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アルミニウム 赤泥廃棄 アイスランドのアルミ
三菱ケミカル、軽金属事業の譲渡
日軽金、日本唯一のアルミ精錬工場を停止
神戸製鋼、中国におけるアルミ板材合弁事業に関する基本合意解消
古河スカイと住友軽金属、経営統合で合意
⇒
公取委、古河スカイと住友軽金属工業の合併を承認
Alcoa and ORKLA ASA Agree to
Exchange Equity Stakes
日軽金、ベトナムのアルミ原料工場計画から撤退
中国アルミ リオ・ティントに出資
Rio Tinto rejects approach
from BHP Billiton
UC RUSAL signs an investment
agreement to build a
major
energy & metals complex
アルコア 包装材事業など売却 地金生産に資源集中
米アルコア 加アルキャンにTOB
アルキャン買収合意 英豪リオ社の傘下に
アルミ工場と原発一体で ロシアの最大手、極東に建設
中国とベトナム、ベトナムでボーキサイトを共同開発、アルミナ製造・アルミ製錬も
ロシア企業ルスアル、同国2位などを買収でアルミ地金世界最大に
2004/12 アルミ精錬 カタール、ノルウェー社と年120万トン
日本のアルミニウム製錬各社の設備能力推移 Aluminum
Corporation of China (“Chalco”)
世界の生産量 海外能力
海外プロジェクト
大手商社がアルミ原料事業に相次ぎ投資
2003/9 仏ぺシネー アルキャンが買収
2003/9 日本軽金属、アルキャン社との東南アジアと中国での事業を再編
2003/12 中国がアルミ生産技術を供与
業界記事
プロセス
|
日本のアルミニウム製錬各社の設備能力推移
(単位:t) 経緯
|
164万t体制
1978/4
|
110万t体制
1979/4
|
70万t体制
1982/4
|
35万t体制
1986/4
|
1988/4
|
現状
|
全面停
止時期
|
住友
アルミニウム
製錬
|
磯浦
|
78,980
|
78,980
|
ー
|
ー
|
ー
|
ー
|
1982/3
|
名古屋
|
52,796
|
ー
|
ー
|
ー
|
ー
|
ー
|
1979/3
|
富山
|
177,681
|
118,454
|
82,917
|
82,917
|
ー
|
ー
|
1986/10
|
東予
|
98,712
|
98,712
|
98,712
|
ー
|
ー
|
ー
|
1984/12
|
計
|
408,169
|
296,146
|
181,629
|
82,917
|
ー
|
ー
|
+
|
日本軽金属
|
蒲原
|
94,960
|
63,854
|
63,854
|
63,854
|
34,691
|
10,000
|
+
|
新潟
|
147,663
|
20,717
|
ー
|
ー
|
ー
|
ー
|
1980/12
|
苫小牧
|
134,413
|
134,413
|
72,365
|
ー
|
ー
|
ー
|
1985/4
|
計
|
377,036
|
218,984
|
136,219
|
63,854
|
34,691
|
10,000→0
|
2014/3
|
昭和軽金属
|
千葉
|
170,290
|
127,508
|
57,945
|
31,690
|
ー
|
ー
|
1986/3
|
喜多方
|
28,716
|
16,922
|
16,922
|
ー
|
ー
|
ー
|
1982/9
|
大町
|
42,803
|
17,931
|
ー
|
ー
|
ー
|
ー
|
1982/6
|
計
|
241,809
|
162,361
|
74,867
|
31,690
|
ー
|
ー
|
+
|
三菱軽金属
|
直江津
|
160,164
|
160,164
|
ー
|
ー
|
ー
|
ー
|
1981/10
|
坂出
|
192,481
|
76,427
|
76,427
|
50,952
|
ー
|
ー
|
1987/2
|
計
|
352,645
|
236,591
|
76,427
|
50,952
|
ー
|
ー
|
+
|
三井
アルミニウム |
三池
|
163,827
|
144,366
|
144,366
|
124,906
|
ー
|
ー
|
1987/3
|
住軽
アルミニウム
|
酒田
|
98,712
|
98,712
|
98,712
|
ー
|
ー
|
ー
|
1982/5
|
合計 |
1,642,198
|
1,157,160
|
712,220
|
354,319
|
34,691
|
10,000
|
+
|
注 1.住友アルミニウム製錬東予工場は、1979/12まで住友東予アルミニウム製錬
2.日本軽金属は、1982/6苫小牧工場の製錬、電力以外の部門を分離、日軽苫小牧を設立
3.昭和軽金属千葉工場は、1976/9まで昭和電工千葉アルミニウム
4.三菱軽金属は、1981/9直江津工場を分離、化成直江津を設立。
