日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめ
た個人のデータベースです。

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(日本経済新聞 1996/10/23) 

米に15平方キロ工場用地  信越化学 98年から塩ビ生産


信越化学工業は子会社シンテックを通じ、米ルイジアナ州に15平方キロメートル弱の工業用地を取得
年産能万50万トンの塩化ビ二−ル樹脂塩ビモノマー設備(年産能力50万トン)、基礎原料である塩素生産設備なども設け、一貫生産体制にする。


(日本経済新聞 1997/8/28)

米ルイジアナ州の塩ビ工場計画  信越化学 対立 環境団体
  環境規則を満たしている : 黒人地域での建設は差別



環境保護団体グリーンピースが「ダイオキシンが発生する塩ビ工場を、黒人住民の多い地域に建設するのは人種差別」と攻撃。


(USA Today 1997/9/11)

EPA blocks chemical plant for La. town


In what lawyers are calling a landmark case,
the Environmental Projection Agency ruled that emissions from a polyvinyl chloride plant proposed by Shintech, Inc., for Convent, La., would exceed pollution standards under the Clear Air Act.
The EPA also found evidence that
pollution from the plant might hurt minorities in the area around Convent, where 81% of the population is black.

The EPA's action, the first it has taken on the issue of environmental racism, ・・・

 


日経産業新聞 1998/6/5

信越化学社長会見
 米塩ビ工場の建設反対問題 「建設急ぐ必要なし」


朝日新聞 1999/1/26-29

米、高まる「環境差別」論  工場、なぜ黒人居住地にばかり  

*環境内公正のための大統領令
クリントン大統領による1994年2月11日の大統領令。少数民族や低所得者の共同体に対し、過重な環境負荷や健康被害を与えないような財政上の配慮を行政に求めた。人種差別を禁じた公民権法(64年)に基づいている。

*意図せぬ差別
合衆国憲法の差別禁止条項をもとにしたこれまでの裁判では、「差別側の意図の立証」が被害者側にとって大きな壁となってきた。しかし、94年の大統領令以降、少なくとも米環境保護局(EPA)による行政不服審査では、意図的かどうかにかがわらず、環境被害がマイノリティーや低所得者層に偏ることを立証できればよくなった。こうした変化の背景には、レイシズムが単なる「偏見」や「心の姿勢」ではなく、社会・経済に組み込まれた構造的差別であるという考え方への理解が広がってきたことがある。

*がん回廊(キャンサー・アレー)
米ルイジアナ州バトンルージュからニューオーリンズにかけてのミシシッピ川下流域約140キロの地帯には130以上の石油化学工場や製油所などが密集。住民の間でぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患、がんの発生が報告されてきた。ワシントンDCのハワード大学などの調査によると、黒人居住率は約37%で全米平均12%の3倍以上。失業率も貧困率も平均を大きく上回る。

 *環境レイシズム
米国の連合キリスト教会人種的公正委員会は87年、研究報告「有害廃棄物と人種」を発表。全米の地域社会の人種構成と処理施設などの分布を郵便番号ごとに分析し、@黒人とヒスパニックの5人に3人は有害廃棄物投棄場所を抱える共同体に住んでいるAインディアンやアジア・太平洋諸島出身者の約半数は有害廃棄物を抱える共同体に住んでいるB2カ所以上の有害廃棄物施設を抱える共同体の有色人種人口はそうした施設をもたない共同体の3倍以上などの点を明らかにした。これをきっかけに、迷惑施設の立地や公害被害においては白人貧困層よりも黒人中流層の方が犠牲になりやすいといった事例が相次いで報告され、「人種が単独の最も強い指標である」(ゴア副大統領/93年)ということを連邦政府自身も認め出した。貧困層への差別も含め「環境差別」と総称し、是正のための「環境的公正政策」はクリントン政権の環境政策の柱の一つになっている。


日本経済新聞 1998/9/17夕刊

信越化学 米に塩ビ新工場
 3−5年以内完成 環境問題で立地変更



信越化学工業は、米ルイジアナ州イバビル郡に塩化ビニール樹脂の新工場を建設することを決めた。
年産59万トンの塩ビ工場を今後3−5年以内に完成する。

(日本経済新聞 1998/9/18)

信越化学の米工場建設 収益向上のシナリオ崩れる
 一貫生産棚上げ “ダウ離れ”果たせず

塩の電気分解からの一貫生産を棚上げし、米化学大手ダウ・ケミカルから原料を購入
当初の予定地での建設をあきらめ、同じルイジアナ州にあるダウの工場の隣按地で塩ビ樹脂工場(年産59万トン)を新設する。


化学工業日報 1999/4/9

塩ビ第2工場 年内にも着工 米シンテック ルイジアナ州に許可申請


2005/1/31

シンテックの新工場、ルイジアナ州に決定

 米ルイジアナ州の地元紙は信越化学の米子会社シンテックが新しい塩ビ一貫工場をルイジアナ州イバビル郡プラクミンの南の元アッシュランドケミカルの工場敷地に建設することを決めたと伝えた。

 本計画は信越化学が昨年12月に発表したもので、塩素45万トン、ソーダ50万トン、VCM75万トン、PVC60万トンを二期に分けて建設し、第一期は塩素30万トン、ソーダ、33万トン、VCM50万トン、PVC30万トンを2006年末に建設完成を目標としている。投資額は総額で10億ドル(1000億円)。同社は立地をPVC工場がすでにあるテキサス州かルイジアナ州にするとしていた。ルイジアナ州の既存プラントはプラクミンの北のアディスにある。

 シンテックは現在の
アディス工場を建設する前にルイジアナ州コンベントで電解からの一貫工場の建設を計画したが、環境問題を理由に反対を受け、アディスでのPVC建設に計画を変更した経緯がある。今回は工場建設に2000人、建設後は150人の雇用が見込める上、その他の面でも地元経済に好影響を与えるとして誘致合戦が行われていた。

 

 


January 31, 2005 Postsouth

OFFICIIALS REJOICE! Shintech picks Iberville for $1 billion investment
http://www.postsouth.com/articles/2005/01/28/news/news01.txt

The Iberville Parish economy will get perhaps the biggest boost ever from the construction of a $1 billion chemical plant planned by Shintech at the old Ashland Chemical plant site south of Plaquemine.


The availability of port facilities was the deciding factor in Shintech's choice of the 1,725-acre Ashland site over expanding at the company's six-year-old Addis facility and at Freeport, Texas, site, Wise said.


The plant will mean 2,000 construction jobs and 150 permanent jobs at salaries in the $60,000-a-year range, plus other benefits that will echo through the local economy, officials said, touting Shintech as a company which hires locally and buys locally.


シンテック業績

http://www.shinetsu.co.jp/j/ir/pdf/2005/0503data.pdf