日産自動車 伊藤祐樹選手            連絡先: knak@js2.so-net.ne.jp                                     2006年度

 

2004年度    
                            
2003年度以前    

                                 

第17回千葉市長杯争奪     日産自動車、初戦で日立製作所に敗退

第32回社会人野球日本選手権大会関東代表決定戦  日産、ホンダに破れ敗者復活へ
                                    敗者復活戦で
新日本石油ENEOSに敗退

第32回社会人野球日本選手権大会神奈川県予選   日産、12回目の優勝
                                 日産、東芝、新日本石油、三菱ふそう川崎は関東代表決定戦に出場

関東選抜リーグ戦(後期) JR東日本、鷺宮製作所に破れ、通算3勝2敗

第36回IBAFワールドカップ (オランダ)  

      予選       B組1位

      順位決定戦   準々決勝で韓国に敗退  

                 キューバ優勝、韓国2位、日本5位  打撃成績

第76回都市対抗野球  優勝戦で三菱ふそう川崎に敗退、準優勝               

第48回JABA北海道大会   日産自動車優勝! (Bブロック全勝、決勝戦でサンワード貿易を破る)

第76回都市対抗野球 神奈川県二次予選  日産自動車、決勝戦で三菱ふそう川崎に敗退
                            東芝を破り、第二代表に

第23回アジア野球選手権宮崎大会   日本が台湾降し2大会連続15回目V

関東選抜リーグ戦(前期) 日産自動車、三菱ふそう川崎・かずさマジック・住友金属鹿島に勝ち、3勝

第57回JABA京都大会  日産自動車、準々決勝で日本生命に敗退 

第53回静岡大会    日産自動車、準々決勝で三菱ふそうに敗退

JABA神奈川県大会  日産自動車優勝! 最高殊勲選手は伊藤祐樹選手(日産自動車)

第60回JABA東京スポニチ大会 準々決勝でJR東日本に敗退

 


第17回千葉市長杯争奪

日時: 2005年11月7日(月)〜4日間(雨天順延)
場所: 千葉マリンスタジアム

2005/11/7

 

日産自動車

日立製作所


第32回社会人野球日本選手権大会関東代表決定戦 

▽東京7▽神奈川4▽茨城3▽埼玉、千葉各2▽山梨、栃木、群馬各1の合計21チームが参加し、勝ち上がった6チームが関東代表として本大会に出場する。

 

2005/10/20

 

新日本石油ENEOS

日産自動車

日産は相手投手の好投に4安打に抑えられ三塁を踏めなかった。

2005/10/14

 

日産自動車

ホンダ

2005/10/13

 

明治安田生命

日産自動車

2005/10/11

 

南アルプス硬式野球

日産自動車

19


第32回社会人野球日本選手権大会神奈川県予選

2005年9月21日(水)〜6日間(雨天順延)
場所: 保土ヶ谷球場 (敗者復活第D日は三菱重工金沢グランド)

社会人野球:日本選手権・県予選 日産、12回目の優勝 

 第32回社会人野球日本選手権大会県予選(県野球協会、毎日新聞横浜・川崎支局主催)は28日、横浜市の県立保土ケ谷球場で決勝戦など3試合があった。決勝戦は日産自動車が延長の末、緊迫した投手戦を制し12回目の優勝を飾った。3位決定戦と5位決定戦では、新日本石油ENEOSと三菱重工横浜クラブがともにコールドを勝ち。日産と東芝、新日本石油、三菱ふそう川崎は10月11日から東京都で始まる関東代表決定戦に出場する。

2005/9/28

  10

日産自動車

東芝

2005/9/27

 

新日本石油ENEOS

日産自動車

2005/9/26

 

旭中央クラブ

日産自動車

10

2005/9/23

 

小田原フレンドリークラブ

日産自動車

10

 


関東選抜リーグ戦(後期) 
 Aブロック…日産自動車・三菱ふそう川崎・JR東日本・かずさマジック・住友金属鹿島・鷺宮製作所
        (3勝2敗)    (4敗1分)   (4勝1分) (2勝3敗)  (1勝4敗)    (4勝1敗)

