日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめた個人のデータベースです。 他のページへ トップページ エチレン ナフサ価格 PE PP PS SM ABS PVC VCM PC エンプラ EO PO フェノール MMA 合成ゴム その他石化業界 その他化学及び周辺業界 事業統合に対する公取委判断 中国市場 |
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MRC・デュポン株式会社
化学素材の開発を通して世界のニーズに応えてきたデュポン社と、アジアにおいて圧倒的No1の地位を占めるアクリル樹脂メーカー、三菱レイヨンとの合弁事業、MRC・デュポンが提供するものも、生活環境に温もり優しさをたらす先進素材です。
設立 | 1986年5月 | |
親会社 | 三菱レイヨン株式会社 50% | |
デュポン株式会社 50% | ||
資本金 | 10億円 | |
事業内容 | デュポン コーリアン®の製造・販売 |
デュポン コーリアン は1965年にアメリカで誕生。
誕生以来36年、メタクリル樹脂強化無機材(メタクリル人工大理石)のデュポンコーリアンは素材のトップブランドとして、多くの人々を魅了してきました。
Chemnet Tokyo 2002/10/17
旭化成、MMAシート、年産6,000トン設備完成
住化、三菱レ、クラレも増強へ、中国投資も予定
旭化成は川崎工場でメチルメタアクリレート(MMA)シートの設備増強
今回の増強は年産6,000トン、従来の1万8,000トンとあわせて2万4,000トン
MMA押し出し板は、住友化学が年産1万5,500トン、三菱レイヨンが2,000トン、クラレが2万3,600トン生産設備を所有しているが、三菱レは国内と中国で各1万トン、住友化学は具体計画を明らかにしていないが1万トンていどの増強を予定しているもよう。
2002/11/8 クラレ
メタアクリル樹脂シート・複合材の業務移管について
http://www.kuraray.co.jp/press/index.html
メタアクリル樹脂シート及びメタアクリル系複合材事業の営業業務を、グループ商社のクラレトレーディング(クラレ100%出資)に移管
MMAシートの「スミペックス・タイランド社」生産・販売軌道にのる
http://www.sumitomo-chem.co.jp/japanese/1newsrelease/pdf/20021203.pdf
住友化学と伊藤忠商事は合弁で、「スミペックス・タイランド社」を設立し、タイのMMA
キャストシートメーカーから生産設備および営業権を取得し、MMA
シートの現地生産を開始
《スミペックス・タイランド社の概要》
会社名 | :Sumipex (Thailand)Co.,Ltd. |
所在地 | :本社 バンコック、工場 サムットプラカーン県 |
代表者 | :社長 鎌田智(住友化学)、副社長 田中芳弘(伊藤忠商事) |
資本金 | :2 億8 千万バーツ(約8 億円) |
設立 | : 2002年5月 |
出資比率 | :住友化学 51 %、伊藤忠商事グループ 49 % |
事業内容 | :メタクリル樹脂シート(キャストシート)の製造・販売 |
生産能力 | :8 ,400 トン/年 |
従業員数 | :約220名 |
2002/11/29 クラレ
メタアクリル樹脂成形材料生産設備の増設について
http://www.kuraray.co.jp/whats/index.html
設備投資の概要
生産能力:年産20,000トン(増設後の成形材料生産能力 年産40,000トン)
設置場所:中条事業所(新潟県北蒲原郡中条町)
投資額 :20億円弱
稼動時期:2003年10月(予定)
中国におけるアクリル樹脂板新社設立について
http://www.mrc.co.jp/press/pdf/021209(1).pdf
新社の概要
名称 | :三菱麗陽高分子材料(南通)有限公司 |
(英文名:Mitsubishi Rayon Polymer Nantong Co.,Ltd) | |
所在地 | :中国江蘇省南通市経済技術開発区内 |
代表者名 | :未定 |
事業内容 | :アクリル樹脂板の製造販売 |
設立 | :2002年12月 |
稼働 | :2005年05月 |
資本金 | :1,600万US$(約19億2千万円) |
資本構成 | :三菱レイヨン100% |
生産能力 | :2万トン/年 |
売上目標 | :3年後50億円 |
中国でアクリル系塗料用樹脂を事業化
http://www.mrc.co.jp/press/p03/031215.html
三菱レイヨン株式会社(本社:東京都港区、社長:皇芳之)は、アクリル樹脂板製造会社として中国に設立した三菱麗陽高分子材料(南通)有限公司(本社:中国江蘇省南通市、董事長:姥貝卓美)の第二事業として、アクリル系塗料用樹脂を事業化することにしました。これに伴い、中国当局へ諸変更申請を行い、2003年12月に認可されました。アクリル樹脂板を含む総投資額はおよそ3,500万ドルです。アクリル樹脂板とアクリル系塗料用樹脂は、ともに2005年春の稼働を目指します。アクリル系塗料用樹脂の生産能力は、3,500トン/年を予定しています。
1.会社名 | 三菱麗陽高分子材料(南通)有限公司 | |
Mitsubishi Rayon Polymer Nantong Co.,Ltd. | ||
2.住所 | : | 江蘇省南通市経済技術開発区広州路6号 |
No.6 Guangzhou
Road Nantong Economic&Technological Development Area, Jiangsu Province, China |
||
3.設立 | 2002年12月27日 | |
4.資本金 | 1,900万US$(増資前1,600万US$) | |
5.出資 | 三菱レイヨン株式会社 100% | |
6.事業内容 | アクリル樹脂板 及び アクリル系塗料用樹脂 の製造・販売 | |
7.生産能力 | 樹脂板
:20,000トン/年 塗料用樹脂 : 3,500トン/年 |
|
8.稼動予定 | 2005年 春 |
2003/04/09 住友化学工業
住友化学、MMA事業を大幅拡張
http://www.sumitomo-chem.co.jp/japanese/1newsrelease/pdf/20030409.pdf
シンガポールにおいて生産設備の能力増強
MMAモノマー 年産能力80千トンの新系列を建設
MMAポリマー 既存プラントの能力を15千トン増強し、年産50千トンに引き上げる
【ご参考】
●シンガポールメタアクリル
・ 社名 : Singapore Methyl Methacrylate Pte. Ltd.
