日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめ
た個人のデータベースです。

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2004年5月21日 エスエス製薬/久光製薬

医療用医薬品事業の分割譲渡について
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 エスエス製薬株式会社(本社:東京都、社長:萱生 統)と久光製薬株式会社(本社:佐賀県 社長:中冨 博隆)は、エスエス製薬が自社の医療用医薬品事業を分割し、2005年4月1日付で久光製薬に譲渡することで合意し、契約を締結しましたので、お知らせ致します。

 なお、エスエス製薬はもう一つのコア事業である
薬粧事業に資源を集中投下し、生活者のニーズにマッチしたセルフメディケーション製品の開発販売に専念することにより、日本でのOTCファーマとしての優位性と競争力を高めていきます。


日本経済新聞 2004/5/26             2002/4-9シェア

医療用医薬品 武田薬品首位に 昨年度の国内売上高 外資系、存在感増す

2003年度国内医療用医薬品売上高上位ランキング
  
単位:億円、薬価ベース カッコ内は前年度比増減率%、▲はマイナス

順位   社名   売上高  
 1   武田薬品工業    5,215 (  2.3)
    山之内製薬   3,539 (  3.3)
 3   三共   3,079 (▲6.4)
 4   中外製薬   2,959 ( 24.8)
 5   ファイザー   2,824 ( 35.3)
 6   ノバルティス   2,569 ( 12.9)
 7   第一製薬   2,465 (  3.6)
 8   エーザイ   2,318 (  5.3)
 9   万有製薬   2,150 (▲0.3)
10   三菱ウェルファーマ   2,030 (▲1.2)

  (注)中外製薬はスイス・ロシュ、万有製薬は米メルクの子会社


FujiSankei Business i. 2004/5/31

浜松ホトニクス、中国で医療ビジネスに参入
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20040530212731-EUPDBQJPGM.nwc

 浙江省杭州市の浙江大学医学部付属病院に、がんの早期発見に役立つ陽電子放出断層撮影装置(PET)を貸し出し、診断医療を事業化。現地での検診データを蓄積するなど診断技術の共同研究も行う。これに先立ち、日中に同事業を支援する子会社を設立した。

 新子会社は、
静岡県浜松市の「中国健康産業」と、中国・杭州市の「杭州浙大浜松光子科技」。中国健康産業は浜松ホトニクスが全額出資、中国法人は中国健康産業が70%、浙江大学が30%を出資する合弁会社として設立。


日本経済新聞 2004/6/1

中国・健康元が出資 三九医薬の3位株主に 親会社、外資導入に影響も

 中国医薬品大手の健康元薬業集団(広東省深セン市)が、最大手の
三九企業集団(同)の上場子会社、三九医薬の株式を取得したことが31日、明らかになった。

健康元は1992年の設立で、栄養ドリンク剤が主力の民間企業。

三九企業集団は子会社株の一部を外資に売却する計画。

 


2004/6/2 三菱マテリアル

生体材料事業の営業譲渡に関するお知らせ
http://www.mmc.co.jp/japanese/corporate/news/news20040602.html

 当社は、今般、下記の通り先端製品戦略カンパニー所管の生体材料事業を、ペンタックス株式会社に営業譲渡することで契約を締結致しましたので、お知らせ致します。

事業譲渡の概要
(1)生体材料事業の内容
 @.事業所   生体材料事業センター(埼玉県横瀬町)
 A.事業内容 セラミックス人工骨の製造および販売
           (主要製品:バイオペックスーR、ボンフィル、ボーンタイト)
 B.従業者数 パート等含め20数名


2004年6月24日 旭化成ファーマ/旭メディカル

旭メディカル(株)の米国での営業強化について
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2004/me040624.html

