日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめた個人のデータベースです。 他のページへ トップページ エチレン ナフサ価格 PE PP PS SM ABS PVC VCM PC エンプラ EO PO フェノール MMA 合成ゴム その他石化業界 その他化学及び周辺業界 事業統合に対する公取委判断 中国市場 |
日本のPC業界
トピックス SABICとアルバック、PC樹脂コーティング技術の量産化で技術提携
Canada declares bisphenol A toxic
LG Chem marks an epoch in the Non-phosgene Polycarbonate Process
GE Plastics announces the next generation of Polycarboneate
DuPont reveals plans to acquire leading PC player (Teijin?)
産総研、新しいPC樹脂原料を開発 new
三菱ガス化学、MDプロセスなど用いた高純度CO製造プラントを竣工
2011/2/10 化学工業日報 三菱化学、ノンホスゲンDPCプロセス完成急ぐ
|
グループ | 社名 | 場所 | 日本 | アジア | その他 | 合計 | 増設時期 | |||||
現状 | 計画 | 現状 | 計画 | 現状 | 計画 | 現状 | 計画 | |||||
ダウ →Styron |
住友ダウ →住化スタイロンポリカーボネート |
愛媛 | 55 |
55 |
||||||||
Dow→Styron | 米国 | 80 |
80 |
|||||||||
Dow→Styron | ドイツ | 105 |
105 |
|||||||||
LG-Dow →LG Chem 100% |
韓国 | 65 |
65 |
65 |
||||||||
合計 | 55 |
65 |
65 |
185 |
305 |
65 |
||||||
GE ↓ Sabic Innovative Plastics |
GEPJ | 千葉 | 45 |
45 |
GEPJ合弁解消 (閉鎖、清算) |
|||||||
GE | 米国 |
190 |
|
190 |
|
|
||||||
GE | オランダ |
170 |
170 |
|||||||||
GE | スペイン | 130 |
260 |
2005年 |
||||||||
GE/PetroChina | 中国 | 計画延期 → | ||||||||||
合計 | 45 | 940 | 985 | |||||||||
Bayer | 米国 | 260 |
260 |
|||||||||
ドイツ | 330 |
330 |
||||||||||
ベルギー | 240 |
240 |
||||||||||
イタリア | - |
- |
17? | |||||||||
タイ | 270 |
270 |
||||||||||
上海 | 100 100 |
200 | 2006年(当初 100) GE 参加? |
|||||||||
合計 | 470 |
830 |
||||||||||
出光 | 出光興産 | 千葉 | 47 |
47 |
2010/4/21発表 2015/12 停止 |
|||||||
出光-FCFC | 台湾麦寮 | 100 |
75 |
100 |
75 |
3期 75 既存手直し25 2015年計200千トン |
||||||
PC do Brajil * | ブラジル | 0 |
0 |
能力 20 | ||||||||
合計 | 47 |
100 |
75 |
0 |
147 |
105 |
||||||
帝人 | 帝人化成 | 松山 |
120 |
120 |
||||||||
帝人PC |
シンガポール |
80 |
|
80 |
|
|
2015/12撤収
|
|||||
帝人化成(中国) | 中国浙江省 | 50 |
50 50 |
|
2005/4 2006 |
|||||||
合計 | 120 | 280 |
60 | 400 |
60 |
|||||||
三菱 エンジニアリング プラスチックス |
三菱化学 | 黒崎 | 40 |
-20 +60 |
40 |
40 | 60千トン稼動延期 |
|||||
三菱ガス化学 | 鹿島 |
100 |
100 |
2002/4 70増設 | ||||||||
三菱ガス化学 | 大阪 |
25 |
-25 |
25 |
-25 |
2002/9停止 | ||||||
三養化成 *引取権 50% |
韓国 |
85 |
85 |
2002年35増設 | ||||||||
タイPC | タイ |
140 |
140 |
2003/2Q | ||||||||
中国北京 |
|
|
|
|
|
|
60 |
中国 BPA:15万トン | ||||
三菱ガス化学 | 上海 | 80 | 80 | |||||||||
合計 | 165 |
15 |
225 |
140 |
390 |
155 |
||||||
旭化成 | 旭美化成 |
台湾台南県 |
50 |
50 |
75 |
|||||||
三菱ガス化学 | 鹿島 | 特殊PC |
三菱ガス化学、上海にPC樹脂、コンパウンド、テクニカルサービスの一貫子会社設立
住友ダウ →住化スタイロンポリカーボネート→住化ポリカーボネートに
LG-Dow
GE Plastics and PetroChina to Build Chinese Polycarbonate Plant
GE
Plastics, PetroChina Suspend Work China Polycarbonate Project
出光興産(出光石油化学)
帝人化成
三菱化学エンジニアリングプラスチックス(MEP)
三菱ガス化学、特殊ポリカーボネート製造プラントの増設
旭美化成(旭/奇美JV)
(European Chemical News. 4-11 March 2002)
DuPont would prefer to acquire a producer with a global position in PC.
