日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめ
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2001/12/3 積水化学

プラスチック成型品の部品供給事業の再編について
 〜事務機器分野からの撤退と自動車分野の強化〜
     
http://www.sekisui.co.jp/general/press/011203.pdf

事務機器分野の部品供給事業からの撤退、ならびに自動車分野の部品供給事業強化を骨子とする事業の再編を実施します。


2002/2/26  稲畑産業・積水化学
 
汎用フィルム事業の事業提携について

  
 http://www.sekisui.co.jp/general/press/020226.pdf   

稲畑産業と積水化学の100%出資会社である積水フィルムは、関西地区において事業提携し、生産拠点を統合することで合意

事業提携の内容

1)積水フィルムは大東工場の生産を中止し、その設備を関西高分子工業へ移管
  (移管完了日:2002年5月1日)
2)積水フィルム大東工場の全従業員は、関西高分子工業へ移籍
  (工場長には現大東工場長が就任)
3)積水フィルムは、引き続き汎用フィルムの販売を継続し、
  従来の大東工場分の生産を関西高分子工業に委託
4)積水フィルムは、関西高分子工業へ5%出資  


Chemnet Tokyo  2001/7/31 

積水化学、北海道会社のフィルム子会社を伊藤忠サンプラスに営業譲渡
  フィルム事業の再編強化急ぐ
   

子会社である積水フィルム北海道を解散し伊藤忠サンプラスに営業譲渡することを決めたと発表


化学工業日報 2002/5/20

積水化学、オレフィン発泡事業で英社に資本参加

積水化学は業務提携した英国のゾートフォーム社に資本参加


2001/8/22 積水化学

フィルム事業の再編について
   
http://www.sekisui.co.jp/general/press/010822film.pdf


2000 年9 月には農業用フィルム事業の再編、今年度には北海道のフィルム事業会社の伊藤忠サンプラスへの営業譲渡、などの施策を実施

新たにフィルム事業会社を設立し、当社フィルム事業部、フィルム営業所を移管すると共に、フィルム事業会社3 社を新会社に統合して、事業企画・開発・生産・販売を一体運営することとしました。

新会社の概要

(1 )社 名 : 積水フィルム株式会社
(2 )本店所在地 : 大阪市
(3 )資 本 金 : 3 億円
(4 )設 立 日 : 2001 年10 月1 日
(5 )決 算 期 : 3 月期
(6 )代 表 者 : 代表取締役社長 西谷 文男(現、積水化学工業 フィルム事業部長)
(7 )社 員 数 : 450 名(連結ベース)

2000.7.27 積水化学 

英国ポリオレフィン発泡メーカーとの業務提携について            
資本参加
    〜海外事業の強化戦略〜
      
http://www.sekisui.co.jp/pr/00072701.html


架橋ポリオレフィン発泡製品において、英国ブロック発泡メーカーの
Zotefoams Plc(ゾートフォーム)社 と世界的業務提携の実施を合意

 

積水化学グループの発泡ポリオレフィン(フォーム)事業 概要

[沿革] 1964年 ソフトロンの商標で国内生産開始
1969年 米国ボルテック社設立により海外展開を開始
[売上高 ] 約300億円(1999年度実績)
[生産拠点] 海外6ヶ所 (アメリカ2・イギリス・オランダ・オーストラリア・タイ)
[販売拠点] 海外16ヶ国 (アメリカ・イギリス・オランダ・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・
スイス・ロシア・ブラジル・オーストラリア・タイ・シンガポール・マレーシア・
台湾・中国)
[設備投資] 米国: @1997年完工 A2000年完工予定(計 約15億円)
欧州: @1999年完工 A2001年完工予定(計 約80億円)
オーストラリア: 1999年完工(約6億円)
タイ: 1997年新設

Zotefoams Plc社 概要

[沿革]    1936年 British Petroleumの化学品部門として設立
  'BXI Chemicals' 'BP Performance Polymers'の名称で事業運営
1992年 MBOにて独立
[資本金] 1,813千£(約3億円)
[事業内容] ブロック状架橋ポリオレフィン発泡製品の製造・販売
[売上高] 22,426千£(1999年実績)(約38億円)
[税引利益] 4,069 千£(1999年実績)(約7億円)
[本社] 675 Mitcham Rd., Croydon, Surrey CR9 3AL, England
[ホームページ] http://www.zotefoams.com/uk

