日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめた個人のデータベースです。 他のページへ トップページ エチレン ナフサ価格 PE PP PS SM ABS PVC VCM PC エンプラ EO PO フェノール MMA 合成ゴム その他石化業界 その他化学及び周辺業界 事業統合に対する公取委判断 中国市場 |
polytetramethylene ether glycol (PTMEG)
ポリウレタン繊維(スパンデックス)原料
ポリウレタン繊維←PTMG←THF ←1,4-ブタンジオール
(BASF中国計画ではブタンから直接THFを生産)
BASF(PolyTHF) : 日本 韓国 中国 (着工)(完成) 米・独
BASF、PolyTHF®の製造能力を増強 185,000トン→250,000トン
BASF to mothball THF plant in
Caojing, China
( PolyTHFプラントには他のプラントからTHFを供給)
BASF to Restart Mothballed THF Plant in China (旧法)
四日市事業所のTHF/PolyTHFRの生産活動を2006年上半期中に終了
旭化成 : 台湾
三菱化学 : 日本 韓国(原料でBASFと提携)
BASF a step closer to building the world's largest PolyTHF/THF plant
Shanghai Administration for Industry & Commerce has issued a business license enabling BASF Chemicals Company Limited (BACH) to be established. BACH will build the world's largest integrated production facility for polytetrahydrofuran (PolyTHF®) and tetrahydrofuran (THF) with an annual capacity of 60,000 metric tons of PolyTHF and 80,000 metric tons of THF.
BASF、上海にPolyTHF®およびTHF新生産設備を建設 着工 スタート
本社ルートヴィッヒスハーフェンでもPolyTHF®の生産能力増強
http://www.basf-japan.co.jp/news/doc/020514.doc
BASFが新たに開発したブタンから直接THFを生産し、その後PolyTHFを生産するという独自の技術を採用、従来必要とされていた1.4-ブタンジオールの中間工程を省略
アジア太平洋地域では、日本と韓国に生産設備
アメリカのルイジアナ州ガイスマーとドイツのルートヴィッヒスハーフェンにも設備を所有
ルートヴィッヒスハーフェンでは、既存プラントの能力を5万6千トンにまで増強
BASFジャパンの生産拠点、四日市事業所
http://www.basf-japan.co.jp/about_us/yokkaichi.html三重県四日市市の霞コンビナートにある四日市事業所は、BASFジャパンの生産拠点です。この地に1988年、初めて製紙工業用の高性能プロセスケミカルを製造する自社プラントが完成しました。さらに1992年、伸縮性繊維スパンデックスやポリエステル、ポリウレタン樹脂などの主要中間物であるポリテトラハイドロフラン(ポリTHF)1万5千トンとその原料であるテトラハイドロフラン2万トンの製造プラントが完成し、それぞれ順調な操業を行ってきています。ポリTHFの需要は世界的に増大しており、アジアにおいて伸びは顕著です。
BASF、韓国の PolyTHF(ポリテトラハイドロフラン)能力を増強
http://www.basf-japan.co.jp/news/doc/000215.doc
韓国現地子会社BASFカンパニー社は、蔚山プラントでの PolyTHFの年産能力を現有の2万トンから3万トンへと増強
2003/7/23 BASF
Group
BASF lays cornerstone for the world’s
largest PolyTHF®
facility in Shanghai
http://www.basf.de/en/corporate/news/presse/-systemdoc_news.htm?doc_id=1223483&id=*E3BCwj**bsf900
・ First plant to utilize new innovative technology to produce THF and PolyTHFR
・ BASF launches Chinese brand name to cater to the rapidly growing local textile industry
With an annual capacity of 60,000 metric tons of PolyTHF® and 80,000 metric tons of THF, the project will be the largest PolyTHF® production facility worldwide. It also is BASF's first investment project in China that is wholly-owned right from its inception. And it will be the first facility worldwide to utilize a new proprietary technology developed by BASF that will ensure the company cost leadership in the production of THF and PolyTHF®.