None of the top three PC manufacturers - GE Plastics, Bayer or Dow Chemical - are likely to give up their leading positions. But DuPont already has links with Japan's leading PC manufacturer, Teijin, which has a 40% market share in PC resin for optical applications.
1963 住友ノーガタック(株)設立 住友化学とUSラバー社の合弁会社 (ABS・SBRラテックス事業開始) 1980 住友化学100%出資関連会社となる 1988/4 米国ダウ・ケミカル社ダウとPCのJV契約を締結 ダウ 35%出資 1992/4/1 ダウ50% 住友ダウ(株)と改称 1995/4 PC 40千t 設備完成 1995/末 ABS、ラテックスを分離 →住化エイビーエス・ラテックス →1999/7/1 三井化学のABS事業と統合 日本エイアンドエル 2010/10 Styron assumes ownership of Dow's 50% stake in Sumitomo Dow 2010/12 住友ダウ、住化スタイロン ポリカーボネート と改称 2017/1 住友化学とトリンセオ、ポリカーボネートJVの株式譲渡契約を締結 住化100%の住化ポリカーボネートに
米ダウ・ケミカルと韓国LGの折半出資会社
(2001/9/11 LG/Dow 発表)
LG-DOW Polycarbonate Plant Starts Production in Korea
to Effectively Meet Regional Needs
http://www.dow.com/engineeringplastics/news/news33.htm
2004/1 LG Chem acquires LG-Dow shares held by LG Corp
2005/9 LG-DOW Proceeds with Project for Second Polycarbonate Train
Dow sells stake in LG Dow Polycarbonate to LG Chem
日本ジーイープラスチックス(GEPJ) GEPJ合弁解消(閉鎖、清算)
1989/1設立
出資:GE 51%、三井化学 41%、長瀬産業 8%
製品
ビスフェノールA (三井化学市原工場内) 90千トン
GEPJ自消以外は三井に販売委託
ポリカーボネート (同上) 45千トンPPO
(ジェムポリマー:三井化学泉北工場内) 11.3千トン
変性PPO (真岡工場) 70千トンPCコンパウンド(真岡工場) 12千トン
PBTコンパウンド(真岡工場) 17千トン
歴史
1971年 長瀬産業と合弁会社エンジニアリング・プラスチックスを設立
エンジニアリングプラスチックの製造・販売を目的
1982年 三井東圧、三井石化と合弁会社ジェムポリマーを設立。
ポリフェニレンエーテル(PPE)の国内生産を開始
1986年 三井石油化学と合弁会社ジェム・ケミカルを設立 (ビスフェノールA製造)
1989年 エンジニアリング・プラスチックスとジェム・ケミカルを統合、
日本ジーイープラスチックス(株)となる
(同社 Home Pageから)
GE・バイエルに並び、出光独自技術により製造しています。
1960年にポリカーボネートを自社技術により工業化
世界でも出光のみの原油からの一貫生産を実施しています。
日本より全世界(ヨーロッパ、アメリカ、アジア)へ販売しています。
環境問題を考慮し、ノンハロゲン難燃グレードの開発に力を入れています。
2005/4 FPCとのPC樹脂合弁事業第三期計画に正式合意
2006/11 出光興産、台湾のPC樹脂合弁で能力倍増
2015/9 年末に千葉を停止、台湾(200千トン)に集約
PC do Brazil 出光石化33%出資
(2002/2/15 Chemnet Tokyo)
出光石化とFPCのJV、台湾にPC設備を完成
CDR向け工場、今月末に試運転を開始
出光石油化学と台湾・FPCの折半出資会社「台化出光石油化学股ふん有限公司=フォルマサ イデミツ ペトロケミカル」
年産5万トン。ただし、工場の基礎設計は同10万トンへの増設が可能
Chemnet Tokyo 2002/10/28
「台化出光石化」も11月からPCの出荷を開始
ディスク用に集中、来春には第2系列を建設
出光石化と台プラグループとのCD用PC樹脂に関する合弁事業合意のお知らせ
http://www.ipc.idemitsu.co.jp/
1.合意内容の概要
(1)製造設備
能 力:15万t/年(5万t/年×3系列)
2001年末5万t完工後、出来る限り早期に15万t完工
製造品目:ポリカーボネート樹脂CDグレード
一部OA、自動車分野向けPCアロイのベース原料(PC/ABS,PC/PS)
建設地:台湾省 雲林縣 麦寮工業区
(2)合弁事業の形態
出光とFCFCとの折半出資による合弁会社
