日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめ
た個人のデータベースです。

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石油化学新聞 2002/9/9 

旭化成軟質塩ビ代替向け新エラストマーの引き合い活発
 来年秋には川崎の能力を年産2万5,000dに拡大へ


2002/7/17 旭化成   

軟質塩ビ代替向け新規ポリマー素材 「S.O.E.−SS」の開発・事業化について
      
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2002/ch020717.html

  (1)軟質塩ビに匹敵する柔軟性(室温以下で軟質化)・機械的物性を有し、
(2)軟質塩ビと同等の加工機器、加工条件で成形加工が可能であり、
(3)軟質塩ビの性能を上回る、耐傷つき性、耐摩耗性等を実現した、優れた新素材です。
 

 力性ソーダ豪州向け輸出価格

日本経済新聞

2008/7/5
 カセイソーダ65%上昇 需給引き締まり映す

2008/1/17
 最高値(これまでは1991/下と1992/上の295ドル)

2007/7/6
 現地でのアルミナ精錬向けの需要が堅調で、需給が締まっているという。

2006/12/20
 中国での需要拡大などを背景にソーダは品薄状況が続いている。 

2006/7/25
 内外で需給締まる

 アジアで生産を抑制する動きが出る一方で、豪州の需要が堅調なことから品薄感が出ている。

2006/2/11
 中国品流出が弱材料

 工場増設が続く中国からの流出が増え、アジア域内のスポット価格が下落。
 中国では内陸部中心にソーダ工業が急増している。05年の生産量は推定1250万トンと日本の2.7倍に増えた。内需は年10%前後伸びているが、増設が上回り、余剰分がアジア市場などに流出している。同国の05年のソーダ輸出量は日本の輸出量の8割近い約60万トンに達したとの指摘もある。

2005/6/22
 カセイソーダ高値 需給逼迫で13年半ぶり 
 1992年1-6月(295ドル)以来の水準。世界的な需要増による需給逼迫とコスト高が背景で、市場では今後も高止まりするとの見方が強い。

2004/12/17
 世界的な需給ひっ迫に加え、豪州でアルミナ精錬用の需要が急拡大したため。 

2004/8/11
 カセイソーダは塩ビ需要の拡大を背景とした塩素増産の影響で世界的に緩みがちだったが、ここ1−2年、米国でソーダプラントが燃料の天然ガス高騰による採算悪化を理由に相次ぎ閉鎖。輸出国だった米国が輸入国に転じた。中国でも経済成長を背景にカセイソーダの需要が増えている。
 豪州ではアルミナ生産の拡大により、現在は年120万トンのカセイソーダ需要が「2007年には同150万トンに増える見通し」(東ソー)という。一方、設備増強は限られており、今後も需給は引き締まりぎみに推移するとみられている。


2002/9/6 石油化学新報

新第一塩ビ、高岡で塩ビペースト生産系列を3割休止〜9月中目処
    ー固定費削減で抜本合理化/不採算輸出削減/愛媛の品種と統合ー


日本経済新聞 2002/11/1              呉羽発表   大洋塩ビ発表

塩ビ、呉羽から買収 東ソー系・国内5社体制に


 呉羽は福島県いわき市に年10万トンの能力の設備
 大洋塩ビは呉羽から塩ビの営業権と関連技術を買い取る。
 呉羽は当面、
大洋塩ビから委託を受けて生産を継続

 
旭硝子は生産委託を取りやめる見通しだ。

 



PVC製造受委託は下記情報から、期間は2004年3月まで、数量は5-6万t、その半分のVCMを東ソーが供給というものと思われる。


日刊ケミカルニュース 2003/1/28

『この人にきく』  東ソー取締役社長 土屋隆氏

同社の塩ビ樹脂能力は10万tだが、
約半分の5万tの販売権を譲り受けた。いずれにせよ、呉羽化学は塩ビ事業から撤退されたので、錦工場の10万tプラントは1〜2年以内に処理されるようだ。


