日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめ
た個人のデータベースです。

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日本経済新聞 2003/3/26

新薬の開発体制 効率化
   大日本製薬 管理システム導入
   三共    世界規模でチーム

 

製薬各社の開発効率化策

武田薬品工業 社外の学識経験者による諮問機関を設置
三共 全社的な開発戦略会議やグローバル開発チームを設置
山之内製薬 ゲノム解析の成果などを素早く新薬候補物質探しに生かすため化学合成
などの分野に人材を重点投入
エーザイ 米国内で分散していた研究所を2006年をめどに統合
第一製薬 日米欧の臨床開発計画を決定する責任者を本社に配置
三菱ウェルファーマ 合併2社で重複、類似する研究テーマを整理
塩野義製薬 重要な化合物に前臨床の段階から開発番号を付与し管理
大日本製薬 研究開発の進行状況やスケジュール を一元管理できるシステムを導入

 


日本経済新聞 2003/3/26        

新薬の開発支援 三菱商事が開始         
同様のシステム

三菱商事はオランダのクリスタリクス社(アムステルダム)と提携し、製薬会社向けに新薬開発を支援するサービスを始める。


化学工業日報 2003/3/26

 三菱商事は、蘭アバンティウム・テクノロジーズの子会社であるクリスタリクスと結晶の多形解析サービスにおいて、日本代理店契約を締結した。

   Avantium Technologies : http://www.avantium.com/


Crystallics       http://www.crystallics.com/

Crystallics focuses on high throughput crystallization and structure determination of small molecular compounds.


2001.07.05   

CTCLSがコンビナトリアル材料科学の研究システムを発売
   米シミックスと提携、不均一計触媒・ポリマー重合触媒開発用など
     
http://homepage2.nifty.com/ccsnews2/2001/3q/2001_3Qctclssymyxcontract.htm 


伊藤忠テクノサイエンス(
CTC)グループのCTCラボラトリーシステムズ(CTCLS)は、コンビナトリアル材料科学の大手技術会社である米シミックステクノロジーズ(本社・カリフォルニア州、スティーブン・ゴールドビー社長)と国内における代理店契約を締結、シミックスが開発した材料開発のためのハイスループットスクリーニングシステム「ディスカバリーツールズ」の販売を開始した。

コンビナトリアル材料科学のノウハウを持つ企業は、シミックスのほかにドイツの
hteオランダのアバンティウムがある。あとの2社はやはり受託研究がメインで、システム商品を外販するのは今回のシミックスが初めてである。

 


化学工業日報 2003/3/26

 CBC、創薬支援事業を強化へ  

ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーの医薬製造受託事業部門である米国ダウファーマと、日本およびアジア一部地域での医薬製造受託活動において総代理店契約を締結した。

   CBC: 1999/2 中外貿易から改称  
http://www.cbc.co.jp/


2003/03/26 藤沢薬品工業

「藤沢クリニカルサプライ株式会社」設立のお知らせ
    
 http://www.fujisawa.co.jp/ir/release/030326.pdf


治験薬製造業務にかかわる全額出資の子会社「藤沢クリニカルサプライ」を本年4月に設立しますので、お知らせします。

1.社 名 「藤沢クリニカルサプライ株式会社」
2.所在地 大阪市淀川区加島2−1−6藤沢薬品工業(株)内
3.資本金 10百万円
4.代表者 代表取締役社長 平林 敏 (現 藤沢薬品工業(株)研究本部次長)
5.従業員数 39名
6.設 立 2003年4月1日
7.事業内容 主にPI〜PII段階の治験薬供給
  ・治験原薬の製造
  ・治験薬の製造(製剤・包装)
    治験薬の製造施設・設備・機器の維持管理

 


