化学工業日報 2002年4月15日

バイエル、タイでPC樹脂15万トン体制に

バイエルのタイ・マプタプットにおけるポリカーボネート(PC)樹脂の能力増強計画が具体化してきた。同社によれば、近く年産10万トンの新生産ラインが稼働する。この増強によってタイにおける年産能力を15万トンにし、さらに2004年をめどに年産10万トンの能力を追加して供給基盤を整える。年産16万トンのビスフェノールAプラントはすでに生産活動を始めている。バイエルは2005年までにタイのPC樹脂の年産能力を35万トンにする計画を明らかにしているが、残り10万トンの増強については市場の動向をみて決めるとしており、計画自体に変更はないものの増設時期が若干遅れる可能性も出ている。


Platts 2003/6/30

Thai Srithepthai to restart PS units H2Jul after 1-year shutdown

Thai polystyrene producer Srithepthai plans to return online its 40,000 mt/yr general purpose PS and its 20,000 mt/yr high impact PS plants in Map Ta Phut, Rayong Province from the second half of July, after a one-year shutdown, a company source said Monday.
The plants were idled from the second half of 2002 due to poor economics, the source said. The company decided to restart the units on improving margins and a better outlook for PS prices. "Styrene prices have been very unstable, which had caused us to hold back from buying styrene, but we'll restart the plants by the end of July, the latest," he said.


Platts 2003/9/24

Thai Indorama to start building 600 kt/yr PTA plant late 2003

Thailand's Indorama plans to start building a 600,000 mt/yr capacity purified terephthalic acid plant late 2003, a source close to the company said. The company plans to build the plant at Map Ta Phut, where also two other PTA plants, owned by Tuntex and Siam-Mitsui are located.


ACW 2003-9-25

Thai authorities okay Indorama's worldscale PTA plant

Thailand's Board of Investment (BoI) has given
India's Indorama Group the go ahead to build a $360m (Euro313.7m) purified terephthalic acid (PTA) facility in Mab Ta Phut, Rayong, a company official said on Tuesday.

The official said the 700 000 tonne/year plant, one of the world's largest, is likely to start up in the first quarter of 2006. He said talks already under way with potential licensors and lenders were expected to be completed by end-September.

The company has set up Indorama Petrochem to operate the proposed PTA plant. The new company will be 100% owned by Indorama Group's UK investment holding company - Indorama International Finance PLC.

The Indorama Group plans to use part of the PTA output in its polyester plants in Thailand, Indonesia and India.

The group produces 180-200 000 tonne/year of polyester in Thailand, 240 000 tonne/year in Purwakarta, West Java, Indonesia, and 300 000 tonne/year in Butibori near Nagpur in Maharashtra, India. Work has started on expanding the capacity in India to 500 000 tonne/year in 2005.

The official said Thailand has been chosen as the site instead of Indonesia or India because it had available paraxylene (PX) feedstock.


2004/3/16 中国・ASEANニュース速報

【タイ】化学大手ATC、パラキシレン生産2倍

 15日付バンコクポストによると、国営石油PTT傘下の石油化学大手アロマティクス(タイランド)(ATC)は、パラキシレンの設備増強に6億バーツを投資する。高純度テレフタル酸(PTA)向け需要が伸びるためで、最大年産を49万5,000トンから約100万トンに増やす。年内に着工し、4年内の完工を目指す。

 タイでは
三井化学とサイアム・セメント(SCC)の合弁会社がPTAの第3工事建設を進めており、インドネシア繊維大手インドラマグループも工場を新設中。PTA生産は中国でも2006年に年400万トンまで高まる見通し。

パラキシレンはポリエステル繊維となるPTAの原料。国内ではアロマティクス、エッソ(タイランド)、タイ・パラキシレンの3社が生産している。年産能力は計106万トンで、国内需要は年89万5,000トン。


