日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめ
た個人のデータベースです。

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2003/07/23 タカラバイオ

自殺遺伝子を用いた、白血病などの造血器腫瘍を対象とする遺伝子治療:モルメド社と連携し、商業化を目指して臨床開発を展開
   
 http://www.takara-bio.co.jp/news/2003/07/23.htm

タカラバイオは、イタリア聖ラファエル・サイエンスパークにある遺伝子治療企業モルメド社と提携し、白血病などの造血器腫瘍を対象とした遺伝子治療を日本、中国、韓国、シンガポールをはじめとしたアジア及び極東ロシアで独占的に展開する正式契約を本年7月10日にミラノ市で調印しました。

●モルメド社の概要
・社名 MolMed S.p.A.
・代表者 Claudio Bordignon (President)
・所在地 Via Olgettina, 58, 20132, Milano Italy
・資本金 非公開
・設立 1997年
・従業員数 約50名
・事業概要 イタリアの聖ラファエル、サンラファエロ病院(H San Raffaele)での遺伝子治療開発の中核を担うベンチャー企業です。細胞・遺伝子治療用の細胞やベクターのGMP生産および、白血病、肺ガン、前立腺ガン、エイズ等に対する遺伝子治療法を開発しており、同遺伝子治療法に関連する重要な特許を保有しています。
         :    
●バイロメド社の概要
・社名 ViroMed Co., Ltd
・代表者 Daeyon Kang(代表理事)、加藤郁之進(代表理事)
・所在地 1510-8 Bongcheon-dong, Kwanak-gu, Seoul 151-818, Korea
・資本金 2,780,000ウォン (約2.8億円)
・設立 1996年11月
・従業員数 30名
・事業目的 遺伝子治療およびその関連技術の研究開発で、タカラバイオが株式の50%を保有しています。

 


日刊工業新聞 2003/7/24
 
味の素、売上高1000億円目指す−医薬事業ビジョンを公表

味の素は23日、05年度までの医薬カンパニーの事業ビジョンを発表した。


味の素 医薬品事業  http://www.ajinomoto.co.jp/ajinomoto/A-Company/index.html

プロフィール

味の素(株)の医薬品事業は、医薬用アミノ酸の製造・供給から始まりました。現在、当社の基幹事業の一つとして位置付けられています。また、研究開発特化型事業として、S(Speed)、D(Differentiation)、C(Concentration)& G(Globalization)を基本戦略とし、その中で継続的な新薬の創出を目指しています。

●味の素のアミノ酸関連事業

   
医薬品の重点分野と事業マップ

研究開発体制

     


2003/07/29 ペンタックス

自分の骨に置き換わる次世代人工骨の開発・実用化を目指す
 科学技術振興事業団から委託開発企業に選定
     
http://www.pentax.co.jp/japan/news/2003/200343.html


生体内で自然に消失しながら自分の骨(自家骨)に置き換わる次世代人工骨「生体置換型有機無機複合人工骨」の開発ならびに実用化を目指してまいりますのでお知らせいたします。2006年の製品化・販売を目標とし、販売初年度に3億円、5年目に20億円の売り上げを見込んでいます。


日本経済新聞 2003/7/31

エーザイ 食品・化学を分社化

ビタミンEを使った製品などを手がける食品・化学事業部門を分社化すると発表した。


食品・化学事業   http://www.eisai.co.jp/profile/pro01_3.html

エーザイは食品分野で早くから安全性の高い天然素材を重視し、天然ビタミンEのパイオニアとして独自の市場を開拓してきました。現在もビタミンEを使用した栄養強化剤、抗酸化剤ではトップシェアを誇り、高品質な日持向上製剤、甘味料、風味調味料などを食品メーカー供給し、高い評価を得ています。一方、化学品事業は天然・合成のビタミンEを主力にキシリトール、塩化リゾチームなどの医療向け原料を販売しています。

ビタミンEは1922年にラットの妊娠に必要である食事因子‘X’として見出され、1924年には、その未知の物質をビタミンEと名付け、トコフェロールと命名しました。

1938  エーザイ 日本最初の天然のビタミンE剤を発売。

 


日本経済新聞 2003/8/1               発表

伊藤忠、後発医薬に参入 市場拡大にらむ マルコ製薬を買収

伊藤忠商事は中堅の後発医薬品メーカー、マルコ製薬(名古屋市)を買収し、後発医薬品事業に参入する。


2003年8月1日 伊藤忠商事

ジェネリック(後発医薬品)事業進出の件
    
 http://www.itochu.co.jp/main/news/2003/news_030801.html


伊藤忠テクノケミカルを通じ、中堅ジェネリックメーカーのマルコ製薬を子会社化することで合意しました。67%の株式を引き受けます。


マルコ製薬      http://www.maruko-pharm.co.jp/

  創立   1916(大正5)年4月
  設立   1948(昭和23)年9月
  代表者   取締役社長 小島彰夫
  資本金   4億7,250万円
  事業内容   医薬品の製造
  本社   名古屋市西区児玉一丁目5番17号
  工場   愛知県春日井市下条町寺前1212番地