台プラグループとのPC合弁事業第2期計画合意のお知らせ
http://www.ipc.idemitsu.co.jp/
第2期計画(5万T/年
)を当初計画より1年前倒しして実施
Chemical Week
2002/6/26
Formosa May Step Up Polycarbonate Completion
1960/11 PC樹脂「パンライト」の製造開始(松山工場)
1997/6 PC樹脂の海外初の生産拠点として、帝人ポリカーボネートシンガポール株式会社
を帝人株式会社と折半出資でシンガポールに設立1999/10 帝人ポリカーボネートシンガポール株式会社操業開始
1998/2 帝人バイエルポリテック設立
新ポリカーボネート樹脂の開発2002/12 中国にポリカーボネート樹脂新会社設立
2003/4 帝人化成、中国でPC樹脂倍増設前倒しへ
2003/10 帝人化成が中国初のPC工場の建設に着手
2004/12 帝人化成と独バイエル、PC相互供給
2005/1 帝人化成、5月に中国のPC樹脂2期着工
2006/12 帝人化成、中国でポリカーボネート樹脂の生産増強
2011/10 帝人化成、中国でポリカーボネート樹脂シートの現地生産・販売委託
2015年12月に事業撤収
http://www.teijin.co.jp/news/2014/jbd141105_03.pdf
1994/3/1 設 立
三菱ガス化学、三菱化成(現三菱化学)両社折半出資によって設立
両社が従来行ってきたエンジニアリングプラスチックス事業を継承し、一体化1996/5 タイ・ポリカーボネート社(TPCC)設立。
(MEP60%、三菱ガス化学 5%、三菱化学 5%、TOAケミカル 30%)
1998/4 ポリカーボネート樹脂生産開始 50千t (のち10千t 増設)2001/7/19 TPCC増設発表 (+80千t 合計 140千t)
2001/4 韓国の三養化成(PC樹脂製造)の株式取得。(25%出資)
2002 鹿島 7万トン増強2002/8 三菱ガス化学 高純度CO製造プラント竣工
2005/9 三菱ガス化学、ポリカーボネートシート・フィルム事業の統合強化
2006/4 黒崎ポリカーボネート樹脂製造設備増設、北京ポリカーボネート・ビスフェノールA事業計画
2008/4 中国におけるBPA及びPC製造販売合弁会社設立計画
SinopecとのJV PC:6万トン/年、BPA:15万トン/年2008/7 三菱化学、ポリカーボネート樹脂製造設備の稼働延期
2009/5 三菱化学、植物由来 高機能ポリカーボネート樹脂パイロットプラント建設
2009/5 三菱ガス化学、上海にPC樹脂、コンパウンド、テクニカルサービスの一貫子会社設立
2009/8 三菱化学 中国におけるBPA及びPC事業
Chemnet Tokyo 2002/06/17
三菱化学グループ、日・韓で相次いでPCを増産
三菱ガス化学 鹿島工場内の年産2万5,000トン能力に同7万5,000トンの新鋭プラントを加え10万トン体制
大阪工場の低効率の2万5,000トンプラントの操業 を停止する予定。韓国 韓国・三養社50%、三菱化学と三菱エンジニアリングプラスチ ックス各25%の共同出資会社である三養化成が同3万5,000トン能力の第2号設備本格稼動。既存の設備と合わせて同8万 ,000トン能力
三菱ガス化学がタイでも同樹脂の増設工事を進めている。既存の同6万トン装置に同8万トンの新設備
この結果、三菱化学グループのPCの総設備能力は国内14万トン、海外23万5,00 トンの合計37万5,000トン
2000/5/29三菱エンジニアリングプラスチックス
ポリカ−ボネ−ト(PC)樹脂製造設備の増設について
http://www.m-ep.co.jp/mep-j/topics/topics2000/2000_0529.htm
(1999/8/5 三菱ガス化学・三菱化学・三菱エンジニアリングプラスチックス 発表)
新製法によるポリカーボネート(PC)樹脂製造設備の新設について
http://www.m-kagaku.co.jp/rel/1999/99080501.htm
(2001/4/1発表)
三養化成株式会社の株式譲渡について
http://www.m-ep.co.jp/mep-j/topics/topics2001/2001_0401_02.htm
1. 三養化成株式会社概要 | ||
設立 | : 1989年3月 | |
資本金 | : 200億ウオン | |
資本構成 | :譲渡前 | ;(株)三養社50%、三菱化学(株)50% |
譲渡後 | ;(株)三養社50%、三菱化学(株)25%、 | |
三菱エンジニアリングプラスチックス(株)25% | ||
2. 株式譲渡日 | : 平成13年4月1日 |
(2001/7/19 MEP、三菱ガス化学、三菱化学発表)
タイポリカーボネート社における設備増強について
http://www.m-kagaku.co.jp/rel/2001/071901.htm
タイポリカーボネート社の概要
社名 : Thai Polycarbonate Co.,Ltd. 資本金 : 10億バーツ 株主 : MEP 60%、 三菱ガス化学 5%、三菱化学 5%、TOAケミカル 30% 本社 : バンコク 社長 : 島岡悟郎 従業員 : 200名