日本経済新聞夕刊 2003/3/26

心筋梗塞など 投薬効果IT予測
 京大中心にシステムづくり 新薬の開発短縮

京都大学は4月から、日本IBM、堀場製作所、日本新薬と組み、薬の投与で人体の細胞や臓器がどう反応するかをコンピューターで予測するシステムの開発を始める。         


日刊工業新聞 2003/3/27

インテージ、臨床支援事業を集約−新会社設立

インテージは臨床試験支援(CRO)事業の集約・統合を図るため、新会社「アスクレップ」を設立すると発表した。これまで臨床試験のデータ解析業務を行っていた同社のメディカルソリューション事業部と、臨床試験のモニタリング業務を行っている全額出資の子会社であるIBRDジャパンを統合する。

 


潟Cンテージ          http://www.intage.co.jp/

資本金   16億8140万円
創 業   1960年(昭和35年)3月
代表者   代表取締役社長 田下 憲雄
従業員   980人 (連結1,211人)
年 商   224億円 (連結233億円)

事業内容

 IT-Oriented Marketing Research
   
 Marketing-Oriented Systems Solutions
   

日本経済新聞 2003/3/29

中国・蘇州で原薬加工 エーザイ、営業担当も2割増

蘇州工場に原薬を錠剤に加工する製剤設備を導入するとともに、営業を担当する医薬情報担当者(MR)を来年に2割以上増やす。製造から販売までの一貫体制を整え、急成長が続く中国市揚の開拓を急ぐ。


2003/03/31 三共

ヘルスケアベンチャーファンドへの資金拠出に関するお知らせ
  
 http://www.sankyo.co.jp/company/release/2003/0331.pdf


ファンドの概要

名称 トーマスワイゼル・ヘルスケア・ベンチャー・パートナーズ・エルピー
     (米国デラウェア州に立される投資事業組合)
参加者      : 主要参加者
  (1)業務執行組合員(ジェネラルパートナー)
    トーマスワイゼル・ヘルスケアー・ベンチャー・パートナーズ・エルエルシー
    (デラウェア州法上の有限責任会社でTWP社の子会社)
  (2)最初の一般組合員(リミテッドパートナー)
    ・三共
    ・その他投資家
  (3)加の一般組合員(リミテッドパートナー)
    最初のパートナーが登録された日から最長180日以内の最終クロージングまでの期間で、ジェネラルパートナーは追加拠出を受け入れる権限がある。
投資期間 10年間
(但し、一般組合員(リミテッドパートナー)の85%の賛成により更に延長が可能である)         
当社投資額 75百万ドル
尚、本ファンドの総額ファーストクロージング(*)では約120百万ドルが予定されております。
    (*)最初の一般組合員(イニシャルリミテッドパートナー)が契約調印を行なうこと

 


日本経済新聞 2003/4/1

医薬品の臨床試験 医療機関を支援 エア・ウォーター

工業ガス大手のエア・ウォーターは医薬品の臨床試験をする医療機関の支援事業に参入する。

設立するAWIメディカルサポートにはエア・ウォーターが51%、支援事業大手のアイロムが49%を出資。


株式会社アイロム  http://www.irom.co.jp/  

所在地   東京都品川区大崎1-11-2
設立年月日   平成9年4月9日
資本金   4,500万円


日本経済新聞 2003/4/2

先端医療技術に特許 日立など出願準備 年内にも第1号
 「再生」「遺伝子」開発に弾み

皮膚の再生医療や遺伝子治療など先端医療技術を対象にした国内初の特許が年内にも誕生する見通しとなった。特許庁が審査基準を作成し、夏にも受け付けを開始するのを受け、日立製作所やオリンパス光学工業などが出願に踏み切る。
 


化学工業日報 2003/4/2

住友商事、グループあげて医薬事業を強化へ

ライフサイエンス専門商社である子会社の互栄商事を「住商メディケム」に社名変更

 


