2006/2 東芝・オリックス 山口石炭火力計画撤回 温暖化が難点
2004/12 東京電力、出光興産 カナダ「シガーレイク・ウラン鉱山プロジェクト」の建設開始
2004/10 Jパワー上場
2004/10 新日石、電力卸供給70万キロワット体制確立
2004/7 三井物産 電力事業海外展開を加速
2004/7 旭化成/新日本製鐵、延岡市で発電新会社設立
2003/7 東ガス、シェルと火力発電
2003/7 新日石 アスファルトのガス化発電 東電に供給開始
2003/6 新日本製鐵/新日本石油/三菱商事の電力卸供給事業会社の設立
2002/12 大阪ガス、中山製鋼所の電力卸供給事業会社2社へ資本参加
日本経済新聞 2003/7/1
発表
東ガス、シェルと火力発電
1000億円投資 120万キロワット級、横浜に ガスと一括提供
東京ガスと英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルグループは発電事業を共同展開する。
主な電力新規参入企業
主要参加企業 | 発電所所在地 | 発電時期 | 最大出力(キロワット) |
大阪ガスグループ、中山製鋼所 | 大阪市 | 発電中 | 14万9000 |
大阪ガスグルー プ、中山製鋼所 | 愛知県武豊町 | 発電中 | 14万9000 |
荏原、エネット (イースクエア) | 千葉県袖ケ浦市 | 発電中 | 9万5000 |
東京ガス ベイパワー | 千葉県袖ケ浦市 | 2003年10月 | 10万 |
新日本製鉄、新日本石油、三菱商事 | 新潟市 | 2005年 | 11万 |
東京ガス、新日本石油 | 川崎市 | 2008年 | 90万 |
大阪ガス | 大阪府堺市 高石市 | 2008年 | 160万 |
東京ガス、シェルグループ | 横浜市 | 2009年 | 120万ー150万 |
2003/6/25 新日本製鐵/新日本石油/三菱商事
特定規模電気事業者向け電力卸供給事業会社の設立について
http://info.eneos.co.jp/press/2003_2004/e71_pr_20030610_02.html
3社は、共同出資により、「株式会社 フロンティアエネルギー新潟」を設立いたしました。
1.新会社の概要
(1) 会社名称 株式会社 フロンティアエネルギー新潟 (2) 代表者 吉武 考三郎 (3) 本店所在地 東京都千代田区大手町2−6−3 (4) 資本金 約4億円(最終払い込み金額) (5) 出資構成 新日鉄45%、新日石35%、三菱商事20% (6) 設立年月日 平成15年6月24日 (7) 事業目的 電力卸供給事業 2.発電所の概要 (1) 地点 新潟県新潟市大字太郎代字川前1345番地5 (2) 発電方式 ボイラ・タービン方式 (3) 出力 11万キロワット (4) 燃料 石油コークス (5) 電力販売先 新日鉄および新日石 (6) 営業運転開始 平成17年夏予定
2003/7/1 東京ガス/昭和シェル石油/シェルガス&パワージャパン
発電事業に関する企画会社の設立について
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20030701.html
昭和シェル石油(株)が所有し、東亜石油(株)に運営を委託している扇島西貯油所における天然ガスを燃料とした発電事業について企画会社を設立し、事業化を検討することで合意に達しました。企画会社の概要
会 社 名 : 株式会社扇島パワー 社 長 : (東京ガス) 設立時期 : 2003年8月1日(予定) 設立時資本 : 1億5千万円 資本構成 : 東京ガス 51 %
シェル・ガス・ヴェー・べー 24.5%
昭和シェル石油 24.5%所 在 地 : 東京都新宿区 検討概要 : 発電所建設に関する環境アセスメント
発電所建設に関する技術的検討
発電事業の事業採算性発電事業の検討概要
発電方法:ガスタービンコンバインドサイクル
発電規模:40万kWクラス×3基
燃 料 :天然ガス
設置場所:横浜市鶴見区扇島2-1,2-5
事業開始:2009年運転開始目標
エネットは株式会社NTTファシリティーズ、東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社の3社合弁により設立され、平成13年4月1日、電力小売事業を開始いたしました。