旭美化成股*有限公司(台湾)の株式の一部譲渡について (*人偏に分)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=63849
実証運転が完了し、今後、旭美化成が、より迅速でフレキシビリティのある経営をするための最適体制を両社で検討した結果、旭化成ケミカルズ保有株式の一部を奇美実業に譲渡し、出資比率を、奇美実業90%、旭化成ケミカルズ10% (現行奇美実業51%、旭化成ケミカルズ49%)とすることといたしました。
<参考>
* 旭美化成は、旭化成技術によるPCの世界最初の工場(50,000トン/年)で、2002年6月の商業運転開始以来、ノンストップで操業してきました。また、昨年11月の定修時には65,000トン/年に生産能力を増強し、再スタート後フル稼働をしています。
2002/6/3 旭美化成股イ分・旭化成・奇美実業股イ分
ポリカーボネート樹脂の商業運転開始について
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2002/ch020603.html
(1999/11/5 奇美実業股イ分有限公司、旭化成工業株式会社 発表)
ポリカーボネート樹脂(PC)製造販売合弁会社設立について
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/1999/ch991105.html
合弁会社の概要および工場建設計画
(1)会社名 :旭美化成股イ分有限公司(Chimei−Asahi Corporation) (2)資本金 :12億3千万新台湾元(約44億3千万円) (3)出資比率 :奇美実業51%、旭化成49% (4)設備投資額 :第1期5万トン/年設備、約25億新台湾元(約90億円) (5)工場立地 :台湾台南県の奇美実業本社工場敷地内 (6)生産規模 :第1期5万トン/年、第2期10万トン/年(5万トン/年増設) (7)着工 :2000年2月(2001年10月操業開始予定) (ご参考) 奇美実業股イ分有限公司概要 (1)代表者 :董事長(会長):許文龍、総経理(社長):何昭陽 (2)住所 :台湾台南県 (3)資本金 :127億NT$(457億円) (4)事業概要 :ABS樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、合成ゴム等の製造販売
2003/2/28 旭化成
世界で初めてのCO2からの非ホスゲン法ポリカーボネート樹脂製造技術について
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2002/ch030228.html
エチレンオキシドと副生CO2及びビスフェノールAの3つを原料とし、高性能のポリカーボネート樹脂と高純度エチレングリコールの2つの製品を高収率で製造
Asia Chemical
Weekly 2003/6/16
Chi Mei-Asahi jv to
double Taiwanese PC output by end-'05
1998/2 帝人バイエルポリテック設立
新ポリカーボネート樹脂の開発2001/8 バイエルポリマー上海
2003/11 Groundbreaking ceremony for a new polycarbonate plant at Caojing, Shanghai
2004/12 帝人化成と独バイエル、PC相互供給
タイ
In 1999, the first Makrolon® PC production facility in Asia was established with a capacity of 50,000 tons/annum. At present, it is expanded to 200,000 tons/annum. As an integral part of the second phase, the plant manufactures 160,000 MT/year of Bisphenol-A, a raw material for the production of polycarbonate.
バイエル、中国のポリカーボ計画を正式発表
上海クロルアルカリと「バイエルポリマー上海」設立に調印
Bayer and Shanghai Chlor Alkali Sign Joint Venture Contract for a Polycarbonate Plant in China
http://www.bayerchina.com.hk/english/news/news_cont.asp?new_id=46
CAOJING - POLYCARBONATE PRODUCTION FACILITY, CHINA
www.plastics-technology.com/projects/caojing/
November 26, 2003 Bayer
Groundbreaking ceremony for a new polycarbonate plant at Caojing, Shanghai