2004年10月5日 中国・ASEANニュース速報

【タイ】ATC、パラキシレンを増産

アロマティクス(芳香族系化合物)メーカー、アロマティクス(タイランド)(ATC)が約300億バーツを投じ、パラキシレンやベンゼンなどを増産する。タイを含むアジア地域の需要拡大に対応する動きで、投資委員会(BOI)から9月30日、事業認可を受けた。また、代替エネルギーとしての利用が期待される改質油やトルエンの増産でも認可を受けた。

ATCの投資額は290億2,400万バーツで、高純度テレフタル酸(PTA)の原料となるパラキシレンなどを増産する。増産量は◇パラキシレン56万5,000トン◇ベンゼン30万690トン◇トルエン6万トン◇改質油29万トン◇ナフサなど1万6,810トン◇液化石油ガス(LPG)31万9,230トン――。アロマティクス製品の増産では7割を国内向けに供給し、3割をシンガポールやインドネシアに輸出する計画だ。

パラキシレンの国内供給先は三井化学とサイアム・セメント(SCC)の合弁会社、サイアム・三井PTA(SMPC)やインドネシアの繊維製造大手、インドラマグループ。ベンゼンは合成樹脂、染料、農薬などの原料となるフェノールの生産業者に供給する。ナフサはタイ・オレフィンズ(TOC)に供給。LPGは国営石油PTTに供給、調理用ガスや自動車燃料として利用される。

BOIからの事業認可で、8年の法人税免除や輸入機械の関税免除などの優遇措置を受ける。ATCの昨年売上高は前年比6割増の355億2,675万バーツ、純利益は40億バーツ(前年は2億バーツの赤字)だった。

■エネルギー事業に恩典

BOIは、エネルギー関連事業の投資優遇措置を拡大する方針を固めた。ピニット工業相が明らかにした。政府の省エネ策に沿ったもので、エネルギー効率の高い機械の利用や、エネルギー関連サービス事業が新たに恩典対象となる。


中国・ASEANニュース速報 2004/6/14

【タイ】ローム&ハース、アクリル素材を増産
http://www.e-plastics.gr.jp/japanese/nna_news/news/news0406_3/04061409.htm

 特殊化学大手の米ローム・アンド・ハース(Rohm and Haas)は東部ラヨン県にある工場を拡張し、アクリルエマルジョンを増産する。これまでは国内への出荷が大半だったが、今後は輸出を拡大する。

 11日付バンコクポストによると、同社はラヨンのマプタプット工場の生産能力を向こう5年で倍増させる。現在は年産2万2,000トンで、2万トンを上乗せする計画だ。今年は2億8,380万バーツを投じて20%増やす。

 現地法人ローム・アンド・ハース・ケミカル(タイランド)によると、同社は塗料で国内最大手のTOAペイント(タイランド)とアクリルモノマーの長期供給契約を結んでいる。タイの塗料市場が拡大していることもあり、アクリルエマルジョンの輸出比率は全体の10%にとどまっていた。しかしマレーシアやインドネシア、ベトナムで需要が増加しているという。

 同社は1990年代にタイへ進出した。アジア太平洋地域でインドネシア、フィリピン、オーストラリア、中国、台湾、インドにも生産拠点を持つ。

 アクリルエマルジョンは塗料やセメント、製紙、繊維品など、幅広い用途で使われる。


Platts 2005/5/31

Thailand ATC to start 150,000 mt/yr cyclohexane plant by Q2, 2006

Thailand's ATC expects to start up its new cyclohexane plant in Map Ta Phut, Thailand, by the second quarter of 2006, a company source said Tuesday.

The 150,000 mt/yr plant will be fully integrated into ATC's petrochemical complex and will acquire its entire benzene feedstock requirement internally, the source said. Once onstream, the 150,000 mt/yr plant will supply feedstock to ATC's existing 120,000 mt/yr downstream caprolactam plant, which currently procures its cyclohexane from Korea. ATC operates a 450,000 mt/yr benzene plant which currently supplies feedstock to styrene monomer producers in Thailand. The producer also sells between 6,000-9,000mt of benzene in the spot market every month.

