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三菱化学メディア http://www.mcmedia.co.jp/
三菱化学メディア株式会社は、三菱化学グループの記録メディア事業を統括し、ワールドワイドに光ディスクを中心とした各種記録メディアを開発、製造、販売する会社です。国内では三菱ブランド、海外ではVerbatimブランドで皆様に記録メディア製品をお届けしております。
DVDを中心とした光記録メディアは、コンピューターの外部記録媒体からDVDレコーダーなど動画記録へと用途が広がることにより、市場は大きく拡大しております。その中にあって当社は先に述べました二つのブランドを擁してワールドワイドに製品を提供しており、特にDVDディスクの販売におきましては、昨年度も世界シェア第1位(米国Santa Clara Consulting Group社調べ)となりました。当社の得意とするところは先進的な技術を込めた高品質な商品を一足速く皆様に提供することにあります。昨年は、一昨年の片面2層DVD+R DLに引き続き、「片面2層DVD−R DL」の製品を業界に先駆けて発売いたしました。2層膜のDVDディスクは記録層を片面に2層形成し、従来の1層タイプと全く同じ感覚でほぼ2倍(8.5Gバイト)の情報を記録することが出来ます。DVD品質の高画質動画であれば約3.5時間録画することができ、ご好評をいただいております。
一方、本年は次世代光記録方式であるブルーレーザー記録ドライブが本格的に商品化されます。2つの規格が並行して商品化される見込みですが、三菱化学メディア/バーベイタムグループでは、HD DVDおよびBlu-rayディスク、それぞれの規格に対応した記録型光ディスクを研究、開発しており、今年量産を開始し、お客様のお手元に届けられるよう準備を進めています。このように三菱化学メディア/バーベイタムグループは先進的な技術の開発に注力し、高品質な商品をFirst in Marketで提供することを第一の使命としております。 平成18年2月
1982 三菱化成(現三菱化学)と米国Verbatim社が合弁で 化成バーベイタム(三菱化学メディアの前身)を設立 1983 化成バーベイタム小田原工場設立、FD生産開始 1990 三菱化成がVerbatim社を買収 1994 化成バーベイタム社を解散、三菱化成メディア(現三菱化学メディア)としてスタート 1995 三菱化学メディアに社名変更 1996/11発表 三菱化学 シンガポールの子会社 三菱化学インフォニクス社でCD-R、CD-RW増設
三菱化学 アイルランドに子会社インフォニクス・アイルランド新設 CD-R製造1998 バーベイタム(ノースカロライナ州)の2工場を台湾CMCマグネティックスに売却 1998/8発表 三菱化学 台湾のCMCマグネティック・コーポレーション社にCD-R製造委託 2000/4発表 三菱化学 水島でのCD-R生産中止、シンガポールに集約 2001/4発表 三菱化学 記憶材料事業部の事業を、三菱化学メディアに移管
三菱化学メディア本社内にグローバルヘッドクォーター部門を設置2001/8発表 三菱化学 エムシーインフォニクスアイルランドを台湾CMCマグネティックスに譲渡 2002/10発表 三菱化学 昭和電工にハードディスク事業譲渡
http://www.verbatim.com/about/about.cfm
As a subsidiary of Mitsubishi Chemical Corporation, Verbatim is ideally positioned to take advantage of changes in the market while continuing to challenge the frontiers of data storage.
[光ディスク製造子会社株式の譲渡について]
http://www.m-kagaku.co.jp/rel/2001/081401.htm
CD-R及びCD-RW製造子会社であるエムシーインフォニクスアイルランド(MC INFONICS IRELAND LIMITED;以下MCII、本社:アイルランド)の株式譲渡について、CMCマグネティックス株式会社(CMC Magnetics Corporation、本社:台湾)と基本的に合意致しました。
[三菱化学グループの記録メディア事業再編について]
http://www.m-kagaku.co.jp/rel/2001/042401.htm
現在記憶材料事業部で行っている当該事業を、5月1日付で三菱化学メディアに移管し、同時に三菱化学メディア本社内にグローバルヘッドクォーター部門を設置、Verbatimグループとの連携を一層強化してグローバルな事業体制を構築致します。
新三菱化学メディア・Verbatimグループの概要
(1) グローバル
ヘッドクォーター部門: 東京都港区(三菱化学メディア内) (2) 最高経営責任者 : 小林喜光
(三菱化学記憶材料事業部長/三菱化学メディア社長)(3) 事業概要 :MO、CD-R/RW、DVD-R/RW、FD等の記録メディア及び
コンピュータ周辺機器の販売等(4) 販売拠点 : 日本、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニアの主要都市 (5) 売上高 : 約550億円(2001年度見込み) (6) 従業員 : 約300名