 千葉市長杯への出場資格を得られるのはA、B、Cブロック全17チーム中12チーム
 
(後期)
*9/14大宮  13:30 日産自動車 5ー6 JR東日本
*9/15大宮  11:00 日産自動車 0ー5 鷺宮製作所
 *伊藤、梵、高崎選手はワールドカップ(オランダ)出場

前期
 4/19横浜  9:00 日産自動車 9ー8 三菱ふそう川崎
*5/17大田  10:00 日産自動車 5ー0 かずさマジック
*5/18大田  10:00 日産自動車 6ー3 住友金属鹿島

 *
伊藤、高崎両選手はアジア野球選手権出場


第76回都市対抗野球

  9月1日 決勝戦  三菱ふそう川崎が優勝                                                                  
日産自動車(横須賀市) 3−6 三菱ふそう川崎(川崎市)  
詳報   
 

日産自動車

三菱ふそう川崎

 2万1000人を集めた21年ぶりの神奈川県勢同士の決勝は大熱戦の末、川崎市・三菱ふそう川崎が、横須賀市・日産自動車を6−3で振り切り、2年ぶり3度目の栄冠に輝いた。

◇消耗戦に耐えられなかった横須賀市

  横須賀市に勝利の女神がほほえみかけたのは6回のことだ。2死後。岩本の飛球は中堅手のひざ元を抜ける二塁打。続く四之宮のゴロは三塁手のグラブ脇をすり抜け、遊撃手から一塁への送球は間一髪セーフ。一、三塁で打席は日本代表に名を連ねる11年目の主将、伊藤。またとない勝ち越し機だった。
 3球見送り、カウント2−1。沈みながら外へ逃げる球にバットが空を切り三振。万事休した。見送れば、ボール。「普段なら振りはしない。思わず追いかけてしまった」。伊藤は嘆いた。「あの時、勝ち越せていたら…」。終始、川崎市に先行を許す展開では、その裏に死球と失策がらみで勝ち越されたバッテリーを責めようもない。
 九回2死満塁、最後のチャンスは吉浦と救援登板した谷村の対決。速球でたちまち追い込まれ、ボール球を振らされた。この日4つ目の三振。「勝負に負けた」と吉浦が悔しがったように、横須賀市打者が川崎市投手の気迫にのまれる象徴的な幕切れだった。

 会社の危機と向き合ってきた川崎市。
伊藤は「一人一人のちょっとしたプレーに勢いを感じた」と言う。歓喜する川崎市を見つめ、ふとつぶやいた。「僕らもそうだった」
 横須賀市が前回優勝した98年は、日産自動車がカルロス・ゴーン氏を最高執行責任者に迎える前年。「本当に景気が悪くて、会社は、野球部は、どうなるんだという危機感があった。その中で勝ちたい気持ちがあふれていた」。「あのころの僕らの野球を相手にやられた。忘れちゃいけないことを思い起こさせてくれた」。あと一歩で逃した黒獅子旗。あと一歩を乗り越える術(すべ)は、少し見えた。

 「精神的な消耗戦でいい」戦前、横須賀市の久保監督は言い切った。打ち合いであれ、接戦であれ、粘り合いなら負けぬという自信があふれた。
 だが、その消耗戦に耐えられなかったのは横須賀市の方だった。1点を追う三回1死二、三塁の好機に続いて、六回の逸機。常に川崎市の後塵(こうじん)を拝する展開では、その裏に死球と失策がらみで勝ち越されたバッテリーを責めようもない。

 横須賀市が期するものは、会社の不祥事で昨年1年を棒に振った川崎市に優るとも劣らなかったはずだ。昨年の都市対抗は1回戦でホンダに完封負け。連覇を狙うはずの日本選手権は出場さえ逃した。優勝した98年以来7年ぶりの決勝進出に、「復活」をかけた横須賀市。その間、2度の優勝を誇る川崎市に、あと一歩の壁をつきつけられた。   

▽横須賀市・久保恭久監督
 神奈川同士らしいしのぎ合いはできたと思うが、2番手は悔しい。悔しさが2倍にも、3倍にもなる。 

◇相手に「勝つ」迫力−−伊藤祐樹・日産自動車主将
 みんな頑張った。最後まであきらめず、自分たちの野球ができたと思う。六回の好機に打てればよかったのだが。相手は1年のブランクがあったが、それだけに一つ一つのプレーに絶対勝つという迫力を感じた。                                                         

