日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめた個人のデータベースです。 他のページへ トップページ エチレン ナフサ価格 PE PP PS SM ABS PVC VCM PC エンプラ EO PO フェノール MMA 合成ゴム その他石化業界 その他化学及び周辺業界 事業統合に対する公取委判断 中国市場 |
ポリマーディスパージョン事業等の再編について
http://www.m-kagaku.co.jp/rel/2003/012701.htm
BASFディスパージョンについて、三菱化学社が保有する同社株式の全てを、BASFジャパン社に譲渡することで合意
三菱化学フォームプラスティックについて、BASFジャパン社が保有する同社株式の全てを、三菱化学社に譲渡することで合意
三菱化学フォームプラスティック社は、ジェイ エス ピーと合併することを予定
資料1:BASFディスパージョン株式会社の概要
社名 | BASFディスパージョン株式会社 | ||
(登記商号:ビーエーエスエフディスパージョン株式会社) (英文名称:BASF Dispersions Co.,Ltd.) |
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所在地 | 本社:東京都千代田区紀尾井町3−3 工場:三重県四日市市 |
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代表者 | 代表取締役社長 杉野 直人 | ||
資本金 | 6億2000万円 | ||
持株比率 | BASFジャパン(株)100% (平成15年1月28日付) (平成15年1月27日までは、BASFジャパン(株)67%、三菱化学(株)33%) |
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事業開始 | 平成11年4月1日 | ||
事業内容 | アクリル系ポリマーディスパージョン製品の研究開発・製造・販売 |
資料2:ポリマーディスパージョン事業及び発泡樹脂事業の再編経緯
ポリマーディスパージョン事業 | 発泡樹脂事業 | サービス業務 (資産の保有・管理、用役の供給等) |
備考 | |
昭和37年1月 | 旧三菱化学BASF
社 (三菱化学50% 、BASF ジャパン50%) |
会社設立 | ||
平成11年4月 | BASFディスパージョン社 (三菱化学35%、BASF ジャパン65%) |
三菱化学フォームプラスティック社 (三菱化学90%、BASF ジャパン10%) |
エムシービー社 (三菱化学50%、BASF ジャパン50%) |
事業を分割 |
平成14年4月 | BASFディスパージョン社 (三菱化学33%、BASF ジャパン67%) |
三菱化学フォームプラスティック社 (三菱化学90%、BASF ジャパン10%) |
エムシービー社 (三菱化学50%、BASF ジャパン50%) |
BASF
ディスパージョン社 出資比率変更 |
平成15年1月 | BASFディスパージョン社 (BASF ジャパン100%) |
三菱化学フォームプラスティック社 (三菱化学100%) |
エムシービー社 (三菱化学100%) |
合弁関係を解消 |
平成15年3月 | BASFディスパージョン社 (BASF ジャパン100%) |
三菱化学フォームプラスティック社 (三菱化学100%) |
三菱化学社 | 三菱化学社がエムシービー社を吸収合併 |
平成15年7月 | BASFディスパージョン社 (BASF ジャパン100%) |
ジェイエスピー社 (三菱ガス化学45.8%、三菱化学4.7%) |
三菱化学社 | 三菱化学フォームプラスティック社がジェイエスピー社と合併 |
(三菱化学、BASFジャパンとの合弁会社「エムシービー」を吸収合併 )
合併に関するお知らせ
http://www.m-kagaku.co.jp/rel/2003/012702.htm
国内生産拠点集約及び工場用地売却に関するお知らせ
(1)国内生産拠点の縮小 | ||
1)大阪工場閉鎖、売却処分 (既公表済み) | ||
・売却代金 | 4億3千万円 平成15年2月契約 特別利益 2億円(集計中) | |
・平成15年7月 | 工場閉鎖、設備移設・撤去、工場用地引渡しの完了見込み | |
2)静岡工場移転、売却 (今般公表) | ||
・売却代金 | 5億3千万円 平成15年3月契約 特別利益 3億円(集計中) | |
・平成16年3月 | 工場閉鎖、設備移設、工場用地引渡しの完了見込み | |
(2)早期希望退職の募集結果 | ||
1)希望退職者数(募集人数) | 83名(80名募集) | |
2)退職金総額 | 6億円 うち年金拠出分3.8億円 特別損失 1.4億円 | |
3)次期労務費等の圧縮効果 | 4.5億円 | |
(3)東アジアへの事業拡大展開 | ||