・ 社長 : 阪本良嗣(住友化学出身)
・ 出資 : 住友化学シンガポール100%
・ 資本金 : 110,991千S$
・ 設立 : 1996年7月
・ 事業内容 : MMAモノマー、MMAポリマーの製造・販売
・ 従業員数 : 46名
●住友化学シンガポール
・ 社名 : Sumitomo Chemical Singapore Pte. Ltd.
・ 社長 : 阪本良嗣(住友化学出身)
・ 出資 : 住友化学工業(株)100%
・ 資本金 : 85,509千S$
・ 設立 : 1996年7月
・ 事業内容 : アクリル酸とその誘導品、およびMMAモノマー、MMAポリマーの製造・販売、
それらの事業の統括、製品の販売
・ 従業員数 : 40名(シンガポールメタアクリル等への出向者を除く)
2003-7-15 Asia Chemical
Weekly
LG MMA officially confirms doubling capacity to 100 kt/yr
三菱レイヨン、中国でMMAモノマー生産、06年春から年9万トン
三菱レイヨンはLCD(液晶ディスプレイ)や携帯電話などに使われるMMA(メチルメタアクリレート)成形材料の原料となるMMAモノマーを中国広東省で生産することになった。2006年3月をめどに資金約100億円を投じて年産9万トン設備を建設する。
Chemnet Tokyo 2004/2/23
旭化成ケミカルズ、中国でMMAモノマー事業のFSを開始
06年中に年産10万t設備の完成を目指す
同社では、06年中に同社特有の直メタ法による年産10万t規模のプラントを建設したい考え。事業化に当たっては、中国で大型石油化学プロジェクトを立ち上げることにしている欧米資本との合弁事業を目指すことになりそう。原料イソブチレンの安定確保がJVの目的。
同社は中国では、これに先駆けて来年上期中にMMA押出板の現地生産を開始する計画。05年半ばには住友化学がシンガポールで8万tを増設、また、06年には三菱レイヨンが中国でシェルと組んで9万t設備を立ち上げることにしており、さらにはBPケミカル(注 Luciteの誤り)が同じく中国で9万t設備を建設する計画を持っているが、旭化成ケミカルズでは、それでもなお中国では供給力が不足すると判断している。
2004年3月31日 クラレ
メタクリル樹脂シートの中国生産について
当社はこのたび中国でのメタクリル樹脂シート生産を開始することを決定しました。本年6月から着工し、2005年夏から年産3,000トンの設備が稼働する予定です。
新会社の概要
社名 | : | 可楽麗亜克力(張家港)有限公司 |
董事長 | : | 冨井敏弘 |
総経理 | : | 服部康夫 |
場所 | : | 江蘇省張家港市揚子江國際化学工業園 |
資本金 | : | 5億円 |
従業員数 | : | 80名(予定) |
設備の概要 | ||
生産能力 | : | 年産3,000トン(キャスト製法) |
稼働開始 | : | 2005年夏(予定) |
設備投資額 | : | 約5億円 |
日本経済新聞 2004/8/11
タイでアクリル原料増産 三菱レイヨン 中国へ供給拡大
三菱レイヨンはタイのサイアムセメントグループなどと合弁で1999年からアクリル樹脂原料のMMAモノマーを生産している。樹脂原料については既存設備の手直しで生産能力を向上。塗料原料となるブチルメタクリレートについては生産設備を新設、2005年に稼働する。
2004/9/16
中国では2003年末に樹脂成型材料のプラントを立ち上げたほか、2005年4月に塗料用樹脂、6月にはアクリルシートの生産設備が稼働する。いずれも樹脂原料を利用する計画だが、中国での樹脂原料設備の稼働は2006年になる見込みのため、タイの増産分の一部を中国に回す。
2005年1月26日
三菱レイヨン
タイでBMAモノマー生産開始
http://www.mrc.co.jp/press/p05/050126.html
三菱レイヨン株式会社(本社:東京都港区、社長:皇芳之)のグループ会社であるタイMMA社(本社:タイ国バンコック、社長:池上隆司)では、新たにBMA(ブチルメタクリレート)モノマーの生産を2005年1月より開始しました。生産能力は、1万トン/年です。
■タイMMA社の概要
名 称 Thai MMA Co., Ltd.