化学工業日報  2001/8/2

互栄商事、ヘルスケア特化で樹脂事業を子会社移管

互栄商事は、ライフサイエンス分野へ特化するため今月、合成樹脂事業を子会社の新和産業に完全移管させる。


主要株主:
住友商事、田辺製薬、第一製薬、山之内製薬、扶桑化学工業、
東ソー、三菱瓦斯化学

2002年3月  住友商事(株)出資比率87%に増加

化学工業日報 2003/4/2

住友製薬、原薬拠点の大分工場を新設

住友製薬は1日、大分工場を新設した。


2003/3/12 メルシャン

微生物変換(バイオコンバージョン)事業を本格推進
  メルシャンの新「生物資源研究所」が磐田で竣工
   −基礎研究から生産まで一貫した研究開発体制に−
 
http://www.mercian.co.jp/release/2003/0312.htm


これまで神奈川県藤沢市と静岡県磐田市の2ヵ所にあった医薬・化学品部門の研究所を統合する新研究棟の建設を磐田工場敷地内で進めていましたが、この新「生物資源研究所」が3月12日に竣工しました。
微生物変換事業の強化と本格推進に向けて、研究開発体制の集約をはかったものです。

微生物変換技術(バイオコンバージョン)は、微生物が持つひとつの特異的な反応に着目し、当該反応を有する微生物を選択して、遺伝子組換え技術を活用して改変した微生物を用い、医薬品や医薬中間体などとなる付加価値の高いキラル化合物(光学異性体)を効率よく製造する技術です。


日本経済新聞 2003/4/5

動物薬生産 メルシャン、中国移管

中国の製薬企業、山東魯抗(山東省)に製造手法の指導を開始した。2年後をメドに生産を委託する。


2003/04/15 田辺製薬

田辺製薬(株): 物流機能の全面委託について
  
 http://www.tanabe.co.jp/newsrelease/2003/20030415.pdf


田辺製薬は、
伊藤忠商事との間で、本年5月より医薬品の販売物流業務を全面的に委託することで合意しました。


朝日新聞 2003/4/17

ライオン、大衆薬で事業拡大 規制緩和にらむ

家庭用品大手のライオンは、大衆薬について、これまで未進出の胃腸薬や抗アレルギー薬も今後手がけ、すべての大衆薬領域に事業を拡大する。


日本経済新聞 2003/6/19

効く時間を調節できる薬 ライオン、開発加速 大衆薬の競争力強化

ライオンは薬品の患部滞留時間や薬効時間を自在に調整する薬物送達システム(DDS)の開発を加速する。

 


化学工業日報 2003/5/1

アークレイ、上海工場稼働・営業拠点が活動開始

アークレイは臨床検査機器・試薬事業での競争力強化を目的にした中国・上海での工場、営業拠点を整備、工場は3月から本格生産を開始したと4月30日発表した。

本格稼働した工場は愛科来医療電子(上海)有限公司。
営業拠点は愛科来国際貿易(上海)有限公司。製販一体を狙い、北京オフィスを移転し4月から営業活動を開始、上海を拠点に中国全土で営業、販促活動を展開する。

会社概要

社 名   アークレイ株式会社
設 立   1963年9月26日
本社所在地   京都府京都市南区東九条西明田町57
代表者   代表取締役社長 土井 茂
資本金   793百万円
社員数   693名(グループ合計 平成14年11月1日現在)
事業内容   疾患の早期診断・早期治療を目的に、血液や尿サンプルを分析し体外診断データを提供する臨床検査の為の検査機器および専用検査薬の開発・製造・販売・輸出入・保守、糖尿病予防関連商品の販売など。
             
1963   (株)京都第一科学を設立
1970   世界で初めて臨床検査機器にデジタル表示方式を採用した血液分析装置を開発
1988   乾式血液生化学検査システムを開発
1991   電極式簡易血糖自己測定装置(グルコカード)を開発
2000   社名を「アークレイ株式会社」に変更
    郵送式の健康チェックシステム(健診エクスプレス)を開発・販売
2001   携帯電話を用いた医師と糖尿病患者様とのコミュニケーションサポートe−SMBGを開始

 


日本経済新聞 2003/5/3

住友製薬 米に自社販売網 新薬投入、研究者も倍増

住友製薬は海外での医薬品の自社開発・販売体制を構築する。