化学会社の海外進出一覧 | AGC (旭硝子) | 欧州 |
化学品の販売、カラーブラウン管用ガラスバルブ営業・テクニカルサービス
社名 Asahi Glass Europe B.V. 場所 Amsterdam,Netherlands 株主 旭硝子 設立 能力 備考
PTFE樹脂の製造
社名 AGCケミカルズ・ヨーロッパ 旧称 旭硝子フロロポリマーズU.K
場所 英国ランカシャー州ソーントン・クレバリーズ 株主 AGCケミカルズアメリカ(株) 100% 設立 1999/9
米国、英国のICIの事業を買収能力
フッ素樹脂「フルオン(R)ETFE」の生産設備新設 2006/1着工、2007/1完工備考 1999/1 日本のPTFE樹脂事業合弁(旭ICIフロロポリマーズ 1981設立 旭硝子 50%/ICI 50%)を解消、
旭硝子 100%(旭硝子フロロポリマーズ)
その後、吸収合併
フッ素系医農薬中間体
社名 F2 Chemicals Ltd. 場所 英国ランカシャ−州プレストン 株主 当初 BNFL(英国核燃料会社) 100%
2000年買収
旭硝子 51%
三菱商事グループ 49%(三菱商事 34%、ミテニ 15%)設立 1992 能力 備考 F2ケミカルズの技術の特徴
・フッ化コバルトを用いるフッ素化技術
・選択的直接フッ素化技術(SDF=Selective Direct Fluorination)
ミテニ MITENI S.p.A
本社:イタリア ミラノ市
三菱商事 90%
フッ素系ファインケミカルズ、フルオロカーボン類の製造・販売
微生物を用いた生物製剤原薬及び医療向けタンパク質の開発・製造受託サービス
2018/1/9 日米欧の事業を統合、米国を拠点
従来はAGC旭硝子が日本・アジア地域、Biomevaが欧州地域、CMC Biologicsが北南米・欧州地域を中心に活動する3極運営体制。
これを統合し、米国を拠点。
CMC Biologics、Biomeva GmbHの社名をAGC Biologics社に統一
http://www.agc.com/news/detail/1196453_2148.html下記のAGC Biologics S.p.A.を net work に組み入れ
社名 AGC Biologics 米国本社
http://www.agc.com/news/detail/1196453_2148.html旧称
Biomeva GmbH旧称 CMC Biologics
場所 ドイツ ハイデルベルグ 本社 デンマーク(コペンハーゲン)→ 米国シアトル 製造拠点
デンマーク(コペンハーゲン)
米国(シアトルおよびバークレー)株主 旭硝子 100%
2016年8月、Biomeva Holdingより買収
http://www.agc.com/news/20160906.pdf旭硝子
2016/12 Monitor Clipper Partners および European Equity Partners を含む全株主との間で株式譲渡契約を締結(約600億円で取得)
http://www.agc.com/news/20161220.pdf設立 1983 能力 備考 開発製造受託企業(CDMO:Contract Development & Manufacturing Organization )
欧州での製造、開発拠点を獲得動物細胞と微生物を用いたCDMO
医薬品開発から商業医薬品向けに、プロセス開発、スケールアップおよび商業製造までの高付加価値のサービスを提供2017/9/25 シングルユース仕様の2,000リットル動物細胞培養槽を5基増設 ( 2,000リットル→最大12,000リットル)
http://www.agc.com/news/detail/1195904_2148.html
2018/1/9 日米欧の事業を統合、米国を拠点
従来はAGC旭硝子が日本・アジア地域、Biomevaが欧州地域、CMC Biologicsが北南米・欧州地域を中心に活動する3極運営体制。
これを統合し、米国を拠点。
CMC Biologics、Biomeva GmbHの社名をAGC Biologics社に統一
http://www.agc.com/news/detail/1196453_2148.html
2019/11/11 米国および欧州生産拠点の設備増強を決定
米国シアトル工場に500リットル動物細胞バイオリアクターを1基増設
欧州コペンハーゲン工場では精製ラインを新設
総投資額は約20億円を見込んでおり、米国設備の稼働は2020年4月、欧州設備の稼働は同年10月を予定https://www.agc.com/news/detail/1200056_2148.html
2020/11/7 デンマーク拠点の現施設の隣接地を購入し、工場棟とオフィス棟から成る新社屋を建設
シングルユース仕様の2,000リットル動物細胞培養槽を増設 本増強の総投資額は約200億円、稼働開始は2023年を予定https://www.agc.com/news/detail/1201710_2148.html
2021/6/8 新型コロナワクチン向けプラスミドDNAの製造を受託 pDNA→mRNA 製法
BioNTechから、Pfizer-BioNTech COVID-19ワクチンの原材料であるプラスミドDNA(目的遺伝子を細胞内に運ぶために使用されるDNA) の製造を受託
ハイデルベルグ工場で生産
https://www.agc.com/news/detail/1202215_2148.html2021/9/14 同上 mRNA 生産設備を新設、プラスミドDNA生産設備増強
https://www.agc.com/news/detail/1202417_2148.html
2022/2/9 BioNTechからオミクロン株に対応した新型コロナワクチン候補の原料プラスミドDNAの製造を受託
ハイデルベルグ工場(ドイツ)での製造を予定https://www.agc.com/news/detail/1202770_2148.html
遺伝子/細胞治療 創薬・CDMO
社名 AGC Biologics S.p.A. 旧称 Molecular Medicine S.p.A.
2020/10/7 改称
https://www.agc.com/news/detail/1201653_2148.html
場所 イタリア ミラノ 株主 AGC、2020/3 全発行済普通株式取得を目指しTOB 筆頭株主であるFininvest社(発行済株式の23.13%を保有)が同意
当局が承認 買付期間は、2020年6月1日午前8時30分から、2020年7月24日午後5時30分まで
2020/7 TOB 完了
https://www.agc.com/news/detail/1201154_2148.htm9/30l2020/9/30 100%子会社化
設立 1996年 能力 備考 遺伝子・細胞治療の研究・開発・製造を行うバイオ医薬品分野の企業。 細胞加工・ベクター製造のプラットフォーム技術を有し、バイオベンチャーから大手バイオ医薬品製薬会社に至るまで様々な客にGMP対応の遺伝子・細胞治療CDMOサービスも提供。
合成医薬品原薬の製造・販売
社名 AGC Pharma Chemicals Europe
2019/10 改称旧社名 Malgrat Pharma Chemicals, S.L.U.
場所 スペイン王国 カタルーニャ州 株主 AGC 100%
2018/12 ドイツBoehringer Ingelheimとの間で同社子会社の株式譲渡契約を締結
http://www.agc.com/news/detail/1198403_2148.html2019/3 買収完了
http://www.agc.com/news/detail/1198908_2148.html設立 2018年(製造工場として1961年から操業開始) 能力 2020/4 増強決定
既存の製造設備を改修し生産能力を1.3倍に増強(2022年5月より稼働を開始)すると共に、研究開発施設を新設(2021年3月)備考 cGMPに対応した合成医薬品原薬の製造において長い歴史と豊富な実績を持つ。
独自のフッ素技術と、自社創薬を含む豊富な経験を持つAGCにMPCを加えることで、欧州で合成医薬品中間体から原薬まで一貫して生産できる体制を構築
2022/4 設備増強を決定。同社敷地内に延床面積7,500㎡の建屋を新設し、現在の生産能力を30%増強。稼働開始は2024年上期、投資総額の見込みは約120億円。
https://www.agc.com/news/detail/1202876_2148.html