日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめ
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アクリロニトリル アクリルアマイド

  能力   千トン

  アクリロニトリル  2014年〜2016年 アクリルアマイド

旭化成

川崎

  0

 

   

水島

191

三菱レイヨン

三菱化学・水島

110

合計196

黒崎

45

三菱レイヨン・大竹

86

横浜

20

住友化学

新居浜

52

     

三井化学

大阪

0

2005/5
 停止

茂原

15

25

昭和電工

川崎

57

 

川崎

5

合計

 

496

     

三菱レイヨン、2013年3月31日付けで、ダイヤニトリックス(50/50→三レ65%/三菱化学35%)を三レ100%とし、吸収合併

 

  アクリロニトリル  2003年 アクリルアマイド

旭化成

川崎

  150

合計450

   

水島

250
+50

ダイヤニトリックス

三菱化学・水島

111

合計196
(左より -1)

黒崎

45

三菱レイヨン・大竹

86

横浜

20

住友化学

新居浜

52

     

三井化学

大阪

59

2005/5
 停止

茂原

15

25

昭和電工

川崎

51

 

川崎

5

合計

 

741

     

三菱レイヨン・大竹98/10 日東化学工業吸収

 

旭化成
  2011/4   サウジアラビアにおけるアクリロニトリル事業化検討のための合弁会社設立
  2011/1   旭化成、韓国でANM増設、増設後の能力合計1195千トンに
  2008/3   旭化成、タイでのANおよびMMAプラントの建設決定
  2007/3   旭化成、中東でもアクリロニトリルを生産
  2007/2   旭化成 プロパン法アクリロニトリル、韓国とタイで
  2006/2   旭化成、タイで合弁生産 アクリル原料、最大手に
  2005/7   旭化成ケミカルズ、韓国のAN拠点でプロパン法適用
  2004/10   旭化成ケミ、今月末にANの手直し増強を完了
  2004/7   旭化成、水島のアクリロニトリルをデボトル増設
  2003/3   東西石化のAN新プラント、商業運転開始
   2000/10   韓国・東西石油化学でのANM及び青化ソーダ増設
  2000/8   青化ソーダ事業へ参入 (ニトリル副生青酸利用) 三井化学から営業譲受
  1998/4   韓国東西石油化学(ANM) 100%子会社へ 
  1998/3   米国ソルーシア社のアクリロニトリル計画への参画
       
ダイヤニトリックス(三菱化学、三菱レイヨン) 
  2006/2   ダイヤニトリックス、三菱レイヨンの連結子会社に
  2004/2   ダイヤニトリックス、中国でアクリルアマイドのFS再開
  2003/3   ダイヤニトリックス、中国でアクリルアマイド事業強化
  2001/3   アクリロニトリル、アクリルアミド、ポリアクリルアミド等の合弁会社
      中国にアクリルアマイド生産拠点−ダイヤニトリックスがFS
       
三井化学
  2006/6   東亞合成/三井化学、高分子凝集剤の事業統合に関する契約の締結
  2006/2   東亞合成/三井化学、高分子凝集剤事業統合の基本合意
  2004/10   三井化学、アクリロニトリルの製造・販売から撤退
  2003/6   三井化学と米サイテック、合弁会社の三井サイテックを解消
  2002/4   韓国アクリルアマイド事業を再編  2002/10 営業運転開始
        インドネシア
        ASEANでアクリルアマイド新設備計画

      


旭化成 ホームページから http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/topics/chemicals/ 

AN 事業の将来構想と青化ソーダ事業

 AN (アクリロニトリル)事業では、国内外の積極的な事業展開を行っています。2001年3月現在、当社グループのAN の年間生産能力は、水島250,000 トン、川崎150,000 トン、
韓国・東西石油化学 130,000 トンで、これに米国ソルーシア社からの製品引き取り権 50,000 トンを含めると合計580,000 トンになります。
 当社では、今後のアジア地区の需要拡大に対応するため、東西石油化学での AN 製造設備増強を決定し、2003年3月稼働を目処に
200,000 トンの能力増強と現有設備60,000 トンの停止を行うこととしました。これにより東西石化の生産能力は270,000 トンとなり、旭化成グループ全体での生産能力は720,000 トンとなります。また今回の AN 増設にあわせて、同社における青化ソーダの生産能力も 15,000万トン増強し、40,000 トンとします。
 同時に国内においても、川崎地区のAN プラントからの副生青酸の高付加価値化を目的として、2002年1月稼働を目処に10,000 ト ンの青化ソーダプラントを建設することを決定しました。これにより、当社のAN 事業の競争力は一層強化されることになります。