BASF PolyTHF plant in Caojing (Shanghai) comes on stream
http://www.corporate.basf.com/en/presse/mitteilungen/pm.htm?pmid=1761&id=Zffgj6W2Vbcp*HhThe world’s largest PolyTHF plant now in operation in China
Proximity to customers and delivery reliability improved
First use of innovative BASF technology for THF
Global production Verbund strengthened
After less than two years of construction, BASF has started up its new PolyTHFR (polytetrahydrofuran) plant at the integrated production site at the Shanghai Chemical Industrial Park (SCIP) in Caojing, Shanghai. By the middle of 2005, BASF will also gradually start up its neighboring THF (tetrahydrofuran) plant. With an annual capacity of 60,000 metric tons of Poly THF and 80,000 metric tons of THF, this is the largest PolyTHF production facility in the world. This is also the first investment project in China that has been wholly owned by BASF right from its inception.
化学工業日報 2002/4/22
保土谷化学、PTMG生産を山口・南陽に一本化
横浜工場(神奈川県)で製造している光ファイバー用PTMGを今秋めどに南陽に設備移転、集中生産体制に移行
化学工業日報 2001/6/12
保土谷化学、内外でPTG(PTMG)能力を増強、04年に台湾の3万t稼働へ台湾・大連化学で2004年ごろの稼働をめどに3万トン規模の増強を検討
大連化学のPTGの生産能力は現在1万トン。1・4BD能力を現在の3万トンから2002年第二・4半期に10万トンに引き上げるのに合わせ、誘導品PTGも増強横浜工場に4千トン、南陽工場に7千5百トンのPTG能力
1996/9/12 三菱化学
韓国での1,4BD事業計画:BASFと提携
http://www.m-kagaku.co.jp/rel/1996/091201.htm
三菱化学とドイツBASFは、韓国・蔚山(ウルサン)における1.4ブタンジオール(1.4BG)とテトラハイドロフラン(THF)の事業化に関し、Letter of Intent(意向書)を締結し、フィジビリティースタディー(FS)を開始することに合意当社の独自技術であるブタジエン法の技術をBASF社にライセンスし、BASF社が同社の蔚山敷地内で1.4BG/THF併産の製造設備(年産能力50,000トン)を1999年はじめに完成予定で建設し運転
三菱化学は,現在,四日市事業所で1.4BG/THFの生産を行うと同時に(年産能力40,000トン )、PTMG(ポリテトラメチレンエーテルグリコール)・PBT(ポリブチレンテレフタレート)などの川下製品も生産
BASFは,ルートヴィヒスハーフェン(ドイツ)とガイスマー(アメリカ)で1,4BGを生産しており(年産能力 255,000トン=2箇所トータル)、アジア地区では,出光石化との合弁会社・出光BASF(千葉)で1.4BGを(年産能力 25,000トン)、BASFジャパン(四日市)でTHFを(年産能力 16,000トン)それぞれ生産
化学工業日報 2000/12/5
四日市で1.4BDを倍増設−三菱化学
三菱化学は四日市事業所で1・4BD、PBTの増強を決めた。1・4BD年5万トン、PBT同約6万トンの設備をそれぞれ新設、来年春着工し2002年夏から秋にかけて完成、稼働を目指す。投資額は計150億円。一連の設備増強で、既存設備と合わせ四日市事業所の能力は1・4BD10万トン、PBT約7万トン、PTMG3万トン体制が確立する。
2007/9/3 BASF
BASF、上海にPolyTHF ラボを新設
アジア太平洋地域のテクニカルサポートを強化
BASF(本社:ドイツルートヴィッヒスハーフェン)は2007
年末までに、BASF ポリウレタンスペシャルティ社(中国)の上海浦東拠点にポリテトラヒドロフラン(PolyTHF)のアプリケーションラボを新設いたします。このラボの開設により、BASF
は、高弾性スパンデックス繊維や熱可塑性ポリウレタン及びポリエーテルエステルエラストマー(TPU,TPEE)など、PolyTHF
の使用が増加している分野を中心に、アジア太平洋地域におけるテクニカルサービス体制のさらなる強化を図ります。
カオジン工場のTHFプラントは、生産を止めているが、 同じ敷地内にあるPOLYTHFプラントでは生産を続けている。
October
11, 2007 Chemical Week
BASF to Restart Mothballed THF Plant in China
BASF says it will restart a mothballed tetrahydrofuran (THF)
plant at Caojing, China, near Shanghai, at the end of 2009 or in
early 2010.