Despite the increase in its internal demand for benzene, ATC intends to keep two cargoes of benzene for the spot market each month in 2006 as a buffer, the source said. ATC will reduce its monthly stock of spot benzene from three lots to two and divert the one cargo to its feedstock pool for the new cyclohexane plant.

ATC will readjust its existing benzene supply contracts in 2006 to filter out the additional benzene required for the new cyclohexane plant, the source said. ATC currently has one cargo to sell for loading in late June.

Aromatics (Thailand) Public Company Limited(以下,ATC)はタイのRayong地区にある大規模な石油化学の複合プラントを持つ化学会社です。ATCは石油精製プラントで精製された各種原料油からベンゼン,パラキシレン,オルトキシレンおよび混合キシレン(パラキシレン,オルトキシレン,メタキシレンの混合物)を生産しています。さらに副生産物として軽質ナフサ,ラフィネート,LPG(液化石油ガス),水素リッチガス,残さ油および重質芳香族を生産しています。主な製品の年間生産量は,ベンゼン20万トン,パラキシレン32万2千トン,トルエン5万2千トン,混合キシレン1万5千トン,オルトキシレン2万9千トンです。


2005/7/13 Platts

Thailand's PTT to complete phenol, acetone plants late 2007

Thailand's
PTT Phenol Co plans to complete the construction of its phenol and acetone plants in Map Ta Phut in late 2007, a source close to the project said Wednesday. When run at full capacity, the plants would consume up to 180,000 mt/yr of benzene and 95,000 mt/yr of propylene. Shareholder Aromatics (Thailand) Co has committed to supply all the benzene, while propylene would be drawn from National Petrochemical Co and Thai Olefins Co, which are also shareholders. ATC is planning to build a second 363,000 mt/yr benzene plant, which is slated to start commercial operations in the third quarter of 2008.
If the phenol and benzene plants manage to keep to their construction schedules, PTT Phenol would need to buy benzene in the merchant market during the first six months of it coming onstream.

PTT Phenol is a joint venture among Thailand's state-owned PTT, which has a 40% stake, and ATC, NPC and TOC with 20% each.


平成14年1月8日 新日本石油

タイにおける製品パラキシレン出荷の開始について
http://info.eneos.co.jp/press/2001_2002/e71_pr_20020108_01.html

 弊社(社長:渡 文明)が100%子会社である現地投資会社MOCホールディング(MOC Holding (Thailand) Company Limited)を通じて出資しているタイパラキシレン社(出資比率39%)は、1月7日、製品パラキシレンの初出荷(5千トン)を実施し、併せてこれを記念するセレモニーを行いましたのでお知らせします。

 タイパラキシレン社は、1996年9月に、ポリエステルの原料であるパラキシレンの製造拠点として、MOCホールディングとタイの石油精製会社である
タイオイル(Thai Oil Company Limited)の共同出資により設立され、同時に製造プラントの建設に着手いたしました。途中、アジアの通貨危機などにより1998年から約2年の工事中断を余儀なくされましたが、2000年に新たにタイ側からPTT社(PTT Public Company Limited)、日本側から三菱商事(株)、三井物産(株)および伊藤忠商事(株)が出資者として加わり工事を再開し、2001年8月にプラントが竣工致しました。

 その後、数ヶ月にわたる試運転を経て、長期契約先である大手需要家向けに製品パラキシレンの出荷を開始することとなった次第です。

 パラキシレンを始めとするポリエステル関連市況は、依然、堅調な需要の伸びを示しており、当社グループとしても、長期的には有望な商品のひとつであると位置づけております。

 また、タイ国内はもとより近隣諸国の大手需要家と長期販売契約を締結するなど、本プロジェクトは販売面でも順調な滑り出しをしており、今後、更に飛躍できるものと期待しております。なお、タイパラキシレン社の概要は下記のとおりです。