1983/2坂出工場を分離、菱化軽金属工業を設立
5.住軽アルミニウム
1973/2 設立、77/1 スタート、79/7
フル操業
1982/5 解散
出所:通商産業省基礎産業局非鉄金属課監修「メタルインダストリー88」(住友化学社史より)
現状能力は日本軽金属ホームページから
http://www.nikkeikin.co.jp/
日本軽金属は日本唯一のアルミニウム総合一貫メーカーです。
アルミニウムの塊である地金には2種類あります。ボーキサイトから作る新地金と、スクラップアルミから作る再生地金。
日本で1年間に供給される地金は約400万トンですが、そのうち250万トンを占める新地金の大半は輸入されています。
しかし、私たちはボーキサイトの輸入から始める国内で唯一のアルミ製錬電解工場をもち、新地金を自ら作り出せます。それが他のアルミメーカーとの大きな違いなのです。
蒲原製造所にある電解炉から作られるアルミニウムの量は、年間約1万トン。この新地金は平均99.94%の純度をもつ世界最高品位のアルミニウムです。
これを偏析法で純度を99.9999%にまで高める私たち独自の技術が、先端テクノロジー分野への事業展開を可能にしているのです。
世界の生産量 2001年 単位:千トン
北米 |
5、222 |
中南米 |
1、990 |
西欧 |
3、886 |
中/東欧 |
3、732 |
アフリカ |
1、369 |
アジア |
2、234 |
オセアニア |
2、122 |
合計 |
20、555 |
海外プロジェクト 各プロジェクト詳細はプロジェクト名をクリック
エクイティメタル(製錬所投資見返りの地金)輸入(2001年)
ベネズエラのアルミ合弁 日本の6社撤退
住友商事
Press
Metal Sarawak
住友化学、NZAS, Boyne から撤退
三井物産、Albras からの引取枠拡大
Project |
Albras |
Venalum |
Alouette |
NZAS |
Boyne
→2024/5
|
Asahan |
Alcoa
Intalco
&
Eastalco |
Portland |
Mozal |
|
Country |
ブラジル |
ベネズエラ |
カナダ |
NZ |
豪州 |
インドネシア |
USA |
豪州 |
モザンビク |
Capacity |
407千t
→446千t |
430千t |
240千t
(→550) |
313千t |
509千t |
220千t |
280千t
174千t |
345千t
|
253千t
(→506) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
日本アマゾン
アルミニウム |
49% |
|
|
|
|
|
|
|
|
日本アサハン
アルミニウム |
|
|
|
|
|
58.9% |
|
|
|
昭和電工 |
*撤退 |
7% |
|
25%→0 |
|
* |
|
|
|
神戸製鋼 |
|
4% |
13.33%→0 |
|
9.5%→0
:0 |
|
|
|
|
住友化学 |
* |
4% |
|
25%→
20.64%
→0% |
4.5%:0
→2.46% |
* |
|
|
|
三菱マテリアル |
* |
1% |
|
|
|
|
|
|
|
三菱化学 |
|
|
|
|
|
* |
|
|
|
日本軽金属 |
* |
|
|
|
|
* |
|
|
|
三井アルミニウム |
* |
|
|
|
|
* |
|
|
|
三菱アルミニウム |
|
1% |
|
|
0:4.75% |
|
|
|
|
住友軽金属 |
|
|
|
|
17.0%
: 1.0 |
|
|
|
|
YKK |
|
|
|
|
9.5%
: 9.5
|
|
7% |
|
|
丸紅 |
|
1% |
6.67%
→13.33% |
|
0: 8.0% |
|
|
22.5% |
|
三菱商事 |
|
|
|
|
9.5%
: 9.5 |
|
|
|
25% |
三井物産 |
|
|
|
|
|
|
32% |
|
|
住友商事 |
|
|
|
|
0: 8.0% |
|
|
|
|
現地
|
Rio Doce
51% |
C.V.G
80% |
Alcan
40%
州 13.33% |
Comalco
(Rio Tinto)
50%→
79.36%
→100% |
Comalco
(Rio Tinto)
59.5%
:59.25
|
政府
41.1% |
Alcoa
61% |
Alcoa
55%
他 22.5% |
|
他 |
|
|
40% |
|
|
|
|
|
Billiton
47% |
* 投資会社に参加・製品引取 (Boyne
前は1,2系列27.3万トン
後は
3系列 23.6万トンの比率
→ 2024/5時点 )
2024/5/31
住友化学、持分をリオ・ティントに売却
ニュージーランド・アルミニウム・スメルター
リオ・ティント社 (79.36%) 、住友化学 (20.64%) (2024 年 4月現在) → リオ・ティント 100%