32年ぶりの白獅子旗を手に。来年こそは『黒獅子旗』を。
(左 2 内野手 伊藤 祐樹、右 5 内野手 四之宮 洋介)


8月31日 準決勝
日産自動車(横須賀市) 2−0 JR九州(北九州市)
  詳報

 

日産自動車

JR九州

▽横須賀市・久保恭久監督 
 もう少し点を取ると思ったが。今日は石畝がよく投げた。今までと、違う色が出せましたね。
 ここまで来られただけで幸せという気持ちはある。投手にはかなり疲労があるので、打ち合い覚悟で臨むつもりだ。決勝は、精神的な消耗戦でいいと思っている。投手も野手も、タフになれるかどうか、だ。

○…横須賀市の主将・伊藤が五回1死三塁から、スクイズ失敗後の中犠飛で貴重な追加点をもたらした。長くチームの主軸だっただけに、「(スクイズのサインは)ちょっと寂しい気もした」と伊藤。北九州市・小松聖の失策絡みで迎えた好機だっただけに、「ここをしのがれたら、流れが変わる」と、必死で2球続いたスライダーに食らいついた。「前の球より若干、甘かった」と主将の責任を果たせてほっとした顔で話した。

○…社会人野球の日鉄二瀬(福岡県二瀬町=現飯塚市)で内野手として活躍した、元プロ野球広島監督の古葉竹識さん(69)が第1試合で始球式。

 決勝は、ともに3度目の優勝をめざす横須賀市・日産自動車と川崎市・三菱ふそう川崎の対戦に決まった。
 横須賀市の決勝進出は2度目に優勝した98年以来7年ぶり4度目。川崎市も、一昨年の優勝以来4度目の決勝進出。
 神奈川県勢同士の頂上対決は、84年の横須賀市・日産自動車対川崎市・日本鋼管(横須賀市が優勝)以来21年ぶり4回目となる。


8月30日 準々決勝 日立製作所(日立市) 4 - 7 日産自動車(横須賀市)  詳報

 

日立製作所

日産自動車


8月28日 第1試合 日産自動車(横須賀市) 11 - 4 NTT西日本(大阪市)  詳報

 

日産自動車

11

NTT西日本

 ◇巧みな走塁が勝利に…横須賀市

 3本塁打を含む15安打。横須賀市の強打に目を奪われがちだが、西の強豪を振り切る効果的な得点を生み出したのは、巧みな走塁だった。

 五回1死後、村上の2ランでリードを4点とした後の攻撃。前打席でソロ本塁打の吉浦が四球を選び、続く小山との間でラン・エンド・ヒット。吉浦は右翼線への打球を二塁を回りながら確認すると、あとは渡辺等・三塁コーチが右手をぐるぐる回すのを見て加速しながら長駆、本塁を陥れた。

 さらに2死後、今度は小山が岩本の右前打で本塁に頭から滑り込んで生還した。その裏の大阪市の攻撃で連続本塁打が飛び出しただけに、この5、6点目が貴重な追加点になった。

 一朝一夕にはうまくならないのが走塁。横須賀市はフリー打撃時間などのほかに週2回、1時間は場面を設定した全員による走塁練習を行っているという。「状況判断練習を普段からしていないと、いざその場面で動けない」と久保監督。走塁という攻めの隠し味は、そうした努力があってこそだ。

 強力打線の足元を預かる渡辺三塁コーチは「右手が忙しくなるのはチームとっていいことです」と、笑顔で右肩をさすった。

▽横須賀市・久保恭久監督 一発あり、適時打ありといい形で攻撃できた。継投も予定通りうまくいった。


 ◇久保監督「決勝の気持ちで戦う」
 第76回都市対抗野球大会に出場している横須賀市・日産自動車は、28日第1試合(午前9時)で大阪市・NTT西日本と対戦する。再逆転勝利で駒を進めたNTT西日本との接戦が予想される2回戦を前に、久保恭久・日産自動車監督に意気込みを聞いた。【野口由紀】

