2001 年3 月23 日 三菱化学(株)ライフサイエンス事業推進室

ライフサイエンス事業の推進について

三菱化学生命科学研究所

機能化学品事業
(バイオ材料・医薬中間体等)

医療・健康サービス事業

創薬資源ライセンス事業

 

 


2008年3月24日

株式会社三菱化学生命科学研究所解散について

三菱化学株式会社

 三菱化学株式会社(本社:東京都港区、社長:小林 喜光)は、100%出資の子会社で、ライフサイエンスの研究機関である株式会社三菱化学生命科学研究所(本社:東京都港区、社長:戸部 昭廣、以下「生命研」という。)を2010年3月末をもって、解散することを決定しましたのでお知らせします。
                
 生命研は、1971年6月、化学産業のあるべき将来の姿を見据えたライフサイエンスの基礎研究所として設立されました。生物の生命現象を分子レベルで解明するとともに、環境や生命倫理に関する研究を設立当初から手がけ、2004年4月からは、「疾病治療の進歩に役立つ基礎研究」を進めてきました。この間、生命科学における最先端の研究を手がけ、100名を超える大学教授を輩出するなど日本の生命科学のパイオニアとしての役割を担ってまいりました。

 一方、生命研を取り巻く環境は、設立当初とは大きく変わり、現在では、大学で生命科学の研究も盛んに行われるようになり、国、民間の同分野にかかわる研究所も多数設立されています。また、当社及び三菱ケミカルホールディングスグループの医薬事業も発展を遂げ、創薬にかかわる研究も質・規模ともに大きく変化しました。こういった環境の中、当社は、「生命科学の発展への寄与と研究成果を事業に結びつけ、事業を通じて社会に貢献する。」という生命研の所期の使命を果たしたと判断、また加えて、今後の三菱ケミカルホールディングスグループ研究開発全体の将来の方向性及び資源配分も検討のうえ、今般、生命研を2010年3月で解散することを決定いたしました。


別紙

<株式会社三菱化学生命科学研究所の概要>

1)本社所在地 東京都港区芝4-14-1
  研究所所在地    東京都町田市南大谷11号
2)代表取締役 戸部 昭廣
3)取締役所長 関谷 剛男
4)設立 1971年6月
5)資本金 250百万円
6)出資比率 三菱化学 100%
7)所員数 171名 (平成20年3月1日現在)