日本経済新聞 2002/1/3  

積水化学、堺工場を閉鎖 化学品の生産体制再構築

堺工場閉鎖
工場の主力品である可塑剤事業からの徹退に合わせて、化学部門の生産体制を再構築


2000/9/12 日本経済新聞 

積水化学 子会社2社を解散へ


精密・産業用品製造の積水テクノ成型と、農業用資材販売の積水ハーベストの2子会社を9月末で解散すると発表


日本経済新聞 2000/9/12

高機能樹脂製品 積水化学が増産  欧米子会社 工場新増設に110億円


米国で包装用テープなどを増産するのは
セキスイTAインダストリーズ

発泡ポリエチレンは英国とオランダの子会社の設備を増強する。


2002/12/9 積水化学工業

日本企業で初、発泡ポリオレフィン事業で中国進出
  − 中国最大手発泡ポリオレフィンメーカーの経営権取得 −
       
http://www.sekisui.co.jp/general/press/021209.pdf

台湾の発泡ポリオレフィン事業最大手である鴻明(ホンミン)実業が100%出資している中国最大手の同業メーカー上海鴻奇(ホンチー)塑料有限公司の持分を51%譲受し経営権を取得

2002年4月には
英国Zotefoams(ゾートフォームズ)社の株式を取得

持分譲受後の新会社運営について

(1)新会社名      上海積水鴻奇塑料有限公司
(邦文)
上海積水鴻奇(シャンハイセキスイホンチー)プラスチックス有限公司
(英文)Shanghai Sekisui‐Holy Plastics Co.,Ltd.
(2)事業内容 発泡ポリオレフィンの製造販売および同製品の印刷・加工販売
(3)本社所在地 中華人民共和国上海市嘉定区南翔鎮劉翔路 951号
(4)登録資本金 500万US$(日本円で約6億円)
 (積水化学 51%、鴻明実業 49%)
(5)企業形態 中外合作経営
(6)役員            董事長 野力 優   副董事長 黄  永融  総経理 野口 祐史
董事会総メンバー11名の内積水側6名予定
(7)社員数 125名(日本より駐在2名当初予定)
(8)生産能力 生産能力 4,000トン/年
(9)営業拠点 営業拠点3ヶ所(北京、上海、広州)
(10)持分取得方法 上海鴻奇塑料有限公司の持分100%を所有する鴻明実業より51%を譲受け、2002年12月末までに中国内手続き完了予定
(11)新会社移行・運営開始時期
  2003年1月1日に新会社に移行し、運営開始の予定

 


2003/04/14 積水化学工業

積水化学が発泡ポリオレフィン事業で韓国映甫化学との提携に合意
 − アジア大手発泡ポリオレフィンメーカー映甫化学の株式取得 −
     
 http://www.sekisui.co.jp/general/press/fin_pre_030414.pdf


韓国最大手である映甫化学株式会社(Young Bo Chemical Co., Ltd.)の
発行済株式の過半数を譲受し、同社と共同でグローバル戦略の一層の強化をはかる

       
映甫化学株式会社(Young Bo Chemical Co., Ltd.)
  本社所在地 大韓民国太田市儒城区伏龍洞236
  代表者 代表理事 李 暎植
  資本金 100 億ウォン
  売上高 66,776 百万ウォン(2002年12月31日現在)
  従業員 309 名 (2002年12月31日現在)

2003/07/07 積水化学

子会社の解散および清算に関するお知らせ
   
 http://www.sekisui.co.jp/general/press/fin_pre_0307071.pdf


プラスチック家庭用品事業の競争力強化の一環として、同事業を展開している積水ライフテック株式会社の生産部門の効率化を目指し、同社の製造・加工業務を積水テクノ成型東日本株式会社に移管することとしました。これに伴い、従来積水ライフテック株式会社の製品の製造、加工業務を行っていた奈積加工株式会社を解散することを決定しました。


2003/10/14  積水化学工業

合わせガラス用中間膜事業、世界で初めて中国に進出
 − 生産販売会社設立で、グローバル展開強化 −
  
http://www.sekisui.co.jp/general/press/031014.pdf

自動車向け合わせガラス用中間膜の大幅な需要増が見込まれる中国に、中間膜の製造および販売の新会社を設立、今秋より生産工場の建設を開始しました。

 


2003/11/05 積水化学工業

遮音中間膜、欧州からグローバルに展開
〜 欧州での原料樹脂工場を新設 〜
    
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=58593

積水化学・高機能プラスチックスカンパニーでは、成長分野である中間膜事業のグローバル展開を強化しています。
今後は欧州から、需要増が期待できる北米、アジアなどに向けて一気に遮音中間膜のグローバル展開をはかります。
また供給体制については、このたび Sekisui S-LEC BV(積水化学 出資比率100% 本社:オランダ国リンブルグ州ルールモンド市 CEO:加藤敬太)オランダ工場での生産能力の増強が完了し、第2系列が順調に立ち上がりました。生産能力は通常中間膜を含めて従来の年間 8,000トンから17,000トンに増えました。遮音中間膜につきましては全てオランダ工場からの供給となります。