 −−4年ぶりのドームでの勝利でしたね
 ◆昨年新調したユニホームでようやく新しいスタートが切れた気分だ。

 −−初戦は7−0で快勝だったが
 ◆攻撃は9本の安打で7得点と効率は悪くない。それに応えて投手陣も持ち味を出してくれた。

 −−2回戦はNTT西日本です
 ◆(99年に再編した)新生NTTとして生まれ変わりつつある。あきらめの悪い野球をしてくるのではないか。決勝戦をするぐらいの気持ちで戦いたい。


8月23日 第1試合 日産自動車 7 - 0 佐久市(TDK千曲川)       詳報

 

日産自動車

TDK千曲川


3チーム入場行進  7年ぶり開会式

 県勢では日産自動車が一番乗りで23日第1試合(午前10時)に登場し、TDK千曲川(佐久市)との初戦を迎える。日産の久保恭久監督は対戦相手を「守り中心の堅いチーム」と分析。01年のベスト4以来、ドームでの勝利がない。「1回戦を勝った経験のある選手が少なくなり入り方が難しいが、相手がどうのより都市対抗にチャレンジする気持ちでいきたい」と気を引き締めた。

 7年ぶりの開会式に「これから始まるんや」と実感したという
伊藤祐樹主将は「(相手は)ピッチャーがいい。変化球が落ちる球主体で珍しいタイプ。点を取らないと勝てない。今までやってきた積み重ねを見せたい」と抱負を語った。【野口由紀】


毎日新聞神奈川版 2005年8月20日

頂点を目指せ:05都市対抗野球 日産自動車(横須賀市)

◇若手、ベテランの垣根越え
 全日本野球会議は8日、オランダで9月に開かれるワールドカップの日本代表メンバーを発表した。日産自動車からは主将の伊藤祐樹内野手(33)とともに、梵英心内野手(24)、高崎健太郎投手(20)が選ばれた。ベテランの活躍が目立つチームの若返りに成功したことを示していた。しかも3人の選出はホンダ(埼玉県狭山市)、日本生命(大阪市)と並び最多でもある。

 昨年の都市対抗は1回戦で完封負け。久保恭久監督は「素で行けば勝てると思っている選手が多かったが、結果的に自分たちの力さえ出せなかった」と振り返る。あっけない幕切れに、涙を流す選手さえいなかった。

 それまでベテランと若手は練習内容も別だった。新年になり、久保監督は「若手もベテランも横一線だ」と宣言した。坂道でのダッシュ、インターバルランニングといったきついメニューが続く。「お前、よくやったな」「先輩も頑張ってくださいよ」。選手同士が垣根なく声を掛け合う雰囲気が生まれた。

 6月27日の第2代表決定戦。三回で同点に追いつき、五回に4連打とスクイズで勝ち越した。八回には2点本塁打。見事な逆転勝ちだった。予選を通じて若い投手が活躍し、エースを温存できた。「練習で選手たちが自分がやるべきことに顔をそむけずやってきた。それで信頼関係が生まれ、予選でみんながまとまった」と
伊藤主将は話す。

 01年の都市対抗はベスト4まで進んだが、02年以降ドームでの勝利がない。「第2代表決定戦で殻が破れた気がする。ドームには忘れ物がいっぱいある。それを取り戻しに行きたい」。久保監督の言葉には自信がのぞく。闘争心を研ぎ澄まし、チームは雪辱を期す。【野口由紀】


第48回JABA北海道大会

2005年7月28日(木)〜 5日間(雨天順延)
場所: 札幌円山球場
試合方法: Aブロック・Bブロックに分け4チームによるリーグ戦とし、各ブロック1位チームで決勝戦、2位チームで3位決定戦を行う。
 Aブロック JR北海道 七十七銀行 サンワード貿易 ホンダ
 Bブロック 
日産自動車 ホンダ鈴鹿 NTT北海道 JR東日本東北

  日産自動車:都市対抗補強選手が登場

決勝戦:日産自動車優勝

   8月2日(火) 第2試合 13:00 Aブロック1位(サンワード貿易) 2 vs 3 Bブロック1位(日産自動車)

 

日産自動車

サンワード貿易

Bブロックリーグ
 5日目 8月1日(月) 第1試合 10:00
日産自動車 9 vs 5 JR東日本東北

 

日産自動車

JR東日本東北

 3日目 30日(土) 第2試合 11:30   日産自動車 3 vs 2 NTT北海道

 

