2003.9.9 産業技術総合研究所

■超臨界CO2を利用したフェノール水素化技術の開発に初めて成功
    
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2003/pr20030909_2/pr20030909_2.html

ポイント

  1. 従来技術より大幅に低温で合成。 →それに伴い、触媒寿命が向上
  2. 圧力変化によりシクロヘキサノンシクロヘキサノールの選択率を制御。
  3. 有害な有機溶媒を使用しない。

 


2004/3/5 東北大学多元物質科学研究所/新日鐵化学

世界初、超臨界二酸化炭素を溶媒としたε-カプロラクタムの低温合成プロセスの開発に成功
―イオン性液体を触媒としたグリーンケミカルプロセスの開発―
http://www.nscc.co.jp/download/040305.pdf

 東北大学多元物質科学研究所(所長:中西八郎)と、新日鐵化学株式会社(社長:西恒美)は、超臨界二酸化炭素を溶媒に用いることで、50℃程度の低温度条件下においてシクロヘキサノンオキシムからε-カプロラクタムを合成する化学プロセスの開発に、世界で初めて成功いたしました。