Bayer expands its activities in China
Growth opportunities in Asia to be maximized by using local production / Total investment of 3.1 billion US dollars planned
http://www.news.bayer.com/News/News.nsf/id/700553F30BD43EC5C1256DE90037B383With a groundbreaking ceremony for the construction of a new polycarbonate plant at Caojing, Shanghai, Bayer expands its activities in China. The company is investing around 450 million US dollars in this world-scale production complex which will produce the high-tech plastic Makrolon®. This facility is expected to start production in the second quarter of 2006 and will be expanded step by step according to the market development to a total capacity of 200,000 tons per year. Makrolon® is used in a broad range of applications, including the production of CDs and DVDs, headlamp lenses, glazing and roofing systems.
主要石化製品の現状と見通し ポリカーボネート
☆急成長続く世界需要、99年は150万tの見通し
☆新増設相次ぐもタイト感、原料高でアジア市況上昇機運
☆アジア主導権争い激化、強固な収益基盤の確立が課題
☆光学用途の積極投資目立つ、出光、旭化成など台湾進出
(2001/12/13バイエル株式会社)
バイエル:本州化学、三井物産と合弁設立
ドイツ・ビターフェルトに特殊ビスフェノール生産設備
投資額は約3,800万ユーロ/2003年末に操業開始
http://www.bayer.co.jp/bgj/newsfile/news/back-116_j.html
このプロジェクトのために、本州化学工業、三井物産(本州化学の大株主)、バイエルの3社で合弁企業が設立される。新会社の社名は「ハイビス社(Hi-Bis GmbH)」。
2004年11月5日 化学工業日報
ハイビス、独で特殊ビスフェノール新工場が竣工
ハイビス(本社・独ザクセン・アンハルト州ビッターフェルト、大久保淳夫社長)が建設を進めていた特殊ビスフェノールの新工場が完成、3日、竣工式を行った。ザクセン・アンハルト州のホルスト・レーベルガー経済・労働大臣、高島有終駐ドイツ日本大使を迎えた式典には、ハイビスの関係企業の代表などが集まり、ザクセン・アンハルト州への日本からの第1号の投資となるプロジェクトのスタートを祝った。
(2000/2/17 帝人バイエルポリテック発表)
高密度光ディスク用の新ポリカーボネート樹脂の開発について
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/2000/JBD00218.htm
【参考:会社概要】
帝人バイエルポリテック株式会社 | ||
設 立 | 1998年 | |
本社所在地 | 東京都千代田区 | |
資 本 金 | 1億円 | |
代 表 者 | 代表取締役社長 村上 忠煕 | |
従業員数 | 6名 | |
事業内容 | 次世代のデータ記録用途に対応可能な新タイプのポリカーボネート樹脂の 開発・製造販売 |
(1998/2/2
帝人化成・バイエル発表)
新タイプのポリカーボネート樹脂共同開発について
http://www.teijin.co.jp/japanese/news/1998/JBD80202.htm
Chemical Week 2002/5/22
Dairen Plans Phenol
and Bisphenol A Plants
Dairen Chemical (Taipei) says it is planning to construct plants
with capacity for 200,000 m.t./year of phenol and 130,000
m.t./year of bisphenol A at Kaohsiung, Taiwan. Both plants are
scheduled for completion in early 2004, and they will supply
the local polycarbonates market.