2003/3/4 旭化成 

韓国・東西石油化学株式会社でのアクリロニトリル増設プラントの商業運転開始について      
          
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2002/ch030304.html


旭化成株式会社(社長:山本一元)の100%子会社である韓国・東西石油化学株式会社(社長:李均鐵)は、アクリロニトリル(AN)需要増に対応すべく、
年産20万トンのプラント建設を進めてきましたが、このたび商業運転を開始

尚、このANプラントの商業運転開始に伴い、副生する青酸を利用した青化ソーダの増強プラント(年産3.9万トン/年)も稼動


(ご参考) 東西石油化学株式会社 概要 (増設プラント完成後)

(1)会 社 名 東西石油化学株式会社(Tongsuh Petrochemical Corp., Ltd.,)
(2)資 本 金 506億4千万Won(約50億6千万円)
(3)出資比率 旭化成100%
(4)事業概要 AN(生産能力27万t/年)、青化ソーダ(同3.9万t/年)、
    アクリルアマイド(同1万t/年)、EDTA(同3千t/年)製造販売
(5)代 表 者 (社長)李 均鐵、(副社長)松本 誠
(6)所 在 地 (本社・工場)大韓民国慶尚南道蔚山市

 


2000/10/26 発表

韓国・東西石油化学株式会社でのアクリロニトリル及び青化ソーダ増設について
      
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2000/ch001026.html



今回のAN製造設備は生産能力 20万t/年で、2000年12月に着工
青化ソーダの増強(1.5万t/年)を合わせて行い副生する青酸の有効活用を図る

AN及び青化ソーダ増強計画の概要

生産規模 :AN20万t/年

20万t設備増設に伴い、現設備1系列・6万t/年を休止予定
これにより東西石化AN生産能力は総計27万t/年となる

青化ソーダ1.5万t/年
増設後の東西石化の青化ソーダ生産能力は4万t/年。
2001年末完成の旭化成(川崎)1万t/年 新設後の旭グループの総生産能力は5万t/年となる。

総投資額 :約100億円(AN及び青化ソーダ合計)
工場立地 :東西石化蔚山(ウルサン)工場敷地内
着工 :2000年12月(2003年3月商業生産開始予定)

<ご参考>
東西石油化学株式会社 概要

会社名   :東西石油化学株式会社(Tongsuh Petrochemical Corp., Ltd.)
資本金   :156億4千万Won(約14億9千万円)
出資比率 :旭化成100%
事業概要 :AN(生産能力13万t/年)、青化ソーダ(同2.5万t/年)、
        アクリルアマイド(同1万t/年)、EDTA(同3千t/年)製造販売
代表者   :(社長)李 均鐵、(副社長)松井 良直
所在地   :(本社・工場)大韓民国慶尚南道蔚山市


1998年4月23日 旭化成発表

韓国東西石油化学(株)株式の買い取りについて
      
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/1998/ch980423.html

 


 当社は、株式会社韓一合繊(本店:韓国馬山市、代表理事:金重源)との合弁会社 東西石油化学株式会社(本店:韓国蔚山市、代表理事:李相顕、出資構成:当社50 %・韓一合繊50%)について、韓一合繊保有の同社株式全量を買い取ることで、今般、 韓一合繊と合意に達し、契約を調印いたしました。

 東西石油化学は1969年、韓国忠州肥料株式会社と米国スケーリー石油社との折半 出資で設立され、アクリロニトリルの製造、販売を開始致しました。その後1970年 から1975年にかけて、韓一合繊が忠州肥料保有の株式を、当社がスケーリー石油保有の 株式を順次譲り受け、1975年12月より韓一合繊と当社の合弁会社としてアクリロニ トリルや青化ソーダ等の石油化学製品の事業を展開してまいりました。