社名 株式会社エネット(英文名:ENNET Corporation) 設立 平成12年7月7日 資本金 63億円 共同出資社 株式会社NTTファシリティーズ 東京ガス株式会社 大阪ガス株式会社 所在地 本社: 東京都港区芝公園一丁目8番12号 芝公園高橋ビル7F 西日本事業本部: 大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2号 事業内容 ・電力売買事業 ・発電事業 ・熱エネルギーの供給事業 ・省エネルギーコンサルタント事業 ・分散型発電装置等の販売
2003年 4月 : 荏原製作所との合弁会社(イースクエア)が新設する発電所(95,000kW)が運転開始。 2003年10月 : 東京ガスベイパワーが新設する発電所(100,000kW)が運転開始。 2004年 : 大阪ガスが姫路に新設する発電所(40,000kW)が運転開始。
東京ガス http://www.tokyo-gas.co.jp/IR/kojin/5_j.html
●電力小売り
2000年7月エネットを設立し(NTTファシリティーズ40%・大阪ガス30%・東京ガス30%)、2001年4月から営業を開始しました。自社発電所やIPP(独立系発電事業者)から電力を調達し、エネットが小売りする形態を中心に、お客さまのエネルギーコストの低減を実現します。この他にもエネットは2001年7月に茨城県で2.1万kWの自社所有の発電設備が稼動を開始し、2003年4月にはエネットと荏原製作所で設立した新会社「イースクエア」(10万kWクラス)からも電力を調達する予定です。
●発電ビジネス
2001年6月、当社100%子会社である東京ガスベイパワーを設立しました。現在、東京ガスの袖ヶ浦工場敷地内に10万kWクラスの発電所を建設中で、2003年の秋に稼動予定です。東京ガスベイパワーで発電した電気はエネットに販売する予定です。その他、アライアンスを組んで発電事業に参画を検討している例もあります。東京都三郷浄水場では、東京都とシェルガスパワージャパンと共同で「東京シティパワー」を設立しました。2005年度の事業開始を目標に15〜20万kWクラスの発電所を建設し、電力を販売していきます。さらに、新日本石油とアライアンスを組み、発電規模40〜50万kWクラスの発電事業を2008年の運転開始を目標に計画を進めています。
毎日新聞 2003/7/1
発表
新日石 アスファルトのガス化発電 東電に供給開始
石油精製で余剰となっているアスファルトをガス化して発電し、東京電力に供給する電カ卸供給事業を始めた。
2003/6/30 新日本石油
根岸製油所における電力卸供給事業の営業運転開始について
http://info.eneos.co.jp/press/2003_2004/e71_pr_20030630_01.html
新日本石油精製は根岸製油所において、電力卸供給事業の営業運転を開始しました
(1) 発電所所在地 神奈川県横浜市 (2) 契約最大電力量 34.2万kW (3) 使用燃料 残渣油(アスファルト) (4) 発電方式 ガス化複合発電(*IGCC)
*Integrated Gasification Combined Cycle(5) 運転パターン ベース対応(利用率80%)
● 根岸製油所 ガス化複合発電(IGCC)工程図
●当社グループ電力卸供給事業(IPP)の取組状況
供給電力量 | 使用燃料 | 供給先 | 供給開始時期 | 発電方式 | |
大阪製油所 | 13.0万kW | 残 渣 油 | 関西電力 | 平成10年 7月 | BTG *1 |
横浜製油所 | 4.9万kW | 分解軽油 | 東京電力 | 平成12年 6月 | GTG *3 |
根岸製油所 | 34.2万kW | 残 渣 油 | 東京電力 | 平成15年 6月 | IGCC *2 |
麻里布製油所 | 13.2万kW | 石油コークス 残 渣 油 |
関西電力 | 平成16年 4月 | BTG *1 |
室蘭製油所 | 5.0万kW | 残 渣 油 | 北海道電力 | 平成16年10月 | BTG *1 |
合 計 | 70.3万kW |
*1: Boiler Turbine Generator(ボイラー+スチームタービン)
*2: Integrated Gasification Combined Cycle
(ガス化設備+ガスタービン+廃熱ボイラー+スチームタービン)
*3: Gas Turbine Generator(ガスタービン)
中山製鋼所の電力卸供給事業会社2社へ資本参加する方向で最終協議を行うことにつき基本合意書を締結いたしました。
http://www.osakagas.co.jp/Press/pr02/021225.htm