The 80,000-m.t./year plant started operating in 2005, based on a
novel, butane-based production process. The technology
encountered problems, however, causing BASF to mothball the plant
earlier this year and include a one-off, E200-million Ebit charge
in its accounts.
The plant has since been re-equipped with a "new production unit enabling the alternative use of butanediol as a raw material for THF production in addition to butane," BASF says. The new unit is based on BASF's existing technology, which can alternatively produce maleic anhydride.
2012/8/27 BASF
BASF、PolyTHF®の製造能力を増強
世界全体で年産 250,000 トンまで製造能力を増強
世界 5 カ所に生産設備を展開
世界有数の PolyTHF®サプライヤーとしての地位を強化
BASFは、製造プロセスの継続的な改良と拡張により、化学中間体のPolyTHF®(化学物質名:ポリテトラメチレンエーテルグリコール)の製造能力を、世界全体で年産185,000トンから250,000
トンまで増強しました。BASF
は、製造プラントの改良により効率化を図るとともに、PolyTHF®の製造に必要な原材料の供給を確保してきました。PolyTHF®の製造に関する投資額は、累計で6,000
万ユーロ以上に上ります。
BASF は、1983
年にルートヴィッヒスハーフェンのフェアブント(統合生産拠点)に建設したプラントで初めて、PolyTHF®の製造を開始しました。現在、BASF は世界で唯一のPolyTHF®のグローバル・サプライヤーとして、米国のルイジアナ州ガイスマー、ドイツのルートヴィッヒスハーフェン、韓国の蔚山(ウルサン)、中国の漕(カオジン)の生産拠点を通じて、世界各国における顧客のビジネスの成長に貢献しています。
BDO THF PolyTHF Ulsan (Korea) ○→X ○→X ○ 今回 BDO、THF停止 Ludwigshafen (Germany) ○ ○ ○ Feluy (Belgium) X 2005年停止 Geismar (USA) ○ ○ ○ Caojing (China) ○ ○ ○ Kuantan (Malaysia) ○ ○ BASF Petronas 千葉 ○ BASF千葉:BASF 67%(当初は50/50の出光BASF) 四日市 X X 2006年停止 2009/1/20 BASF、韓国のBDO、THFプラントを永久停止
BASF 中間体事業本部プレジデントのサンジブ・ガンジーは、次のように述べています。「PolyTHF®の製造能力を強化することにより、BASF
は、着実に高まるお客様の需要に、しっかりと対応していきます。今後も、信頼できるパートナーとして世界各国のお客様を支援したいと思います。特に、アジア太平洋地域は世界的に見てもPolyTHF®の需要が高く、お客様においても中間体の事業においても、他の地域と比べより高い成長率を誇っています。」
PolyTHF®は、インナー、アウター、スポーツウェア、水着などさまざまな布地に用いられるポリウレタン弾性繊維の製造に使われています。ホースやフィルム、ケーブル被覆などに使用される熱可塑性ポリウレタン(TPU)エラストマー向けとしても使われています。その他、スケートボードやインライン・スケートのホイールに用いられる熱可塑性のポリエーテルエステル、ポリエーテルアミドや注型エラストマーなどにも使用されています。