 


(1998/3/5 旭化成 発表

米国ソルーシア(Solutia)社のアクリロニトリル計画への参画
  − グローバルオペレーション構築の布石 −
       
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/1997/ch980305.html


 当社は、米国ソルーシア社の
年産25万トンのアクリロニトリル(AN)プラント新設計画に、年間約5万トンのAN引取権を取得する形で参画することについて、今般、同社と合意に達し契約を調印した。

<ご参考> ソルーシア社の概要:

1997年9月1日モンサント社よりファイバー、化学品部門を中心に分離、独立。

売 上 高 : 約3,000百万$
代 表 者 : 会長兼最高経営責任者(CEO) Robert G. Potter
AN能力 : 26万トン/年(米国:テキサス州アルヴィン)

Solutia       http://www.solutia.com/corporate/pages/about/history.asp

Solutia was founded in St. Louis in 1901 as Monsanto Company. For decades, chemicals were the foundation of Monsanto, which eventually expanded beyond its original identity as a local producer of saccharin to become one of the world's leading chemical companies by the 1960s.

Solutia was
created as an independent company on September 1, 1997, after Monsanto shareholders approved the spin-off of the company's chemical businesses. Today, Solutia is a specialty chemicals company with a growth-oriented business strategy that drives our commitment to excellent customer service. A true global enterprise, Solutia has more than $3 billion in annual sales, $4 billion in assets and more than 10,000 employees located at 35 manufacturing sites throughout 13 countries.

Solutia is a major producer for:

Laminated glass and aftermarket applications
Resins and additives for high-value coatings
Specialties such as heat transfer fluids, aviation hydraulic fluids, environmentally friendly cleaning solvents for aviation
An integrated family of nylon products, including high-performance polymers and fibers
Process development and scale-up services for pharmaceutical fine chemicals


2000/8/23 旭化成・三井化学発表

三井化学 青化ソーダ事業の旭化成への営業譲渡について
    --- 旭化成 青化ソーダ事業へ参入 ---
     
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2000/ze000823.html



三井化学の青化ソーダ事業の営業権を旭化成に譲渡し、
これを受けて旭化成が青化ソーダ事業へ参入する

旭化成は、現在、神奈川県川崎工場の
アクリロニトリル(AN)プラントから副生される青酸を活用して、MMAモノマーの原料であるアセトンシアンヒドリン(ACH)を生産してきた。1999年1月よりMMAモノマーの製法が直メタ法に転換されたことに伴いACHが不要となるため、これに代わる新たな青酸の誘導体を事業化し、AN事業の競争力を総合的に強化することが課題となっていた。


<合意の内容>

1. 三井化学は、2000年10月1日をもって青化ソーダの営業権を旭化成に譲渡する。
   
2. 旭化成は、川崎工場内にAN副生青酸を原料とした年産10千トンの青化ソーダプラントを建設する。今秋より工場建設を開始し、2002年1月稼動を予定している。
   
3. 営業権の譲渡後、旭化成のプラント稼動開始までの間、旭化成は三井化学に生産を委託し、同社の茂原工場で生産する青化ソーダを販売する。取引ルートについては、三井物産をはじめとして、原則として既存の商社を譲渡後も継続して起用していく予定。
   
4. 尚、両社は、この青化ソーダの営業権譲渡を機に、三井化学のメタクリルアマイドの原料として旭化成がメタクリロニトリルを供給する契約を同時に締結する。三井化学は、メタクリルアマイドの製法を、現行のACH法からメタクリロニトリルを原料とするバイオ法へ転換する。

 


日本工業新聞 2002/4/25

三井化学が韓国アクリルアマイド事業を再編

三井化学は韓国のアクリルアマイド事業を再編する。
龍山化学(蔚山市)と龍山三井化学(同)の関係会社2社で手掛けている同事業を龍山三井化学に統合

 
龍山三井化学は三井化学と韓国の化学メーカー、龍山が2000年に折半出資で設立したアクリルアマイド専業メーカー。三井化学として初のバイオ法を採用した製造設備を建設しており、今春からサンプル出荷をスタートし、10月から量産に入る。生産能力は同5000トン。韓国内のほか、アジア地域にも輸出する考え。

