樹脂事業部 課題、問題点
1992/2
共通
・ポスト千葉の体制
千葉での増設余地
7CR、PS2期、EP−3、(姉)PVC(1CVスクラップ)
(袖)エチレン用地、アデカ隣接
千葉での問題
原料受け入れ、製品保管、製品払いだしでのネック
1カ所集中の問題
人集め
日本での拡大の可否
汎用グレ−ド:TPCからの輸入(大量生産、低コスト。関税引き下げの方向)
高級グレ−ド(比率、数量拡大の方向):日本での増産
単独拡大か他社(他コンビナ−ト)との協調か
他の地域でのワン・セット拡大はなし。
シンガポ−ル2期に注力
他コンビナ−トへの参加
候補:東ソ−四日市
・消去法 三井、三菱-----
グル−プ化
昭電、出光、旭化成----体質が異なる。
宇部----三井との提携。
丸善----同地域にある。誘導品は既存他社。
・弱体体制(C2 ----PEのほかはVCM、AA C3 ----殆どなし。)
逆に当社の進出は容易(当社参加によるコンビナ−ト強化)
エチレン40万t新設に対し、当社15万t相乗り(追加)の招請。
・ガス法LL共同生産案(千葉ポリエチの輪番)
住化50%まではOKと。合計10万t案
エチレンは上記案または東ソ−からの供給。
(見合いのプロピレンも)
・PE全般での協力
LD、EVA、高圧法LL(同技術)、ガス法LL(当社技術)
スワップ(物流合理化)、生産グレ−ド分担による生産性向上
ユニオン・グル−プ
・PPでの協力の可能性----東ソ−は当初から要望
・共販体制
共販体制のデメリット
公取ほかによる共販批判、共販解散の動き
個別事業提携への障害
共販設立時の公取/MITI協議
海外品輸入への障害(輸入品の共販での販売は禁止---
サウジ、TPC? は可)
業界のリストラクチャ−への障害
現在の小規模・多数メ−カ−の体制の継続は好ましくない。
共販解散時の対応案
塩ビ----- 製販一体構想(別紙)
PE----- 東ソ−との提携案(上記)
PP----- 単独案(千葉ポリプロ、宇部ポリプロ解散)
宇部との提携案(両JV実質解散、個別運営。同一触媒品の東西スワ
ップ、生産グレ−ド分担。徳曹は切り捨て又は傘下に。)
東ソ−との提携案(上記)
・グロ−バリゼ−ション
TPC2期計画の推進
PPについては米(フィリップスとのJV),欧州(当面コンパウンド、将来はレ
ジンも)、日、シンガポ−ルの4極体制
日本を研究センタ−とし、各地で地域需要に合わせ、ファイン・チュ−ニングする
体制
・グレ−ド統合
・在庫縮減
・物流合理化
・PTCの早期軌道化
機能確認済、最適グレ−ドの販売
「製品」売りから「機能」売りへの転換--- 他社品、輸入品との差別化
PE
短期的課題
・ガス法LLの早期フル操業
安定操業
拡販
長期的課題
・基本問題--- 別紙事業部共通
・次期LL(四日市)のタイミング
TPC操業遅延(1996前半)に伴う国内需給バランス
四日市計画は東ソ−次期エチレン計画を促進することとなる。(可否?)
・千葉ポリエチレンの将来
(輪番完成後はJV解散を考えることとなっている。{経営会議コメント})
当社が四日市JVに参加する場合は千葉ポリエチレンを存続させる。
高級グレ−ドの製造(東ソ−との関係要検討:現状は汎用のみ、東ソ−は高級グ
レ−ドも期待)
・テトラパック向け高級ラミ供給不足対策
5系を高級ラミ専用化
不足する汎用ラミを東ソ−(TPCベッセル完成後はTPC)から購入
・製法
ガス法技術の改良
HAO
高級ラミほか
新触媒による新製法の開発
・特殊エチレン・コポリマ−(4系)
EVA増産との関連
PP
短期的課題
・千葉ポリプロ増設に伴う枠問題(別紙)
・宇部ポリプロの運営に関する交渉
長期的課題
・基本問題----別紙事業部共通
・千葉ガス法(別紙基本問題にもからむ)
7CR単独建設--- 業界問題、時期、規模
6CRでの高級処方生産(他社には出さない。---
JV期間中は製造時間枠を設
定し、当社時間枠内で生産?)
