2016年4月1日づけで、旭化成ケミカルズ、旭化成せんい、旭化成イーマテリアルズを吸収合併し、事業持株会社に移行。
現状
当社グループは、中核となる事業会社である、旭化成せんい、旭化成ケミカルズ、旭化成建材、旭化成ホームズ、旭化成エレクトロニクス、旭化成イーマテリアルズ、旭化成ファーマ、旭化成メディカル、ゾール・メディカルと、それら9つの事業会社の株式を保有する旭化成からなる「分社・持株会社制」をとっています。
9つの事業会社は、それぞれの事業環境の変化に対応した「自主自立経営」を行い、一方、持株会社は、「グループ全体戦略の立案」「グループ資源配分の最適化」「グループ経営執行の監督」を役割として担うとともに、多様な事業領域を融合した「新規事業の創出」に注力しています。
改正
今後の事業ポートフォリオを「マテリアル(現ケミカル・繊維、エレクトロニクスセグメント)」、「住宅(現住宅・建材セグメント)」及び「ヘルスケア」の 3つの領域に定め、各領域において最適な経営資源の配分等を行うことでポートフォリオ経営を徹底し、領域間のさらなるシナジーを生み出すことで一層の成長を目指すことといたしました。
それに伴い「マテリアル」領域について、当社グループの「マテリアル」事業を担う旭化成ケミカルズ株式会社、旭化成せんい株式会社、及び旭化成イーマテリアルズ株式会社を旭化成株式会社に吸収合併することで、領域の効率的経営と相互の連携を図り、企業価値の拡大を図る。
イーマテリアルズ
バッテリーセパレータ「ハイポア™」、フォトマスク防塵保護膜 ペリクル、プラスチック光ファイバ、ディスプレイ材料、フレキソ印刷用感光性樹脂版「APR™」「AFP™」「AWP™」、エポキシ樹脂、感光性ポリイミド/PBO「パイメル™」、感光性ドライフィルム「サンフォート™」、プリント基板用ガラスクロスなどの製造・販売
日本経済新聞 2006/7/21
旭化成、ろ過膜事業拡大
国内拠点を増強/中国に工場新設 年産能力2倍に
旭化成は飲用水や半導体製造に使う産業用水の製造、排水処理などに使う精密ろ過膜事業を拡大する。国内工場の能力増強に加え中国で組み立て工場を新設、年産能力を3万本から6万本に引き上げる。急増する米国需要を取り込むほか、成長が見込める中国市場を開拓。現在の約3倍の300億円としていた2010年の世界販売目標を500億円に上方修正する。
昨秋、子会社の旭化成ケミカルズ富士支社(静岡県富士市)の工場で生産能力を年2万本から3万本に増強したが、来年中にさらに能力を倍増させる。1本で100トンの処理能力を持つろ過膜の年産能力を6万本規模に拡大する。
中国では杭州にろ過膜の組み立て工場を新設。8月から本格稼働する。社員100人規模でこのほど試運転を開始し、年間3万本のろ過膜を中国市場に供給するほか米国などにも輸出する。投資額は明らかにしていないが、中国投資と国内二度目の生産増強で10億円規模に膨らむとみられる。
2006年7月20日
旭化成メディカル |
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ウイルス除去フィルター「プラノバ」の組立工場増設について |
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代表的なウィルス除去一覧
図はプラノバ15N, 20N, 35Nで除去可能なウィルスの範囲を示しています。
kDa は分子量の単位(1 Da = 1 g/mol)
2007/09/14 旭化成メディカル
ウィルス除去フィルター「プラノバ(R)」の組立工場増設竣工について
旭化成メディカル株式会社(本社:東京都千代田区社長:吉田安幸)では、ウィルス除去フィルター「プラノバ Planova(R)」の増設工事を宮崎県延岡市のプラノバ工場にて行ってまいりましたが、この度竣工しましたのでお知らせいたします。これにより、「プラノバ(R)」の生産能力は、現在の倍増の年産40,000m2となります。
子会社の統合について
当社グループでは、当社の100%子会社である旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤原健嗣
以下、ケミカルズ)と旭化成ライフ&リビング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:亀井啓次
以下、L&L)を、2007年4月1日付で統合し、一体運営す
る組織に再編することを決定いたしましたのでお知らせします。
2.統合の内容
(1)生活消費材ビジネスの拡充
生活消費材事業を担う会社として、統合後のケミカルズが100%出資する「旭化成ホームプロダクツ株式会社」を新設し、L&L
の生活消費材開発機能とサランラップ販売株式会社のマーケティング・販売機能を移管し、独立した権限と責任を持った運営を行っていきます。
(2)ポリマー加工事業の強化・拡大
(3)鈴鹿地区の生産拠点・研究開発拠点としての活用
(4)PVDC(ポリ塩化ビニリデン)の一貫生産体制の確立
統合により、PVDC
の基礎原料から製品までの一貫生産体制を構築し、PVDC
全事業の世界的成長戦略を展開してまいります。
3.統合の方法
ケミカルズを存続会社とする吸収合併方式とします。
4.統合予定日 2007 年4 月1 日
産業火薬事業の統合について
旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区 社長:藤原 健嗣)と日本化薬株式会社(本社:東京都千代田区 社長:島田 紘一郎)とは、各々の企業グループが行っている産業火薬事業の統合に基本的に合意しましたのでお知らせします。
詳細については今後検討をすすめてまいります。
本統合により、公共投資削減等によって長期的、構造的に厳しい環境にある産業火薬業界において、より安定的かつ高品質の製品供給体制が構築され、我が国のインフラ整備に不可欠な基礎産業資材である産業火薬の事業基盤が強化されます。
産業火薬事業の統合について
日本化薬株式会社(本社:東京都千代田区 社長:島田 紘一郎)と旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区 社長:藤原 健嗣)とは、各々の企業グループが行っている産業火薬事業の統合及び新会社設立に関する基本契約に合意いたしましたのでお知らせします。
<新会社の概要> 1. 社 名: カヤク・ジャパン株式会社 2.本社所在地: 東京都墨田区 3.統合の方法: 日本化薬株式会社と旭化成ケミカルズ株式会社、それぞれの産業火薬事業(子会社による事業を含む(注1))を分割し、北洋化薬株式会社(現在は日本化薬の100%子会社)を承継会社とし、事業を統合する。
北洋化薬株式会社は、統合新会社として事業開始までに社名変更をする予定。
日本化薬と旭化成ケミカルズは新会社に50%ずつ出資する。4.統合実施日: 2008年1月2日(予定) 5.事業内容 : 産業火薬の製造、販売 6.社 長: 未定 7.資 本 金: 6,000万円 8.売 上 高: 約100億円(2008年度) 9.出資比率: 日本化薬50%、旭化成ケミカルズ50% (注1)株式会社カヤテック(日本化薬100%子会社)及び旭化成ジオテック株式会社(旭化成ケミカルズ100%子会社)
旭化成ケミカルズは,自社で生産した産業用火薬を100%子会社である旭化成ジオテック株式会社を通じて販売している。
日本化薬は,自社で生産した産業用火薬及び100%子会社である北洋化薬株式会社で生産した産業用火薬を100%子会社である株式会社カヤテックを通じて販売している。