 旭メディカル株式会社(本社:東京都千代田区 社長:中前 憲二)は、米国での人工腎臓(透析用ダイアライザー)販売を強化拡大する為、米国に現地法人「旭化成メディカルアメリカ株式会社」(Asahi Kasei Medical America Inc. 略称: AMA、 本社:イリノイ州 ノースブルック)を設立し、2004年7月1日より営業活動を開始しますのでお知らせします。

旭化成メディカルアメリカ会社概要
(1) 会社名 旭化成メディカルアメリカ株式会社
Asahi Kasei Medical America Inc.
(2) 住 所 米国 イリノイ州 ノースブルック
(3) 資本金 20万ドル (約22百万円)
(4) 取り扱い品目 当面は人工腎臓(透析用ダイアライザー)、将来は品目拡大
(5) 株 主 旭メディカル(株) 100%
     
<ご参考>
1. 旭メディカル株式会社の概要  
(1) 代表者 中前 憲二
(2) 設  立 1974年7月24日
(3) 資本金 8億円  (旭化成ファーマ(株)100%出資)
<注>旭化成ファーマの持株会社は旭化成(株)
(4) 本  社 東京都千代田区神田美土代町9−1
(5) 工  場 延岡工場(人工腎臓向け中空糸膜製造)、
大分工場(人工腎臓他の組立工場)
(6) 従業員数 約1,500名(2004年3月末)
(7) 売上高 389億円(2004年3月期)
(8) 主要製品 人工腎臓(ダイアライザー)、血液浄化関連製品、輸血用白血球除去
フィルター等の医療機器の開発・製造・販売

2. ヘンリーシャイン社(アメリカ、本社 ニューヨーク)の概要

1932年に設立。1980年代より通信販売を本格化、現在は医療関連商品販売では米国最大規模に成長、売上高は約3,700億円、従業員8,000人。

[用語解説]
 人工腎臓(ダイアライザー)

血液を対外に誘導し、中空糸膜を介して血液と透析液を接触させ、本来尿中に排出させる尿素、クレアチニン、尿酸などの老廃物を除去して浄化された血液を体内に戻す療法を人工透析といい、この治療を行う際の血液と透析液を接触させるための半透膜を容器に組み込んだものが人工腎臓で、国内で23万人超が人工腎臓等による治療を受けている。一回4〜5時間、週3回の治療が必要。


日本経済新聞 2004/7/16         発表

独シーメンス 持田製薬子会社に出資 超音波診断装置 日本事業を統合


 シーメンス子会社のシーメンス旭メディテックが、超音波診断装置部門の販売権や人員を持田メディカルシステムに譲渡する。譲渡額は十数億円とみられる。同時に、シーメンス旭が持田メディカルに資本参加する。出資比率は未定だが、持田製薬が引き続き株式の過半を握る。

 国内の超音波診断装置の市場規模は約500億円。両社の日本での超音波診断装置の売上高(2003年度)はシーメンスが十億円強、持田が47億円。単純合計すると約60億円で、シェアは10%強となる。提携効果で早期に、百億円台まで引き上げる。
 シーメンスの同装置の世界シェアは2割強。ただ、日本でのシェアは1ケタ台にとどまり、シェア3割弱でトップの東芝メディカルや2割超で2位のアロカに差をつけられている。


2004/07/16 持田製薬

シーメンス・グループとの業務・資本提携について
http://www.mochida.co.jp/ms/ms_img/mms040716.pdf

 この度、持田製薬株式会社(社長:持田直幸)とシーメンス・グループの親会社であるシーメンスAG(Siemens Medical Solutjions Group  President: Prof. Dr. Erich R. Reinhardt)は、日本における超音波診断機器の事業拡大を目的とした戦略的業務・資本提携を行うことについて合意しましたのでお知らせいたします。

1.提携の内容

1)業務提携
 持田製薬の100%子会社である持田メディカルシステム株式会社(社長:小松博和)は、シーメンスAGの子会社であるシーメンス旭メディテック株式会社(社長:平塚昭博)から、超音波診断機器事業について営業譲渡を受けます。