所 在 地
本社:バンコク 工場:ラヨン県マプタプット
代 表 者 池上 隆司(President)
資 本 金 1,300百万タイバーツ
資本構成 三菱レイヨン 45%、セメンタイケミカル
45%、三菱商事 5%、
バンコクシンセティクス 5%
事業内容 MMAおよびBMAモノマーの製造、販売
生産能力 MMA 9万トン/年(ボトルネック解消前7万トン/年
BMA 1万トン/年(新設)
2004年09月14日 Chemnet Tokyo 事前情報 発表
中国政府、三菱レイヨンのMMA計画承認
中国政府は、三菱レイヨンの広東省恵州市でのMMAモノマー計画を承認した。能力90千トンで、原料は同地で建設中で2005年末にスタートするシェル/CNOOCのJVの中海シェル石油化学から供給を受ける。
三菱レイヨンでは当初2005年末か2006年初めのスタートを目指していたが、承認が遅れたため、2006年7月のスタートとなる。
90千トンのうち、60千トンは自消で、うち40千トンは昨年12月末にスタートした江蘇省南通市の南通麗陽化学有限公司(同社80%、丸紅20%)のMMA成形材料用、20千トンは同じく江蘇省南通市で2005年5月稼動予定の三菱麗陽高分子材料(南通)有限公司 (同社100%)のアクリル樹脂板用となる。 (上海発=特約)
2004/09/16 三菱レイヨン 認可
中国MMAモノマー新社の建設着工について
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=81552
三菱レイヨン株式会社(本社:東京都港区、社長:皇芳之)は、中国広東省恵州市にMMAモノマー新社を設立し、かねてより準備を進めてきましたが、9月30日に起工式を行い建設に着手し、2006年4月に竣工する予定です。
【1.新社の概要】
名称 | : | 恵州恵菱化成有限公司 (英文名:Huizhou MMA Co., Ltd.) |
所在地 | 広東省恵州大亜湾経済技術開発区内 | |
代表者名 | 董事長 横山良一(非常勤) | |
事業内容 | MMAモノマーの製造販売 | |
設立 | 2004年3月 | |
着工 | 2004年9月 | |
竣工 | 2006年4月(予定) | |
資本金 | 4612.57万US$(約50億円) | |
資本構成 | 三菱レイヨン100% | |
投資額 | 約1億US$ | |
生産能力 | 9万トン/年(スタート時7万トン/年) |
【2.中国新会社設立の背景】
三菱レイヨンは、中国を競争力のある労働力を活かせる製造拠点としてだけではなく、巨大なハイエンドマーケットと位置付け、MMAの誘導品の一つである高級エステル(BMA)を「蘇州三友利化工有限公司」にて先行事業化(1998年4月稼働)し、引き続き江蘇省南通市に、アクリル樹脂成形材料(4万トン)を製造する「南通麗陽化学有限公司」を設立し、2003年12月に稼働させてきました。また同工場に隣接する敷地に、アクリル樹脂板(2万トン)と塗料用アクリル樹脂(3.5千トン)を製造する「三菱麗陽高分子材料(南通)有限公司」を設立し2005年第2Qの稼働を目指し工場の建設に着手しています。
なお、広東省恵州市のMMAモノマーの工場建設に先立ち、タイのMMAモノマー製造・販売会社であるタイMMA社において、本年末の定修に合わせてデボトルネックにより、生産能力を2万トン/年増加させます。これにより、タイMMA社のMMAモノマーの生産能力は計9万トンになります。
住友化学、韓国で高品質MMAポリマー供給体制を整備
LG MMA社が住友化学技術による製造設備の建設に着手
http://www.sumitomo-chem.co.jp/japanese/gnews/news_pdf/20040921_2.pdf
住友化学はこのほど、関係会社の韓国LG
MMA社に対し、住友化学独自開発の連続バルク重合法によるMMAポリマー製造技術を供与し、同社は年間4万tの能力を持つ新製造設備の建設に着手しました。商業運転の開始は2005年7月を予定しています。
LG MMA社は現在、年間10万tのMMAモノマー製造設備と、懸濁重合法による年間5万tのMMAポリマー製造設備を保有し、主に韓国内の需要家に製品を供給しています。
【ご参考】
LG MMA社の概要
社名:LG MMA Corporation
社長:具滋燮(LGグループ出身)
出資比率:LG Corporation 50%、住友化学25%、日本触媒25%
資本金:240億ウォン
設立:1991年
事業内容:MMAモノマー、MMAポリマーの製造・販売
従業員数:177名
日本経済新聞 2005/5/26
液晶向けアクリル原料 住友化学が増産 シンガポールで200億円投資
シンガポール工場に200億円を投じ、年産9万トンのMMAプラントと同5万トンのアクリル樹脂プラントを新設する。2008年初めに稼働の予定。年産能力はMMAが223千トン、アクリル樹脂は10万トンに増える。日本、韓国の設備を合わせて08年にはそれぞれ413千トン、244千トンとなる。
住友化学、MMA事業を大幅拡張
http://www.sumitomo-chem.co.jp/japanese/gnews/news_pdf/20050526_1.pdf
住友化学は、このほど、シンガポールにおいてメチルメタクリレート(MMA)のモノマーおよびポリマーについて、新たな製造ラインを新設し、生産能力を増強する計画に着手いたしました。モノマー(第三プラント)については、年産能力90千トン、ポリマー(第二プラント)については年産能力50千トンの新プラントを建設いたします。商業運転の開始はいずれも2008年第一四半期を予定しています。
