日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめ
た個人のデータベースです。

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2001/12/21 寳酒造 

持株会社体制移行に伴う会社分割について
  
 http://www.takara.co.jp/news/2001/10-12/01-i-039.htm

酒類・食品・酒精事業を分割して新設する宝酒造株式会社に承継すること、及び当社のバイオ事業を分割して新設するタカラバイオ株式会社へ承継することを決議いたしました。

 


宝酒造株式会社のバイオ事業部門

  http://www.takara-bio.co.jp/

当社コアであるバイオ研究分野と、それを発展させたアグリ分野、医療分野の3つのバイオ主要分野に集中していきます。そうして、バイオのグローバルマーケットにおいて確固たる地位を築いていきたいと考えています。

3つのバイオ主要分野

DNA Tech
 ICAN法(等温キメラプライマー遺伝子増幅法)
 UCAN法
 コールドショックプロテインA(cspA)プロモーターを利用した高効率の
 大腸菌発現系

BIOMedi

AgriBio

 


2002/9/26 タカラバイオ

組織の再編について
   
http://www.takara-bio.co.jp/news/2002/09/26-2.htm

<組織変更>
 1.ドラゴンジェノミクスセンターの新設

 2.カスタムサービスセンターの新設

 3.受託開発部の新設

 4.食品安全検査センターの新設

 5.遺伝子・蛋白解析受託センターの解消

 


2002/8/13 タカラバイオ

組織の再編について
   
http://www.takara-bio.co.jp/news/2002/08/13.htm


子会社のドラゴン・ジェノミクス株式会社を吸収合併します。

ドラゴン・ジェノミクス株式会社(英語名:DRAGON GENOMICS CO., LTD.)

 住所 :三重県四日市市桜町7870番地15
 社長 :加藤 郁之進
 設立年月日 :平成12年7月4日
 事業内容 :ゲノム解析、検査およびバイオ研究の受託業務等
 資本金 :50億円
 従業員数 :40名
 売上高 :14億2000万円(2001年1月〜2002年3月、15ヶ月)
 出資比率 :タカラバイオ株式会社100%

 


2003/1/9 タカラバイオ

タカラバイオ(株)は、米国リンクス・セラピューティクス社の筆頭株主となり提携関係を強化し、アナログ型からデジタル型DNAアレイへの移行を加速します
    
http://www.takara-bio.co.jp/news/2003/01/09.htm


リンクス・セラピューティックス社が開発した遺伝子発現解析技術、「DNAマイクロビーズアレイ」のアジア(日本、中国、韓国、台湾)での独占的な使用・販売権を2000年11月に獲得し、現在まで強力に事業展開を続けております。このたび契約を改定し、当社がリンクス社の筆頭株主(出資比率13.5%)となり、5年間であったアジアでの独占権保有期間を、関連する全特許の有効期間までと延長し、さらにフランス・イタリアにおける同技術の非独占的な販売権をも獲得しました。

<Lynx社の概要>
  社名 Lynx Therapeutics,Inc.
  代表者 Kevin P.Corcoran,President & CEO
  設立 1992年
  上場 1998年NASDAQ
  所在地 25861 Industrial Blvd,Hayward,CA 94545,USA
  事業概要      マイクロビーズアレイ技術を核に遺伝子機能解析を行うベンチャー企業。DuPont社、BASF社、Aventis Crop Science社等の大手企業とプロジェクト単位で提携している。技術全般にわたる独占的提携はタカラバイオが初めて。

 


2003/08/05 タカラバイオ

米国リンクス社より「マイクロビーズアレイ技術」のアジアでの独占的実施権を買収
    
http://www.takara-bio.co.jp/news/2003/08/05.htm


リンクス・セラピューティックスとの契約を改訂し、当社からリンクス社への支払いが設定されていた同技術の利用に関する技術使用料やランニングロイヤリティー等の将来の支払いを完済し、事実上アジア地域における同技術の独占的実施権を買い取りました。

 