ボイン・スメルター リオ・ティント社 (59.39%)、YKK
Aluminium (9.50%)、UACJAustralia (9.29%)、Southern Cross Aluminium (7.71%)、Ryowa
Development II (6.46%)、Ryowa Development(5.19%)、住友化学 (2.46%)(2024 年 4 月現在)
→ 住友化学持分2.46%をリオ・ティントに売却
参考 UACJ は2013/10/1 に古河スカイと住友軽金属工業が経営統合
Southern Cross Aluminium 丸紅52.95%
住友商事 SC Metal 47.05%
Ryowa Development 三菱商事
◎神戸製鋼 海外アルミ精錬完全撤退
2010年09月28日 住友商事
マレーシアでアルミニウム製錬事業へ参画
住友商事株式会社(取締役社長:加藤 進、本社:東京都中央区、以下住友商事)は、マレーシアのアルミ押出品最大手であるPress Metal
Berhad(本社:マレーシア クアラルンプール市近郊、以下プレスメタル社)が、株式の80パーセントを保有する子会社Press Metal Sarawak
Sdn. Bhd.(以下プレスメタルサラワク社)を通じ、マレーシア
サラワク州において推進中のアルミニウム地金製錬事業の第一期プロジェクト(2010年末フル稼働予定、年産12万トン、総事業費 約3億米ドル)に参画します。
住友商事は、現在プレスメタルサラワク社の残り20パーセントの株式を保有する投資会社よりその全株式を取得し、事業パートナーとなるプレスメタル社と株主間契約を締結。合わせて、プレスメタルサラワク社の5パーセント株式の追加買い取り権、および計画中の第二期プロジェクト(2012年末フル稼働予定、年産24万トン、総事業費
約6億米ドル)への出資参画権を取得しています。
プレスメタル社は、マレーシアのクアラルンプール証券取引所(Bursa
Malaysia)に上場する同国最大のアルミ押出品メーカーであり、かねてよりその上流のアルミニウム製錬事業も推進してきました。
現在、住友商事はオーストラリアなどでアルミニウム製錬権益を保有し、日本およびアジア地域で広くアルミニウム地金取引を展開しています。本事業への参画は、長期にわたって住友商事のアルミニウムビジネスの中核になるものと位置付けており、今後さらなる需要の伸びが見込まれるアジア市場での取引拡大を目指します。
------
2011年11月29日 丸紅株式会社
カナダ・アロエッテアルミ製錬J/V権益追加取得の件
丸紅は、カナダ・ケベック州投資促進公社(Investissement
Quebec)との間で、同州アロエッテアルミ製錬所の6.66%権益を約1.8億米ドルで追加取得することにつき合意に至りました。これにより丸紅が保有する権益比率は現在の6.67%(アルミ権益数量:3万8千トン)から13.33%(同:7万6千トン)に増加します。
アロエッテ製錬所はリオティントアルキャン、ノルスクハイドロといったアルミメジャー企業をパートナーに持ち、ケベック州の水力発電電力を利用して、高エネルギー効率・低環境負荷の操業を続けています。また、年産能力57万5千トンを誇る米州最大のアルミ製錬所です。
アロエッテ製錬所は年産能力を93万トンに増強する計画を推進しており、事業化調査を
2012年に開始する予定です。同計画で必要な追加設備投資は約20億カナダドルの見込みで、500MWの追加電力については2011年10月にケベック州電力公社(Hydro
Quebec)と供給に関する基本合意書を締結しています。
今回の追加権益取得により、丸紅が全世界で保有するアルミ権益数量は年産約16万トンから約20万トンまで増加します。中国、インド、ブラジル等の新興国の経済発展に伴い、アルミ需要が一層高まる中、丸紅は今後もアルミ権益の積増しとボーキサイト・アルミナといった上流権益の取得にも注力していきます。
<アロエッテアルミ製錬所 概要>
所在地 |
: 400 Chemin de la
Pointe-Noire, C.P.1650 Sept-Iles, Quebec,
Canada |
年産能力 |
: 575,000トン |
権益比率(取得後) |
:
丸紅 13.33%
ケベック州投資促進公社 6.67%
リオティントアルキャン 40%
ノルスクハイドロ 20%
オーストリアメタル 20% |
|
従業員 |
: 約1,000人 |
操業開始年 |
: 1992年 |
操業管理会社 |
: Aluminerie
Alouette Inc. |
Alcoa子会社
Smelter
Name: |
ALCOA - INTALCO |
ALCOA - EASTALCO |
Location: |
Ferndale,
WA - USA |
Fredericks,
MD - USA |
Capacity:
|
280.000
t/y * |
174.000
t/y |
Technology: |
PB
- AP13 |
PB
- AP30 |