本増設により、住友化学グループのシンガポールにおけるMMAモノマー生産能力は、第一プラントおよび現在建設を完了し商業運転の準備を進めています第二プラントと今回の増設分を合わせまして223千トンとなり、日本、韓国を加えたアジアの3拠点全体では413千トンとなります。MMAポリマーにつきましては、シンガポールでの能力が合計100千トン、アジア全体では244千トンとなります。当社は、アジアにおける最大規模のメーカーとして、今後とも、当社独自の製造技術などの強みをいかして、伸長著しいアジア市場の需要に積極的に応じ、事業の拡大を図ってまいります。
住友化学、シンガポールにおいてMMAの第三期増強の起工式を実施
今回の増強では、MMAモノマー90,000トン、MMAポリマー50,000トンのプラントを建設する計画で、2008年第一四半期の商業運転開始後は、当社はシンガポールにおいてMMAモノマー223,000トン、MMAポリマー100,000トンの能力を有することになります。
今回の増強後、日本、韓国を加えた住友化学グループのアジアにおける生産規模は、MMAモノマーで489,000トン、MMAポリマーで244,000トンとなり、当社は、アジア最大規模のメーカーとして、年率7%を越える高い成長が期待されるアジアのMMA市場において、今後共、更なる積極的な事業の拡大を図ってまいります。
MMA事業についてのお知らせ
http://www.mrc.co.jp/press/p05/050617.html
三菱レイヨン株式会社(本社:東京都港区、社長:皇 芳之)とルーサイトインターナショナル社(本社:英国、CEO:Ian
R Lambert)は、それぞれ投資を分担し、北米及びアセアンで26万トン規模のMMA(メタクリル酸メチル)モノマー新プラントを建設することにしました。なお、両社は新プラントから相互に製品を供給すること、並びに、将来両工場をジョイントベンチャーとするための検討を行うことに合意し契約を締結しました。当社は、予てより北米でのMMAモノマー新プラント建設を検討しており、ルーサイト社はシンガポールでのMMAモノマー新プラント建設を行うものです。
両地区における新プラントの概況は以下の通りです。
1. 北米 建設: 三菱レイヨン
場所: テキサス
規模: MMA及びMAA(メタクリル酸)14万トン
製造法: C4法
時期: 2009年末完工、2010年商業運転
2. アセアン 建設:
ルーサイトインターナショナル
場所: シンガポール
規模: MMA12万トン
製造法: アルファ法(C2法)
時期: 2007年末完工、2008年商業運転
ルーサイトグループは、2005年に上海で10万トンのMMAモノマー新プラント稼働に向け試運転の段階にあります。同様に、引き続き旺盛なアジアでの需要に対応するためには更なる能力増強が必要と判断し、中国に続くシンガポールでの新プラント建設を決定しました。今回の製法はエチレンを原料とするもので、C4法同様原料安定調達のメリットがあります。
[Lucite International]
代表者: Ian R Lambert (CEO)
本社所在地: Queens Gate, 15-17 Queens Terrace,
Southampton SO14 3BP, United Kingdom
事業内容: Upstream and Downstream Business of the MMA
資本金: £ 175 million
売上高: £ 707 million
従業員: 2,091人(2004年末)
2005/07/15 三井化学/クラレ
MMAモノマー生産会社の合弁解消について
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=105526&lindID=4
三井化学株式会社(本社:東京都港区、社長:藤吉建二以下三井化学)と、株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:和久井康明以下クラレ)は、7月15日、両社が折半出資しているメタクリル樹脂(*)の原料であるMMAモノマー(メタクリル酸メチル)生産会社である共同モノマー株式会社(以下共同モノマー)の合弁を解消し、同社のクラレ持分全株式を三井化学が譲り受けることに合意しましたのでお知らせいたします。これにより、共同モノマーは、三井化学の100%子会社となります。
(*)透明性が高く、軽くて強靭なため、LCD用導光板などの光学部品、自動車部品等に使用される樹脂。
1.経 緯
1988年に、三井東圧化学株式会社(**)と協和ガス化学株式会社(***)が折半出資により共同モノマーを設立し、1991年の運転開始以来14年にわたりMMAモノマーの生産を行ってきましたが、今般、三井化学が全面的に経営を担うことになり、クラレからその保有全株式を譲り受けることになったものであります。
(**)1997年に、三井東圧化学株式会社は、三井石油化学工業株式会社と合併し、三井化学株式会社となりました。
(***)1989年に、協和ガス化学株式会社は株式会社クラレと合併しました。
2.三井化学による株式取得日
2005年9月30日
<参考:共同モノマー株式会社の概要(05年7月15日現在)>
1.事業内容:MMAモノマーの製造、販売
2.本社所在地:東京都港区
3.資本金:4億円
4.出資比率:クラレ50%、三井化学50%
5.社長:田中稔一(三井化学副社長)
6.従業員数:20名(全員三井化学より出向)
7.製造設備の概要
(1)工場立地:大阪府高石市(三井化学大阪工場敷地内)
(2)生産能力:40,000トン/年
中国でアクリル樹脂板と塗料用樹脂の生産を開始
http://www.mrc.co.jp/press/p05/050727.html