三井化学、龍山、トーメンが出資する
龍山化学は、銅法によるアクリルアマイド(年産7000トン)のほか、古くから無水マレイン酸などを手掛けている。アクリルアマイドを龍山三井化学に分離統合した後、無水マレイン酸などに事業を特化する。

 三井化学 日本、韓国、
インドネシアの3極で合計5万5000トン生産する体制


2002/10/29 三井化学

韓国アクリルアマイド バイオ法プラント営業運転開始
     
http://www.mitsui-chem.co.jp/


龍山三井化学株式会社(YMC)バイオ法プラント(生産能力5千t/年)
  10月1日に営業運転

従来の銅触媒法AAM設備7千t/年と合わせ12千t/年の設備

日本38千t/年(大阪工場・茂原センター)・インドネシア 5千t/年(三井エテリンドケミカル)とあわせ3カ国で55千t/年の生産能力、アジアでは最大級のAAMメーカー


<龍山三井化学株式会社(Yongsan Mitsui Chemicals,Inc.)概要>

・資本金 :25億won(2.5億円)
・所在地 :本社 ソウル市龍山区葛月洞
 工場  蔚山(ウルサン)廣城市南区
・出資 :三井化学 50%、(株)龍山 50%
・代表役員 :社長 金 基俊   副社長  牛嶋 毅
・設立 :2000年7月
・事業内容 :アクリルアマイドの製造・販売

P.T. MITSUI ETERINDO CHEMICALS

工 場:西ジャワ州 メラク
事業内容:アクリルアマイドの製造、販売。


May 18, 2001 Business Development Asia
http://www.bdallc.com/news/Chemical/pdf/Asian%20Chem%20Newsletter%20June%202001.pdf

Mitsui Chemical of Japan plans to build a 10,000tpa acrylamide plant, adjacent to its existing 35,000tpa acrylamide plant in Merak, West Java. Construction is scheduled to commence in 2002 or 2003, with completion scheduled two years later.


化学工業日報 2001/4/12

ASEANでアクリルアマイド新設備計画−三井化学

インドネシア、タイの事業拠点にアクリルアマイドポリマーの設備を相次いで建設する方針を固め、検討に入る。


Platts 2004/7/2

Asahi to complete debottlenecking Mizushima ACN plant by Sep

Japan's Asahi Kasei plans to complete a 50,000 mt/yr acrylonitrile debottlenecking project at its 250,000 mt/yr plant in Mizushima by the end of September and to bring it on line from October, a source close to the company said Friday. Asahi was steadily moving ahead with the project, despite bearish ACN prices at the moment.


2004年10月08日 Chemnet Tokyo

旭化成ケミ、今月末にANの手直し増強を完了
水島工場の設備、年5万トン増の30万トンに

 旭化成ケミカルズは、10月末に水島工場のAN(アクリロニトリル)の生産能力を増強する。従来の年産25万トン能力の設備をデボトルネックによって同30万トン能力に拡大する。
 一部を外部からの購入に頼っている原料プロピレンの安定確保のめどがつき次第、本格操業に入る予定。
 
 この結果、同社のANの総供給能力は川崎工場の15万トン、韓国・東西石油化学の27万トン、米・ソルーシアからの引き取り分5万トン--を合わせて77万トンとなる。世界全体のランクはBPグループに次ぐ第2位で、従来と変わりない。
 今回の増強は、当面の内外の需要の拡大に対応していくためのもの。来年5月以降の
三井化学による生産委託にもこの77万トン態勢で対応していく。
 しかし同社では、数年内には大型設備の増設が不可欠と判断してかねてから具体的な計画の検討を進めているところ。07年中にはアジア地域のどこかに年産20〜25万トン規模のプロパン法設備を建設することになるのではないかと見られている。


2004/10/07 三井化学

アクリロニトリルの製造・販売からの撤退について
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=83363

