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会社研究 JFE 迅速な合理化がカギ 総合カでも新日鉄射程へ
■合理化計画を上方修正へ
JFEホールディングスが見込む統合効果 (2006年3月期、億円)
年間効果額 2003年3月期
の実現額管理・間接部門を中心とした要員効率化や経費削減 300 一 規模拡大や仕様統合による調達コスト削減 200 40 量産効果や設備集約、重複投資の回避による設備費の低減 200 100 研究開発の効率化、技術交流 100 60 合計 800 200
■劣る財務内容
■自動車向け値上げが焦点
2002/11/4 日本経済新聞
JFEグループ 合併促進4000人減 統合効果、5割増1200億円
JFE どこまで強いか
一体運営を徹底 短期間で統合効果
グループの中核、JFEスチールの西日本製鉄所。旧NKKの拠点である福山地区(広島県)と旧川鉄の倉敷地区(岡山県)で構成する同製鉄所では、自動車の外板などに使う亜鉛めっき鋼板の生産量がこの2年で20%も増えた。増産投資はない。2地区の一体運営を徹底した成果だ。
計4本あるラインのうち3本は福山、1本が倉敷にある。統合で生産規模が拡大し、ラインも増えたことに対応、より効率的な生産体制に組み替えた。福山では1本を外板1品種の専用にして生産性を高めた。
互いの優れた点も取り入れた。福山では、倉敷のやり方をまねて定期修理などによる設備休止期間を短縮。倉敷で高強度の厚鋼板を造るための急速冷却設備を導入する際には、実績のある福山の技術を採用した。