NTT北海道

日産自動車

 2日目 29日(金) 第1試合 9:00    日産自動車 8 vs 3 ホンダ鈴鹿 

 

ホンダ鈴鹿

日産自動車


第76回都市対抗野球 神奈川県二次予選

日産自動車 東芝を破り、第二代表に 2年連続26回目の出場
              (優勝回数 2、出場回数 26、通算成績 37勝23敗)

 日時:2005年6月14日(火)〜16日(木)
     2005年6月24日(金)〜27日(月)
 場所:横浜スタジアム

 
* 東芝が3年連続28回目の出場

 第76回都市対抗野球大会予選は7月8日、
関東は最後の1枠をかけた代表決定戦を行い、東芝(川崎市)がJFE東日本(千葉市)を破り、3年連続28回目の出場を決めた。
 

 

6/27 18:00 第二代表決定戦
    日産自動車  7ー4  東芝

 

日産自動車

東芝

(日産自動車は2年連続26回目の出場。東芝は関東代表決定戦へ)

○… 日産自動車が会心の試合運びで東芝をねじ伏せた。五回にはヒットエンドランやスクイズを交えて3点を奪い、八回には主砲・小山が東芝のエース磯村から試合を決定づける本塁打。右足首を痛めていた注目の速球派、高崎も2番手で登板し、八回に本塁打を浴びたものの、しっかりと試合を締めくくった。「完全に足を治して信頼される投球をしたい」と高崎。
昨年の本大会は初戦敗退。久保監督は「本番ではきょうのような試合をしたい。上を狙う」と自信をのぞかせた。

 日産自動車は五回、伊藤の左中間を破る適時二塁打や梵の右前適時打などで3点を加え勝ち越し。八回には小山が右越え2点本塁打を放ち試合を決めた。東芝は八回、松田の中越え2点本塁打で3点差まで詰め寄ったが、及ばなかった。

 ◇忘れ物取り戻しに−−日産自動車・久保恭久監督
 第1代表決定戦を三菱ふそうとやれて、あきらめない気持ちを思い起こさせてもらった。今日は得点圏であと1本が出て理想的だった。東京ドームには忘れ物がいっぱいある。それを取り戻しに行きたい。

 ◇自慢の“足”認められ−−日産自動車・梵英心(そよぎ・えいしん)内野手(24)
 今季、三塁手から遊撃手にコンバートされチームの将来の担う3年目が、試合の流れを引き寄せた。1点勝ち越した後の五回1死一、三塁、外角直球をとらえた打球は右翼線際に抜けた。もう1点ほしい場面で、1人を還し一塁上で右こぶしを突き上げた。
 1回戦敗退の昨年の本大会では代打の1打席だけ。見逃し三振に終わった。「ようやく出られたのにあっさりだった」。
 秋風が吹くころ、コーチに言われた。「バットを短く持って足を生かしたら」。50メートル5秒7の俊足を買われたが、「長く持ってある程度やってきた」自分のスタイルを否定されたようで、すぐ首を縦に振れなかった。
 短く持つとボールを長く見られ、少しずつ結果が出てきた。打順も1番を任され、今年2月に守備位置も変わった。「認めてくれた」と嬉しかった。
遊撃手として社会人ベストナインを3回受賞し、華麗な守備を誇る伊藤祐樹主将とのコンバートだった。「頼むよ」と冗談めかして言われた。「プライドを傷つけたかな」と不安が頭をかすめたが、「その分頑張ろう」と気を引き締めた。
 
五回に還したのは伊藤主将。2人はベンチで「ナイスバッティング」と手をたたき合った。「今年は4打席も5打席も多く打ちたい」。大舞台で大暴れする日はもうすぐだ。【野口由紀】

6/26 14:00 第一代表決定戦
    日産自動車 3ー5 三菱ふそう川崎

 

三菱ふそう川崎

日産自動車

6/24 18:00 日産自動車 4ー1 新日本石油ENEOS

 
新日本石油
日産自動車

6/16  日産自動車 10ー0 相模原クラブ

 
相模原クラブ          0
日産自動車         10

 