三菱レイヨン株式会社(本社:東京都港区、社長:皇芳之)のグループ会社である三菱麗陽高分子材料(南通)有限公司(本社:中国江蘇省南通市、董事長:横山良一)は、2005年6月1日よりアクリル系塗料用樹脂の商業生産を開始しました。また、アクリル樹脂板の商業生産を、2005年7月1日より開始しました。
【参考】
1.会社名
三菱麗陽高分子材料(南通)有限公司
Mitsubishi Rayon Polymer Nantong Co., Ltd.
2.住 所 江蘇省南通市経済技術開発区広州路6号
No.6 Guangzhou Road Nantong Economic&Technological
Development Area, Jiangsu Province, China
3.設立 2002年12月
4.資本金 2.750万USドル
5.出資 三菱レイヨン株式会社100%
6.事業内容
アクリル樹脂板およびアクリル系塗料用樹脂の製造・販売
7.生産能力 アクリル樹脂板 20,000トン/年
アクリル系塗料用樹脂 3,500トン/年
Friday,May 13,2005 CPSC 中海シェル石油化学
First over-the-fence
sales agreement signed
http://www.cnoocshell.com/operation/asp/english/news_content.asp?ID=0000000092
CPSC signed the
Raffinate-1 & 2 Sale and Purchase Agreement with Huizhou MMA Co. Ltd. (恵州恵菱化成有限公司:HMC) on the afternoon of 11 May in
Holiday Inn, Daya Bay. This is CSPC's first over-the-fence
long-term supply agreement.
Under the agreement, CSPC will supply Raffinate-1 (mixed C4
stream) to HMC. HMC will extract isobutylene (part of C4) and
return the balance C4 stream (Raffinate-2) to CSPC. The extracted
isobutylene will be used to produce methyl methacrylate (MMA)
which is mainly used to make PMMA (Poly methyl methacrylate)
sheets; a clear plastic, used as a shatterproof replacement for
glass. Other uses include Polymer Concrete methyl methacrylate
reactive resin. This is used as a binder to develop polymer
concrete which produces extremely high strength and chemical
resistance with an abrasion resistant surface. All the liquids
will be transported through pipelines that connect the raffinate
storage tanks in the CSPC petrochemical complex directly to those
in the adjacent HMC's plant.
The Raffinate-1 will be supplied to HMC when its plant starts
operation in the second quarter in 2006.
住友化学、韓国でMMAモノマー供給体制を拡大
http://www.sumitomo-chem.co.jp/japanese/gnews/news_pdf/20050822_2.pdf
住友化学の関係会社である韓国 LG MMA
社は、このほど、メチルメタクリレート(MMA)モノマーにつき、同社の麗水(ヨース)工場において年間76千トンの能力を持つ新製造設備の建設に着手しました。商業運転の開始は2008年4月を予定しています。
LG MMA 社の MMA
モノマー生産能力は既存の第1、第2プラントと合わせて、176千トンとなります。
この新設と2008年第一四半期に商業運転開始を予定しているシンガポールでの増強計画を合わせ、住友化学グループとして日本、シンガポール、韓国において
MMA モノマーを合計489千トン供給する体制を整え、アジアにおける最大規模のメーカーとして、MMA事業を一層拡大してまいります。
LG MMA 社の概要
社 名:LG MMA Corporation
社 長:金 漢燮(キム ハンソプ) (LG
グループ出身)
出資比率:LG Corporation 50%、住友化学 25%、日本触媒
25%
資 本 金:240 億ウォン
設 立:1991 年
事業内容:MMA モノマー、MMA
ポリマーの製造・販売
従業員数:194 名
LG MMA starts new MMA unit ahead of schedule
South Korean methyl methacrylate producer LG MMA has started running its new MMA unit, ahead of a startup originally projected to be in 2008, a company source said Monday.