2003/5/8 タカラバイオ

タカラバイオ(株)と米国ミラス社が共同で米国に合弁会社を設立
   
http://www.takara-bio.co.jp/news/2003/05/08.htm


タカラバイオは、ミラス社と、タカラバイオ社製品の米国における販売と遺伝子治療の共同研究開発を目的とした新会社「
タカラ ミラス バイオ」をウィスコンシン州マディソン市に設立することに合意しました。
出資比率は、タカラバイオ50%、ミラス社側50%です。

<設立会社の概要>

社  名 : Takara Mirus Bio Inc.
所在地 : 505 S. Rosa Road, Madison, Wisconsin 53719, USA
資本金 : 20万米国ドル(約24百万円)
事業目的 : 米国におけるタカラバイオ製品の販売
   遺伝子治療およびその関連技術の研究開発
代表者 : President & CEO 加藤郁之進(タカラバイオ(株)代表取締役社長)
設立時期 : 平成15年5月30日(予定)

 


2003/5/14 タカラバイオ

タカラバイオ(株)と水町メディカルグループが、がん免疫療法の事業化のための合弁会社を設立
    
http://www.takara-bio.co.jp/news/2003/05/14.htm


タカラバイオは、水町重範医師(水町メディカルグループ代表、水町クリニック院長)と、がん免疫療法に関する事業をさらに推進するため、ミズマチ・タカラバイオを本年6月に設立します。

副作用の少ない、いわゆる「
養子免疫療法


 <設立会社の概要>

社名 ミズマチ・タカラバイオ株式会社(英語名Mizumachi-Takara Bio Inc.)
所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目1番16号
資本金 50百万円
出資比率 タカラバイオ(株)50%、水町重範医師50%
事業目的  活性化リンパ球療法等のがん免疫療法に関する研究開発、技術支援、細胞加工処理に関する支援業務
代表者 加藤郁之進(タカラバイオ(株)代表取締役社長)、水町重範(水町クリニック院長)
設立時期 平成15年6月

 


2003/05/15 タカラバイオ

組織の再編について
   
http://www.takara-bio.co.jp/news/2003/05/15.htm

タカラアグリ株式会社を吸収合併
 
子会社のタカラコリア社(Takara Korea Biomedical Inc.)が、当社子会社の韓国遺伝子検査センター(Korea Gene Analysis Center Co., Ltd.)を吸収合併します。


平成14年9月20日 タカラバイオ

アークレイ株式会社とのICAN法に係わる事業提携を解消
    
http://www.takara-bio.co.jp/news/2002/09/20.htm


アークレイとの、遺当社が開発した伝子増幅技術IICAN法を用いた核酸検査システムに関する事業提携を解消しました。

アークレイ社がICAN法を用いた開発の方針を変更したことを受け、事業提携契約の終了に至ったもの


2003/9/22 タカラバイオ

レトロウイルスベクターを用いる遺伝子治療において、導入された遺伝子の挿入部位を、高い精度でモニタリングできる新しい方法の開発に成功
   
http://www.takara-bio.co.jp/news/2003/09/22.htm

     

レトロウイルスベクターを用いた遺伝子治療において、遺伝子治療後の患者体内の遺伝子導入細胞の存在状態や挿入部位をモニタリングする手法として用いられているLAM (Linear Amplification-Mediated)-PCR法の重大欠陥を克服した新しい方法(タカラバイオLAM-PCR法)を開発しました。

タカラバイオの遺伝子治療に対する取り組み
米国インディアナ大学と共同で、レトロウイルスを用いた造血幹細胞への遺伝子導入効率を飛躍的に向上させる組換えヒト・フィブロネクチンを用いた「レトロネクチン法」の開発、
遺伝子治療企業
モルメド社(イタリア)との提携によるアジア及び極東ロシアでの造血器腫瘍を対象とした遺伝子治療の展開

