2003/12/16 帝人ファイバー

「繊維to繊維」リサイクル設備の移転と今後の事業展開について
   
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/2003/jbd031216.html

帝人ファイバー株式会社(本社:大阪市中央区、社長:野口泰稔)は、使用済みのポリエステル製品から、石油より作ったものと同等以上の高純度(99.99%以上)の原料を回収するリサイクル(以下「新原料リサイクル」)技術を開発し、2002年4月以降、徳山事業所(山口県周南市)内にて操業しています。
そのリサイクルの一環として、使用済みのポリエステル繊維製品から化学処理によってポリエステルの原料であるDMT(テレフタル酸ジメチル)を回収し、再びポリエステル繊維を生産する「繊維to繊維」を昨年7月より展開していますが、このたび当リサイクル設備の移転を決定し、2004年4月から松山事業所(愛媛県松山市)で本格的に展開していくこととしました。

【参考:帝人ファイバー株式会社 概要】

1.設立   2002年1月25日
2.本社所在地   大阪市中央区南本町1−6−7
3.資本金   120億25百万円(2003年3月末現在)
4.代表者   代表取締役社長  野口 泰稔
5.従業員数   952名(2003年3月末現在)
6.売上高   1,026億円(2003年3月期)
7.事業内容         ::   帝人グループの衣料繊維事業の中核会社として、ポリエステル原料、衣料用ポリエステル繊維、およびポリエステルを主とする衣料用テキスタイルの研究開発、製造、販売並びにこれに関する事業を展開している。