 


化学工業日報 2003年8月6日

田辺製薬、インドネシア事業を強化へ

現地合弁のパートナーを変更、出資比率も高めて社名もタナベ・インドネシアに変更

小野田工場からカルシウム補給剤アスパラギン酸カルシウムの生産を移管

P.T. Tanabe-Abadi 
設立    July 1970
資本金   US$2,500,000
出資比率 80.0%
Head Office Bandung, Indonesia


日本経済新聞 2003/8/9

漢方大衆薬 中国・三九、日本で販売 イオングループと連携

中国の製薬最大手、三九企業集団(広東省深セン市)は10月から、日本で漢方をもとにした大衆薬(一般用医薬品)の販売を始める。イオンが主導するドラッグストア連合「ウエルシア・ストアーズ」向けに出荷する計画。

三九企業集団は昨年末、ドラッグストア大手のハックキミサワと提携、同社で漢方を使った健康食品39品目を販売している。今年7月には東亜製薬への資本参加を発表。


イオン・ウエルシア・ストアーズ   http://www.takiyaph.com/welcia.html

イオン・ウエルシア・ストアーズは、国内の有力ドラッグストア11社が集まって結成。
日本で初めてのナショナルドラッグチェーンを目指しています。
 

 


2001/6/8 ツムラ

中国における医薬品事業に関わる合弁契約締結決議のお知らせ
     
http://www.tsumura.co.jp/kaisha/release/2001/gouben.pdf

合弁事業の内容
 @ 日本向け漢方エキス粉末の製造販売
 A
日本の漢方薬の中国での上市に向けた研究開発ならびに製造販売

合弁会社の概要

  会 社 名 :上海津村製薬有限公司
  代 表 者 :董 事 長  高 均 芳(上海医薬(集団)総公司 総裁)
    副董事長 丹後忠次郎(株式会社ツムラ専務取締役)
  提携会社 :上海市薬材有限公司 および
    上海張江高科技園区開発股ブン有限公司
  法定所在地 :上海市浦東新区龍東大道
  出資比率 :株式会社ツムラが過半数出資
  資 本 金 :約25 億円
  工場敷地面積 :約40,000 u

日本経済新聞 2003/8/21               発表

伊藤忠 中国の医薬物流支援 卸大手と提携 外部受託も検討

伊藤忠商事は中国最大のドラッグストアを傘下に持つ医薬品卸大手、重慶医薬股ブン(四川省)と物流で提携する。

重慶医薬は田辺製薬など国内7医薬品メーカーから物流事業を請け負っている伊藤忠から、品質・温度管理を含めた物流全般のノウハウ獲得を目指す。


 

2003年8月21日 伊藤忠商事 

伊藤忠商事が中国大手医薬品卸会社「重慶医薬」と戦略的業務提携を締結
  
 http://www.itochu.co.jp/main/news/2003/news_030821.html

重慶医薬が推進する医薬品物流近代化に対して、伊藤忠商事は日本国内で展開する医薬品3PL事業にて吸収・培った物流事業の企画・運営に関する情報・ノウハウを提供する。
将来的には、医薬品の
第三者物流(3PL)事業その他新規ビジネスの共同開発・運営も視野に入れる。

川上(製造)から川下(リテール)までの流通インフラ整備を伊藤忠物流グループが保有する中国現地法人物流企業(アイ・ロジスティクス北京太平洋物流有限公司広州忠達物流有限公司)とともに進め、将来の中国における医薬品医療市場拡大をにらんで、中国内・外資医薬品関連の3PL事業ならびにその周辺ビジネスの取り込みを目指します。


伊藤忠 金融・不動産・保険・物流カンパニー
                   
http://www.itochu.co.jp/main/div/fin/index.html 

物流分野:「ヒト・モノ・カネ・情報」を結合した高付加価値物流機能の拡充

   商社の本来業務である国際物流・国内物流の機能強化に加えて、近年は薬品・食品・コンビニ・量販店などのリテール分野での3PL事業展開に力を注いでいます。

 特に医薬品については、当社が長年培ってきたリーテイル物流受託・運営に関するノウハウに、製造ロット管理などの医薬品業界特有の物流慣習を融合させた、医薬品向け3PL運営モデルを開発、国内数カ所に医薬品専用物流センターを設置し、既に製薬会社数社からの物流業務を受託・運営しています。

3PL(3rd Party Logistics)サービス    http://www.loginavi.com/

 配送センターの設立、最適な物件・設備・マテハンの選定及び調達、物流・情報システムの構築及びメインテナンスなどの3PL業務を、SCM導入による輸送コストの削減と在庫管理を基軸に、お客様のリードタイム短縮及びキャッシュフロー改善実現のためのお手伝いを致します。



3PLサービスの海外展開

 3PL業務の海外展開にも積極的に取組んでいます。
 特に北米地域では、米国大手3PL業者であるGATX Logistics, Inc.と提携し、米国における最新・最適ソリューションの提供を行っております。

