日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめた個人のデータベースです。 他のページへ トップページ エチレン ナフサ価格 PE PP PS SM ABS PVC VCM PC エンプラ EO PO フェノール MMA 合成ゴム その他石化業界 その他化学及び周辺業界 事業統合に対する公取委判断 中国市場 |
エチレンオキサイド
会社名 99年 00年 01年 02-03 04年 2011 12 13〜21 22 日曹丸善ケミカル 五井
115
→→↓
四日市
82
→↓
五井
115
115
115
115
四日市
82
82
82
82
計
197
197
197
197
197 197 197 82 川崎 *
254
254
254
254
千鳥
164
164
164
164164 浮島
90
160
160
160160 三井化学
市原 **
113
113
113
- - - 大阪
94
94
94
100 100 100 100 計
207
207
209
210
210
100 100 100 100 三菱化学
83
83
0
-
-
- - - 鹿島
285
285
257
257
283
286 286 300 300 計
368
368
257
257
283
286 286 300 300 合計
1,026
1,026
917
918
944
907 907 921 806 * 日本触媒川崎: 千鳥工場 164千トン、浮島工場 90千トン→160千トン
** 三井化学市原: 需給調整の為, 1993/3〜1996/3停止
2009年11月をもって、同プラント(EO:119千トン/年)を停止
丸善石化 | |||
2004/12 | 丸善石油化学、100%子会社の丸善ケミカル、丸善ポリマーを吸収合併 | ||
: | 1999/10 | 日曹油化工業(株)の資本構成の変更 | |
→2000 丸善石化、EO/EG関係会社を10月統合 | |||
三菱化学 | |||
2010/9 | 三菱化学、四日市合成の株式を第一工業製薬に売却 | ||
2010/6 | 三菱化学、グリコールエーテル事業から撤退 | ||
2008/7 | 鹿島EOセンタープラン | ||
2002/6 | Mitsubishi Chemical Develops Catalytic EG Process | ||
2000/12 | 四日市のEO、EGプラント停止 | ||
日本触媒 | |||
2010/2 | 川崎製造所 酸化エチレン(EO)製造設備の能力増強 | ||
2007/11 | 日本乳化剤及び中日合成化学の株式取得(子会社化) |
1999/10/7発表(日本曹達、帝人、丸善石油化学)
日曹油化工業(株)の資本構成の変更について
http://www.nippon-soda.co.jp/financial_fact/news_release/1999_10_07.html
日本曹達と帝人は、日曹油化工業の全株式を丸善石油化学譲渡
(参考)
日曹油化の会社概要
創 立 昭和38年6月21日 資 本 金 22億5千万円 株 主 日本曹達 66.7%、帝人 33.3% 本社所在地 東京都中央区日本橋大伝馬町12−2 工場所在地 四日市工場 四日市市霞1−3 従 業 員 111名 生 産 品 目 ・酸化エチレン・エチレングリコール ・各種誘導品 生 産 能 力 酸化エチレン 82,000T/Y
丸善石化、EO/EG関係会社を10月統合
日曹油化と日曹丸善ケミカルの2社を統合、新会社「丸善ケミカル」を設立
・ 設立 2000年10月1日 ・ 資本金 32億円(丸善石油化学 100%) ・ 事業目的 酸化エチレン・エチレングリコールおよび各種石油化学製品、
化学工業製品、医農薬関係等の製造ならびに販売沿革
1963/6 日本曹達(株)の100%出資により日曹油化工業(株)を設立 五井工場操業開始 1969 日曹油化工業に帝人が参加(EG需要家) 1975/5 四日市工場操業開始 1985/10 五井工場を分離独立させ、日曹丸善ケミカル(株)を設立 日曹油化工業(株)と丸善石油化学(株)の折半出資 1999/12 丸善石油化学(株)が日曹油化工業(株)の親会社となる 2000/10 日曹油化工業(株)と日曹丸善ケミカル(株)が合併 丸善ケミカル(株)発足
1959 自社技術によるわが国初の酸化エチレン工業化
1970 プロピレン酸化法によるアクリル酸、アクリル酸エステルをわが国で初めて工業化
1982 メタクリル酸、メタクリル酸メチルエステル実証プラント完成(C4酸化)
Chemical Week
2002/6/12
Mitsubishi
Chemical Develops Catalytic EG Process
平成19 年11 月30 日 日本触媒
日本乳化剤株式会社及び中日合成化学股?有限公司の株式取得(子会社化)に関するお知らせ
株式会社日本触媒(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:近藤忠夫)は、平成19
年11月30 日開催の取締役会において、第一三共株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:庄田隆、以下「第一三共」)の100%子会社である日本乳化剤株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:谷原司、以下「日本乳化剤」)の発行済み全株式を取得し子会社化すること、および、同じく第一三共の子会社である中日合成化学股?有限公司(本社:台北市、代表公司負責人・董事長:王勳聖、以下「中日合成」)の発行済み株式の第一三共の全持分(発行済み株式の48.6%、日本乳化剤持分3.3%と合わせて52.0%の支配権)を取得し子会社化することを決議し、本日第一三共と株式譲渡契約を締結致しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