(1)社名:Thai Paraxylene Company Limited
(2)資本金:51億バーツ(約153億円)(平成13年12月末時点)
(3)株主構成:MOCホールディング 39%、PTT 34%、タイオイル 17%、
         日本3商社 10%
(4)本社及びプラント所在地:タイ国チョンブリ郡シラチャ
                  (バンコクの南約120km、タイオイル製油所に隣接)
(5)生産能力:パラキシレン 年産29万トン


日本経済新聞 2007/2/25

迷走タイFTAの教訓

 1月に来日したタクシン前タイ首相は、ホテルの部屋に届けられた花束を見るなり、床にたたきつけた。贈り主は、ある日本政府の関係者だった。会談の約束を土壇場でキャンセルされたことが、よほど腹に据えかねたのだろう。
 日本政府はタクシン前首相の扱いに神経をとがらせていた。
クーデターで国を追われた身とはいえ、多くの経済連携策を共に進めてきた親密な間柄である。
 政府関係者らは当初さまざまな会合の機会を用意していた。そこに「待った」をかけたのが、軍部が主導権を握るタイ現政権だ。

 日本政府がタクシン氏と接触するなら、スラユット暫定首相の訪日は難しくなりますーー。1月17日、バンコクを訪れた岩屋毅外務副大臣にタイ側が伝えた言葉の含意は明白だった。日本政府はスラユット首相の4月の訪日を想定。日タイ首脳会談を開き、両国間の自由貿易協定(FTA)の調印を期待している。FTAは昨年9月1日に両国間で
正式合意に達していながら、クーデター騒動で署名が延び延びになっていたからだ。
 タイ暫定政権は岩屋副大臣に「タクシン氏との関係を絶たないなら、FTAはご破算にする」と圧力をかけたに等しい。これがタクシン氏来日の2日前。
 日本政府と与党関係者は慌てた。そしてタクシン氏との会合を次々と"ドタキャン”した。手のひらを返すような扱いに、タクシン氏が激怒したのも無理はない。
 タイ政府高官は「岩屋副大臣には、ご協力をお願いしただけだ」と語る。言外ににじみ出るのは「現政権とタクシン氏のど
ちちか大事なのか」という日本政府への不満である。
 このドタバタ劇から日本が学ぶべき教訓とは何か。「タイで政変が起きてしまったのだから混乱は仕方ない」と漏らす政府幹部もいる。だが、外交とは結果がすべてであるはずだ。
 
 中国以外で日本の産業界が深く根を下ろしているアジアの国といえば、タイだろう。製造業の直接投資残高(2005年末時点)を国別にみると、タイは1兆317億円。東南アジア諸国連合(ASEAN)の中で群を抜く。タイは日本のモノづくりネットワークの重要な一角を占める。
 日タイFTAは安倍晋三政権が重視する「アジア連携」の象徴ともいえる。その合意が宙に浮いている。タイ現政権と、国外にいながら今もタイでの政治力を持つタクシン前首相の両者を、日本が同時に怒らせてしまったのも事実である。
 協定の署名、発効にメドが立たないだけではない。タイ側は追加的な要求を掲げて再交渉に持ち込む構えすらみせている。。今週タイ政府の交渉担当者が来日する。日本からの産業廃棄物の不法輸出の規制と、熱帯生物資源の知的財産権の保護を求めてくる見通しだ。
 途上国の政治は先進国と同じ尺度では測れない。権力者が簡単に転び、時には敗者が返り咲く。予想外の展開に戸惑い、場当たり的な対応に陥るのは、相手国の内情の理解が不十分な証左だろう。アジアとの共生を目指す日本の経済外交には、複眼的な情報収集と分析の力が欠かせない。