2)資本提携
 本提携を緊密なものとするために、シーメンス株式会社は平成16年8月31日(予定)までに
持田メディカルシステムの発行済株式の35%に相当する株式を保有いたします。なお、出資比率については少なくとも3年間は変更せず、代表取締役社長には持田メディカルシステムの小松博和が引き続き就任する予定です。
 シーメンス株式会社による35%の株式取得の後、持田メディカルシステム株式会社は、
「持田シーメンスメディカルシステム株式会社」と社名を改め、既存品に加え、シーメンス旭メディテックが扱っていたシーメンスAGの超音波診断装置の販売を開始します。

2.今後の見通し
 今回の業務および資本提携による当期の当社連結業績への影響は軽微であります。

3.各社の概要

1)持田製薬株式会社
 事業内容:医薬品等の製造、販売および輸出入
 設立年月日:昭和20年4月28日
 本店所在地:東京都新宿区四谷1−7
 代表者:代表取締役社長持田直幸
 資本金:7,229百万円
 売上高:642億円(2003年度連結)
 従業員数:約1,700名

2)持田メディカルシステム株式会社
 事業内容:医療機器等の販売(輸出入・修理を含む)
 設立年月日:平成15年4月1日
 本店所在地:東京都新宿区市谷本村町2−12 パックスビル
 代表者:代表取締役社長小松博和
 資本金:100百万円
 売上高:47億円(2003年度)
 従業員数:約110名

3)Siemens Medical Solutions (of Siemens AG)
 事業内容:医療用画像・情報技術システム
 設立年月日:1877年
 本店所在地:ドイツ、エルラーゲン
 代表者:エーリッヒラインハルト
 売上高:74億ユーロ(2003年度)
 利益:11億ユーロ(2003年度)
 従業員数:約31,000名

4)シーメンス旭メディテック株式会社
 事業内容:医療用機械器具の開発、製造、修理、保守、リース、輸出入及び販売
 設立年月日:昭和63年10月31日
 本店所在地:東京都品川区東五反田3−20−14 高輪パークタワー
 代表者:代表取締役社長平塚昭博
 資本金:20億8,202万円
 売上高:431億円(2003年9月期)
 従業員数:約660名

5)シーメンス株式会社
 事業内容:電気・電子機器の輸入、開発、製造、販売、保守、輸出
 設立年月日:昭和22年7月28日
 本店所在地:東京都品川区東五反田3−20−14 高輪パークタワー
 代表者:代表取締役社長ペーター・ツァップ
 資本金:6億円
 従業員数:230名

シーメンス旭メディテック株式会社
http://www.med.siemens.co.jp/corp/history.html
     
1970 椛セ平洋行、(有)シーメンスジャパンと富士電機の医療機器部門が合併して日本シーメンス叶ン立
1979   日本シーメンス鰍ェシーメンス鰍ニ改称
医療機器部門が独立し、シ−メンスメディカルシステムズ叶ン立
1988   旭化成工業の医療機器部門と合併しシーメンス朝日メディテック叶ン立

 


日本経済新聞 2004/7/19

共立製薬 子会社2社、12月合併 動物薬の生産能力1.5倍

 動物用医薬品大手の共立製薬(岡本雄平社長)は、12月に動物薬製造の全額出資子会社2社を合併し、設備増強に乗り出す。

 川崎製薬(川崎市)と三鷹製薬(東京都三鷹市)の2社が12月1日をめどに合併する。新社名は川崎三鷹製薬となる予定。

 共立製薬は92年に電気化学工業からデンカ製薬(現川崎製薬)、03年には旭化成などから三鷹製薬を買収。買収効果で04年5月期の連結売上高は350億円と、動物薬業界では日本全薬工業(福島県郡山市)と並ぶ最大手クラスになっている。


