旭化成 2004/8 インドネシアの繊維子会社の清算
2003/5 三レ、旭化成のアクリル長繊維に関する技術等を譲り受け
2002/10 アクリル繊維事業の撤収
1997/7 アクリル繊維事業のアイルランド子会社の撤収
東洋紡績/日本エクスラン 2001/8 アクリル繊維事業強化策
三菱レイヨン 2009/1 三菱レイヨン アクリル繊維縮小
2004/11 三菱レイヨン、上期で乾式アクリル短繊維生産停止
2003/5 旭化成のアクリル長繊維に関する技術等を譲り受け
2001/12 中国でのアクリル繊維事業認可
2002/12 浙江省にアクリル繊維の製造販売会社を設立
2000/1 スーパーバルザー® 事業からの撤収と鐘化との共同商品企画
1998/12 アクリル繊維紡績部門の再編
カネボウ 2003/8 アクリル事業の撤収
2002/10/29 旭化成
アクリル繊維事業の撤収について
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2002/fi021029.html
アクリル繊維事業(「カシミロン」<アクリル短繊維>、「ピューロン」<アクリル長繊維>、「ラスタン」<アクリル耐炎繊維>)からの撤収を決定「カシミロン」は、日本初の国産(自社)技術によるアクリル繊維であり、1959(昭和34)年に富士市にて事業化いたしました。
1962(昭和37)年には川崎にアクリロニトリル工場を建設して、原料一貫体制を構築、1967(昭和42)年に「ピューロン」、1986 (昭和61)年に「ラスタン」を事業化しており、アクリル繊維事業は当社繊維事業の中核の一つとなっておりました。
アクリル繊維事業のアイルランド子会社の撤収について
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/1997/fi970731.html
アイルランド゙西部で運営しているアクリル原綿製造子会社 (旭シンセティックファイバーズ)とアクリル紡績子会社(旭スピニング) を清算し、アイルランドから撤収することを決定致しました。
<会社概要>
旭シンセティックファイバーズ 旭スピニング 設立 1974年5月 1974年5月 本社 アイルランド国メイヨー州キララ アイルランド国メイヨー州キララ 社長 相沢 尚 相沢 尚 資本金 7.5百万アイリッシュポンド(約13億円) 3.0百万アイリッシュポンド(約5億円) 当社出資比率 85%(残りはアイルランド国系公団) 85%(残りはアイルランド国系公団) 売上高('97/3) 25.3百万アイリッシュポンド(約44億円) 4.4百万アイリッシュポンド(約8億円) 従業員数 約180名 約120名
アクリル繊維事業強化策について
http://www.toyobo.co.jp/press/press112.htm
東洋紡は、アクリル繊維事業の強化策として、10月1日をもってアクリル繊維の販売業務をエクスラン工業に移管します。エクスラン工業でアクリル繊維の生産、販売、開発業務を一体運営し、意思決定のスピードアップを図る
日本エクスラン工業株式会社の概要
設立 1956年9月1日 本社 大阪市北区堂島浜二丁目2−8 資本金 減増資後 20億円(東洋紡績80% 住友化学工業20%) 現資本金 30億円(東洋紡績80% 住友化学工業20%) 社長 柴本 豊造 営業内容 アクリル繊維の製造販売 社員 285名(2001年8月1日現在)
中国でのアクリル繊維事業認可について
設立
http://www.mrc.co.jp/press/p01/011210.html
2002/12/9 三菱レイヨン
中国におけるアクリル繊維合弁会社設立について
http://www.mrc.co.jp/press/pdf/021209(1).pdf【新会社の概要】
1.社名 : 寧波麗陽化繊有限公司(仮称) (Ningbo Rayon Acrylic Fibers Co.,Ltd.) 2.代表者 : 未定 3.住所 : 浙江省寧波市経済技術開発区青峙工業区 (Qingzhi Park Ningbo Economic & Technical Development Zone,
Beilun Ningbo, Zhejiang China)4.資本金 : 50百万USドル 5.出資比率(予定) : 日本側 三菱レイヨン株式会社 55% 三菱商事株式会社 10% 伊藤忠商事株式会社 10% 丸紅株式会社 10% 中国側 寧波連合投資控股有限公司 15% 6.事業内容 : アクリル繊維の製造販売 7.生産能力 : 50,000トン/年
「 スーパーバルザー® 」事業からの撤収と鐘淵化学との共同商品企画について
モダクリルファイバーである「スーパーバルザー®」の生産及び販売を段階的に縮小し、 最終的にはモダクリル分野から撤収することにいたしました。
同じモダクリルファイバーである「カネカロン®」を供給させていただくことも可能である旨、鐘淵化学工業(株)の了解を得ております。
アクリル繊維紡績部門の再編について
MRCテックス(株)(岐阜県大垣市)の現行2工場のうち、 1工場を主力生産工場として効率化を図るとともに、残る1工場は 紡績開発、並びに物流業務拡充基地として活用することにより、 紡績糸の生産・物流効率化、付加価値品開発強化を行います。上記に従い、16,000錘を当社海外主力拠点の ボネックス社 (インドネシア・ジャカルタ)に移設し、生産量を増強します。
2. ボネックス社
約10億円強 (MRCテックス(株)からの紡機購入、土地建物含む)
ボネックス社 第四工場の竣工について