 


日刊工業新聞 2003/12/23

積水化学と三菱樹脂、中国製ガス用ポリエチレン継ぎ手を輸入販売

積水化学工業と三菱樹脂は中国製ガス用ポリエチレンEF(エレクトロ・フュージョン)継ぎ手の輸入販売を開始した。

両社は成熟市場での勝ち残りを目指し、02年7月に共同出資で中国に生産子会社「無錫積菱塑料有限公司」を設立。両社の国内製造設備を順次移管し生産体制を整えている。


2002/7/22 積水化学/三菱樹脂

積水化学と三菱樹脂が中国でポリエチレンEF 継手の生産合弁会社を設立
 − ポリエチレン管事業の競争力強化を目指す −
   
http://www.sekisui.co.jp/general/press/020722.pdf

積水化学工業株式会社(本社:大阪市北区 社長:大久保尚武)と三菱樹脂株式会社(本社:東京都千代田区 社長:菅澤武彦)は、ポリエチレンEF (エレクトロフュージョン)継手の競争力強化を目指して、中国江蘇省に共同出資の生産合弁会社を設立しましたのでお知らせいたします。

新会社の概要
(1 )会社名   無錫積菱塑料有限公司(Wuxi SSS-Diamond Plastics Co., Ltd. )
(2 )事業内容   日本市場向けポリエチレンEF 継手の生産
  ガス用(サイズ:25 〜200mm 、110 種類)
  配水用(サイズ:50 〜200mm 、 40 種類)
  下水用(サイズ:75 〜200mm 、 20 種類)
(3 )資 本 金   400 万米ドル(約5 億円)
(4 )出資比率   積水化学51%  三菱樹脂49%
(5 )所在地   中国江蘇省無錫市(国家高新技術産業開発区)
(6 )面 積   敷地面積 3万u、建屋面積 1万u
(7 )生産能力   1 ,000 トン/年
(8 )役 員   董事会 5 名 (積水化学3 名、三菱樹脂2 名)
董事長 田頭 秀雄(積水化学 環境・ライフラインカンパニー給排水システム事業部長)
(9 )社員数   約100名
(10)スケジュール    2002 年6 月28 日 会社設立
2003 年3 月 工場完成
2003 年5 月 生産開始
なお、本格稼動は2004年度からで、生産規模は売上高にして10億円を見込んでいます。

 


2005/4/5 積水化学工業

強化プラスチック複合管事業の中国への進出について
  日本のプラスチックパイプメーカーとして初の水環境インフラ市場への進出
  中国最大手 強化プラスチック複合管メーカーの経営権取得

 積水化学工業株式会社(社長:大久保尚武、以下 積水化学)はこの度、急速に拡大している中国の水環境インフラ市場に進出すべく、国内最大手の強化プラスチック複合管(以下 FRPM管)メーカーである新疆永昌複合材料股イ分有限公司(董事長:周 永清、以下 永昌社)の発行済株式のうち60%を譲受し、同社の経営権を取得しました。


W.新会社の概要(2005年4月1日からの新体制)
1.社名      新疆永昌積水複合材料股?有限公司
           (英文:XINJIANG YONGCHANG-SEKISUI COMPOSITES CO.,LTD)
2.事業内容   強化プラスチック複合管の製造及び中国国内への販売、輸出
3.本社所在地 新疆ウイグル自治区昌吉州米泉市振興路
4.資本金    6,600万人民元
5.出資比率   積水化学                            60%
           新疆米美洋複合材料高新技術開発有限責任公司  36%
           新疆百博技術創新発展有限公司              1%
           新疆ウイグル自治区技術改造投資公司          2%
           新疆天泰投資有限責任公司                 1%
6.役員      董事長    周 永清 (旧 永昌社 董事長)
           副董事長   丸下 芳和(積水化学 強化プラスチック管事業部長)
           董事兼総経理 塚本 昌博
           (董事会総勢5名のうち積水化学3名)
7.従業員     約440名 
8.生産拠点    ・新疆 所在地 :上記3.の本社所在地に同じ
                  (2ヵ所)   敷地面積:20万u
            ・広州 所在地 :広州市番禺区魚?頭鎮馬克村工業区
                 敷地面積: 2万u
9.持分取得方法  海外の出資社から45%、新疆米美洋有限公司より15%の持分を譲り受ける契約を
             2005年2月に締結。
Z.ご参考
  新疆永昌積水複合材料股イ分有限公司 拠点図