第23回アジア野球選手権宮崎大会

 日本は社会人19人、大学生1人と全員アマチュアでチームを編成した。主将を務める伊藤祐樹(日産自動車)、主砲の西郷泰之(三菱ふそう川崎)から、19歳右腕の高崎健太郎(日産自動車)や大学生唯一の参加となる竹林俊行(東亜大)まで、ベテランと若手のバランスの取れた陣容で臨む。 

  日本代表メンバー(日産自動車)
   遊撃手  
伊藤 祐樹   32 福井工業大   10打数、2安打、2打点、打率 0.200
   投手    高崎 健太郎 19 鎮西高      2試合、1勝0敗、被安打0、奪三振8、防御率 0.00


日本が台湾降し 2大会連続15回目V

 野球の第23回アジア選手権大会最終日は22日、宮崎市のサンマリンスタジアム宮崎などで順位決定戦3試合が行われた。1位決定戦では日本が台湾を11−2で降し、2大会連続15回目の優勝を飾った。3位決定戦では中国が韓国に逆転勝ち。5位決定戦ではフィリピンがタイを降した。上位4チームは9月からオランダで開催される第36回W杯に出場する。

 ▽1、2位決定戦  日本11―2台湾 

 
日本 11
台湾

 ▽3、4位決定戦 中国4−3韓国
 ▽5、6位決定戦 フィリピン8−2タイ

 ◇オールアマ結束を証明 W杯本番に挑む

 序盤から今大会好調な打線が爆発。五回には1番池辺が右越えの3点本塁打などで4点を入れて、台湾の戦闘意欲を断ち切った。池辺は「ボールは真中よりのインコース高めのストレート。大舞台で打てるとは思わなかった」。

 最終回、台湾最後の打者の飛球を中堅の中村が捕球すると日本ナインは笑みを浮かべてマウンドに駆け寄った。杉本監督は「打ち勝ったというよりも相手のミスにつけ込んだ。これが日本の野球」と、してやったりの表情を見せた。

 日本代表は社会人19人、大学1人と社会人選手が中心となって編成され、大会3日前に集合した。普通ならチームのまとまりが心配になるところ。しかし、MVPを獲得した草野が「チームワーク、横のつながりがよかった」と話す通り、若手とベテランがうまく融合し、チームを短期間で作り上げた。

 「勝利は義務づけられている」(杉本監督)との重圧もあったが、チームのまとまりで見事にはねのけた。

 前回の札幌大会はオールプロで臨み、大会を制した。今回のオールアマチュアでの栄冠は価値あるものと言える。杉本監督は「アマとしての位置づけを高めるためにも1位は大事な実績」と話していた。この勢いに乗って、オールアマチュアでW杯本番に挑む。


日本、台湾と「王者」決定戦へ…アジア野球選手権

 野球・アジア選手権第3日(21日・サンマリンスタジアム宮崎)――日本が13安打で10点を挙げて中国に快勝し、予選リーグAブロック2戦全勝で1位通過を決めた。

 Bブロックは台湾が陽輝勲の2ランなどで韓国に競り勝って2勝目を挙げ、1位が確定。日本は22日の決勝で、連覇をかけて台湾と対戦する。22日はこのほか3位決定戦の中国―韓国、5位決定戦のフィリピン―タイが行われる。

 ▽予選リーグ

 日本10―3中国 

 
中国
日本 10

 台湾 3―2韓国


日本、中国、台湾、韓国がW杯出場決定

 野球の第23回アジア選手権大会第2日は20日、宮崎市のサンマリンスタジアム宮崎で予選リーグ2試合が行われた。Aブロックで中国、Bブロックでは韓国がそれぞれ7回コールド勝ちした。この結果、フィリピンとタイが予選リーグ2敗となり、今大会上位4チームに与えられるワールドカップ(W杯・9月、オランダ)の出場権を日本、中国、台湾、韓国の4カ国・地域が獲得した。日本のW杯出場は13回連続14回目。


5/19 日本、フィリピンに7−0大勝 好スタート  

 
日本
フィリピン

 野球のW杯アジア予選を兼ねた第23回アジア選手権大会は19日、宮崎市のサンマリンスタジアム宮崎で開幕し、予選リーグ2試合を行った。Aブロックの日本はフィリピンに7−0と大勝し、連覇へ好スタートを切った。日本は三回、草野(ホンダ熊本)の右前適時打で先制。四回、2死二、三塁から高根沢(三菱ふそう川崎)の左前に落ちる幸運な二塁打で2点を入れると、六回には伊藤(日産自動車)の適時打などで3点を加え、試合を決めた。投げては、高崎(日産自動車)、竹林(東亜大)の継投でフィリピン打線を零封した。Bブロックでは台湾が14−0の七回コールドでタイに圧勝した。

