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不飽和ポリエステル樹脂 Back
三井武田ケミカルと日本触媒と三井化学、不飽和ポリエステル樹脂JV設立で合意
大日本インキ化学・昭和高分子・日立化成工業 3社アライアンス
三菱ガス化学、東洋紡との不飽和ポリエステルJVの日本ユピカを100%子会社化
日本経済新聞 2002/10/31 発表
三井武田と日本触媒 不飽和ポリ樹脂統合 国内2大グループに
不飽和ポリエステル樹脂事業を統合、両社の生産、販売、研究開発を集約
出資比率は三井武田が60%、日触媒が40%の予定
2002/10/31 日本触媒、三井武田ケミカル、三井化学
不飽和ポリエステル樹脂事業統合の件
http://www.shokubai.co.jp/main/02releas/37.htm
2003/02/26 三井武田ケミカル/日本触媒/三井化学
上記参照
不飽和ポリエステル樹脂事業の合弁会社設立の件
http://www.shokubai.co.jp/main/02releas/39.htm
〔新会社の概要〕
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2020年8月6日 ジャパンコンポジットDIC化工のSMC及び成型加工事業の譲受契約を締結〜SMC事業と繊維強化複合材料の強化〜
ジャパンコンポジット梶i三井化学65%、日本触媒35%)は、DIC化工のSMC(シートモールディングコンパウンド)及び成型加工事業を買収することで合意し、2020年8月3日に譲受契約を締結しましたのでお知らせいたします。
なお、買収した事業はJC化工となり、2020年12月1日から営業開始する予定です。
■リフォーム需要、自動車ニーズに応え、SMC事業を強化
不飽和ポリエステル樹脂に充填剤やガラス繊維などを混合したコンパウンドをシート状にしたSMC(シートモールディングコンパウンド)は、耐水性や耐熱水性、高い強度から、キッチン・トイレ・バスなどの住宅設備、自動車など幅広い用途で使われています。近年、住設関係ではリフォーム需要の拡大により、当社が得意とする高機能・高意匠性SMCへのニーズが拡大しています。また、自動車用途では、EV化、軽量化ニーズの拡大により、構造部品や外装に耐熱・強度・寸法安定性に優れたSMCの需要拡大が進んでいます。
■SMC生産能力1.7倍に
今回、DIC化工のSMC事業を取り込むことで、当社のSMC生産能力は1.7倍の33千tに増強され、清水、成田の2拠点体制となり、より安定・強固な供給体制が整うことになります。
また、原料である不飽和ポリエステル樹脂からSMC、そして成型加工までの一貫したサプライチェーンが構築されることとなり、顧客へのソリューション提案力をより一層強化してまいります。
■繊維強化複合材でモビリティソリューション戦略強化へ
当社は、三井化学グループのモビリティソリューション戦略強化に向け、グループが持つ様々な素材・技術、金型、試作支援機能を活用し、繊維強化複合材であるSMCのモビリティ用途のグローバル展開を強化してまいります。
SMCは、不飽和ポリエステル樹脂に各種充填剤と添加剤を配合した樹脂ペーストに、ガラス繊維を含浸させ、数ミリ厚のシート状にした成形材料です。SMCによるプレス成型品は強度が高く、耐熱水・耐薬品に優れた性能を持ち電気特性にも優れており、住宅設備・浄化槽・自動車・電気部品など様々な用途で使用されています。近年では、炭素繊維を含浸させたSMCも開発し、より幅広いソリューションが提供できる体制を整えています。
2002/3/27 大日本インキ化学・昭和高分子・日立化成工業
不飽和ポリエステル樹脂の生産における3社アライアンスについて
http://www.dic.co.jp/release/020327-1.html
不飽和ポリエステル樹脂の生産において業務提携関東地区においては、昭和高分子の工場集約および大日本インキ化学千葉工場の生産見直しを視野に日立化成山崎事業所への生産シフト、
中部・関西地区においては、日立化成中部・関西出荷分の大日本インキ化学堺工場および昭和高分子龍野工場への生産シフト等
メーカーは大日本インキ化学、昭和高分子、日立化成のほか、三井武田ケミカル(株)、日本ユピカ(株)、(株)日本触媒
日本ユピカ Japan U-pica.co.ltd http://www.u-pica.co.jp/index2.html
日本ユピカは1977年に三菱ガス化学株式会社と東洋紡績株式会社の不飽和ポリエステル樹脂部門を統合して誕生
1982年には三菱油化株式会社(現 三菱化学株式会社)の同部門も統合
2023年 4 月 3 日 日本ユピカの株式追加取得による完全子会社化に関するお知らせ
三菱ガス化学は、東洋紡との間で、東洋紡の保有する日本ユピカの株式を全て取得することに合意し、2023年3月31日にユピカ株式を追加取得いたしました。
ユピカは既に当社の連結対象の子会社ではありますが、本株式取得に伴い当社の完全子会社となりました。
1.株式取得の理由
当社グループは、2023 年度を最終年度とする中期経営計画「Grow UP 2023」において、「環境変化に強い収益構造への転換」を目指し、差異化事業の更なる強化、新規事業の創出と育成の加速を掲げております。ユピカは当社製品を原料とした製品の製造、販売などグループケミカルチェーンの一部を担うほか、研究開発においても当社との連携を強化しており、中期経営計画の目標達成に向け、ユピカが有する経営資源を最大限に活用することを当社は目指しております。また、合弁パートナーである東洋紡は「サステナブル・グロースの実現」に向けた事業ポートフォリオの適正化を目指しており、この度ユピカ株式の譲渡について両社にて合意に到りました。
当社はユピカの完全子会社化により、ユピカの既存事業、新規開発の強化のみならず、当社グループとの連携を深め、グループとしての価値最大化を進めてまいります。
化学工業日報 2002/4/4
三菱商事、中国の不飽和ポリエステル合弁が始動
中国江蘇省の不飽和ポリエステル樹脂メーカーである江陰第二合成廠に資本参加し、このほど新合弁会社「江蘇富菱化工有限公司」(櫂継業総経理)として営業を開始
2004/11/01 大日本インキ化学
不飽和ポリエステル樹脂事業の統合について
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=85311
大日本インキ化学工業株式会社(社長:小江紘司)と日立化成工業株式会社(執行役社長:長瀬寧次)は、このほど両社の不飽和ポリエステル樹脂事業を統合し、折半出資による新会社、ディー・エイチ・マテリアル株式会社を設立することで合意しました。
今回の事業統合による新会社は、生産拠点を大日本インキ化学の堺工場内(大阪府高石市)、日立化成の山崎事業所(山崎)内(茨城県日立市)の東西2ヶ所とし、集中生産による効率化を図ります。なお、大日本インキ化学の千葉工場(千葉県市原市)、日立化成の山崎事業所(鹿島)(茨城県鹿島郡)における不飽和ポリエステル樹脂の生産は中止します。
新会社の概要
1. 会社名
: ディー・エイチ・マテリアル株式会社(略称:DHM)
2. 事業内容 : 不飽和ポリエステル樹脂の製造、販売
3. 資本金 : 4.5億円
4. 出資比率 : 両社折半出資
5. 本社所在地 : 東京都千代田区
6. 営業開始予定: 2005年4月1日
7. 営業拠点
: 東京、大阪、名古屋、福岡
8. 生産拠点 : 堺工場、山崎工場
9. 売上高計画
: 約130億円(初年度)
10. 社員数 : 約110名