遺伝子治療の遺伝子挿入部位のモニタリング手法として開発されたLAM-PCR法

タカラバイオLAM-PCR法

モルメド社の概要
社名 MolMed S.p.A.
代表者 Claudio Bordignon (President)
所在地 VIA OLGETTINA, 58, 20132, MILANO ITALY
設立 1997年
資本金 非公開
従業員数 約50名
事業目的 イタリアの聖ラファエル、サンラファエロ病院(H San Raffaele)での遺伝子治療開発の中核を担うベンチャー企業です。細胞・遺伝子治療用の細胞やベクターのGMP生産および、白血病、肺ガン、前立腺ガン、エイズ等に対する遺伝子治療法を開発しており、同遺伝子治療法に関連する重要な特許を保有しています
            

平成13年12月 宝酒造

伊MOLMED社に遺伝子治療用RetroNectin
®のライセンスを供与
   
http://www.takara-bio.co.jp/news/topic1.htm


宝酒造のバイオ事業部門(現 タカラバイオ)と、イタリアの遺伝子治療ベンチャー企業のMOLMED S.p.A.(MOLMED)は、宝の開発したRetroNectin
®(組換えヒトフィブロネクチンフラグメント)をMOLMEDが商業的遺伝子治療に利用することを許諾する契約を締結しました。


MOLMED S.p.A.
 イタリアのサンラファエロ・バイオメディカル・サイエンスパークとベーリンガー・マンハイム社(現ロッシュ社)とのジョイントベンチャーとして1997年に設立されたバイオベンチャーで、細胞・遺伝子治療用GMPレベルのベクターや細胞の製造と、遺伝子治療法の開発を行う。1999年にベンチャーキャピタルのEuropean Development Capital Partnershipがロッシュ社から同社の株式を買い取った。代表者Claudio Bordignon、従業員数は約50人。


平成17年7月1日 タカラバイオ

タカラバイオ、米国BD社からクロンテック事業を買収
http://www.takara-bio.co.jp/news/2005/07/01-1.htm

 タカラバイオ株式会社(社長:加藤郁之進)と、BD(Becton, Dickinson and Company、米国ニュージャージー州フランクリンレイクス、社長:Edward Ludwig、以下「BD社」)とは、クロンテック・ラボラトリーズ社(Clontech Laboratories, Inc.、米国カリフォルニア州マウンテンビュー、従業員約190名)を中心とするBD社の「クロンテック事業」を、当社が6,000万米ドル(約66億円)で買収することに関する契約書に7月1日付けで調印致しました。日本を始め欧米でのいわゆる「独占禁止法」上の許可取得など所定の手続は本年8月までに完了すると見込まれ、その後、当社が米国に設立予定の100%子会社を通じてBD社クロンテック事業を買収する予定です。

 当社は、今般の買収により以下の効果を期待できると考えています。

1. 研究用試薬のラインナップの拡充
2. 遺伝子工学研究分野における海外売上高の拡大
3. 研究用試薬開発の強化及び効率化

<参考資料>
【BD社の概要】
社 名 : Becton, Dickinson and Company
ベクトン・ディッキンソン アンド カンパニー
所在地 : 1 Becton Drive, Franklin Lakes, New Jersey 07417-1880, U.S.A.
代表者 : Edward Ludwig (Chairman, President and CEO)
設 立 : 1897年
資本金 : 363,804,000米ドル(約400億円、2004年9月30日現在)
主要株主 : Barclays Bank PLC(11.2%、2005年3月31日現在)
従業員数 : 25,000人(2004年9月30日現在)
売上高 : 4,934百万ドル(約5,400億円、2004年度)
事業内容 : 注射器、血糖測定器などの医療機器、診断薬、細胞分離解析装置等の製造販売

【BD社クロンテック事業の概要】
売上高 : 60,513千米ドル(2003年10月1日〜2004年9月30日)
経常利益 : 333千米ドル(2003年10月1日〜2004年9月30日)
資産合計 : 29,143千米ドル(2005年5月31日現在)
負債合計 : 8,346千米ドル(2005年5月31日現在)