 高崎完ぺき6K 


第57回JABA京都大会
 日時: 2005年4月27日(水)〜7日間
 場所: 西京極野球場

5/3 9:00 日産自動車 2ー4 日本生命

 
日産自動車
日本生命

4/30 9:00 日産自動車 23ー1 ミキハウス (7回コールド)

 
日産自動車 13 23
ミキハウス

ミキハウスは昨年のクラブチーム化に伴って選手が大量に移籍、大幅に戦力ダウン。


関東選抜リーグ戦(前期) 
 Aブロック…日産自動車・三菱ふそう川崎・JR東日本・かずさマジック・住友金属鹿島・鷺宮製作所

4/19 横浜  9:00 日産自動車 9ー8 三菱ふそう川崎
*5/17大田  10:00 日産自動車 5ー0 かずさマジック
*5/18大田  10:00 日産自動車 6ー3 住友金属鹿島

 *伊藤、高崎両選手はアジア野球選手権出場


5/18 大田 10:00 日産自動車 6−3 住友金属鹿島

 
住友金属鹿島
日産自動車

 

5/17 大田 10:00 日産自動車 5−0 かずさマジック

 
かずさマジック
日産自動車

 伊藤、高崎両選手はアジア野球選手権出場で不在、サード松元

 

4/19 横浜 9:00 日産自動車 9ー8 三菱ふそう川崎

 
三菱ふそう
日産自動車

★静岡大会、4月8日開幕

 社会人野球の第53回静岡大会は4月8日から5日間、静岡県営草薙、浜松市営の2球場で開かれる。連覇を目指す日産自動車や地元ヤマハのほか、会社不祥事で公式戦の出場を辞退していた三菱ふそう川崎(垣野多鶴監督)が久々に全国大会に参加する。

三菱重工名古屋が初優勝
日産自動車、準々決勝で三菱ふそうに敗退

4/10 準々決勝 日産自動車 1−3  三菱ふそう川崎

 
日産自動車
三菱ふそう

ふそう先発の徳丸が9回2死までノーヒットノーラン。
日産の梵がヒット、四之宮のショートフライをふそうのショートが落球、吉浦にタイムリーが出て日産が1点を返したが、ふそうが谷村を投入して逃げ切った。

4/9  日産自動車 7−2 松下電器

 
松下電器
日産自動車

 

4/8  日産自動車 12−2  NTTグループ東北マークス 東芝

 
日産自動車 12
NTT東北

本塁打 小山 豪(3ラン) 伊藤 祐樹(ソロ) 梵 英心(ソロ)


JABA神奈川県大会
 日時: 2005年3月24日(木)〜7日間
 場所: 保土ヶ谷球場

     日産自動車優勝!

 

JABA県大会 日産が11回目の優勝 7回、東芝を突き放す /神奈川

 社会人野球のJABA県大会(県野球協会、毎日新聞横浜・川崎支局主催)は大会8日目の31日、横浜市保土ケ谷区の保土ケ谷球場で決勝戦など3試合を行った。決勝戦は日産自動車が七回に3点を挙げ、3年ぶり11回目の優勝を飾った。3位決定戦は三菱ふそう川崎が逆転勝ち。5位決定戦は三菱重工横浜クラブが横浜金港クラブに圧勝した。最高殊勲選手は伊藤祐樹選手(日産自動車)。敢闘賞は井関雅也選手(東芝)。首位打者は打率7割の西郷泰之選手(三菱ふそう川崎)が獲得した。

 日産は7回、3四球で満塁にした後、小山の右前適時打で勝ち越し。さらに2死満塁から伊藤主将がスライダーを捕らえて2点を挙げ、リードを広げた。東芝は3回に同点とするなど粘ったが、6投手を投入した日産の継投策を攻略できなかった。