2005/12/13 積水化成品工業

米国におけるピオセラン(高機能発泡樹脂)生産・販売会社の設立に向けて
http://www.sekisuiplastics.co.jp/pdf/2005_12_13.pdf

2.現地会社の概要(予定)
 ・ 会社名   :SEKISUI PLASTICS USA, INC(仮称)       
 ・ 事業内容  :ピオセラン原料の生産・販売および成型品の販売
 ・ 本社所在地 :テネシー州、マウント・プレザント市(MT. PLEASANT、TENNESSEE.)
 ・ 会社形態  :当社100%出資
 ・ 営業開始目標:2006年4月
   生産開始目標:2006年9月
 ・ 資本金   :約6億円
 ・生産能力  :1400トン / 年
 ・販売計画  :2006年 1億円、 2007年 4億円、 2008年 7億円
          (決算期 1月~12月)
 ・人員 : 2006年10名、 2007年14名、 2008年18名

3. 今後の予定
   2005年12月  土地建物の調達
   2006年 1月  新会社設立
          3月  営業拠点設営(ミシガン州トロイ市を予定)
          4月  米国内営業開始
          9月  生産開始
  今回の会社の設立案に伴い、現地生産開始は9月を予定といたしますが、米国内での市場開拓活動を先行させるために、
  3月までに営業拠点を整備し、4月より営業活動を開始する予定です。

4. 主要顧客(予定)
  自動車用途:トヨタ、日産、ホンダ他、米国ビッグ3(GM、FORD、CHRYSLER)他
  家電用途:液晶、プラズマTV 包装用途(パナソニック他)
  IT 用途: IBM、 DELL、HP(ヒューレットパッカード)他


平成20年7月11日 積水化成品工業/カネカ

ポリスチレンペーパー事業の譲渡について

 積水化成品工業株式会社(以下「積水化成品」)と株式会社カネカ(以下「カネカ」)は、カネカの100%出資子会社であるサンポリマー株式会社(以下「サンポリマー」)が展開しているポリスチレンペーパー(PSP)事業を積水化成品に譲渡することに関する基本合意書を本日締結しましたので、下記の通りお知らせいたします。なお、本件につきましては公正取引委員会の審査・承認を得たうえで実施する予定です。

【サンポリマーの概要】
 商 号  サンポリマー株式会社
 本店所在地  埼玉県蓮田市閏戸4100
 代表者氏名  代表取締役社長 山ア 仁
 設立年月日  平成8 年12 月
 資 本 金 900 百万円
 大 株 主  株式会社カネカ(出資比率100%)
 従業員数  68 名(平成20 年3 月31 日現在)
 事業内容  合成樹脂製品の製造・加工及び販売
 売 上 高  7,824 百万円(平成20 年3 月期)


2009年12月16日 カネカ

押出発泡ポリスチレンボード事業の譲受けについて

 株式会社カネカ(以下「カネカ」)と積水化成品工業株式会社(以下「積水化成品」)は、積水化成品が建築資材用に展開している押出発泡ポリスチレンボード(以下「XPS」)事業を、カネカに譲渡することに関する基本合意書をこの度締結しましたので、下記の通りお知らせいたします。

[事業譲渡の概要]
 カネカは、XPS事業の規模拡大を狙いとして、以下のものを積水化成品から2010年3月末日を目処に譲り受ける。
 (1)積水化成品が営むXPS事業の営業権
 (2)XPS事業に係わる生産設備の一部
 
尚、具体的内容・対価・付帯条件等につきましては、今後、協議してまいります。

[積水化成品の概要]
 商号   :積水化成品工業株式会社
 本店所在地:大阪市北区西天満2丁目4番4号
 代表者氏名:代表取締役社長 小野 惠造
 資本金  :16,533百万円
 事業内容 :発泡プラスチック及びその他製品の製造・販売等
 売上高  :連結96,102百万円 単独74,476百万円(2009年3月期)

日本経済新聞

カネカの同事業は国内シェアが約30%で2位。買収により数ポイント高まる見通しで、40%前後を占める首位のダウ化工に迫る。カネカは住宅の省エネ化で、中長期的に断熱材の需要が増えると判断。買収で顧客層を拡大する。

 参考 2008/7  カネカ、PSP事業を積水化成品に譲渡