 当社(社長:中西宏幸)は、来年5月をもってアクリロニトリル(AN)の製造・販売から撤退することとし、当社および当社国内関係会社が必要とするANについては、旭化成ケミカルズ株式会社(社長:藤原健嗣)に生産を委託することと致しましたので、お知らせいたします。

<停止する当社AN設備の概要>
1.製造設備:当社大阪工場内
2.生産能力:59,000トン/年
3.停止時期:2005年5月

<AN生産委託契約の概要>
1.生産委託先:旭化成ケミカルズ株式会社
2.契約の内容
(1)当社及び国内当社関係会社の必要とするANを全量生産委託する。
(2)原料アンモニアは、当社より供給する。


日本経済新聞 2006/2/23       旭化成発表

旭化成、タイで合弁生産 アクリル原料、最大手に

 旭化成はタイ国営石油会社(PTT)と石油化学事業で提携する。両社で400億ー500億円を投じ、自動車や家電などに使うアクリル樹脂やその原料を製造する工場をタイに建設、2009年に稼働させる。

 タイ南東部ラヨン県の沿岸地域に建設する工場の生産能力はアクリル原料が年20万トン、アクリル樹脂が同7万トン。

 石化原料には一般的に原油を精製して作るナフサを使うが、新工場では原油産出時に副産物として出るプロパンガスを利用する。

*アクリル原料=アクリロニトリル  既存72万トン(下記)
           m-MMA
  アクリル樹脂=P-MMA


旭化成ホームページ

ANはアクリル系合成繊維、ABS樹脂、ニトリルブタジエンラバー(NBR)、アジポニトリル(ADN)等の原料として広く使用されています。旭化成が水島,川崎、韓国、米国に有すプラントの年間生産能力72万トンは世界第2位です。

アクリロニトリルの年間生産能力は、水島 250,000トン、川崎150,000トン、韓国・東西石油化学270,000トン、これに米国ソルーシア社からの製品引き取り権50,000トンを含めると
合計720,000トン

また、当社では出発原料を従来法のプロピレンではなく、プロパンを原料にした“プロパン法”による新製法の研究も進めています。


化学工業日報 2005/7/25

旭化成ケミカルズ、韓国のAN拠点でプロパン法適用

 旭化成ケミカルズは、アクリロニトリル(AN)の次世代技術である
プロパン法を韓国拠点で初適用する。2系列ある既存設備のうち古い設備をプロパン法に改造、2006年からコマーシャル設備として立ち上げるもの。天然ガスベースのプロパンを原料とするコスト競争力の高い新製法の運転ノウハウを積み上げていく。これをステップに、タイを有力候補地とした新たな大型プラントにつなげ、年産100万トン体制を実現させる考え。


2006年2月23日 旭化成ケミカルズ

タイ国PTT社との石油化学事業でのコラボレーションについて
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2005/ch060223.html

 旭化成ケミカルズ株式会社(東京都千代田区有楽町 社長:藤原健嗣)と、タイ国において天然ガス、石油精製、石油化学事業を展開するPTT Public Company Limited(バンコク市、社長:Prasert Bunsumpun(プラサート・ブンサムパン)、略称PTT 社)とは、アクリロニトリル(AN)とメチルメタクリレート(MMA)およびポリメチルメタクリレート(PMMA)のタイにおける共同事業化の詳細検討を開始しましたのでお知らせいたします。両社は、同時にこれら以外においても、更なる提携、共同事業化について検討を進めることにも合意し、その可能性について協議を始めております。

 
2. AN、MMAのプロジェクトについて
(1) ANの共同事業化の検討
以下の基本スキームを前提に共同事業化の詳細検討を実施する。
1. 事業化形態 : 製造・販売合弁会社
2. 出資比率 : 未定
  *本計画には丸紅梶i東京都千代田区大手町 社長:勝俣宣夫)も資本参加する意向
3. プラント能力 : 年産20万トン
  *旭化成ケミカルズとして、 これにより約100万トン/年(関係会社含む)の能力規模となり、
    世界最大手のIneos Nitriles社(米国、旧BP chemicals)と同等の規模を確立
4. 目標稼働時期 : 2009年末
5. 採用技術 : 当社が独自開発したプロパン法ANプロセスを採用
  *プロピレンを原料とする従来のANプラントに対し コスト優位性を確保(商業プラントとしては世界初)
6. 原料供給 : プロパンはPTTが供給