2004/07/22 日本メジフィジックス

日本メジフィジックス東京ラボおよび東京本部竣工のお知らせ
http://www.nmp.co.jp/news/items/20040722.html


 また、東京ラボ開設を機に、東京都千代田区九段下の東京本部事務所の移転を決定し、新社屋の建設を同敷地内に進めてまいりましたが、この度同時に竣工いたしました。

東京ラボおよび東京本部の概要
 所在地: 東京都江東区新砂3−4−10
 ラボ棟主要施設: サイクロトロン2基、自動合成装置、自動製造装置、自動搬送システム等

  東京ラボ 東京本部

敷地面積

6,000m2

延べ床面積

2,617m2

3,800m2

構造 鉄筋コンクリート造
および鉄骨造 2階建
鉄骨鉄筋コンクリート造
 4階建

 


2004年7月14日 積水化学

真空採血管の中国での製造・販売を開始
〜シェア拡大をねらい合弁で中国に進出〜
http://www.sekisui.co.jp/general/press/040715.pdf

 積水化学工業株式会社(本社:大阪市北区社長:大久保尚武)高機能プラスチックスカンパニーのメディカル事業ではこの度、初めての海外生産拠点を設立しました。
 医療関連市場の拡大が期待される中国に、プラスチック真空採血管の製造および販売の新会社を中国国内大手真空採血管メーカーと合弁で設立し、9月初旬の本格販売開始を目標に生産準備を進めております。

3.合弁先について
(1)商号 中青旅創格科技有限公司
       
China CYTS Trank Technology Co.,Ltd
(2)事業内容 真空採血管の製造販売、採血針等関連製品の製造販売、IT 関連製品の販売
(3)所在地 中華人民共和国北京市海淀区知春路128号
(4)資本金 55百万元( 715百万円)
(5)売上高 (2002年度) 137百万元(1,781百万円)
         内メディカル部門4 百万元(52百万円)
(6)従業員 約100名
(7)親会社 中青旅控股股.有限公司
         
China CYTS Tours Holding Co.,Ltd

4.当社の真空採血管事業について
 1985年、当社は世界で初めてプラスチック製真空採血管を発売しました。現在、日本国内において2,000以上の医療機関で使用されています。
  日本の生産拠点:徳山積水工業株式会社(山口県周南市)

5.新会社の概要
(1)商号 北京積水創格医療科技有限公司
       
Beijing Sekisui Trank Medical Technology Co.,Ltd
(2)事業内容 真空採血管の製造販売、採血針等採血関連製品の製造販売
(3)所在地 本社:中華人民共和国北京市海淀区知春路128号
         工場:中華人民共和国北京市順義区天竺空港工業区A区天柱路17号
(4)資本金 6百万US ドル
(5)出資比率 積水化学工業株式会社55%、中青旅創格科技有限公司45%
(6)生産能力 約1億本(2004年度)
(7)工場面積 敷地面積約21,000u、建屋面積約6,000u
(8)役員 董事長福田睦
        (積水化学工業高機能プラスチックスカンパニーメディカル事業部長)
       副董事長劉乃發
        (中青旅創格科技総経理)
       董事兼総経理篠田潤一郎
        (積水化学工業より新会社に出向)
(9)従業員 約90名
(10)スケジュール  2003年6月新会社設立
             2004年1月事業活動開始
             2004年5月新工場稼働
             2004年9月本格販売開始
(11)主な生産品目 真空採血管、採血針
(12)事業計画  売上高 2005年度54百万元( 708百万円)
                 2007年度126百万元(1,642百万円)

 


日本経済新聞 2004/7/14

中国・三九集団、日本子会社の漢方薬を中国で販売

 中国医薬品最大手の
三九企業集団(広東省)は日本の生産子会社である東亜製薬(富山県上市町)が開発した漢方薬を来年初めから中国市場で販売する。

 多孔質にして溶けやすくした粒状のエキスを包装したもので、東亜製薬が開発し、国内では8月から三九の日本法人、三九本草坊医薬(東京・新宿、西村一郎社長)が販売している。