大阪ガスの子会社であるガスアンドパワーインベストメントは、中山製鋼所の合弁子会社である電力卸供給事業会社2社に資本参加する方向で協議を行うことについて、中山製鋼所と本日基本合意書を締結しました。
資本参加するのは、中山共同発電と中山名古屋共同発電株式のそれぞれ60%程度を取得する予定
2003〜2005年度 大阪ガスグループ中期経営計画「イノベーション100」(2003年1月)
http://www.osakagas.co.jp/keiei/innovation100/01.html
電力ビジネス
電力ビジネスは、天然ガスビジネスに次いで、当社グループの強み(上流インフラ、提案営業力、お客さまとのネットワーク等)を発揮できるビジネスであります。規制緩和をビジネスチャンスと捉え、2010年頃には、電力ビジネスを小売とIPPと合わせて、自社電源250万kW、売上高1,200億円、経常利益100億円規模まで拡大し、天然ガスビジネスに次ぐ「第2のコア事業」に発展させていきます。
<小売電源>
2002:泉北第一 1.8万kW
2004:姫路 5万kW、電源コージェネ6万kW
2008:泉北天然ガス発電所2系統 80万kW
2010:泉北天然ガス発電所2系統 80万kW
<IPP>
2002: G&P酉島エネルギーセンター15万kW
2003: 中山共同火力15万kW(60%出資)、中山名古屋共同火力15万kW(60%出資)
*何れも稼動または計画中の電源
電力の自由化の一環として、民間企業が電力事業(発電事業)に参入できるようになりました。
参入の方法は、電力会社が今後必要となる電力を民間から募集し、そこへ各企業が入札し、落札した企業がその電力会社へ電力を供給する契約を結びます。
宮崎県延岡市での発電新会社設立について
旭化成ケミカルズ株式会社(本社 東京 社長
藤原
健嗣、以下「旭化成ケミカルズ」)と新日本製鐵株式会社(本社
東京 社長 三村
明夫、以下「新日鐵」)は、旭化成ケミカルズの延岡製造所内の既存火力設備更新を機に、旭化成グループへの電力・蒸気の供給、および新日鐵への特定規模電気事業用の電力の供給を目的とした合弁会社を設立することといたしましたので、お知らせいたします。
新会社は、宮崎県延岡市の旭化成株式会社所有地に355トン/Hボイラ−および5万KWタービンを建設し、旭化成グループへの電力・蒸気の供給と特定規模電気事業者である新日鐵に対する電力の卸供給を2006年7月より開始する予定です。
2.新会社の概要(予定)
(1)会 社 名
:旭化成エヌエスエネルギー株式会社
(2)資 本 金 :10百万円
(3)出 資 構 成:旭化成ケミカルズ61% 新日鐵
39%
(4)設立年月日 :2004年7月
(5)事 業 目 的:電気および蒸気の製造、販売
(6)代 表 者 :代表取締役社長 今度
和雄(いまど かずお)
(旭化成ケミカルズ株式会社 エネルギー総部長 兼務)
(7)本店所在地 :宮崎県延岡市旭町
(8)設備所在地
:宮崎県延岡市旭町(旭化成ケミカルズ
延岡製造所動力部内)
(9)運 転 開 始:2006年7月 予定
(10)燃 料:石炭
(11)設 備:355トン/Hボイラ−および5万KWタービン
(12)販 売 先:旭化成ケミカルズおよび新日鐵
日本経済新聞 2004/7/31
電力事業、海外展開を加速 三井物産、13発電所を買収
英社と共同 660億円投資
三井物産は30日、英電力会社のインターナショナル・パワーと共同で、米エジソン・ミッション・エナジーが欧州やアジアで展開する電力事業を買収すると発表した。三井物産の投資額は約6億ドル(660億円)。日本企業の海外の独立系発電事業者(IPP)投資としては過去最大という。世界のエネルギー需要は中期的にも拡大が予想され、三井物産は買収戦略で一気にIPP事業の世界展開をはかる。
買収対象となるのは、エジソン社が英国、イタリア、インドネシア、豪州など米国本土外の9カ国・地域に展開する13発電事業。買収総額は22億米ドル前後で、うち70%の出資権益を英社が、30%を三井物産が取得する。投資額もそれに応じて分担し、年内に買収を完了する予定。
三井物産はこれまでメキシコや豪州でIPP事業を展開してきた。発電所の発電能力に出資比率を掛け合わせた保有発電能力はこれまで100万キロワットだったが、今回の買収で一気に260万キロワットまで拡大する。商社ではトップの三菱商事(同300万キロワット)に迫り、従来2位だった丸紅(同180万キロワット)を逆転する。
巨大市場、商社が争奪戦