(2) MMAおよびPMMAの共同事業化の検討
以下のスキームを前提に共同事業化の詳細検討を実施する。
1. 事業化形態 : 製造・販売合弁会社
2. 出資比率 : 未定
3. プラント能力 : MMA年産7万トン、PMMA年産2万5千トン
4. 目標稼働時期 : 2009年末
5. 採用技術 : ACH法MMAプロセス
  *上記ANプラントからの副生する青酸を活用することにより高いコスト競争力を確保する
6. 原料供給 : アセトンはPTTが供給
   
3. 提携事業の拡大検討について
  両社は、AN、MMA以外の事業、製品、技術についても、 提携、共同事業化の可能性について広範な視点で検討することとし、そのための協議をスタートしております。
     
[参考]
PTT Public Company Limitedの概要
(1) 本 社 : 555 Vibhavadi Rangsit Rd., Chatuchak, Bangkok, Thailand
(2) 社 長 : Prasert Bunsumpun
(3) 設 立 : 2001年10月
(4) 事業内容 : 下記の3グループに大別される。従業員4,807人(関係会社含む)
1. Oil Business Group (売上高:下記の26%)
   原油の採掘・輸入。LPG、ガソリンの輸出入、販売等
2. Gas Business Group (売上高:下記の62%)
   天然ガスの採掘および分離生産・販売等
3. Petrochemical & Refining Business Group(売上高:下記6%)
   石油精製および石油化学(エチレン、プロピレン等)
   エチレン生産能力 年産約110万トン
(5) 資本金 : 184,915百万バーツ(約5千2百億円)(2004年末)
(6) 売上高 : 644,673百万バーツ(約1兆8千億円)(2004年)


日本経済新聞 2007/2/2

旭化成 プロパンから樹脂原料 
 韓国で量産 タイに350億円投資


 新製法で量産するのはアクリル繊維のほか、合成ゴムや家電の外装品原料から電子部品の素材まで幅広く利用されているアクリロニトリル(AN)。ナフサ(粗製ガソリン)から作る基礎原料(プロピレン)とアンモニアを反応させて量産するのが一般的だが、原料の原油価格が上昇。さらにプロピレン製造時に副産物が大量に出るため、調達が容易ではなく、増産の制約になっていた。

品質やコスト面で本格量産のメドが付いたため、韓国の石化子会社、東西石油化学(蔚山広域市)で1月20日から年産約5万トン規模の商業生産を開始。週内にもアジア地域の顧客企業に出荷を始める。タイでは国営石油会社(PTT)と合弁で事業化する計画で、350億円をPTTと折半出資、年産20万トンのプラントを新設する。10年の本格稼働が目標。


2007年2月2日 旭化成ケミカルズ 

プロパン法アクリロニトリルプラント稼働について

東西石化でのプロパン法AN実証・商業運転概要
(1)工場立地: 東西石油化学蔚山工場にて既存AN2系列(年産23万トン、
同7万トン)のうち
          小規模系列を改造し実証・商業運転を実施。
(2)稼働開始: 2007年1月20日

 
【ご参考】
(1)本社: 韓国蔚山広域市南區夫谷洞 154
(2)社長: 李 均鐵
(3)設立: 1969年
(4)事業内容: AN及びアクリルアマイド、青化ソーダ、EDTA等ANの副生品・誘導品事業の製造・販売
(5)資本金: 506億ウォン(2005年度)
(6)株主: 旭化成100%
(7)売上高: 3,578億ウォン(2005年度)


日本経済新聞 2007/4/6           旭化成のANM

旭化成、中東でも生産 高機能樹脂の原料 2011年にも拠点

 旭化成の蛭田史郎社長は5日の記者会見で、家電製品などに幅広く使われる高機能樹脂の原料、アクリロニトリル(AN)の生産拠点を2011−12年をめどに中東で稼働する方針を明らかにした。