◇投打にヒーロー−−久保恭久・日産自動車監督
 投打にヒーローが多い試合だった。スイングも思いきりがよく、点を取るための取り組みの成果が出てきた。だが2回に無死一、二塁で得点できなったのは頂けない。夏に向けて確実性を高めていきたい。

◇ベテランが執念
○…
日産自動車の勝利を決定づけたのは、7回表の、伊藤祐樹選手(32)の2点適時打。「なんとかここで1本を」とベテランが勝利への執念を見せた。

 伊藤選手は過去3回、遊撃手として社会人のベストナインに選ばれたが、今年から三塁へ転向。「柔軟な選手だから視野を広げるためにやってほしいと考えた」と久保恭久監督。「まだまだ体は動く。あと4、5年はいけるんちゃうかな」。今大会では最高殊勲選手にも輝き、“新天地”でのスタートは上々だ。 (毎日新聞神奈川版)

3/31 決勝 日産自動車 5−2 東芝

 
日産自動車
東芝

7回表日産1点を入れ、なお2死満塁で6番伊藤 2点打

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3/30 準決勝 日産自動車 4−3  新日本石油ENEOS

  10 11
新日本石油
日産自動車 1 1X

日産は延長11回2死から小山が二塁打で出塁。続く岩越が四球を選び一、二塁とすると伊藤が右中間を抜ける適時打を放ちサヨナラ

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3/27 日産自動車 21−0 全川崎クラブ 

 
全川崎クラブ        
日産自動車 12         21

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3/25 日産自動車 11−0 慶応EMANON 

 
慶応EMANON        
日産自動車         11

第60回JABA東京スポニチ大会   2005/3/8〜13

JR東日本がシダックスに逆転勝ちし、4年ぶり2回目の優勝

日産自動車   33年連続39回目    準々決勝でJR東日本に敗退

3/12 神宮 JR東日本2−0日産自動車

  10 11
JR東日本
日産自動車

 JR東日本が息詰まる投手戦を制し、4年ぶりの4強入りを果たした。0−0で迎えた11回1死一、二塁から足立の中前適時打で1点を先取。さらに1死満塁とし、押し出し四球で1点を加えた。投げては斎藤、山本、松井のリレーで日産自動車を4安打に抑えた。日産は2番手の青木が11回1死から2者連続四球を与え、代わった宮田も2死四球と制球の乱れに泣いた。


3/10 横浜 日産自動車5−2東京ガス

 
東京ガス
日産自動車 ×

 日産自動車が着実に加点し快勝した。初回無安打で得点すると、4回には小山の右前適時打などで2点、さらに7回、梵の左越え2ランで点差を広げた。先発は畑山は8安打2失点完投。東京ガスは8、9回に追い上げたが反撃が遅かった。


日産自動車  

部長 菊池 伸行  55
副部長 西村 裕一郎  48
監 督 久保 恭久  45
コーチ 木寺  徹  36
渡辺  等  41
上島  格  38
マネジャー 川上 貴光  36
 
位置 背番 選手
 ◎=主将 
 ○=新入部員
年齢 出身校
投 手 11 中村 将明  29 青森大
12 宮田  仁  31 国学大
13 廻  明良  24 福岡教育大
14 石畝 卓也  27 大商大
15 青木 高広  24 愛知大
16 三橋 直樹  25 関東学院大
17 畑山 卓見  27 九共大
18○ 秋葉 知一  23 国士舘大
19 高崎 健太郎  20 鎮西
33○ 石田 佑介  23 東京国際大
捕 手 20 須田  光  25 日 大
21 堂上 隼人  24 横浜商科大
28 中原 慎一  27 大竹総合科学専門学校
31 松田 慎吾  23 愛知大
内野手 松元 政樹  24 専大
2 ◎ 伊藤 祐樹  33 福井工大
四之宮洋介  28 青学大
青柳 大輔  30 横浜商大
梵  英心  25 駒大
10 小山  豪  31 東洋大
22 市丸 祐樹  22 佐賀商
外野手 岡  義雅  22 近 江
23 岩越 和宏  26 駒 大
24 村上 恭一  33 日体大
25 渡辺  敦  35 亜 大
26○ 南  貴之  24 関東学院大
27 大庭 圭太郎  25 青山学院大
29 吉浦 貴志  26 熊本工

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