1)タイ/エコー・オートパーツ・タイランド(株)の設立、稼動開始 ・自動車内装部品の受注拡大、タイ児玉(株)からの事業分離(6,000坪)、 射出機23台ほか 2)中国/無錫プラナ塑膠有限公司の設立、工場建設完了、稼動開始 ・住宅設備成形、シート成形、自動車内装部品の製造10,000坪、押出機・射出機・ 真空成形機 ・工場建設(土地10,000坪取得)、第一期;押出機・射出機・真空成形機各1基稼動 3)天然ハイブリッド素材(ケナフ+PP)自動車内装部品の量産機 タイに年内設置 ・台南・児玉機械(当社95%子会社)を同量産機製作・外販主体から当社内製用量産機製作 ・同量産機は国内・自動車内装部品製造用及び無錫事業開拓への戦略設備として 各々設置を計画中 |
BASF、日本でのディスパージョン事業を強化
〜BASFディスパージョン(株)をBASFジャパン(株)に統合〜
http://www.basf-japan.co.jp/news/html/030507.html
アクリル系ポリマーディスパージョン事業を行う100%子会社、BASFディスパージョン株式会社を2003年7月1日付けでBASFジャパンに統合することを発表
2005/9/15 三菱化学
越前ポリマー社株式譲受及びカネボウ合繊社A-PETシート・機能性樹脂営業譲受に関するお知らせ
三菱化学株式会社(本社:東京都港区、社長:冨澤
龍一、以下「三菱化学」)は、カネボウ株式会社(本社:東京都港区、社長:小城
武彦 以下「カネボウ」)が所有する越前ポリマー株式会社(本社:福井県鯖江市、社長:石永
芳雄 以下「越前ポリマー」)の株式を同社から譲受け、越前ポリマーを完全子会社化すること、及びカネボウ社の子会社であるカネボウ合繊株式会社(本社:大阪市北区 社長:清末
健太郎 以下、「カネボウ合繊」)からA-PETシート・機能性樹脂の営業譲受を行うことに関し、カネボウ社からの要請に基づき両社で協議した結果、カネボウ社及びカネボウ合繊社とそれぞれ合意し、本日9月15日に契約締結いたしましたので、以下のとおりお知らせいたします。本株式譲受及び営業譲受は、本年9月30日をもって実施される予定です。
1.譲受の理由
ポリエステル樹脂事業を基盤事業と位置づけ、ポリエステルチェーンの中で集中事業であるテレフタル酸及びポリエステルフィルム事業を支えていく事業として強化を図っております。
越前ポリマー社は、ポリエステル樹脂、A-PETシートの生産会社で、現在、三菱化学及びカネボウ合繊社が出資見合い分をそれぞれ購入・販売しています。特に当社が越前ポリマー社から購入しているポリエステル樹脂は、主としてポリエステルフィルム及びボトル向けの原料として使用されており、当社グループとして四日市事業所と並ぶ重要な国内ポリエステル樹脂生産拠点として位置づけております。
またカネボウ合繊社から譲受するA-PETシート及び機能性樹脂事業については、現在、三菱化学及びそのグループ会社でそれぞれ事業を行っており、カネボウ合繊社から当該事業を譲受ることで規模・技術面でのシナジー効果が期待されることから、当社は今回の営業譲受を決定いたしました。
2.譲受の内容
(1)株式譲受の内容
カネボウ社が保有する普通株式2,800株(越前ポリマー社の発行済み株式総数の20%に相当)
(2)A-PETシート・機能性樹脂事業の内容
主たる事業の運営場所:カネボウ合繊株式会社
山口県防府市、福井県鯖江市(製造等)
大阪府大阪市、東京都港区(販売)
売上高:62億円
参考:会社概要
1 カネボウ株式会社
(1)事業内容
トイレタリー製品、薬品、食品、ファッション製品などの製造、販売
(2)設 立 昭和19年2月1日
(3)所在地
東京都港区海岸三丁目20番20号
(4)代表者 代表執行役社長 小城 武彦
(5)資本金 35,099百万円
2 カネボウ合繊株式会社
(1)事業内容
合成繊維・樹脂製品及び原材料の製造、加工、販売
(2)設 立 平成8年10月1日
(3)所在地 大阪市北区梅田1−2−2
(4)代表者 代表取締役社長 清末
健太郎
(5)資本金 10百万円(カネボウ社100%出資)
3 越前ポリマー株式会社
(1)事業内容
ポリエステル樹脂製品の製造、販売
(2)設 立 平成9年1月22日
(3)所在地
福井県鯖江市水落町47字三反田30−1
(4)代表者 代表取締役社長 石永 芳雄
(5)資本金 706百万円(三菱化学80%,カネボウ社20%出資)
(6)売上高 101億円(平成17年2月期)
事業ポートフォリオ再編に関するお知らせ
(A-PETシート・機能性樹脂事業の営業譲渡等について)
http://www.kanebo.co.jp/files/050915_01/050915.pdf当社は、当社子会社のカネボウ合繊株式会社が行うA-PETシート・機能性樹脂事業の営業譲渡及び越前ポリマー株式会社の株式譲渡について、三菱化学株式会社と合意に達しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1.譲渡の理由
平成16年5月に発表した「事業再生計画」のなかで、当社は、抜本的な事業ポートフォリオの再編を進めていく方針を明らかにいたしました。その後カネボウ合繊株式会社が行う事業の内、合繊事業を譲渡し、A-PETシート・機能性樹脂事業についても譲渡する旨公表しておりました。このたび同社のA-PETシート・機能性樹脂事業に係る営業、及びポリエステル樹脂製品を製造・販売する越前ポリマー株式会社の当社が保有する全株式を三菱化学株式会社に譲渡することといたしました。(以下略)