Startup
Year: |
1966 |
1970 |
* Shut down 2001/6/14 until
(proposed ) 2003/9/30
2001/4 The
Washington State Department of Ecology, under authority of
the Model Toxics Control Act , proposes to enter into an
Agreed Order with Intalco Aluminum Company of Ferndale. The
Agreed Order would require Intalco to investigate soil,
surface water, and groundwater contamination found at three
closed landfills on the plant site, and to develop a plan to
clean up the contamination.
→ restart 2002/5/23
Portland Aluminium
Smelter
Alcoa
of Australia Limited (operator) |
45% |
→ |
55.0% |
CITIC
Australia Pty Ltd |
10% |
|
22.5% |
Marubeni |
10% |
|
22.5% |
Eastern
Aluminium (Portland) Pty Ltd |
10% |
|
0% |
State
当初 Aluminium Smelters
Victoria Pty Ltd (Aluvic) |
25% |
|
0% |
http://www.alcoa.com.au/smelting/smeltingvic.shtml
Portland Aluminium was
built at a cost of more than $1.2 billion. The first stage
started production in October 1986, and the second potline came
on line in 1988. The production capacity of 345,000 tonnes a year
makes it one of the largest smelters in the southern hemisphere.
The smelter is a joint
venture, owned by Alcoa of Australia (55 per cent), CITIC
Australia Pty Ltd (22.5 per cent), and Marubeni Australia Ltd
(22.5 per cent). It is managed by Alcoa Portland Aluminium Pty
Ltd, a wholly-owned subsidiary of Alcoa of Australia.
Virtually all of the
metal is exported, primarily to Japan and other Asian customers.
Alumina for the smelter is sourced entirely from Alcoa's Western
Australia refineries, ensuring consistency of the feedstock.
The creation of parklands
around the plant site has earned Portland the title of the
"Smelter in the Park", and the first certification as a
viable habitat ever granted by the Wildlife Habitat Enhancement
Council outside the U.S.
記事
2003/01/14 アーレスティ/
京都ダイカスト工業
合併に関するお知らせ
http://www.ahresty.co.jp/ir/pdf/200301_news.pdf
株式会社アーレスティと京都ダイカスト工業株式会社は、平成15年10月1日を目途に下記の通り合併することに基本合意
Chemnet Tokyo 2001/3/26
住友化学、京都ダイカスト工業の保有株式をアーレスティに売却
住友化学工業は26日、同社が保有している京都ダイカスト工業の株式をアーレスティに売却する、と発表した。
日本経済新聞 2003/7/25
大手商社 アルミ開発
相次ぎ投資 中国の需要拡大に対応
大手商社がアルミニウム関連事業に相次ぎ投資する。
伊藤忠と日商岩井は世界最大級のボーキサイト掘削・アルミナ精錬プロジェクト、ワースレーアルミナの一部株式を、神戸製鋼所から取得
