ガラス繊維
2005年1月31日 日本板硝子
中国での特殊硝子繊維製造会社設立について
http://www.nsg.co.jp/press/2005/0131.html
<設立会社の概要>
1)
社名 蘇州日硝特殊玻璃繊維有限公司(仮称)
2) 所在地 中国蘇州 (約30千m2)
3) 資本金 約5億円
4) 出資 日本板硝子株式会社100%
5) 生産能力 900トン/年
6) 会社設立 2005年4月(予定)
7) 生産開始 2006年7月(予定)
【ご参考】
ゴムコードは、ガラス長繊維を特殊加工し、マトリックスゴムとの密着性を高めた製品です。過酷な動的屈曲疲労のかかる自動車やOA機器の歯付ベルトなどの補強材として長期間にわたって性能を保持し、機器の稼働時に生じる騒音の緩和にも高い効果を発揮します。また、引っ張り強度が大きく、ゴムとの密着性・耐熱性に優れ、伸縮率が小さいという特性を生かして、ゴム補強用材料として使用されます。
日本経済新聞 2005/12/9
旭硝子子会社の事業買収 米オーウェンス・コーニング
米オーウェンス・コーニング(ガラス繊維の世界最大手、オハイオ州)は旭硝子子会社の旭ファイバーグラスのガラス長繊維事業を買収する。日本で初めてとなる製造拠点を取得し、自動車部品や電子部品向けの供給体制を強化する。買収手続きは来年春に完了の見通し。買収額は明らかにしていない。
オーウェンス コーニング
旭ファイバーグラスのガラス長繊維事業を買収
日本及びアジアパシフィック市場での事業基盤を強化
オーウェンス コーニング(本社:米国オハイオ州トレド市、社長兼CEO:デービッド・T・ブラウン)は本日、旭ファイバーグラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:白石徹、以下「旭ファイバーグラス」)との間で、同社のガラス長繊維事業及びその製造施設である茨城工場*を買収することで合意したと発表しました。買収金額は非公開としています。
旭ファイバーグラスは、1956年にオーウェンス コーニングと旭硝子の合弁会社として誕生しました。1996年8月に両社は合弁を解消し、オーウェンス コーニングはオーウェンス コーニングジャパンを設立して、日本及びアジアでのビジネスを展開してきました。
旭ファイバーグラス株式会社は現在旭硝子株式会社の100%子会社であり、本事業譲渡後も特殊ガラス製品やFTPコンパウンド及び断熱材用短繊維商品の製造・販売をおこないます。
オーウェンス コーニングは、素材システム及び複合材システムの世界的サプライヤーであり、1938年に創業し、2004年の年間売上高は56億ドルです。さらに詳しい情報は、http://www.owenscorning.jp をご覧ください。
*茨城工場[茨城県古河市北利根15番地]
茨城工場は、1970年に、当時オーウェンス コーニングと旭硝子の合弁会社であった旭ファイバーグラスによって、オーウェンス コーニングの最新技術に基づくDirect Melt法を導入した、ガラス長繊維の専門工場として建設されました。茨城工場では、生産設備の自動化、受注センターをはじめとするロジスティクスの充実等をはかり、現在、チョップドストランド、シートモールディングコンパウンドをはじめとしたガラス長繊維製品を製造しています。
旭ファイバーグラス株式会社の会社分割及び株式譲渡に関するお知らせ
当社は、平成19年9月12日開催の取締役会において、当社子会社の旭ファイバーグラス株式会社について、ガラス短繊維事業並びに工業材料事業を同社から新設分割した上で、新設会社の全株式を譲渡することを決議しましたので、下記の通りお知らせします。
新設会社の株式譲渡先
当社は、分割会社(現AFGC)から剰余金として配当を受けた新設会社(新AFGC)の全株式を、日本政策投資銀行と、WISE PARTNERS株式会社が運営するファンドの共同出資による持株会社「株式会社グローバル・インシュレーション(2007年7月9日設立)」に譲渡します。
商号 | 日本政策投資銀行 | WISE PARTNERS株式会社 | 株式会社グローバル・インシュレーション |
代表者 | 総裁 小村 武 | 中野 智弘、栗原 浩幸 | 栗原 浩幸 |
本店所在地 | 東京都千代田区大手町 一丁目9番1号 |
東京都千代田区一番町2 | 東京都千代田区一番町2番地 |
主な事業の 内容 |
長期資金の供給等の金融業務 | プライベート・エクイティ・ファンドの運営 | 本件株式譲渡のために設立された持株会社 |
当社との関係 | 該当なし | 該当なし | 該当なし |