なお、当譲渡契約は関連当局からの許認可の取得を前提としております。
2.日本乳化剤の概要
(1)商号:日本乳化剤株式会社
(2)代表者:代表取締役社長 谷原 司
(3)本社所在地:東京都中央区日本橋小舟町4
番1 号
(4)主な事業所:川崎工場(神奈川県川崎市)、鹿島工場(茨城県神栖市)
(5)設立年月日:昭和28 年5 月8 日
(6)資本金:300 百万円
(7)売上高:23,765 百万円(平成19年3
月期)
(8)従業員数:346
名(平成19年3月31日現在)
(9)主たる事業:界面活性剤並びに化成品の製造・販売
3.当社による日本乳化剤の取得株式数及び取得前後の所有株式の状況
(1)異動前の所有株式数 0 株(所有割合 0%)
(2)取得株式数 600,000 株
(3)異動後の所有株式数 600,000 株(所有割合
100%)
4.中日合成の概要
(1)商号:中日合成化学股?有限公司
(2)代表者:代表公司負責人・董事長 王 勳聖
(3)本社所在地:台北市中正区仁愛路二段九十九号十四樓
(4)主な事業所:林園工場(高雄県)
(5)設立年月日:1970 年(昭和45 年)5 月13 日
(6)資本金:144 百万台湾元(邦貨換算約5
億円)
(7)売上高:1,765 百万台湾元(邦貨換算約62
億円)(平成18年12月期)
(8)従業員数:130
名(平成18年12月31日現在)
(9)主たる事業:界面活性剤等各種工業用化成品の製造・販売
5.当社による中日合成の取得株式数及び取得前後の所有株式の状況
(1)異動前の所有株式数 0 株(所有割合 0%)
(2)取得株式数 702,035 株
(3)異動後の所有株式数(直接所有のみ)
702,035 株(所有割合 48.6%)
(4)同上(日本乳化剤所有の間接所有含み)750,435
株(所有割合 52.0%)
市原工場におけるエチレン系製品の高付加価値化推進について
当社(社長:藤吉建二)は、本年にも予想される、中東の安価なエタンガスを原料としたエチレン系製品の大量流入による競争激化に備えるため、次の通り、当社市原工場(千葉県市原市)におけるエチレン系製品の高付加価値化を推進いたしますので、お知らせします。
1.市原工場・EOGプラントの停止
EGはその主原料のエチレンオキサイド(EO)と同一プラント(EOGプラント)において一貫生産されています。当社は、市原工場及び大阪工場にEOGプラントを有していますが、市原EOGプラントはEG比率が高く、今後大幅なEO比率の向上は困難 と見込まれることから、2009年11月をもって、同プラント(EO:11万9千トン/年)を停止することを決定いたしました。なお、当社は、市原EG顧客に対しては、海外品等への切り替えをお願いしてまいりますが、輸送面での困難さから中東品の影響を受けにくいEOは、界面活性剤等の付加価値の高い用途での原料として今後も安定した需要が見込めるため、市原EO顧客に対しては、他社に生産委託し販売を継続する予定です。
2.新規高付加価値製品プラントの建設
当社は、下記のとおり、市原工場内に1−ヘキセンプラントを新設いたします。本新プラントにおいて、EOGプラント停止による余剰エチレンのうち、新たにエチレン4万トン/年を使用いたします。
新設プラントの概要
また、現在、プライムポリマーにおいて、当社市原工場内に所在するエボリュー® 既存プラント増強(24→30万トン/年:6万トン/年増強)について、計画の最終検討段階にあります。事業環境等鑑みて、最適のタイミングに建設すべく 検討を進めており、決定次第速やかに発表いたします。本計画の実現により、EOGプラント停止による余剰エチレンのうち、残る4万トン/年を消費する予定 です。
2010/2/1 日本触媒
川崎製造所
酸化エチレン(EO)製造設備の能力増強について
かねて進めてまいりました川崎製造所・浮島工場のEO製造設備の能力増強が完了し、2010年2月1日より商業運転に入りましたことをお知らせいたします。
今次能力増強により、当社のEO生産能力は、従来の年産25万4千トンから7万トン増加し、年産32万4千トンと国内最大の規模になりました。
また同時に、今回増強したEO製造設備には、省エネルギー化のための改良を施しております。
当社は、EO事業を「高吸水性樹脂及びアクリル(コア事業)」に次いで収益を支える重要な柱のひとつとして強化してまいりました。今次能力増強は、今後のEO事業のさらなる飛躍に資するものと考えております。
2010年6月8日 化学工業日報
三菱化学、グリコールエーテル事業から撤退
三菱化学は、今年末に四日市事業所のグリコールエーテル設備を停止し、同事業から撤退する。安全上の問題などから原料のエチレンオキサイド(EO)の輸送を停止するため、四日市での原料手当てができなくなることが理由。事業採算も厳しいことから、別立地での事業継続も断念した。
グリコールエーテルは、EOを原料とする界面活性剤の一種で、主に塗料やシンナーの溶剤などに使用する。三菱化学では、鹿島事業所で製造したE0を四日市に持ち込み製品化している。しかし、2011年3月にEOの貨車輸送を停止することにともない、四日市の年産万9000トン設備を停止する。停止時期は10年12月。
三菱化学では、EOの輸送停止に対応し、鹿島に国内の主要EO需要家を集めてパイプ供給する「EOセンター化」構想を進めている。EOの国内需要は、電子分野向け溶剤用途の拡大などで先行き安定した伸びが見込まれており、グリコールエーテル製造用需要の消失分も吸収できるとみている。