This new Yeosu plant allows LG MMA to push an additional 80,000/mt of MMA into the market. LG MMA has two other MMA plants, also in Yeosu. Its number one and number two MMA units have a combined nameplate capacity of 100,000 mt/year.
MMA is a monomer used to produce the transparent plastic polymethyl methacrylate, a substitute for glass. MTBE is a key feedstock used to manufacture MMA.
LG MMA is a joint venture between two petrochemical majors, South Korea's LG Chemical and Japan's Sumitomo Chemicals.
2006年01月31日 Chemnet Tokyo
三菱レイヨン、韓国でMMA事業展開
湖南石化と合弁
三菱レイヨンは31日、韓国の湖南(ホナム)石油化学と、同国内でMMAモノマー及びポリマーを製造・販売するための合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。
合弁会社は、社名等は未定。出資比率は両社50:50とし、MMAモノマー(C4法)年産9万トン、ポリマー(連続塊状重合法)同4万トン設備を同国内(立地未定)に建設し、事業展開する。
2006年1月31日
三菱レイヨン株式会社 決定
MMAモノマー及びポリマー事業の合弁会社設立について
新会社の概要
1.予定出資比率 三菱レイヨン:50%
湖南石油化学社:50%
2.事業内容
MMAモノマー :9万トン(C4法)
ポリマー(成形材料):4万トン(連続塊状重合法)
3.場所:韓国内(詳細未定)
【湖南石油化学の概要】
1.社名 HONAM PETROCHEMICAL CORP.
2.設立 1976年
3.社長 李 英一(Lee Young-il)
4.所在地 韓国ソウル市
5.事業内容
基礎化学品および合成樹脂の製造・販売
(MMA生産能力
5万トン/年)
6.売上高 1952 billion won (2004年)
South Korea's Honam Petrochemical to set up joint venture
Under the deal, the two companies will invest Won 250-bil ($259.3-mil) for the 50-50 joint venture to build two factories in South Korea to produce 90,000 tons of methyl methacrylate (MMA) and 40,000 tons of polymethylmethacrylate (PMMA) annually. The MMA plant will be built in Daesan, South Korea's petrochemical complex, south of Seoul, and the PMMA plant in Daesan or Yeosu, the country's southern industrial city. The plants would start operating from 2008 at the earliest.
Honam
Petrochemical produces 40,000m.t., and sells the whole
production to the domestic market, as a result, although
its capacity is lower than LG MMA, Honam Petrochemical
supplies the most in domestic market currently. In the end of 2001, when Honam Petrochemical participated in the market by introducing technology from Japan Kuraray, price started falling rapidly and dropped to wan1,200/kg, and to make matters worse, as Formosa started operating 70,000m.t. and planned to participated in the domestic market, Honam Petrochemical had no choice but price cutting to prevent Formosa from participating in domestic market.
韓国・湖南石油化学、MMAモノマー設備建設を再開
韓国の湖南石油化学は、中断していたMMA(メチルメタクリレート)モノマー設備の建設を再開、来年5月に完成、7月から営業運転を開始することになった。 2001/8 4万トン完成 |
2006/5/10 三菱レイヨン 計画
韓国新会社設立に関わる合弁契約締結について
三菱レイヨン株式会社(社長:皇芳之)と湖南(ホナム)石油化学社(社長:李英一)は、韓国ソウル市内湖南石油化学本社にて合弁契約に調印し、2006年6月に新会社を設立することといたしました。
当社は、予てより、中国と並ぶIT需要の中心である韓国において、拡大を続けるMMAの需要をキャッチアップするために進出を企察してきました。
一方、湖南社は、現在5万トンのMMAモノマー製造設備を所有しておりますが、旺盛なIT需要に対応するにはモノマー能力増強及びポリマー事業展開が必要との判断から、IT市場におけるポリマー事業で大きな実績を持つ当社との提携に合意し、この度の合弁契約の調印に至ったものです。
新会社の概要
1.名称 大山MMA株式会社(Daesan
MMA Corp.)