高純度一酸化炭素(CO)製造プラント(MGC−MDプラント)竣工
http://www.mgc.co.jp/news/2002/20020808.pdf
メタノールを原料に用いたユニークなCO製造方法
H2PSAを付加すれば高純度H2も併産することが可能
2003-6-24 Asia Chemical
Weekly
Bayer, GE Plastics in talks on 200
kt/yr China PC project
British
Rubber & Plastics 2008/10/19 Canada declares bisphenol A toxic Canada
has formalised its intention to declare bisphenol A a
toxic substance with an official announcement in the Canada
Gazette yesterday, and in so
doing has become the first country to ban BPA - although
the legal process means the ban is unlikely to come into
force for a year. There is now a 60 day period for public
comment on risk management actions for the substance. |
October 27, 2010 PLASTICS NEWS
Styron deal adds PC position in Asia
Styron has reclaimed a position in Asia by assuming ownership of Dow Chemical Co.’s 50 percent stake in the Sumitomo Dow Ltd. polycarbonate joint venture.
Officials with Styron confirmed the deal in a news release issued Oct. 27 at K 2010 in Dusseldorf. Earlier this month, Midland, Mich.-based Dow had sold its half of the LG Dow Polycarbonate Ltd. JV to partner LG Chem Ltd., potentially leaving Styron without a business presence in Asia.
Styron formerly was Dow’s styrenic materials unit. It became a private company earlier this year when it was solt to private equity firm Bain Capital for $1.6 billion.
“We are very pleased that Styron is assuming this ownership share and that we can continue to build a successful joint enterprise with our valued partner Sumitomo Chemical,” Styron President and CEO Chris Pappas said in the release. “Styron has a strong commitment to its polycarbonate and compounds & blends businesses, and plans to pursue growth opportunities for these products, particularly in the Asia Pacific geography.”
