日本経済新聞 2007/2/8
三井物産 サウジ石化事業に参加 2011年生産開始 数百億円を負担
三井物産はサウジアラビアで石油化学の一貫生産事業に参加する。サウジ産の安価な天然ガスを原料に、石化の基礎原料であるエヂレンや汎用樹脂などを2011年から生産する。総事業費は70億ー80億ドル(約8400億ー9600億円)で、三井物産の負担額は数百億円の見込み。
三井物産にとっては、1989年に工事途中で撤退に追い込まれたイラン・ジャパン石油化学(IJPC)以来の中東での大型石化事業となる。
三井物産が参加するのは、サウジの財閥系企業アルザミール・グループが設立した石化企業サウジ・インターナショナル・ペトロケミカル(SIPS)が計画している事業。同国東岸のジュベイルで、単一プラントとしては世界最大級となる年産100万ー120万トンの能力を持つエチレン製造設備を建設する。
事業全体をいくつかの単位に分割する見通しで、三井物産は自動車や家電に使うポリエチレンやポリプロピレンの生産事業に参加する。三井物産は月内にも事業調査開始に向けた基本契約に調印する見込みだ。
三井物産は今回組むアルザミールと共同で、すでにサウジでメタノールを生産
三井物産、20年ぶり中東進出 IJPC以来 コスト優位を意識
1.3
million metric tons per annum (mtpa) of ethylene and
propylene. 800 thousand mtpa of polymers such as HDPE, LDPE, PP, EVA start-up of projects will commence in 2011. US$ 7 billion 当初 記事 NIC/Sahara Ethane/propane cracker 計画
JV名:International
Methanol company サウジでは3番目のメタノール製造会社。 |