旭化成は中東で年20万ー30万トン規模の工場を合弁事業の形で新設する方針で、「複数の相手と交渉中」(蛭田社長)という。

http://www.c-hotline.net/?module=Viewer&codeAcc=ASAK609488586a58f3be985d488c959382ae

・世界の需要は500万トン、年2%の伸び

・タイで2009年末に20万トンスタート 

・中東は2012年
  投資リスク回避のためJV
  但しMarketing では主導権

 


2008/3/19 旭化成

タイでのANおよびMMAプラントの建設決定について

旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤原 健嗣)は、PTT Public Company Limited(本社:タイ国バンコク市、社長:Prasert Bunsumpun(プラサート・ブンサムパン)、以下PTT社)および丸紅株式会社(本社:東京都千代田区、社長:勝俣 宣夫)との合弁により、タイにアクリロニトリル(AN)およびメチルメタクリレート(MMA)のプラントを建設することを決定しましたので、お知らせいたします。

当社が世界で初めて開発したプロパン法AN製造プロセスを採用
MMAプラントについても、ANプラントから副生する青酸を活用できるACHを採用

2. ANMMAの事業計画概要
  1AN事業計画
 
  1) 生産能力・製法: 年産20万トン・プロパン法
  2) 立地: タイ国ラヨーン県・マプタプット工業区内
  3) 原料調達: プロパンはPTT社が供給、アンモニアは輸入
  4) 工期: 2008年夏着工、2010年末稼動(予定)
  5) 製品販売: タイ国内は合弁会社が販売、タイ国外は当社が引取り販売
  6) 売上規模: 400億円(予定)
   
  2MMA事業計画
 
  1) 生産能力・製法: 年産7万トン・ACH
  2) 立地: ANプラントと同様
  3) 原料調達: アセトンはPTT関係会社のPTTフェノール社から調達
  4) 工期: ANプラントと同様
  5) 製品販売: ASEAN地域は合弁会社が販売、ASEAN以外は当社が引取り販売
  6) 売上規模: 180億円(予定)※硫安(年産16万トン)販売を含む
   
  3)投資額
   本プロジェクトの総事業費は約75千万ドル(約800億円)、うち半分はプロジェクトファイナンスで調達し、当社の投資額は約200億円となる予定です。この投資は、「Growth Action 2010」で掲げる旭化成グループの戦略投資の一環となります。
 
<参考>
  1)合弁会社概要
 
  1) 会社名: PTT Asahi Chemical Company LimitedPTTAC社)
  2) 社長: Pailin Chuchottaworn
  3) 設立: 20068
  4) 所在地: タイ国バンコク市
  5) 登録資本金: 12,400百万バーツ(約400億円)
  6) 出資比率: 旭化成ケミカルズ48.5%,PTT48.5%,丸紅3.0
 
  2PTT Public Company Limitedの概要
 
  1) 社長: Prasert Bunsumpun
  2) 設立: 200110
  3) 事業内容:
下記3つに大別される。
  a Oil Business Group
    石油の生産および輸出入、LPG、ガソリン等の販売
  b Gas Business Group
    天然ガスの採掘、販売および分離生産
  c Petrochemicals and Refining Business Group
    石油精製および石油化学製品の生産
  4) 資本金: 398,652百万バーツ(約1兆3千億円、2007年末時点)
  5) 売上高: 1,495,806百万バーツ(約49千億円、200712月期)

 


2011125 旭化成ケミカルズ

韓国でのアクリロニトリルプラントの増設について

 旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:坂本 正樹)は、このたび、韓国におけるアクリロニトリル(以下AN)の増設を決定しましたので、お知らせします。

1. 主旨
   当社のAN事業は、今後成長が見込まれるアジア市場においてNo.1、世界でもNo.2の生産能力を有しており、旭化成グループとしてもグローバル拡大事業として重点的に経営資源を投入し、積極的に拡大していく方針です。
 
