三菱化成経営分析(住化との対比)                          ←目次へ



 筆者は1991年にプラスチック・テクニカル・センター建設起業のために「当社の石化の損益構造 問題点と対策」をまとめ、三菱油化と住化の経理分析を行っているが、その15年前に三菱化成と住化の経営分析を行っている。 

 1975年頃、調査課の依頼で住化と三菱化成の分析を行った。(担当は同期の藤井氏)

 有価証券報告書などの詳細分析のほか、人事部門から大手化学会社の人事部門の会でまとめた各社人員表を入手して対比分析を行った。

 資料は手元にないが、結論として、

@ 三菱化成ではコークス部門の売上が住化との売上高の差の主因で、またそれが安定した収益源となっていること、

A 三菱化成が黒崎、水島、四日市の3カ所が事業の中心なのに対し、住化は新居浜地区に新居浜、大江、菊本と3カ所に分かれ(会計、計数、資材等は1962年に新居浜事務所に統合したが、その他の機能はは3製造所にあった)、その他、大阪(大分、岡山、酉島)、名古屋などと分散しており、工場の間接部門の人員数が両社で大きく異なっていることを挙げた。

 この報告は堀本取締役が取締役会で報告し、注目を集めた。各工場の人事部門や組合から資料の要請を受けた。



 この後、1977年3月、新居浜、大江、菊本各工場と新居浜事務所が統合され、愛媛製造所が発足している。

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