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エクイティメタル(製錬所投資見返りの地金)輸入  2001年 単位:千トン

    資料:三井物産 http://www.mitsui.co.jp/alm/Key_Data.pdf

  住友
化学
住友
軽金属
神戸
製鋼
昭和
電工
日本
軽金属
三井
アルミ
三菱
マテリアル
三菱
化学
三菱
アルミ
YKK 丸紅 三菱
商事
三井
物産
住友
商事
Con-
sortium
合計
NZAS  67                               67
Venalum  18    18  32        14     4     4           90
Portland                      73           73
Venalum AP                      50           50
Alpac           45                       45
Asahan  23      23   23  23    23                115
Boyne  12   47  25         11      47  18  47    18    225
Amazon                              173  173
Alcoa                    16     107      123
Alouette      30                15           45
Mozal                        61         61
合計 120   47  73  55   68  23   25   23   4  63 160 108 107  18  173 1,067  

(Venalum、Asahan、Amazonは market base、他は cost base)

1974 日軽金 アルキャン社との共同出資でカナダに「アルパック・アルミニウム社」設立


Mozal   http://www.mozal.com/

IFCのプロジェクト
 
立地 :モザンビーク  
出資 Billiton  47%                   
   三菱商事(株)  25%  
   IDC *  24%  
   政府   4%  

The Industrial Development Corp. of South Africa Ltd
  National development finance institution established in 1940 by the IDC act.

Mozal Overview

 The investment of US$1.34 billion used to build Mozal significantly boosted the economy of Mozambique. It is the first major project to be implemented in Mozambique over the past 50 years. The development of Mozal also boosted the economies of Mozambique's major trading partners, South Africa, Swaziland and Australia. On completion Mozal doubled Mozambique's exports, providing for in excess of US$400 million in foreign exchange earnings per annum and adding more than 7% gross domestic product.

Location : Beluluane Industrial Park
  
20km from Maputo (capital of Mozambique)
Technology : French Pechiney AP 30 technology
Employees : 767
Production : 250 000 tons of primary aluminium per annum
Resources : 600 000 tons of raw material
 
450 000 megawatts of electricity
  (approximately twice the power consumption
   of the whole of Mozambique!)

MOZAL-II
 The expansion of the Mozal Aluminium Smelter situated 18km outside Maputo, Mozambique was given the go ahead on 21 June 2001. This expansion will effectively double the smelter's production (aluminium output) from 253 000 tonnes/annum to 506 000 tonnes/annum. This will have significant economic benefit for Mozambique. In order to achieve these increases in production, a new potline is being constructed, consisting of two potrooms, each of approximately 1 km in length.


ビリトン社   http://www.mmaj.go.jp/mric_web/major/1999/20billiton.html

企業概要
 ビリトン社(Billiton PLC.)は、ロンドンに本社を置き、資本金4,582.0百万US$(前年比80.5%増)、従業員数36,748人で、鉄合金(クロム鉱石:世界第1位、185.5万t/年、マンガン鉱石:世界第2位、131万t/年)*1、チタン(世界第3位、25.0万t/年)*1、ボーキサイト(世界第6位、5.8百万t/年)、アルミニウム(世界第4位、88.2万t)*1、ニッケル(鉱石:世界第7位、2.5万t/年、地金:世界第4位、5.2万t)*1、石炭等への鉱山投資により事業展開する企業グループである。
 1998年の業績(6月末日決算)は、総収入5,446.0百万US$(前年比3.0%増)、営業利益638.0百万US$(前年比1.6%増)、純利益481.0百万US$(前年比10.4%減)、総資産8,663.0百万US$(前年比19.5%増)、総負債3,007.0百万(前年比7.9%減)であった。
 なお、石炭・銅・ニッケル等の価格の低迷による影響はアルミニウム価格高とドル高(対A$ 15%、対RAND 8%高)による生産コスト抑制により軽減され、同時にQNI社(豪)、Cerro Matoso社(コロンビア)の権益取得による売り上げの拡大が業績に反映している。
事業内容
 1997年のGencor社組織改変により、貴金属部門以外の8部門がBilliton社に移された。各部門ごとの業績は、以下のとおりである。

(1) アルミニウム
 南アフリカのヒルサイド製錬所(Hillside;生産能力:50.4万t/年)、ベイサイド製錬所(Bayside;生産能力:17.4万t/年)、ブラジルのアルマー製錬所(Alumar;権益46%、生産能力:16.2万t/年)、バレスル製錬所(Valesul;権益46%、生産能力:4.3万t/年)においてアルミニウムを生産しており、豪州のワースリー鉱山・製錬所(Worsley;権益30%、生産能力:51.6万t)、ブラジルのアルマー精錬所(Alumar;権益46%、生産能力:38.0万t/年)、スリナムのBMS精錬所(権益45%、生産能力:79.2万t/年)においてアルミナを生産している。
 また、ブラジルのMRN鉱山(権益15%、生産規模:1.5百万t/年)、スリナムのBMS鉱山(権益76%、生産規模:1.9百万t/年)においてボーキサイトを採掘している。
 1998年の売上げは1,647百万US$(前年比4.0%増)で、対米ドル安の影響もあり純利益は279百万US$(前年比44.5%増)となり、Billiton社の総純利益の58.0%を占めた。

最近の動向
 モザル精錬所(Mozal;モザンビーク、権益47%−三菱商事(株)25%−IDC24%−政府4%)は、2000年に生産を開始する予定である(生産能力は25万t/年、投資額 1.34 billionUS$、建設期間は31か月)。


国際金融公社IFCのアフリカでの活動
        http://www.ifc.org/tokyo/docs/B-2-4-JOI-on-Africa.pdf

 国際金融公社(IFC)は世界銀行グループの一員ですが、その使命は開発途上国の民間部門への投資を促進することにあります。

 最近のアフリカにおけるIFCのプロジェクト例

 最近のプロジェクト例としては、まずチャド・カメルーン石油パイプラインがあります。内陸部のチャドの石油を開発し1000km以上のパイプラインによって臨海部のカメルーンから輸出を行おうとするもので、とくに内陸国のハンディを負い、世界的にも最貧国のひとつであるチャドにとって開発効果の大きい案件です。所要総資金37億ドルのうちIFCが民間銀行の協調融資を含めて2億ドルの融資を行うほか、世界銀行も両国政府向けに約9000万ドルの融資を行います。この長大なパイプライン・プロジェクトでIFCは環境問題に細心の注意を払っています。
 また、
モザンビークでのモザールと呼ばれるアルミ精錬プロジェクトは、同国の豊富な水力・電力を利用し世界第一級のアルミ精錬事業を行おうとするものです。第1期(MOZAL-I)は、1998年に8.2億ドルの規模で着工し、さらに、2001年には、所要総資金10億ドルの拡張プロジェクト(MOZAL-II)の契約が調印されました。
 両プロジェクトを通じて特徴ある点として、スポンサーとの協力による中小企業育成プログラムがあげられます。すなわち、地場中小企業が納入業者、建設請負業者として取引に参入できるよう能力構築を図り、サプライチェーンを築き上げようとするプロジェクトを立ち上げました。両案件ともアフリカにおける技術支援ファンドであるAPDF(Africa Project Development Facility)の援助が行われています。