ガス法2系列化(フィルム、インジェクション)
なお既存系列の再整備も検討
・プロセス、触媒
cost/efficacy の改善、競争力強化
新触媒の開発
触媒製造体制の確立
プロセスの改良
海外用(TPC,USAほか)の海外での生産の検討
(P社は子会社での製造を希望)
・コンパウンドの合理化、コストダウン
コンパウンド体制の再検討
内製、外注の仕分け(研究、レジン製造との密接なコンタクトが必要なものを
内製し、処方確定分は外注)
新材料課の操業方法(センコ−による操業は人集め面で行き詰まり)
レジン系列でのコンパウンド化
住化カラ−、日泉、他社の仕分け、管理方法
他地域(大江、中部地区)の基地の必要性(人集め、勤務態様、運送費ほか)
再委託先の管理体制
住化カラ−(コンパウンド部門)との一体運営案
同社千葉工場への住化専用機設置、同社2期用用地の住化利用(take
or pay)
計画・管理は住化、操業管理は住化カラ−の体制。同社管理部費の節減。
住化カラ−は加工顔料、機能性マスタ−バッチ事業に専念
コンパウンド生産方法の合理化(当社、住化カラ−)
(他社の合理的システムの研究、導入も。SNKKは検討中)
商社着色の再検討
コンパウンド価格体系の変更
付加コストの転嫁
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千葉ポリプロ増設にからむ問題
1992/1/28
1.増設数量の配分
3社取決め
・合弁基本契約書第11条
2)(住化、宇部、徳曹の)引取枠は、年間能力60,000トンのうち、それぞれ
3/6,2/6 及び1/6 とする。
・別紙)本契約第11条第2項(引取枠)に関する申合せ
引取枠決定時の経緯を考慮し、将来技術改良等により年間能力が60,000トンを
越え、この分の引取枠の見直し等を行う場合には、本項の定める引取枠比率に
かかわらず、住化、宇部は、徳曹の希望に沿うよう協力するものとする。
(経緯)上記の枠の決定時に徳曹社長より、宇部との差がつくことに対し不満が出さ
れたため、申し合わせた。
その後宇部ポリプロ引取枠決定時に以下の経緯あり。
・希望数量 宇部40、住化30、徳曹20、合計90千トン
これに対し能力80。従い10の減が必要。
他方宇部は出資比率50%(ユニオン分5%を除き)を主張。
・一次案として、宇部35、住化25、徳曹20とするも、住化経営会議
で出資比率と引取比率を一致させるべしとの指示あり、その結果、
宇部40(50%)、住化25、徳曹15とした。
・この時の議論で、徳曹は20引き取る代わりに千葉ポリプロの申し合わ
せを削除することを拒否。(西ではなく東で欲しい?)
以上により千葉ポリプロ増設完成で徳曹から申し入れがある可能性あり。
対策案
増設能力20。現行引取枠では当社10、宇部6.7、徳曹3.3
当社は不足状況にあることから10とし、宇部ポリプロ引取枠設定の経緯か
ら宇部から徳曹に枠を一部渡すよう主張する。
その場合、出資比率変更や、出資比率と引取り比率で差が出ることは好まし
くないため、両社間の玉のやり取り(原価での売買)が考えられる。
2.対外発表
増設発表はせず、1万トン未満事後報告制度により2−3年かけて公称能力を変更
する。 --------------
特殊樹脂
1)TPE
問題点:
・グレ−ド開発の遅れ--- 販売数量伸び悩み
・製法合理化の遅れ--- コスト高
・ポスト塩ビの目玉、他社新規進出
課題
・グレ−ド開発
92/6までの期限付きで研究員3人を追加投入し、目途をつける。
・新製法プロセス(1段練り)の開発
問題点
・建設費高によるコストアップ
建設費削減が必要
住化カラ−立地なども検討
・両課題が達成できない場合の対策検討
2)PPE
問題点
・販売計画のズレ
・少量生産、原料購入によるコスト高
課題
・PPEの将来性の再検討
・販売方針の再検討
高級アロイ
汎用分野
高級PS(PPE少量添加)
・増設計画
・原料(2,6 キシレノ−ル:オルソクレゾ−ル副生:原料フェノ−ル)自製計画
いづれも第一期は油化四日市、第二期に千葉
・以上を含め今後の方向付け
否定的ケ−スの場合の対応
---JVの将来
アロイ技術は必須
3)ボンダイン
問題点
・販売面
市場開発に見通し
・輸入販売による支障
在庫管理など
・JV運営
課題
・ナイロン改質分野への進出による拡販
デュポン特許の無視(欧米では実施)
・国産化の検討
PE4系の改造、技術ライセンス (4系の操業態様の検討が必要)
JVから住化への製造委託方式
採算
・JV解散、自社製造販売の可能性の検討
JVとして運営するだけの規模になるかどうか
他の製品の導入の可能性(アトケムは住化製品の貢献を要請)
代案としての住化製品のアトケムへのライセンスは対象なし。
4)その他のエチレン・コポリマ−
PS
問題点
・市場開発、拡販
・NPSの処理
課題
・開発販売方針
HI:高性能、高機能製品の開発
研究強化の必要性
GP:高分子量市場での販売?
生産性低下、追加設備によりコストアップ(価格転嫁は無理)
全社参入による競争、価格低下
独立した汎用市場で拡販の手段にはならない。
研究の分散
DKK向け大量販売に専念?
・開発体制
研究要員の拡充の必要性 ---ソ−ス?
HIへの専念?