三菱レイヨン株式会社の紡績拠点であるボネックス社(インドネシア)では、 99年初めより第四工場の建設を開始しておりましたが、予定通り、2000年 2月に竣工の運びとなりました。 同工場の生産能力は、2,500トン/年で 生産品は主として日本向けに供給する予定です。P.T.Vonex Indonesia
所在地 : インドネシア ジャカルタ 設 立 : ’74年4月 事業内容 : 紡績 及び 染色 資本金 : 8,366百万ルピア
(=約122百万円 0.0146円/1ルピア)社 長 : 豊口 晋
旭化成株式会社のアクリル長繊維に関する技術等の譲り受けについて
〜アクリル繊維事業のさらなる拡大に向けて〜
http://www.mrc.co.jp/press/p03/030502.html
旭化成の所有するアクリル長繊維に関する技術、一部の生産設備を2003年4月、一部の商標権(ピューロン、タクタス、リーカス)を2003年7月をもって譲り受けます。
長繊維に関しては、旭化成が繊維事業の構造改革のためアクリル繊維事業から撤収し、2003年3月末で生産を終結したことにより、三菱レイヨンが世界で唯一の製造メーカーとなりました。
2003/08/08 カネボウ(株)
アクリル事業の撤収に関するお知らせ
http://www.kanebotx.com/news/150808.htm
100%子会社であるカネボウ合繊が事業展開しているアクリル事業からの撤収を決定「カネボウアクリル」は、1972年(昭和47年)に防府市にて原綿の生産を開始、同年に彦根市にて紡績を開始致しました。1976年(昭和51年)には難燃アクリル「ルフネン」の販売を開始、1987年(昭和62年)に編立部門を設立し、当社合繊事業の中核の一つとなっておりました。
2004年8月24日 旭化成せんい
インドネシアの繊維子会社の清算について
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2004/fi040824.html
旭化成せんい株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:坂本正樹)は、このたびインドネシアにおける繊維子会社であるインドネシア旭化成を清算することといたしましたので、お知らせします。
当社は、1972年に同社を設立し、30年間にわたり繊維事業(アクリル紡績糸およびナイロン糸の製造販売)を行ってきましたが、ここ数年の事業環境の急激な悪化の中で同社を清算せざるを得ないと判断いたしました。
2004/8/25 日本経済新聞
旭化成グループはアクリル繊維事業から完全撤退する。旭化成せんいは24日、国内外で最後に
残っていた生産拠点であるインドネシアの紡績子会社を12月に清算すると発表した。(後略)
<ご参考:インドネシア旭化成の概要>
(1) 会社名 : P.T. INDONESIA ASAHI KASEI (インドネシア旭化成)
(2) 設立等 :
1972年7月設立 1974年6月操業
(3) 所在地 :
本社:インドネシア共和国ジャカルタ特別州
工場:西ジャワ州プルワカルタ県ジャティルフール
(4) 資本金 : 18.6百万US$
(5) 大株主 :
旭化成せんい株式会社(83.7%)
(6) 代表者 : 溝口 隆久
(7) 業 種 :
アクリル紡績糸およびナイロン糸の製造販売
(8) 従業員数 :
1,168名(2004年6月末現在)
(9) 売上高推移 :
2001年3月期 : 3,889億ルピア 2002年3月期 3,767億ルピア 2002年12月期(9ヶ月) 2,401億ルピア 2003年12月期 3,085億ルピア 2004年中間期(6ヶ月) 1,590億ルピア
化学工業日報 2004年11月24日
三菱レイヨン、上期で乾式アクリル短繊維生産停止
三菱レイヨンは22日、乾式アクリル短繊維「ファイネル」(商品名)を湿式アクリル短繊維「ボンネル」(同)に統合し、ファイネルの生産を2004年上期に終了すると発表した。乾式アクリルの持つソフトな風合いを湿式アクリルで代替実現できるめどがついたことが背景。
2022年12月21日 三菱ケミカル、アクリル繊維「ボンネル」・「ボンネルM.V.P」事業からの撤退
ボンネル原綿の生産は23年3月末、製紙用や湿式不織布用に使われるショートカットファイバーのボンネルMVPの生産は23年8月末に終了し、いずれも23年12月末で販売を終了する。現在は年産1万8000トン規模。工場および営業などの人員は雇用を維持し、配置転換で対応する。
ボンネルは1959年に三菱レイヨン(現三菱ケミカル)が事業化し、セーター、肌着、靴下、ファーなどの衣料用途、毛布・カーペットなどインテリア用途、不織布など資材用途に展開してきた。
主力販売先の中国で16年から日本製アクリル繊維に対するアンチダンピング措置が継続されるなど、アクリル繊維は厳しい事業環境が続いていた。同社も汎用品からの撤退や、得意のマイクロアクリル繊維技術を活用した自動車吸音材用途の開拓などでてこ入れしてきたが、事業再構築を行っても継続は困難との結論に至った。
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三菱ケミカル アクリル繊維
割繊アクリルショートカット繊維 C651/C653
割繊アクリル繊維不織布 FINESPEC(ファインスペック)
超極細アクリル繊維 XAI™
ショートカットアクリル繊維 ボンネル®M.V.P
アンチピリングアクリル繊維 ボンネル™H6シリーズ
マイクロアクリル繊維 ティミアン™・ミヤビ™
白色系導電・光吸収発熱 コアブリッド™・サーモキャッチ™
導電・光吸収発熱アクリル繊維 コアブリッド™B
芯鞘構造アクリル繊維 コアブリッド™
アクリル短繊維 ボンネル™