ポリプロピレン生産能力40万d/年に到達
我が社は、コア事業であるポリプロピレン(以下「PP」という。)のコスト競争力強化の一環として、予てより推進していたグレード統廃合並びに系列毎の生産棲み分けによる合理化に加え、この度、一部設備手直し及び重合触媒の見直しによる生産性の効率化を図り、試運転を経て、40万d/年の生産
能力に到達しましたので、お知らせいたします。
生産能力増強の概要
平成12年11月、第2PP製造装置の | ||
@ | 造粒系、配管等の手直しによる設計能力の最大化 | |
A | 生産効率の最適化に見合う重合触媒の見直しを実施し、生産能力が40万d/年(3系列)に到達しました。 | |
我が社のPP設備は、従来、3系列37万d/年、1系列当たり12万d/年の生産能力を有しておりましたが、今回の増強により、3系列40万トン/年、1系列当たり13万トン/年の生産能力となりました。 また、保有グレード数も更に統合が進み、現在100グレードを切るレベルにあり、1グレード当たりの生産効率は、国内でトップレベルにあります。 |
今後の展開
今回の生産能力増強により、更なるコスト競争力強化が図れるとともに、一層の安定供給が可能となります。 また、今後もバルク物流システムの拡充等を更に推進して、生産から物流までのトータルコスト競争力の向上を進めてまいります。 |