中国市場における競争力を強化
ポリカーボネート樹脂シートの現地生産・販売委託について
帝人は、日本・中国・シンガポールにポリカーボネート(PC)樹脂「パンライト」および加工品の製造拠点を持ち、グローバルに事業を展開していますが、このたび、中国における「パンライト」シート*の製造・販売を、現地の有力PC樹脂シートメーカーである綿阳龍華薄膜有限公司(本社:中国・四川省綿阳市、以下、「龍華社」)および蘇州奥美光学材料有限公司(本社:中国・江蘇省蘇州市、以下、「奥美社」)の2社に委託することとし、10月12日に提携契約を締結しました。
この契約により帝人化成は、PC樹脂「パンライト」に独自の組成開発技術を用いて製造した特殊原料、および高品質の薄型シートを生産するための製膜技術などを龍華社と奥美社に供与し、両社が「パンライト」の商標を冠する高品質なPC樹脂シートを中国で製造・販売します。これまで帝人化成では、松山工場(愛媛県松山市)において「パンライト」をシート加工し、世界各国に向けて販売してきましたが、このたびの現地シートメーカーとの提携により、最大の注力市場である中国の顧客に対し、新たな設備投資を伴うことなく、より迅速に、コスト競争力をもって製品を供給する体制が整うことになります。
帝人化成は、この取り組みの第一弾として、龍華社に液晶テレビの電源ユニットを覆うための絶縁シート、奥美社に自動車用計器の文字盤の生産・販売をそれぞれ委託します。今後、順次取り組みを拡大していくこととしており、3社によるこのスキームにより、数年後には中国で年間2〜3万トンの「パンライト」シートの販売を目指します。中国のPC樹脂シート市場は現在約15〜17万トン/年の規模(当社推定)ですが、エレクトロニクス用途や自動車用途に向けて需要が急速に拡大しており、今後も年率約10%の成長が見込まれています。
*「パンライト」シート:透明性・耐衝撃性・耐熱性などの特長を持つPC樹脂「パンライト」を薄いシート状に加工したもの。拡散板などの液晶部材、自動車用計器文字盤、銘板などに使われている。
帝人化成の中国展開について
帝人化成は、アジア地域における市場シェアNo.1のPC樹脂メーカーとして、グローバルに事業を展開しており、中でも成長著しい中国での拡販に注力しています。中国には、PC樹脂の製造・販売を行う帝人聚碳酸酯有限公司(浙江省嘉興市、2005年4月生産開始)をはじめ、PC樹脂のコンパウンド製品を製造・販売する帝人化成複合塑料(上海)有限公司(上海市、2003年8月生産開始)、テクニカルセンター(上海市、2005年9月開設)など複数の拠点を有し、開発・生産・販売・技術サービスを展開しています。また、昨年4月には、さらなる業容拡大に向けて中国域内でのより効率的な運営を図るため、社長直轄の「中国事業統括室」を設置しています。
本社所在地 | 中華人民共和国四川省綿阳市 |
代表者 | 董事長 刁鋭鳴 |
設立 | 1992年 |
生産能力 | 約15,000トン/年 |
事業概要 |
PC樹脂シート・フィルムの製造 特に絶縁用途などの薄物シートに強みを持つ |
本社所在地 | 中華人民共和国江蘇省蘇州市 |
代表者 | 董事長総経理 任月璋 |
設立 | 2003年 |
生産能力 | 約15,000トン/年 |
事業概要 |
PC樹脂シート・フィルムの製造 特に液晶やLED照明の部材など光学用途に強みを持つ |
特殊ポリカーボネート製造プラントの増設について
三菱ガス化学は、特殊ポリカーボネート「ユピゼータ®EP」の製造プラントを鹿島工場(茨城県神栖市)に増設することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
新プラントの生産能力は2,000トン/年で、営業運転は2019年10月の開始を予定しております。
スマートフォンやタブレット等に搭載される高機能小型カメラのカメラレンズ材料には、高屈折率(レンズの薄型化に寄与)と低複屈折性(画像の鮮明化に寄与)を兼ね備えた材料が必要です。当社の特殊ポリカーボネート「ユピゼータ®EP」はこれらを高い次元で両立し、さらに成形性も兼ね備えた光学材料で、特にスマートフォンにおいては、その薄型化に大きく寄与する欠かせない材料となっています。
近年、スマートフォンにデュアルカメラや3Dセンサーカメラの採用が進んだことで、当社の特殊ポリカーボネート「ユピゼータ®EP」の使用量が大きく増えております。
さらに、車載カメラや監視カメラ等を中心に、高機能小型カメラの需要は今後も成長していくと考えられます。
当社は現在、鹿島工場と新潟工場(新潟県新潟市)で特殊ポリカーボネート「ユピゼータ®EP」を製造しておりますが、この度の増設により安定供給体制を確保するとともに、新規グレード開発を促進する体制を整え、今後進むべき事業領域の一つに定める“情報・通信”、“モビリティ”領域のさらなる事業展開を進めてまいります。
建設地:鹿島工場(茨城県神栖市)
着工:2018年4月
営業運転:2019年10月開始(予定)
増強能力:2,000トン/年
現在の総生産能力:3,000トン/年以上
増強後の総生産能力:5,000トン/年以上