買収後の出資比率は日商岩井グループが9%、伊藤忠が5%
神鋼は同プロジェクトから撤退
(神戸製鋼所発表)
三井物産と三菱商事はブラジルのアルミナ精錬会社のアルノルテに出資
2002/1/11 伊藤忠
伊藤忠、豪州ワースレープロジェクト(Worsley
Project)関連株式を取得
伊藤忠商事と神戸製鋼所は豪州ワースレーアルミナプロジェクトの共同投資会社であるKobe
Alumina Associates (Australia) Pty Ltd.(以下KAA社)の株式に関し、神戸製鋼の所有する株式の一部を伊藤忠に譲渡することで最終合意
KAA社は伊藤忠、神戸製鋼、日商岩井の共同出資会社
BHPビリトンと西豪州パース近郊にてボーキサイト採掘・アルミナ精製事業(ワースレープロジェクト)を行っており現在事業の10%の権益を保有
従来3社のKAA社の株式の所有シェアは伊藤忠25%、神戸製鋼40%、日商岩井35%でしたが、神戸製鋼はKAA社の10%の株式を伊藤忠に譲渡しこの結果譲渡後シェアは、伊藤忠35%、日商岩井35%、神戸製鋼30%となります。
→最新比率
ワースレープロジェクト
(1) 立地 |
|
豪州、西オーストラリア州 バンバリー近郊
|
(2) 稼動能力 |
|
年産 310万トン |
(3) 操業開始 |
|
稼動開始 1984年 |
(4)
ボーキサイト |
|
西豪州サドルバック地区自社鉱区
確定・推定埋蔵量それぞれ3.0億トン、2.6億トン 合計 5.6億トン
(50年分) |
(5) 参加者 最新比率
|
|
英国 BHP-Billiton
社 86%
Kobe Alumina Associates (Australia) Pty.Ltd. 10%
従来、神戸製鋼40%、日商岩井35%、伊藤忠25%
今回異動により、神戸製鋼30%、伊藤忠35%、日商岩井35%
日商岩井アルミナ 4%(NIA)
日商岩井が100% |
(6) KAA社資本金 |
|
A$70,800,000 |
2003/09/26 日本軽金属
東南アジア・中国における事業の再編に関するお知らせ
http://www.nikkeikin.co.jp/pages/press/P2003/p200309261.htm
1.再編の内容
(1) |
当社が保有するアルキャン・ニッケイ・アジア・ホールディングス・リミテッド(AlcanNikkei
Asia Holdings Ltd. 本社:英領バミューダ諸島ハミルトン市、出資比率:アルキャン社60%、当社40%、以下「ANAH」という)の株式をANAHに譲渡する。 |
|
|
(2) |
ANAHが保有するアルキャン・ニッケイ・サイアム・リミテッド(Alcan
Nikkei Siam Ltd. 本社:タイ国、以下「ANSIAM」という)の株式100%と華加日■業有限公司(Nonfemet
International (China-Canada-Japan) Aluminum Company Ltd.
本社:中国深●市、以下「NI」という)の投資持分(18%)を当社が取得する。 |
〇東南アジア・中国・ANAH
会社関連図
〇Alcan Nikkei Siam Limited (ANSIAM )
〇Nonfemet International (China - Canada-
Japan)Aluminum Company Limited
「人民網日本語版」2003年12月11日
国産アルミ生産技術が先進国市場に進出
中国有色金属建設公司、中国輸出入銀行は10日、オーストラリアの電解アルミ企業と、共同プロジェクトと融資に関する合意書に広東省東カンで調印した。
今回の合意により、オーストラリア側で総額約6億ドルに上る合同プロジェクトがスタートする。中国有色金属建設公司は非鉄金属工業の技術とプラント設備を提供し、中国輸出入銀行は年産42万トンの奥多嘉の電解アルミ工場に対し、約5億ドルを優遇融資する。
中国の非鉄金属工業の技術や設備が先進国市場に進出するのは、今回が初めて。
2006/11/16 日本経済新聞夕刊
中国、ベトナム ボーキサイトを共同開発
開発対象はベトナムのダク・ノン省。ボーキサイト鉱石の探鉱と採掘では中国側の企業が40%、ベトナム側が60%を出資し、資本金275百万ドルの合弁会社を設立する予定。
中国側が60%、ベトナム側が40%の割合で出資した投資総額約13億ドルのアルミナ・アルミ地金の生産工場も建設する。開発や生産の開始時期は未定。
China Economic
Net 2006-11-23
Vietnam,
China in $1.6 bln Bauxite/Alumina deal
The Vietnam National Coal-Mineral
Industries Group and Aluminium
Corp. of China Ltd., or Chalco, will invest around $1.6 billion
in mining bauxite and refining alumina, they said on Wednesday.
