日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめた個人のデータベースです。 |
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長春グループ
会社概要 http://www.ccp.com.tw/japanese/index.htm
「長春人造樹脂廠株式会社」は1949年に成立、1957年に北投石牌に工場を建設、フェノール樹脂成形材料、ユリア樹脂成形材料及びユリア樹脂接着剤を生産した。その後、高雄工場が新設され、また新竹工場が完成した故、元の石牌工場の製造設備を新工場へ移転した。近年、大発工場も建設された。
トータルの敷地面積が約9万4千坪で、その中:
「新竹工場」の敷地面積は約四万坪、従業員は約700名で、早期の製品のほかに、現在、主要製品は世界的に生産能力の優れた紙フェノール銅張積層板で、今は電子業界の著名メーカーに供給している。その他に、エポキシ樹脂、エポキシ樹脂成形材料、メナミン樹脂成形材料、ユリア樹脂成形材料、オーバレイ用樹脂、ホルマリン、パラホルマリン等が生産され、電子、電機、半導体から家電品、通信、塗料、食器、容器、工具、シェルモールド用迄様々な業界に応用されている。
「高雄工場」の敷地面積は約1万2千坪ぐらい、従業員は約300名で、主な製品はPBTエンジニアリングプラスチックス、PET、ホルマリン、メナミン樹脂成形材料、ユリア樹脂成形材料、オーバレイ用樹脂、金型クリーナ、紙力増強樹脂(乾、湿)、塗料用樹脂、繊維加工樹脂、ユリア樹脂接着剤、メナミン樹脂接着剤、フラン樹脂等で、応用範囲は食器、電子、自動車部品、家電品、通信、塗料、工具、紙、シェルモールド、金属などの業界に用いられている。
「大発工場」の敷地面積は約四万坪、従業員は約150名で、主要製品は新竹工場での紙フェノール銅張積層板の原料の一つである絶縁紙及びゴム、プラスチック、金属、陶器、自動車部品、電子または精密機器部品の接着に使われる瞬間接着剤が生産されている。
「長春石油化学株式会社」は1964年に成立、現在苗栗一、二工場と高雄大発工場があり、全ての敷地面積が14万坪で、主要製品は、ポリビニルアルコ−ル、氷酢酸、プチルアセテ−ト、エポキシ化大豆油、過酸化水素、ヘキサミン、トリメチロ−ルポロパン、蟻酸ナトリウム、ポリビニルアセテ−トエマルジョン、アクリル樹脂などを生産され、、主な化学、紡織、塗料、樹脂、半導体、医薬、電子、紙、プラスチックなど様々な業界に応用されている。
「台豊サ−キット株式会社」が、1969年に三菱ガス会社、日本サ−キット会社および長春会社との共同出資により設立した。現在、桃園と新竹で工場を建設され、敷地面積は約1万3千坪ぐらいで、主なに家電、通信及びコンピュ−タなど業界用な印刷配線板を生産され、業界の需給により、片面や多層などプリント配線板を供給している。
「大連化学工業会社」は1979年に南宝樹脂化学会社との共同出資によるを設立し、現在、高雄大社と大発二つ工場があり、敷地面積は5万坪ぐらい、主要製品はビニルアセテ−トモノマ−や酢酸エチルやEVAエマルジョンなどの高分子産品、塗料及び接着剤用の原料を生産されている。ビニルアセテ−トモノマ−は西独バイエルケミカル会社と技術提携による生産されている製品である。