ANの世界需要は堅調な成長が見込まれており、その中でも特に韓国、台湾、中国を主体とするアジア市場では順調な需要拡大が予想されています。こうした 需要拡大に対する供給能力の強化のため、このたび韓国におけるAN設備能力の増強を決定しました。今回増設するプラントは245,000トン/年という 大型プラントであり、さらに当社の最新技術を採用することにより、高い競争力を有するプラントとなります。
 当社の
AN現有生産能力は、日本45万トン/年(水島30万トン、川崎15万トン)、韓国30万トン/年の合計75万トン/年、さらにタイにおいて、 PTT Asahi Chemical Company Limited (タイPTT Public Company Limitedおよび丸紅株式会社との合弁会社)での20万トン/年の大型プラントが建設中であり、本年央には稼動を開始する予定です。タイの新プラント の稼動に加え、今回の韓国における大型増設により、当社のAN事業は世界No.1のポジションに向けて大きく前進します。
 
2. AN増設計画概要
 
(1)立 地 韓国 東西石油化学蔚山(ウルサン)工場敷地内
(2)生産能力 AN 245,000トン/年
本件増設後の
AN総生産能力
1195,000トン/年(水島30万トン、川崎15万トン、韓国545,000トン、タイ20万トン)
(3)工 期 20115月着工、20131月商業運転開始
 
<ご参考>
  東西石油化学株式会社の概要
   
会社名 東西石油化学株式会社(Tongsuh Petrochemical Corp., Ltd.
所在地 大韓民国蔚山広域市
社 長 宗弼(Huh Jong-Pil)
資本金 506億ウォン(約40億円)
出資比率 旭化成株式会社100%
事業概要 AN(現有生産能力30t/年)、青化ソーダ(同4t/年)、他



2011/4/27 旭化成ケミカルズ

サウジアラビアにおけるアクリロニトリル事業化検討のための合弁会社設立について

旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:坂本 正樹)は、サウジアラビア基礎産業公社(Saudi Basic Industries Corporation、以下「SABIC」)及び三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林 健)と、サウジアラビアにおけるアクリロニトリル(以下「AN」)の共同事業化の詳細検討を行うため、本日、合弁会社の設立を決定しましたので、お知らせ します。

1. 背景、経緯
   旭化成グループでは、AN事業をグローバル拡大事業の一つとして位置付け、重点的に経営資源を投入し、世界No.1ポジションの獲得に向け積極的に拡大していく方針です。
 ANの世界需要は今後も堅調な成長が見込まれており、当社では、特に今後成長が期待される中東・北アフリカ市場及び供給不足が懸念されるアジア市場に向けたプラントの新設を検討してきました。
 この一環として、当社では、コスト競争力の高い生産拠点としてサウジアラビアにおけるANの事業化に関し調査、交渉を進めてきましたが、今般、SABIC及び三菱商事と合弁会社を設立し、ANの共同事業化実現に向けた具体的な準備を進めることに合意しました。
 今後、製造設備の基本設計に着手するとともに、詳細な事業計画の作成を進め、設備投資の最終的な意思決定は2012年を目指します。
 なお、当社グループ全体のAN生産能力は、現在の75万トン/年(日本、韓国合計)に、タイでのプラントの新設(2011年央商業運転開始予定)、韓国 での能力増強(2013年1月商業運転開始予定)、本プラント新設が加わり約140万トン/年規模となり、世界No.1ポジションとなる予定です。
 
2. 合弁会社概要
 
(1) 会社名 (仮称) Saudi Japanese Acrylonitrile Company
通称:Shrouq(シュルーク=アラビア語で"朝日"の意味)
(2) 本社 サウジアラビア王国アルジュベール市
(3) 株主 SABIC 50%、旭化成ケミカルズ・三菱商事 50%
(4) 設立資本金 40百万サウジリヤル(約10億円)
(5) 計画している生産能力 プロピレン法AN 20万トン/年、青化ソーダ 4万トン/年
※AN製造工程から副生する青酸を原料に、青化ソーダ製造プラントを併設する予定です。
 
<ご参考>
  SABICについて
   
名称 サウジアラビア基礎産業公社(Saudi Basic Industries Corporation)
本社 サウジアラビア王国リヤド
責任者 Vice Chairman & CEO Mohamed H. Al-Mady
事業内容 石油化学
資本金 300億サウジリヤル(約80億米ドル)
大株主 サウジアラビア王国70%
売上高 1,517億サウジリヤル(約405億米ドル)(2010年12月期)