The
two firms signed a framework agreement on the project last
Thursday in Hanoi during a visit by Chinese President Hu Jintao
before he attended an Asia-Pacific summit.
"After
the two governments approve the project's pre-feasibility study,
both sides will start working on its feasibility study with a
total investment of around $1.6 billion," the Vietnamese
firm, the country's top miner, said in a statement on its Web
site at wwww.vinacomin.com.vn.
The
unlisted Vietnamese firm, known as Vinacomin, said bauxite would
be mined in the central highland province of Dak Nong to produce 1.9
million tonnes of alumina in the first phase of the project.
The
next phase envisages alumina output rising to 4
million tonnes annualy, Chalco said in a
statement on its Web site, www.chalco.com.cn.
Chalco's
spokeswoman Zhang Qing said the pact signed last week was only a
framework agreement.
Both
Vinacomin and Chalco did not say how much each firm would
contribute to the project.
Chalco
is the world's second-largest producer of alumina, a white powder
refined from bauxite ore to make aluminium.
Vietnam's
bauxite ore reserves are estimated at between 5.6 billion and 8.3
billion tonnes, the world's third-largest after Guinea and
Australia and mostly unmined.
Most
of the ore reserves are in the Central Highlands, the key coffee
growing region where the mining industry has planned several
bauxite projects.
Vinacomin
said it was also considering a $1-billion
joint venture with U.S. aluminium producer Alcoa Inc. for a similar project in
Dak Nong between 2007 and 2010.
Chalco
was among big players from the United States, Japan, China, South
Korea and Russia who signed deals with Vietnam last week as 21
Asia-Pacific Economic Cooperation APEC leaders pushed the forum's
free trade agenda and vowed to fight terrorism.
Vietnam
and China revised upwards the trade target for 2010 to $15
billion from $10 billion during Hu's visit last week. They are
expected to generate already $10.2 billion from trade this year.
2009/1/20 日本経済新聞
アルミ事業 古河電・昭電が統合交渉 今夏合意めざす シェア2割超
アルミニウム圧延品国内最大手の古河電気工業と同6位の昭和電工はアルミ事業を統合する方向で最終調整に入った。
まず昭電が圧延品、箔、鋳造・鍛造品など年商1千億円超のアルミ事業を別会社化。その後、同社に古河電工のアルミ子会社である古河スカイが50%超出資して経営権を握る案が有力だ。昭電が対価として古河スカイの株式を受け取る案もある。昭電はアルミ缶など一部のアルミ事業を継続する見通しだ。
アルミ圧延品の国内生産シェア 2007年約233万トン
古河スカイ 19.1%
住友軽金属工業 16.4
神戸製鋼所 14.8
三菱アルミニウム 7.6
日本軽金属 3.8
昭和電工 2.7
その他 35.6
(注)日経推定
平成26年3月14日
日軽金、日本唯一のアルミ精錬工場を停止
日本軽金属は、静岡市清水区の蒲原製造所におけるアルミニウム電解事業を、本年3月31日をもって終了する。
平均純度99.95%と、一般の地金<純度99.7%程度)よりも純度が高く、主に電機・電子分野向け高純度製品の材料として使用されている。
老朽化が著しく、停止する。
能力 7000トン/年
2012年度 4141トン
2013年度 2600トン
蒲原工場
昭和15年10月 9000トンでスタート、昭和18年36000トンまで拡大
昭和42年109千トン、49年113千トンに。新潟、苫小牧とあわせ最高37万トン
昭和55年新潟、60年苫小牧休止 水力発電を有する蒲原のみ35千トンに縮小し、わが国唯一の精錬工場として継続
平成7年 20千トン、11年 11千トンに
マレーシア アルミニウム製錬事業 第三期プロジェクトへの参画について
住友商事と、マレーシアのアルミニウム製錬・押出製品最大手であるPress
Metal Berhadは、出資するPress Metal Bintulu Sdn.