2.場所 韓国内
3.代表者 未定
4.会社設立 2006年6月(予定)
5.稼働目標
2008年2Q ポリマー(成形材料):能力4万トン
2008年4Q MMAモノマー:能力9万トン
6.出資比率
三菱レイヨン:50% 湖南石油化学社:50%
2006/12/25 クラレ
メタクリル樹脂キャスト板等の生産体制変更について
当社グループが展開するメタクリル樹脂事業(MMAモノマー、メタクリル樹脂成形材料、同樹脂板ほか)のうち、キャスト板および人工大理石の生産体制を下記のとおり変更しますのでお知らせします。
この変更を通じ、当社グループは当該事業の競争力確保と付加価値向上を図ります。
(1)キャスト板事業
メタクリル樹脂キャスト板(注型板)の国内生産子会社:クラレ新潟化成株式会社での生産・供給を取り止め、一部の銘柄を除いて中国の生産子会社:可楽麗亜克力(張家港)有限公司での生産・供給に変更します。
(2)人工大理石事業
アクリル系人工大理石のクラレ新潟化成での生産をクラレ本体(新潟事業所)に移管します。これにより、クラレにおいて当製品の開発・生産を一体運営します。
上記に伴い、クラレ新潟化成株式会社は2007年3月末に生産活動を終了します。なお同社従業員は原則としてグループ内で再配置します。
クラレ新潟化成株式会社の概要
所 在 地:新潟県胎内市赤川3696
社 長:五反田 進
事業内容:メタクリル樹脂板の製造・加工
資 本 金:50百万円
出資比率:クラレ100%
従業員数:95 人
可楽麗クラレ亜克力アクリル(張家港)有限公司の概要
所在地 :江蘇省張家港市
揚子江國際化学工業園
董事長 :相倉 外喜男
総経理 :服部 康夫
事業内容:メタクリル樹脂板の製造
資 本 金:9.6 百万US$
出資比率:クラレ80%、クラレトレーディング20%
従業員数:約110 人
2007/1/25 三菱レイヨン
タイMMA社
MMAモノマー、アクリル樹脂板プラントの新・増設について
三菱レイヨン株式会社(本社:東京都港区、社長:鎌原
正直)とSCG ケミカルズ(サイアムセメントグループの石油化学部門、本社:タイ、President:Cholanat
Yanaranop)は、両社の合弁会社であるタイMMA
社(本社:タイ、社長:池上 隆司)において、MMA(メタクリル酸メチル)モノマープラントの増設(第2系列目)、及びアクリル樹脂板プラントの新設を決定しました。総投資額は、250〜300億円の見込みで、その他詳細は以下の通りです。
[新・増設プラント概要]
1.MMA モノマー(増設)
生産能力 :
9万トン/年(既存の第1系列と合わせ、18万トン/年)
生産開始時期: 2010年2Q
製造法 : C4法
2.アクリル樹脂板(新設)
生産能力 : 2万トン/年
生産開始時期: 2009年4Q
製造法 : 連続キャスト製板法
[タイMMA 社]
代表者 : 池上 隆司
本社所在地 : 1 Siam Cement Road, Bangsue Bangkok 10800,
Thailand
事業内容 :
MMA・BMA(メタクリル酸ブチル)モノマーの製造・販売
(生産能力:MMA9万トン、BMA1万トン)
資本金 : 13億 タイバーツ
資本構成 : 三菱レイヨン45%、SCGケミカルズ45%、その他10%
【背景】
三菱レイヨングループは、タイ、中国、日本でMMAモノマーからポリマー(成形材料、板、塗料用樹脂など)までを一貫して展開しているアジア地区最大のMMAメーカーです。
こうしたアップストリーム(モノマー)からダウンストリーム(ポリマー)に至る総合的且つ相互補完的な事業体を構築していることが、当社MMA系事業の強みになっています。
近年、アジア地区では、MMAモノマー・ポリマーとも、旺盛なIT、自動車などの需要に支えられ、需給が逼迫した状況が続いています。当社グループは、こうした状況に対応すべく、昨年12月に中国恵州市でMMAモノマー新プラントを稼働させましたが、MMAモノマーの需要が今後も引き続き拡大することが見込まれるため、アジア地区での事業規模拡大を併せて検討してきました。
今回のタイMMAでのMMAモノマー、アクリル樹脂板のプラント新・増設により、MMA系事業におけるアジアでの基盤を一層強固なものとすることができると考えています。
2009/1/15 住友化学
台湾におけるMMAシート製造・販売会社の営業開始
住友化学の子会社で、台湾においてメチルメタクリル(MMA)シートの製造・販売を行うことを目的に設立された、Sumipex
TechSheet Co., Ltd.(以下、「スミペックス・テックシート社」)は、台湾の「聚美社」からMMAシート事業の買収を進めておりましたが、その諸手続きを完了し、本年1月13日、本格的な営業活動を開始いたしました。
会社名 : Sumipex TechSheet Co., Ltd.(塑美貝科技股?有限公司)
所在地 : 台湾高雄市楠梓輸出加工区内
代表者 : 董事長 増田 力
資本金 : 273百万NT$(約740百万円)
株主 : 住友化学 100%
設立 : 2008年8月
事業内容 : MMAシートの製造・販売
生産能力 : 10,000トン/年
従業員数 : 76名(2009年1月現在)