(注):BD社クロンテック事業の概要については、BD社が今回の事業譲渡にあたり作成した当該事業に係る数値であり、未監査の数値であります。

【語句説明】
制限酵素:DNA鎖の、特定の塩基配列を認識して切断する酵素です。遺伝子工学研究には必須の酵素で、数百種類もの制限酵素が分離精製されています。
PCR:Polymerase Chain Reaction法(ポリメラーゼ連鎖反応法)の略称です。温度サイクル装置(サーマルサイクラー)を使用し、微量のDNAを数時間のうちに数百万倍にまで増幅する技術です。


June 8, 2020

Takara Bio USA, Inc. and bioSyntagma, Inc. develop method for large-scale automated COVID-19 testing

Takara Bio USA, Inc., a pioneering life science instrument and reagent company and wholly owned subsidiary of Takara Bio Inc., collaborated with bioSyntagma, Inc. and their partners to develop and validate a new high-throughput method for detecting SARS-CoV-2. The method employs automation technology and reagents 試薬 from Takara Bio USA to detect viral RNA via real-time PCR and will enable rapid, large-scale testing of thousands of patient samples per day.

The method uses TBUSA's SmartChip real-time PCR instrument, chips, and reagents to run 5,184 reactions per chip in less than 30 minutes of direct hands-on time. Each reaction is at nanoliter scale, which reduces variability via elimination of the standard preamplification step and reduces costs via decreased reagent volume. The trusted SmartChip Real-Time PCR System is already widely used for detection of antibiotic and antimicrobial resistance around the world, and is ideally suited to address the major need for rapid and accurate SARS-CoV-2 detection.

President of TBUSA Carol Lou states, "As shelter-in-place orders are lifted, controlling the COVID-19 pandemic will depend on our ability to detect SARS-CoV-2 from a large number of samples with precision, reproducibility, and speed. To support this effort, we optimized our existing chemistries and developed SmartChip protocols that maximize the number of samples processed while minimizing costs. The work we have accomplished with bioSyntagma, plus their partners' further development of diagnostic tests based on our work, will contribute to comprehensive and faster detection of COVID-19."

Scottsdale-based bioSyntagma is a biotech spinoff of Arizona State University and serves as the development and validation partner of P2 Diagnostics, LLC. The new SmartChip testing method will be adopted by this and other molecular testing labs that are certified by CLIA (Clinical Laboratory Improvement Amendments) and therefore eligible to develop and perform COVID-19 diagnostic tests. "The rapid development of this novel COVID-19 detection method was made possible through a highly productive collaboration between bioSyntagma and TBUSA, and the results of this effort will soon have an impact on the ability to detect SARS-CoV-2 in nasal and saliva samples from many patients," said David Richardson, CEO of bioSyntagma.

bioSyntagma and partners are seeking an Emergency Use Authorization (EUA) from the FDA for COVID-19 detection using the TBUSA SmartChip method. Ipsum Diagnostics, LLC and Hackensack University Medical Center—two of TBUSA's customers in the US—have already obtained EUAs for their COVID-19 tests using Takara Bio's one-step RT-PCR reagents.

About bioSyntagma

bioSyntagma, Inc. is a precision medicine company that enables advanced biomarker discovery and patient screening. Its suite of AI-enabled technologies powers comprehensive spatial, multi-omic mapping of cancer patient biopsies, so patients can be matched with relevant therapies and provided recommendations to avoid acquired drug resistance. In keeping with its mission of extending lives and giving patients more time with family, bioSyntagma responded to the global pandemic by developing high-throughput COVID-19 tests with strategic partners.

About P2 Diagnostics

P2 Diagnostics, LLC offers high-throughput testing with rapid turnaround times to meet growing needs as COVID-19 spreads around the world. Having created an EUA/FDA-validated RT-qPCR test, P2 Diagnostics provides services to local communities, municipalities, and businesses with the vision of enabling the workforce to return with confidence and reuniting distanced families.