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米国メルク、万有製薬に対する公開買付けに成功
メルク・アンド・カンパニー・インク(以下、米国メルク)は、本日、万有製薬株式会社(以下、万有製薬)の未所有分普通株式に対する公開買付けにおいて、買付け期間最終日の平成15年3月6日終了時点で、買付け予定株式数、即ち米国メルクグループの万有製薬に対する持株比率が発行済株式総数の80%を超える結果となる株式数の応募があったことをお知らせします。
万有製薬は米国メルクグループ最大の海外子会社となります。
2003/1/9 万有製薬
米国メルク 公開買い付けにより万有製薬の全株式取得へ
−万有製薬の取締役会も賛同−
http://www.banyu.co.jp/company/news/japanese/20030109merck.pdf
メルク・アンド・カンパニー・インクは、本日、万有製薬の未所有分普通株式約49%(129,247,754株)に対する公開買付けの実施を決定したことをお知らせします。万有製薬は、本日開催の取締役会において、米国メルクによる公開買付けについて賛同の意を表明することを決議しました。
万有製薬(東証4515)について
会社設立は1915年。国内医薬品企業のトップ10の一角。医薬品の研究開発、製造、販売を手掛け、循環器系薬剤、抗炎症薬剤、抗生物質薬剤に強み。長坂社長のリーダーシップの下、万有製薬は多くの重要な新薬を日本市場に投入し、市場シェアを拡大してきた。また、つくば研究所を設立し、世界に向けて画期的新薬を開発する基盤を整えている。日本エム・エス・ディについて
米国メルクは1970年に100%子会社の日本エム・エス・ディを設立。米国メルクの日本における業務のうち、万有製薬の主要業務に含まれない分野の支援を行っている。
万有製薬株式会社
(Banyu Pharmaceutical Co.,Ltd.)
本 社 | 東京都中央区日本橋本町2-2-3 | |
代表取締役会長兼社長 | 長坂 健二郎 | |
資 本 金 | 443 億2,937 万円 | |
創 立 | 1915年(大正4年) | |
従 業 員 | 3,440 名 | |
事業内容 | 医薬品、医薬部外品、化学品、医療用器具、食品、農業薬剤、畜産用薬剤の製造、販売、輸出入 | |
親 会 社 | 米国メルク社(Merck & Co.,Inc.) | |
子 会 社 | 日本メルク萬有株式会社 万有エー・エス・シー株式会社 |
1915
創立者 岩垂亨、サルバルサンの合成に成功し、萬有合資会社を創立
1984 米国メルク社との提携強化
2003/05/15 萬有製薬
7月27日には東証上場廃止、役員会もスリム化
http://www.banyu.co.jp/company/news/japanese/20030515tosho.pdf
米国メルク社の持株比率は従来の約51%から約95%に達しました。この結果、万有は7月27日に上場廃止となる予定です。
万有の役員会も大幅にスリム化されることになり、現行の27名から7名の体制に
2004/3/30 万有製薬
米国メルク、万有製薬を完全子会社化
http://www.banyu.co.jp/company/news/japanese/20040330merck.pdf
本日、メルク・アンド・カンパニー・インク(
Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., USA, 以下、米国メルク)および万有製薬株式会社(以下、万有製薬)は、両社のこれまでの50
年以上におよぶ協力関係を経て、万有製薬が米国メルクの完全子会社となったことを発表しました。
米国メルクは2003
年に万有製薬の完全子会社化を目指して、未所有分株式に対する公開買付けを実施、さらに、100%子会社の日本エム・エス・ディ株式会社との株式交換を経て、完全子会社化が実現しました。
なお、万有製薬は、現在の社名を引き続き使用していきます。