呉羽化学 中期経営計画 

業務委託期間 2004/3まで
 その間
   VCM受入 京葉モノマー 5万t、 
東ソー 3−4万t
   VCM使用 
PVC(大洋塩ビ向け)6万t、塩化ビニリデン 3−4万t


2002/11/01 呉羽化学工業

大洋塩ビ株式会社への塩化ビニル樹脂事業の営業権譲渡について
    
http://www.kureha.co.jp/topics/h141101.html





 なお、京葉モノマー株式会社への出資(25%、6億円)、塩化ビニルモノマーの引き取りについては変更なく、従来通り継続

《ご参考》

1.大洋塩ビ株式会社
  本社 :東京都港区芝3−8−2 芝公園ファーストビル
  代表者 :日野清司(代表取締役社長)
  資本金 :60億円
   
2.京葉モノマー株式会社
  本社 :千葉県市原市五井南海岸11−6
  代表者 :宮崎信幸(代表取締役社長)
  資本金 :24億円

発表 呉羽化学における事業再構築について


2002/11/1 大洋塩ビ

呉羽化学工業株式会社から大洋塩ビ株式会社への塩化ビニル樹脂(PVC)営業権譲渡で基本合意
   
http://www.tosoh.co.jp/news/newsachv/2002/1101.htm



2002/11/01 旭硝子

国内塩ビ樹脂販売からの撤退を決定
     
http://www.agc.co.jp/news/2002/1101.html




石油化学新報 2002/11/1

鐘淵化学、PVC生産を来春再構築〜高砂でS&B/鹿島で一部廃棄
 −チッソ・水島への生産委託も中止/供給能力を最大2割削減ヘー

 
■鹿島の原料合弁で受給枠縮小協議へ 

■過剰設備廃棄へ業界再編の動き再燃


日刊ケミカニュース 2003/4/2

☆鐘淵化学、高砂工場に140m大型設備が完成
  塩ビ樹脂の競争力強化、S&B方式採用処理も

 


Chemnet Tokyo 2002/11/5

シンテックの上期業績好調、経常利益120億円と過去最高


日本経済新聞 2002/11/21

チッソ、塩ビ事業撤退

 チッソは20日、鐘淵化学工業から受託生産している塩化ビニール樹脂事業から撤退する計画を明らかにした。来年3月末に鐘淵化学との契約が切れることに伴う措置。年産7万トンの生産設備も来期以降に廃棄する。
 


化学工業日報 2002/11/27

塩ビ再編、総仕上げ段階、相次ぐ撤退、需給均衡へ
  カギ握るヴイテックの動向

残る焦点は再編の目玉ともみられながら今のところ方向性をはっきりさせていない
“最後の大物”ヴイテックの動向だけとなってきた。


2002/12/06 Chemnet Tokyo      発表文

ヴイテックの今村社長が会見「生き残りの条件整う」


日刊工業新聞 2002/12/10

ヴイテック、苦渋の選択 塩ビ事業自主再建へ、一貫生産体制で生き残り


2002/12/6 三菱化学

塩化ビニル事業の競争力強化について
      
http://www.m-kagaku.co.jp/rel/2002/frame.htm





日刊ケミカルニュース 2003/3/13

☆ヴイテック、05年以降はアライアンスを視野
  三菱化学の冨沢社長、"基本方針"不変を強調

 


石油化学新報 2002/12/6

東ソー・旭硝子、アジアで電解・塩ビ関連の次期投資機会を模索
 東ソーはフィリピン・中国でPVC 旭硝子はタイで電解


■東ソー フィリピンで電解増設完了へ
 
■旭硝子 インドネシア電解事業も堅調

 タイでは電解事業子会社、
THASCO(タスコ)ケミカルを中心に展開しており、今年初頭には現地合弁相手(スリフンフン・パニチュワ・グループ)の全持分(47.9%)を買収し、出資比率を92.9%に高めて子会社化した。
 パキスタンでは合弁会社のエングロ旭ポリマー&ケミカルズ(EAPCL、旭硝子30%出資)を通じ、99年末から同国唯一のPVCメーカーとして10万トン設備を操業している。