Bhd.を通じてアルミニウム製錬設備を増設し、アルミニウム地金製錬事業の第三期プロジェクト(年産32万トン)に参画します。
住友商事はすでに第一期プロジェクト(年産12万トン)、第二期プロジェクト(年産32万トン)にそれぞれ20パーセント参画しており、本プロジェクトと合わせ、年産76万トンのマレーシア
アルミ製錬事業の20パーセント権益を保有することになります。
住友商事は、マレーシアに加えオーストラリアなどでアルミニウム製錬権益を保有し、日本およびアジア地域で広くアルミニウム地金取引を展開しています。第一期プロジェクトおよび第二期プロジェクトに続くプレスメタル社との本事業への取り組みは、長期にわたって住友商事のアルミニウムビジネスの中核になるものと位置付けており、今後さらなる需要の伸びが見込まれるアジア市場での取引拡大を目指します。
|
第一期プロジェクト |
第二期プロジェクト |
第三期プロジェクト |
運営会社 |
Press
Metal Sarawak Sdn. Bhd. |
Press Metal Bintulu Sdn. Bhd. |
Press
Metal Bintulu Sdn. Bhd |
所在 |
サラワク州
ムカ |
サラワク州 ビントゥル市郊外 |
サラワク州
ビントゥル市郊外 |
|
|
出資構成 |
Press Metal
Berhad 80パーセント
住友商事
20パーセント |
生産開始時期 |
2009年8月 |
2012年9月 |
2016年1月予定 |
生産量 |
120,000トン/年 |
320,000トン/年 |
320,000トン/年 |
合計 760,000トン/年 住友商事権益 152,000トン/年 |
Press Metal Berhad is a Malaysian-based
aluminium company with an extensive global presence.
From our modest beginning as a privately-owned local aluminium extrusion company
in 1986, we have grown into a globally integrated aluminium enterprise – with a
smelting capacity of 450,000 tonnes and an extrusion
capacity of 190,000 tonnes per annum.
2020年11月17日
三菱ケミカル
軽金属事業の譲渡について
三菱ケミカルは、当社の軽金属事業の譲渡について、寧波江豊電子材料股份有限公司(本社:中華人民共和国浙江省余姚市)及び同社グループである同創普潤(上海)机電高科有限公司(本社:中華人民共和国上海市)との間で合意しましたので、お知らせいたします。
2021年4月を目途に譲渡する予定です。
また、軽金属事業のうち本譲渡の対象外である金型材「KNシリーズ」の製造販売について、本譲渡にあわせた撤退を検討しております。
寧波江豊電子材料及び同創普潤(上海)は、半導体や液晶用のスパッタリングターゲット材メーカーで、特にアルミ製ターゲット材では世界トップクラスの地位を有します。世界の高純度アルミ業界にも精通する同社は、当社の軽金属製品の長年の取引相手でもあります。
「江豊電子が開発したターゲット材がTSMC(台湾セミコンダクター)、台湾のUMC、米国のGlobalFoundries、東芝、中国のSMIC、ソニーなどの世界でも有数の集積回路企業にも使われています。10ナノ技術上の生産領域で量産を実現しました。」(寧波江豊電子材料)
当社は、三菱ケミカルホールディングスグループの中期経営計画「APTSIS
20」に基づき、ポートフォリオマネジメントの強化に取り組んでおります。今般、自社事業の上流に位置する事業の買収及び日本での拠点獲得による事業強化を企図する寧波江豊電子材料及び同創普潤(上海)との間で、本事業の譲渡につき合意に至ったものです。
アルミナ製品・軽金属事業部
2020年4月1日 繊維本部に移管
「軽金属」は、アルミ製錬で培ったノウハウを活かし、アルミ合金の鋳造から加工製品の製造・販売まで一貫して手がけている。
ダイカスト用アルミニウム合金 DMシリーズ
切削加工アルミ合金 KNシリーズ ーーーー譲渡対象外、撤退検討
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2013年3月19日
寧波江豊電子材料、三菱の生産ラインと特許技術を導入
中国最大手の半導体用スパッタリングターゲット材メーカー、寧波江豊電子材料は先日、三菱マテリアルとCMP生産ライン及びその関連の特許技術を導入する契約を締結した。本CMP装置は、半導体チップの製造過程においてナノメートルの単位で求められる平坦性を化学的機械的に研磨することで実現する装置であり、今回の生産ラインと技術の導入は、国内では超大型集積回路材料製造分野の大きな空白を埋めることになる。
