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新型肺炎のワクチンや治療薬開発に弾み
北里大学と日本SGIがSARSウイルスのタンパク質立体構造を予測
世界に先駆けて構造データの無償提供サービスを開始
http://www.sgi.co.jp/newsroom/press_releases/2003/may/sars.html
北里大学薬学部(東京都港区)の梅山秀明教授を中心とした研究者と、日本SGI は共同で、アジア各国を中心に被害が拡大している新型肺炎、重症急性呼吸器症候群(SARS)のタンパク質立体構造を世界で初めて予測し、その構造データをワクチンや治療薬の開発に役立つように、無償提供サービスを開始しました。
有限会社インシリコサイエンス
(In-Silico Sciences Inc.)
社長: 海野万里奈
設立: 2002年11月26日
資本金: 300万円
会社方針:
北里大学薬学部梅山秀明教授を中心として20年以上に亘り蓄積されてきた研究成果である蛋白3次元構造予測技術、ソフトウェアおよび蛋白構造データベースを国内外のアカデミック機関、企業に広く活用いただき、大学の知の還元と社会貢献を果たす。あわせて、ポストゲノムシーケンス時代のリード役として新たな学問体系と産業の創出を目指す。
主要ビジネス:
1. | 蛋白構造予測のための計算ソフトFAMSのライセンス供与 |
2. | FAMSを用いて計算された、100万種以上の蛋白構造データのライセンス供与 |
3. | 2年毎に開催される蛋白構造予測オリンピックCAFASPへ参戦し、優秀な成果を収めたsuperFAMSを用いて、蛋白構造の決定が決め手となる創薬、創農薬、創産業用酵素、等の分野における知的資産の創出。主に企業、アカデミック機関との共同研究 |
今後の戦略:
・タンパク質構造予測受託サービス
・タンパク質構造予測ツール
・タンパク質構造データベースシステム
現在既に多数の特許を取得しており、今後はより強力な特許を出願・取得の予定