARIAD Pharmaceuticals, Inc. 場所 Cambridge, Massachusetts 株主 武田薬品 100%
2017年1月9日 現金54億米ドルでの買収合意
http://www.takeda.co.jp/news/2017/20170109_7657.html設立 1991年4月 能力 備考 固形がん分野への拡大と血液がん分野のさらなる強化により、グローバルなオンコロジーのポートフォリオおよびパイプラインを変革 武田はがん、消化器、中枢神経の3つを重点分野に位置づけており、がん分野を強化する。
ARIADは血液がんの一種である白血病の治療薬Iclusig®(一般名:ponatinib)を発売済み。
この薬は2016年12月期に1億8千万ドル程度の売り上げを見込む。非小細胞肺がんを対象とした薬も臨床試験を実施中で、将来は年10億ドル超の売上高を期待できるという。もう一つの薬 brigatinibは2017年前半に米国にて承認見込み、ベスト・イン・クラスのALK阻害薬(肺がんの遺伝子変異の治療)となる可能性があり、ピーク売上見通しは10億米ドル以上
社名 Nimbus Lakshmi, Inc. 場所 株主 武田薬品
2023/2/8 株式譲渡契約の規定に従い買収完了
https://www.takeda.com/jp/newsroom/newsreleases/2023/20230209_8369/
設立 能力 備考 TAK-279(Nimbus社の旧NDI-034858)を取得 2022年度第4四半期に予定されている臨床第2b相のデータ発表や2023年に開始予定の乾癬を対象とした臨床第3相試験により、乾癬や炎症性腸疾患、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデスを含む複数の免疫介在性疾患において、ベストインクラスの有効性および安全性ならびに利便性を示す可能性を有している。
Nimbus社に一時金として約40億米ドルを支払う。
また、TAK-279のプログラムから開発された製品の年間の売上高が40億米ドルと50億米ドルとなった場合には、それぞれにつき、10億米ドルのマイルストンをNimbus社に支払う。