2000/4/4 三菱化学
ハードディスク事業生産体制の集約について
http://www.m-kagaku.co.jp/rel/2000/040402.htm
水島事業所で行っているハードディスク(HD)の生産につきまして、本年6月末をもって生産を停止し、シンガポールの三菱化学インフォニクス(MCI)社に集約することと致しました。
(ご参考)HDの生産能力
現 在 停止後 水 島 100 0 MCI 200 200
CD−R事業の強化について
http://www.m-kagaku.co.jp/rel/1998/98083101.htm
CD−R(追記型コンパクトディスク)の供給能力につきまして、現在の600万/月を1,100万枚/月に拡大することに致しました。
台湾のCMCマグネティック・コーポレーション社(本社:台湾台北市、社長:翁 明顕)に対して500万枚/月の生産を委託することにより、供給能力の拡大を図ることとしたものであります。
CD−R等の新増設について
http://www.m-kagaku.co.jp/rel/1996/112701.htm
1.シンガポール | ||
100%孫会社の三菱化学インフォニクス社(親会社:三菱化学シンガポール社)にて次の通り増設いたします。 | ||
(1)CD−R | ||
4系列、月産120万枚の増強を行い、10系列、月産300万枚体制といたします。 | ||
(2)CD−RW | ||
1系列、月産10万枚の製造設備を建設中でありますが、このたびさらに3系列、月産60万枚の製造設備を増設いたします。 |
2.アイルランド | ||
当社100%孫会社バーベイタム社(当社100%子会社米国三菱化学の100%子会社)のアイルランド工場(於リムリック)の敷地内に100%子会社の新社を設立し、当該新社がCD−Rの製造設備4系列(月産120万枚)を新設いたします。 |
2002/10/15 昭和電工/三菱化学
ハードディスク事業の譲渡・譲受について
http://www.sdk.co.jp/contents/news/news02/02-10-15.htm
三菱化学グループのハードディスク事業を昭和電工グループに譲渡する
1. | 三菱化学の100%子会社である三菱化学インフォニクス(シンガポール)が行っているHD事業、並びに三菱化学が所有する当該事業に関連する生産・研究設備の全て、および知的財産の一部を昭和電工グループに2003年1月1日を目処に譲渡する。 |
2. | 昭和電工は、譲り受けに関連してシンガポールに新会社(社名:昭和電工HDシンガポール)を設立 |
<昭和電工HDシンガポール(SHS)の概要 (設立予定)>
社名 | Showa Denko HD Singapore Pte.Ltd. | ||
所在地 | シンガポール | ||
代表者 | 佐々木保正氏(SHD社長兼任) | ||
資本金 | 約10億円 | ||
従業員数 | 約350名 | ||
生産能力 | 210万枚/月 |
日刊工業新聞 2003/2/27
昭和電工、シンガポール子会社でHD生産能力を増強
増強するのは、昭和電工エイチ・ディー・シンガポール(SHDS)。クリーンルームを増設するほか、国内で休止していた設備を高品質に改造したうえでシンガポールに移設。増強分の約2分の1はガラスHDの製造にも対応できるようにする。
2003/7/24 昭和電工
台湾TRACE社に80ギガハードディスク製造技術を供与
(最大200万枚/月の販売優先権を確保)
http://www.sdk.co.jp/contents/news/news03/03-07-24.htm
台湾のHD生産メーカーであるTrace Storage Technology Corp.と、戦略的提携契約を結ぶことを決定いたしました。
2003/12/1 昭和電工
シンガポールにおけるHD設備増強完了
当社子会社昭和電工エイチ・ディー・シンガポール社において、ハードディスク(HD)月産100万枚(5ライン)の設備増強を本年2月に開始し、10月より生産ラインを順次立ち上げて参りました。
1.増強設備の概要
設備の特徴 :アルミHD、ガラスHDの両方に対応 生産サイズ :2.5、3.0、3.5(インチ) 生産能力 :月産310万枚 (増強後) 2.昭和電工のHD事業について
当社は、HDDメーカーの内製事業を除くと、デスクトップPC用アルミ製HD、ノートPCやカーナビ向けのガラス製HDの両方を世界で唯一生産する専業メーカーです。
(1) HD生産拠点 合計月産能力 630万枚(増強後)
・昭和電工エイチ・ディー(千葉県市原市、佐々木保正社長)月産能力 320万枚
・昭和電工エイチ・ディー・シンガポール(増強後) 月産能力 310万枚
(2)トレース社よりのHD優先購入権
現在の月産能力630万枚に加え、2004年初から台湾トレース社に対し1枚の容量が80GB(ギガバイト)の HD製造技術を供与し、その優先購入権を取得しております。トレース社のHD生産能力は月産200万枚のため、当社グループ全体で最大月産830万枚(年間約1億枚)のHD供給能力を有することとなります。
(3) アルミサブストレート(基板)生産拠点
・昭和電工エイチ・ディー・マレーシア社(マレーシア、横田賢剛社長)
・昭和電工 小山事業所(栃木県小山市)