住友化学、PMMAの生産能力拡大に着手
住友化学は、このほど、シンガポールにおいてPMMA(メタクリル樹脂)の生産能力を拡大する計画に着手いたしました。新たに建設するプラント(第三プラント)の年産能力は50千トンで、商業運転の開始は2012年第3四半期を予定しています。
本増設により、シンガポールにおける生産能力は、第一プラントおよび第二プラントと今回の増設分を合わせて年産150千トンとなります。日本、韓国を加えた住友化学グループのアジア3拠点全体では年産318千トンとなり、PMMAとしては世界最大規模の生産能力を保有することになります。
本年に入りPMMAは、LEDバックライト搭載タイプの液晶テレビの部材である導光板用途の需要が急増しています。これは、液晶テレビの薄型化および省電力化の流れの中で、液晶テレビの光源が、従来の冷陰極管からLEDへと急速にシフトしており、それに伴い、画面全体を照らすための部材としてPMMAを使用する導光板が採用されていることによるものです。こうした状況によりPMMAの需要は、本用途において今後年率8%程度の高い伸びが見込まれています。さらに、自動車、家電、雑貨といった従来の用途でも需要の伸びが見込まれ、PMMAは、こうした旺盛な需要の伸びにより需給は逼迫した状態が継続するものと予想され、今回、新プラントの建設により需要の増加に対応することとしたものです。
当社は、MMA(メチルメタクリレート)事業を基礎化学部門の戦略事業と位置づけ、PMMAの原料であるMMAモノマーを効率的に生産する直酸法製造技術や高性能触媒と、導光板など光学用途グレードのPMMAを生産するのに最適な連続バルク重合プロセスといった国際競争力のある独自の製造技術を武器に、アジア市場を中心に積極的に事業拡大を図って参りました。
住友化学はPMMAの世界最大規模のメーカーとして、今後とも伸長著しい需要に積極的に対応し、MMA事業の一層の強化・拡大に注力してまいります。
日本経済新聞 2011/2/4
三井物産・三菱レイヨン アクリル樹脂原料で提携 サウジ石化合弁に参画
三井物産と三菱レイヨンは液晶や車の部品に使われるアクリル樹脂原料事業で提携する。三井物産が三菱レイヨンの英子会社に5%出資するほか、三菱レイヨンが2013年の稼働を目指しているサウジアラビアの大規模石化合弁事業に参画する。アクリル樹脂原料は新興国を中心に需要が伸びており、系列を越えて手を組み事業基盤を強化する。
提携するのはアクリル樹脂原料の「メタクリル酸メチル(MMA)モノマー」。三菱レイヨンは09年に英化学大手ルーサイト・インターナショナルを約16億ドル(約1300億円)で買収し、同原料で37%の世界シェアを持つ最大手となった。
今回は三井物産が約120億円を投じ、英ルーサイトの株式5%分を取得することで合意した。三菱レイヨンはサウジアラビア基礎産業公社(SABIC)と折半出資で、サウジでアクリル樹脂原料を合弁生産する計画を持つ。年産能力は25万トンで投資額は500億円規模となる見込み。三井物産はこのサウジ合弁会社にも15%出資する方向で調整する。
アクリル樹脂は液晶パネル部材や自動車用ランプ、建材などの高機能品から汎用品まで幅広く使われる。このため原料のMMAモノマーも274万トンだった09年の世界需要が3年後に300万トンを上回る見通し。
三井物産は新興国を中心に成長と見込めると判断。最大手の三菱レイヨンと組み、世界販売やファイナンス、新興国展開などで支援する。同分野をコア事業と位置付ける三菱レイヨンもルーサイト買収後の事業基盤の強化のため、出資受け入れを決めた。
世界トップシェアを持つ戦略分野で、三井と三菱が系列を越えて提携するのは異例。三井物産が中東で大規模石化事業に参画するのは、1989年に工事途中で撤退に追い込まれたイラン・ジャパン石油化学(IJPC)以来となる。
米国におけるLucite International社のメタクリル酸の製造設備の建設について
三菱レイヨン株式会社(本社:東京都港区、社長:鎌原正直)のグループ会社であるルーサイト・インターナショナル社(本社:英国、CEO:イアン
ランバート)は、アメリカ・テキサス州のボーモント工場においてメタクリル酸(MAA)の設備を新設することを決定しましたのでお知らせします。
<新設工場の概要>
投資金額:36.2百万USドル(約31億円)
建設場所:Lucite International社
Beaumont (Texas) 工場
生産能力:2.3万トン/年
建設スケジュール(予定):2011年7月着工、2012年第4四半期稼働
<背景>
MAAは、新興国の経済成長を背景に、中国を中心とするアジアをはじめ、北米及び南米においても、逼迫した状態が続いています。
このような需要増加は今後も続くことが予想され、これに対応するため、アメリカ地域にMAAの供給拠点を建設することを決定しました。
*MAAについてアセトンシアンヒドリン(ACH)を主原料に製造され、主に塗料や接着剤、合成ゴム、コンクリート混和剤の原料として使用されています。
< Lucite
International (U.S.A.)概要>
事業内容:メタクリル酸メチル(MMA)等の製造・販売
設立:1947年4月
資本金:363百万USドル(約290億円)