 2006年2月、タクシン首相一族の保有する莫大な額の株式売買が非課税となったことに対する批判や、直前に行われた法改正が同取引を利するものであったとの批判が高まり、大規模な反タクシン首相集会が発生するようになった。タクシン首相は国民の声を問うためとして下院を解散し、4月に選挙が行われたが、主要野党がボイコットしたことで事実上与党愛国党単独の選挙となる事態となり、選挙結果も議席が確定しない選挙区が多数生じる等の異例の事態となった。その後5月、プミポン国王が選挙を非民主的だったと指摘、更に司法当局が4月の選挙を違憲無効と判断したことで、やり直しの選挙が行われることとなっていたが、9月19日、タクシン首相が国連総会出席のため外遊中に、ソンティ陸軍司令官を中心とする民主革命評議会がクーデターを決行、統治権を掌握したことでタクシン政権は終焉した。その後、10月9日、同評議会が国王に奏上し、承認を得たスラユット暫定首相(元枢密院顧問官、元陸軍司令官)の下で暫定内閣が発足し、新憲法の起草準備が進められている。

 

日・タイ経済連携協定締結交渉

共同プレス発表
日タイ経済連携協定     平成17年9月1日

 小泉純一郎日本国総理大臣とタクシン・シナワット・タイ王国首相は、2005年9月1日、東京において会談を行い、2005年7月31日から8月1日にバンコクにて開催された閣僚会合を含む、2004年2月からの一連の交渉を基礎に、日タイ経済連携協定の主要点について大筋合意に達したことを確認した。

 日本及びタイは、2004年には両国間の貿易総額が350億米ドル近くを記録するほど活力のある経済関係を築いてきた。また、タイは、2004年の直接投資額において、日本の東南アジアにおける最大の投資先である。同時に、日本は、同年の直接投資額において、タイにとって最大の投資母国である。この文脈において、この協定は、両国間の協力、貿易・投資の自由化及び円滑化を通じ、より緊密な経済関係を構築し、より良好な投資環境を整備し、ビジネスチャンスを一層拡大することにより、既に緊密で良好な友好関係と互恵的な協力をさらに拡大し深化させるものである。また、この協定は、日本とタイの戦略的パートナーシップの新たな時代を切り開き、東アジア共同体に向けた強固な基礎を提供することとなる。

 この協定は、ビジネス環境整備、知的財産、農林水産業、貿易投資促進、教育・人材養成、情報通信技術、科学技術・エネルギー・環境、中小企業、観光、金融サービス、省エネルギー、「価値創造経済」及び「官民パートナーシップ」に関する二国間協力を含む広範囲にわたる経済活動も包含することとなる。

 貿易投資促進の協力は、鉄鋼業におけるプロジェクト、自動車産業における協力プロジェクトを通じたタイの「アジアのデトロイト」政策への支援、及びタイの「世界の台所」プロジェクトへの支援を含むこととなる。

 両首脳は、可能な限り早期にこの協定を発効させ、市場アクセス促進という目標を達成するため、両国政府の担当者に対し、残された技術的な問題、特に原産地規則に関する作業を加速させ、協定の条文を早期に確定させるよう指示した。両首脳は、この協定が2006年の早い段階で署名されることを期待し、また、その後速やかに協定を発効させるためにそれぞれの国内手続きを完了すべく最大限の努力を行うよう、政府の担当者に指示する。


(iii)石油及び石油化学製品

  • 大部分の品目について関税を即時撤廃し、その他の品目の関税は毎年均等に引き下げ、協定発効の5年後に撤廃する。

May 30, 2007 AP

Indorama to Build N. America Plastic Plant
BANGKOK, Thailand, Online via COMTEX) -- Copyright (C) 2007 The Associated Press. All rights reserved.