三菱マテリアルは超大型集積回路材料の加工の面で世界をリードする技術を有している。江豊電子材料はCMPプロジェクトの実施に2億5000万人民元を投資し、年間生産高10億元を目指している。
2024 年5月31日 住友化学 まとめ参照 住友化学、海外アルミ精錬2社の株式売却
当社が保有する海外アルミニウム製錬企業2社の株式売却について
住友化学は、当社が保有するニュージーランドのニュージーランド・アルミニウム・スメルター社(当社持分比率
20.64%)およびオーストラリアのボイン・スメルター社(同
2.46%)の全株式を、両合弁事業のパートナーである英豪系資源大手のリオ・ティント社に売却することといたしました。今後、関連当局の承認などの必要な手続きを経て、売却が完了する予定です。
上記 2
社の株式保有は、当社として、両社から主にアルミニウム地金を輸入、販売するためのものですが、同事業は国際アルミ市況の影響を強く受け、当社にとっては損益面でのボラティリティが大きいことなどを踏まえて、売却を決定したものです。
当社は、2024
年度の確実な業績V字回復と、今後の抜本的構造改革に向けた財務体質強化を狙いとした「短期集中業績改善策」を進めており、本売却は事業ポートフォリオの見直しの一環です。
<ご参考>
ニュージーランド・アルミニウム・スメルター社の概要
会社名 New Zealand Aluminium Smelters Limited
所在地 Tiwai Road Invercargill, New Zealand
設立 1969 年
株主構成 リオ・ティント社 (79.36%) 、住友化学 (20.64%) (2024 年 4月現在)
ボイン・スメルター社の概要
会社名 Boyne Smelters Limited
所在地 Handley Drive, Boyne Island QLD 4680, Australia
設立 1978 年
株主構成 リオ・ティント社 (59.39%)、YKK Aluminium (9.50%)、UACJAustralia (9.29%)、Southern
Cross Aluminium (7.71%)、Ryowa Development II (6.46%)、Ryowa
Development(5.19%)、住友化学 (2.46%)(2024 年 4 月現在)
三井物産 2024/8/9
三井物産は、ブラジルのアルミニウム製錬事業会社ALBRAS - Alumínio
Brasileiro S.A.社に49%出資する日本アマゾンアルミニウムの第三者割当増資を引き受けました。これにより、NAAC社への出資比率(直接及び間接合計)は、約21%から約46%に引き上がり、Albras社で生産されるアルミ地金のオフテイク(引き取り)数量が年間約8万トンから年間約14万トンに増加します。
NAAC社は、1977年にアマゾンアルミ・プロジェクト(注)への日本側投資会社として設立され、Albras社やアルミナ精製業に出資しています。Albras社のアルミ地金の年間生産量は45万トンで、ブラジル・アマゾン地域で再生可能エネルギーを電源に製造時のCO2排出量を抑制したグリーンアルミを安定的に製造しています。
アルミは、自動車・航空機などの輸送機器、建材、缶、電線など様々な分野で広く使用されると共に、軽量でリサイクルが容易という優れた特徴を持っており、今後更なる需要拡大が見込まれています。一方、アルミ製造には多大な電力を必要とするため、グリーンアルミの需要は年々増加していますが、その供給は限定的であり、今後、益々希少性が高まっていく見込みです。
三井物産は、1960年代から取り組んでいる鉄鉱石や原料炭の資源開発と並び、銅、ニッケル、リチウム、アルミなどの非鉄金属を含めた地下資源の開発・安定供給に寄与しています。近年では、地球温暖化に伴う気候変動の進行が社会課題となっており、グリーンアルミをはじめとするグリーン素材の開発や確保に取り組んでいます。
三井物産は、Industrial
Business
Solutionsを攻め筋の一つとし、社会の発展に不可欠な資源・素材などの安定供給を通じ、産業課題解決に向けた現実解の提供を目指しています。今回の増資引受に伴うグリーンアルミのオフテイク増量を通じて、低炭素かつ安定供給に資するアルミ事業を強化し、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
注)アマゾンアルミ・プロジェクト:ブラジルでアルミニウム製錬(Albras社)とアルミナ精製(Alunorte社)の一貫工場を建設、操業する日本とブラジルの経済協力資源プロジェクト。
会社概要
会社名 |
ALBRAS - Alumínio
Brasileiro S.A. (Albras社、アルブラス社) |
所在地 |
ブラジル連邦共和国パラ州 |
設立年 |
1978年 |
株主構成 |
Norsk Hydro ASA
(ノルウェー、51%)、日本アマゾンアルミニウム株式会社 (49%) |
従業員数 |
約1,300人 |
事業概要 |
アルミニウム新地金の製造・販売および関連事 |