・販売体制
販売要員の拡充の必要性
現行スワップ取り引きの再検討(三菱向けGP出荷--HI受け入れ要)
モ−ルダ−の系列化
・着色、コンパウンド体制
現場着色
住化カラ−の利用、外部委託
・増設----時期、採算
HI
GP
・シンガポ−ル計画
ダウとのライセンス交渉、形態(JV?)
日本ポリスチレンの処理
注)昭電の対応
NPS解散は困る(土地を高価額で買い取る必要あり)
サスペンジョンへの愛着なし(コストが高すぎることを認識)
旭化成からの申し入れ(旭化成増設への参加---
全グレ−ドを供給すると)
NPSサスペンジョンへの資金支出に消極的
場合によっては早期全面休止を主張?
注)当社のニ−ズ
バルクへの切り替え途中のもの---
つなぎが必要
切り替え不能品
高分子量品----
切り替えに時間を要するもの(--35
万)---つなぎが必要
切り替え不能と思われるもの(40
万) ---購入又は販売放棄
ビ−ズ----販売放棄
着色品----バルク現場着色、委託など検討
上記に対し、どこまで費用をかけるか?
老朽対策投資(短期利用のため)、低操業による高コスト負担
・10 m3 釜の老朽化に伴う対策
老朽対策投資はしない。(両社同意見)
40 m3 釜のみの操業の態様
能力半減(両社のニ−ズは?)
GP/HI両方生産のためには配管追加で1億円の投資が必要
当社のニ−ズはGP,昭電はHIも必要
(当社がHIを供給し、NPSではGPのみを生産する可能性は?)
コスト高
従業員対策
・全面休止の場合
除却損失の負担、残存設備(事務所)などの昭電への売却
土地の扱い
NPSを土地所有会社とし、昭電に賃貸。賃貸収益を配当で還元。
業界問題
塩ビ 1992/2
1)サスペンジョン
問題点:
・塩ビ事業の将来性 ---脱塩ビの傾向
多数メ−カ−の存在
・小規模 --- 1CV(要 scrap)(15,000t)
2CV
35,000t 合計 75,000t
3CV(当社枠)
40,000t 参考 信越 250,000t
化成 200,000t
短期的課題:
・3CV品の拡販 ---統一グレ−ドでの拡販
・1CV対策 ---老朽化、モノマ−対策のため、当面低操業度(5,000t程度)、将来
スクラップが必要
---このため低重合度品、高重合度品の手当てが
必要 ---
2CVでの効率的生産と共販内他社への委託(処方開示)
長期的課題:
・共販体制の終結時の対策 ---
共販解散、単独運営----1社での生き残りは困難
〃 、事業売却案 --
姉崎工場内のPVC工場、袖Uの千葉電解〜千
葉塩ビの他社への売却は現実的でない。
製販一体化 -- 事業を切り離し、共販他社(全社又は一部)と合併
4社合計で40万t体制(東西各20万tの好バランス)
問題点:
PVCのみか、EDC〜VCMもか、電解まで含むか?
(電気化学、旭硝子との関係)
ペ−ストをどうするか?
それぞれの事業の評価をどうするか?
当社需要家との関係
*他社態度の推定
日本ゼオン:一体化に賛成、ペ−ストも。(合成ゴムが主体)
呉羽化学 :錦工場(内陸でVCMのロ−リ−輸送が必要)での
S&Bは無理なため賛成の可能性はあるが、事業の価
値が低いため(工場は要スクラップ、販売は伊藤忠依
存)もめる。塩ビの比重が高く、切り離しへの抵抗も。
伊藤忠をこちらに引き込む手もある。
サンアロ−:同社自体はPVCのみの会社。徳曹としては塩素に強
く、単独での運営主張の可能性もある。
・共同生産体制の推進 ---
呉羽錦工場のスクラップと1CV跡地での10万t
プラント建設
問題点:VCMの手当て
千葉塩ビの旭硝子持ち分の買取り交渉(価額は高い?)
電気化学は当初の経緯から応じる可能性は少ない。
徳山でのVCM共同生産への参加(ペ−スト用)
徳曹、ゼオンが検討中、20万t規模(1/2
は自製EDC)
2)ペ−スト
問題点:
・塩ビ事業の将来性 ---脱塩ビの傾向
・VCM規制による生産制限の可能性
・プラントのS&Bの必要性 ---多額の投資が必要
小規模 ---5社中最低規模
老朽化設備 ---VCM対策などからも更新が必要
・品質問題(他社に遅れ?)
・顆粒化問題 ---技術面で遅れ。投資の必要性
◎画期的技術(?)の開発中
ラテックス安定化技術により、VCM規制への対応、品質向上、生産性向上の可
能性
・研究員の配分問題
短期的課題
・上記技術の推進、品質改善、顆粒化対策
中長期的課題
・当社の画期的技術の利用方法
・ペ−スト事業の運営
単独運営継続は困難か?
膨大な投資をジャスティファイできるか?
日本ゼオンとの共同化、又はサスペンジョンも含めた共同化
その場合FLX事業をどうするか?