Indorama Polymers PCL said Wednesday its board of directors has approved setting up a new plastic plant in North America.
The US$140 million (euro103.6 million) facility will produce 420,000 metric tons of amorphous PET polymers a year, the company said in a filing to the Stock Exchange of Thailand.
PET polymers are used in drinks and food packaging among other applications.
The plan for the facility includes a new solid-state polymerization plant with a capacity of 420,000 tons a year to produce the raw materials for PET polymers production.
The exact location of the plant has yet to be decided, but it will be in the U.S. or Canada, said an Indorama corporate executive who insisted on anonymity, citing company policy.
The Indorama plant will be built next to a plant producing PTA plastics, the raw material for PET production, he said.
An announcement will be made in the third quarter of this year as to the location of the plant and the PTA-supply partner. The Indorama facility will be fully owned by Indorama.
Financing for the plant will be up to US$100 million (euro74 million) in a long-term loan, with the remaining US$40 million (euro29.6 million) coming from the company, according to the release.
Production is scheduled for the first quarter of 2009.


Platts 2007/12/7

Indorama Thailand forms PET trading subsidiary in Lithuania

Indorama Polymers Thailand, which is in the process of buying Eastman Chemical's purified terephthalic acid and PET assets in Europe, has formed a subsidiary in Lithuania to develop the group's business in Europe, the parent company said this week.

The wholly owned UAB Indorama Polymers Europe has a registered capital of Litas 100,000 ($42,000), and will buy and sell PET polymers in the region. In October 2006, Indorama started up a
198,000 mt/year PET polymers plant in Klaipeda, Lithuania, operated by subsidiary UAB Orion Global Pet.

Indorama said Thursday that it planned to buy Eastman's PTA and PET resin facilities in Rotterdam, and in Workington in the UK. The combined capacity of the two locations is 340,000 mt/year of PTA and 350,000 mt/year of PET.

The Bangkok-headquartered Indorama group posted a profit of Baht 265.4 billion ($8.7 million) for the third quarter ended September, up 28% from Q3 2006. Its cumulative net profit for the nine months came in at Baht 774.9 billion, an increase of 30% from the previous year.

 


2008年3月31日 三菱ケミカルホールディングス

子会社の解散に関するお知らせ

 当社の連結子会社である 三菱化学は、2008年3月31日開催の取締役会において、三菱化学の全額出資子会社であるHMT Polystyrene Co. Ltd.(本社:タイ王国 バンコク市、取締役社長: 善林 永寿、以下「HMT社」という)を解散することを決議いたしましたので、お知らせいたします。


1.解散の理由
当社の連結子会社である三菱化学株式会社(本社:東京都港区、取締役社長 小林喜光、以下「三菱化学」という)は、スチレン系事業のアジア地域での拡大を目的として、HMT社に1991年1月に資本参加し、さらに1999年7月にこれを全額出資子会社としました。HMT社は、2製造系列、合計9万トンの生産能力を有し、タイ国内外の家電、精密機器、包装材料メーカー等のお客様にポリスチレン樹脂材料を提供してまいりました。
しかし、スチレン系事業の世界的な再編動向に鑑み、三菱化学は事業戦略を慎重に検討した結果、日本国内のスチレン系事業からは独立しているタイのポリスチレン事業を継続することは困難と判断し、HMT社の解散を決定いたしました。

2.当該子会社の概要
商号      HMT Polystyrene Company Limited
事業内容    タイ国におけるポリスチレン樹脂の製造・販売
設立年月日   1989年7月 4日
本社所在地   18th Floor, 183 Reagent House Building, Rajdamri Road
          Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330, Thailand
代表者    取締役社長 善林 永寿
払込資本    1,167百万タイバーツ
株主構成    三菱化学 99.99%
従業員数    71名 (三菱化学からの出向者3名を含む)

3.解散の日程
2008年 6月 HMT社株主総会にて解散決議(予定)
2008年 6月 清算登記(予定)
2008年 12月 清算結了(予定)

4.解散に伴う損失額等
本件が、当社連結業績に与える影響は軽微であり、2008年3月期の業績予想の変更はありません。