 


 

株式会社アイ・ロジスティクス 
     
http://www.itochu.co.jp/itcgroup/shinsotsu/contents/ilogi/gaiyo.html

■事業内容: 倉庫事業、国内貨物運送取扱事業、海上貨物運送取扱事業、
         航空貨物運送取扱事業、通関業、不動産賃貸業、他

◆陸上・海上・航空のあらゆる物流を取り扱う、国際総合物流企業です。


 

北京太平洋物流有限公司   Beijing Pacific Logistics Co., Ltd.

 http://www.itochu.co.jp/main/business/focus/asia/index.html

伊藤忠商事グループと中国絲綢進出口総公司とは1994年10月に合弁で北京太平洋物流有限公司を設立致しました。

 

広州忠達物流有限公司    Guangzhou Global Logistics Corp.

伊藤忠グループと株式会社間口、広州交通集団物流有限公司、市橋産品開発総公司との間に設立された物流会社です。

輸出入貨物に関しましても、
アイロジスティクス(香港)との提携により、海外から中国、また中国から海外へとスムーズな手配が可能です。

 


2001年10月25日 ヤンセン協和株式会社

米ジョンソン・エンド・ジョンソン、
  日本の合弁製薬会社(ヤンセン協和)に対する協和発酵保有の全株式を買収
   
 http://www.janssen.co.jp/release/20011025.html

日本における合弁製薬会社であるヤンセン協和に対し協和発酵が保有する40%の全株式を取得する合意書に調印した、と発表しました。

2002年1月1日より社名を
ヤンセン ファーマ株式会社(英文名:Janssen Pharmaceutical K.K.)と変更


ヤンセン ファーマ株式会社  http://www.janssen.co.jp/company/index.html

ヤンセン・ファーマスーティカ(ベルギー)の株主である米国のトータル ヘルスケア企業ジョンソン・エンド・ジョンソンと、協和発酵との合弁によって発足しました。


日本工業新聞 2003/8/26

キリンビール、抗体医薬用培養設備を新設へ

キリンビールは、体内の免疫反応を活用した抗体医薬の治験薬を製造するため、抗体となるタンパク質の培養設備を新たに建設する。


日本経済新聞 2003/8/26

杏林、秋田に新工場 2カ所に生産集約

能代工場(秋田県能代市)内に新工場を建設し、主力の野木工場(栃木県野木町)の生産分を移管する。

*既存工場 野木、岡谷、能代


2003/08/28 シスメックス

中国現地法人(試薬第二工場)設立のお知らせ
〜免疫・凝固試薬などを高品質・低価格で製造〜
 
 http://www.sysmex.co.jp/news/press/2003/030828.html

中国山東省済南市の試薬生産工場に次ぐ第二の試薬生産拠点として、江蘇省無錫市に希森美康生物科技(無錫)有限公司(以下「シスメックス無錫」)を設立いたします。

1995年6月に山東省済南市に試薬生産工場の設立


2003年5月8日  シスメックス

米国事業体制の再構築について
〜当社独自の強みを活かした直接販売・サービス体制の構築〜
   
http://www.sysmex.co.jp/news/press/2003/030508b.html

現地子会社の統合を柱とした米国事業体制の再構築を行います。

米国事業の再構築の概要
(1) 直接販売・サービス体制の構築
  (1) SCAの販売・サービス体制の拡充
    ・オフィス移転日 :2003年6月(予定)
    ・人員 :約245名(2002年度に対して約170名増員)
  (2) SCAとSIAの統合
    ・統合時期 :2003年6月(予定)
  (3) 直接販売品目
    ・ヘマトロジ−検査機器、試薬
    ・尿検査機器、試薬
    ・サービス関連
    ・IT関連
(2) 2005年度目標(米州市場)
  (1) 売上140億円

 


2001年 1月18日  シスメックス

中国試薬生産子会社出資比率変更および増資のお知らせ
−100%子会社化により中国市場での事業基盤をさらに強化−
    
http://www.sysmex.co.jp/news/press/2001/0118.html

中国における試薬生産拠点である 済南希森美康医用電子有限公司(山東省済南市、以下シスメックス済南)の当社出資比率を60%から100%に変更するとともに 30万アメリカドルの増資をおこない、中国市場での事業体制をさらに強化することになりましたのでお知らせします。

(1)名称   中国名 済南希森美康医用電子有限公司
英語名 JINAN SYSMEX MEDICAL ELECTRONICS CO., LTD.
(2)代表者   董事長 石田 道明
(3)所在地   中国山東省済南市歴城区遥墻鎮機場路中段 郵編250100
(4)資本金   1,000,000 アメリカドル
  (約116百万円、シスメックス株式会社100%保有)
  (うち増資額300,000アメリカドル)
(5)事業内容   検体検査試薬の製造、販売
(6)従業員数   26名
(7)日程   出資持分100%取得日: 2000年12月25日
増資日: 2001年1月下旬