日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめ
た個人のデータベースです。

 他のページへ  トップページ  その他化学及び周辺業界  医薬(トップ)   バイオ(トップ) 

           飼料添加物・食品添加物(トップ) 

                                    連絡先 knak@js2.so-net.ne.jp        

                                                      Back   

日本経済新聞 2002/1/29

ゲノム創薬 特許獲得へ競争し烈

ゲノム創薬に関する取り組み

武田薬品工業 ・米セレーラ・ジェノミクスの遺伝データベース導入  
・ぜんそくに関連する遺伝子など発見
三共 ・ゲノム研究に3年間で260億円投資  
・米インサイト・ジェノミクスなどの遺伝データベース導入
 
・高脂血症に関連する遺伝子を発見
山之内製薬 ・ゲノム研究に5年間で500億円投資  
・米セレーラの遺伝データベース導入
 
・日立製作所とバイオインフォマティクスで包括契約
トランスジェニックと提携
エーザイ ・ゲノム研究に2年間で100億円投資  
・遺伝情報を使った臨床試験を来年度中に国内で開始
第一製薬 ・ゲノムの共同研究などに5年間で180億円投資
小野薬品工業 ・10個前後の遺伝子で病気との関係を特定  
・来年春に茨城県つくば市にゲノム創薬の研究所新設
日立 ・たんぱく質関連のデータベースを事業化
住友化学 トランスジェニックと提携

 


日本経済新聞 2002/1/29                      住化発表  山之内発表

住友化学と山之内製薬 マウス使いゲノム創薬
 バイオVBと組む 開発期間の短縮狙う

住友化学工業と山之内製薬は28日、バイオベンチヤーのトランスジェニック(熊本市、井出剛社長)と提携し、遺伝情報を活用した医薬品開発に乗り出すと発表した。


2002/1/28 住友化学/トランスジェニック 

住友化学とトランスジェニックはポストゲノム研究のニューアプローチで提携
  遺伝子破壊マウスの大規模作製と遺伝子機能解析に関する独占契約を締結
 
 http://www.sumitomo-chem.co.jp/japanese/1newsrelease/pdf/20020128.pdf


住友化学は、このたび株式会社トランスジェニックと遺伝子破壊マウスから得られる遺伝子機能情報を独占的に閲覧するための契約を締結しました。


株式会社トランスジェニック

設立年月 :1998 年4 月
社 長 :井出 剛
本社所在地 :熊本県熊本市中央街2-11 サンニッセイビル4 階
資本金 :7 億3,950 万円
売上高 :約3.5 億円
社員数 :約50 人
主な事業 :抗体試薬、遺伝子破壊マウス

株式会社トランスジェニック        
      http://www.transgenic.co.jp/ja/company/index.html

1997   創立
1998   株式会社クマモト抗体研究所 設立
2000   JSPS、NEDOマッチングファンド方式 産学連携事業 採択
社名変更 株式会社トランスジェニックとなる
遺伝子改変マウス開発事業に着手
新事業創出促進法の認定を受ける

 


2002/1/28  山之内製薬

山之内製薬とトランスジェニック ノックアウトマウスを利用した遺伝子機能に関する独占的な情報閲覧契約を締結
  
 http://www.yamanouchi.com/jp/news/news2002/020128b.html

山之内製薬は、マウスのゲノム情報に基づいた新規創薬標的遺伝子探索のスピードを早めることを目的に、株式会社トランスジェニックとノックアウトマウスにおける遺伝子機能に関する情報を独占的に閲覧するための契約をこのほど締結した。


平成16年1月7日 トランスジェニック

「遺伝子破壊マウスによる遺伝子機能情報提供サービス」
  2003 年日経優秀製品・サービス賞を受賞
   http://www2.transgenic.co.jp/pdf/20040107.pdf

株式会社トランスジェニック(本社:熊本県上益城郡益城町代表取締役社長:是石匡宏)の遺伝子破壊マウス事業が、ゲノム研究に役立つ「遺伝子破壊マウスによる遺伝子機能情報提供サービス」として、日本経済新聞社主催「2003 年日経優秀製品・サービス賞優秀賞日経産業新聞賞」を受賞いたしました。


日本経済新聞 2004/2/3

トランスジェニック、三共に遺伝子情報提供 ゲノム創薬で提携先拡大

遺伝子破壊マウスの生産などを手がけるトランスジェニックは、マウスの提供事業で製薬大手の三共と提携する。トランスジェニックが保有する遺伝子情報をまず提供し、三共は副作用が少なく効果の大きいゲノム(全遺伝情報)創薬に活用する。トランスジェニックは年内にも5−6社と新たに提携し、収益拡大につなげる考え。

同社は2001年に、
山之内製薬や住友化学工業と遺伝子情報などの提供で合意した。


2001/9/17 理化学研究所

ゲノム情報に基づく創薬に関する共同研究について
   
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2001/010917/


理化学研究所は、ゲノム情報に基づく創薬開発の共同研究に参画する企業を公募しました。 このたび、応募のあった製薬企業などのうち14社と共同研究契約を締結しました。

共同研究参画企業

旭化成   味の素
エーザイ   科研製薬
塩野義製薬   住友化学工業
住友製薬   第一製薬
大日本製薬   ダナフォーム
田辺製薬   東レ
ファルマデザイン   明治製菓

 


2000/9/29 住友化学/住友製薬 

ゲノム科学研究所の設立について
   
http://203.138.228.209/pr/2000/09/0050/


住友化学と住友製薬は、ゲノミクスなどの先端技術を活用した医薬品創製や診断薬、診断システムの研究開発を共同で推進する新たな研究組織として、10月2日付けで住友製薬研究本部にゲノム科学研究所を設立することといたしました。


1998/9/30 理化学研究所

「ゲノム科学総合研究センター」の発足について
   
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/1998/0930b/


我が国のゲノム科学総合研究の中核的な 拠点として、ゲノム科学総合研究センターを平成10年10月1日に発足することと しました。

我が国のゲノム科学研究の中核的な拠点として、以下の研究を推進する予定です。
 1)遺伝子構造・機能研究   全遺伝子辞書
 2)ゲノム領域構造・機能研究
    比較ゲノム解析を用いたゲノム構造の解明と重要領域の機能解明
 3)タンパク質構造・機能研究
    タンパク質の基本構造の体系的解明と基本構造の組み合わせによる機能発現の
    基本法則解明

 


日本経済新聞 2002/10/18

NECが腎臓病研究 生命情報工学を駆使
 遺伝子解析、原因探る 新潟大などと共同


NECはバイオインフォマティクス(生命情報工学)を利用した腎臓病の診断・治療法の研究に着手した。

新潟大で蓄積した臨床データと、ベンチヤー企業のジェー・ジー・エス(JGS、東京都八王子市)の遺伝子解析ノウハウを組み合わせることで、早期の研究開発を目指す。


2003/03/19 ノバルティス ファーマ

一般向けに「ゲノム創薬サイト」をオープン
  
 http://www.novartis.co.jp/pdf/pr030319.pdf


<アドレス> 
http://www.novartis.co.jp/genome/about/index.html