クレスチン
http://www3.tky.3web.ne.jp/~kyfc/yama/q-and-a.html
Q | キノコが原料の医薬品には、何があるのですか? |
A | キノコは抗がん作用がある物質を含んでいる事で知られています。医薬品として認可されて、現在使用 されている抗がん剤を紹介します。 |
医薬名 クレスチン
(Krestin)レンチナン
(Lentinan)ソニフィラン
(Sonifiran)原材料 カワラタケ
(菌糸体)シイタケ
(子実体)スエヒロタケ
(菌糸体の培養液)成分 β-グルガン
(タンパク複合体)β-グルガン β-グルガン 開発元 呉羽化学
三共製薬味の素
森下ルセル
山之内製薬科研 適用ガン 消化器ガン
肺ガン、 乳ガン胃ガン : 子宮頚ガン
カワラ茸
このキノコはサルノコシカケ科の仲間です。
幅1〜5センチ。厚さ1〜2ミリ。
枯れ木の表面に、屋根の瓦をふいたように何重も
かさなりあって生えることから名づけられました。
「混沌とした日本の医療界」 http://lavoice.net/ai-wa-gan-ni-katu-ch2.html
「クレスチン」という有名な抗癌剤があります。原料はサルノコシカケの一種で、1976年に厚生省の認可を受け、三共製薬が販売したものです。これが発売と同時に年商150億円を超え、最高で年商700億円以上にも達しました。しかし、その効用に関しては発売当初より疑問視されており、事実、このクスリ史上最も大量に使用された抗癌剤に、米国FDA(食品医薬局)は認可を与えませんでした。
1987年、販売10年目にしてようやく厚生省が、クレスチンの効用に対しての再審議を行った結果、「治療補助の補助」という意味がよくわからない位置に降格され、以後売上は急激に落ちました。
http://www1.odn.ne.jp/~aal43830/0202/
「抗ガン剤は大別すると2種類あり、直接ガンを叩く化学療法剤と、人間の体内にある免疫力を強化する免疫療法剤に分けられる。この免疫療法剤の第1号が50年に認可されたピシバニールで、第2号が51年認可のクレスチン。そして第3号になるはずだった免疫療法剤が丸山ワクチンです」(医事評論家)
ともかく、ピシバニールとクレスチンの売れ方や凄まじく、発売十数年間で1兆円を上回る売上を記録。なかでも、サルノコシカケの培養菌糸から抽出したクレスチンに至っては副作用が皆無で、しかも内服薬という利便性もあり、57年には年間売上が500億円と、全医薬品中の第1位に躍り出た。しかもトップの座を62年まで6年間も譲らず、日本の医薬品史上、最大のヒットとなっている。
ところが、平成元年12月、厚生省はこの2つの抗ガン剤について、「効能限定」の答申を出した。つまり、単独使用の効果が認められないので、化学療法剤との併用に限定するというもの。要するに「効果なし」というわけだ。
ガンに効く、と持て囃しておきながら、一転、効果なしでは、ガン患者も家族も死んでも死にきれまい。
患者の命を無視した国と製薬業界の在り方に、国公立、大手民間など約2330病院が加盟する最有力の病院団体『日本病院会』は激しく抗議。「これまで両剤に投じられた1兆円にのぼる医療費は無駄遣いだったことになり、死亡したガン患者や家族、さらに健康保険財政に大きな損害を与えた」と厚生省と日本製薬団体連合会を非難している。
1兆円もの医療費を、詐欺同然に巻き上げてしまった、その無茶苦茶なやり方には呆れるほかないが、一連の報道を細かく検証していくと、丸山を蛇蝎のごとく嫌い、認可を阻止し続けた一派の動きが炙り出されてくる。
ガン患者にとって常に誠実な医者であり続けた丸山千里は、巨大利権が蠢く医薬品業界という伏魔殿の中では、あまりにも無力すぎた。