日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめ
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2004年7月22日 ダイセル化学

中国における傘型企業(持株統括会社)設立の件
http://www.daicel.co.jp/what/whatf07.html

 ダイセル化学工業株式会社(社長:小川大介)は、このほど、中国における事業展開をより一層強化するため、生産・販売拠点を統括する機能を有した傘型企業(持株統括会社)大賽(中国)投資有限公司(資本金3,000万USドル、当社100%出資、英文名:Daicel Chemical (China) Investment Co., Ltd.)を上海市に設立いたしました。
 当社は、この持株統括会社の設立により、中国の投資関連法規や許認可手続き等の情報を的確に把握し、中国への効果的な投資運用を図るとともに、将来的には、中国国内傘下企業(子会社)の製品の販売や原料の購買、物流業務の効率運営、人事政策等も視野に入れ、ダイセル化学グループとしての中国事業をさらに強力に推進してまいります。
 現在、当社グループは各事業の現地法人により中国事業を積極的に展開しておりますが、今後、酢酸セルロースや自動車エアバッグ用インフレータ等の生産・販売拠点設置も検討中であり、これらを新会社の傘下に収めることで、経営効率の向上、シナジーの強化を図ってまいります。
なお、当社グループの中国現地法人は別紙のとおりであります。

<別紙>ダイセル化学グループの中国現地法人(2004年7月22日現在)

社名 所在地 主な事業内容 当社グループ出資比率
ダイセル(中国)投資 上海市 中国事業の統括および中国事業への投資 当社100%
ダイセル南寧食品添加剤 広西壮族自治区南寧市 ソルビン酸およびソルビン酸カリの生産・販売 当社100%
上海ダイセルポリマーズ 上海市 樹脂コンパウンド製品の生産・販売 当社100%
ダイセル(香港) 香港 アジア市場における製品の売買 当社100%
西安恵大化学工業 陝西省西安市 たばこフィルター用アセテート・トウの生産・販売 当社30%
ポリプラスチックス(中国) 香港 エンジニアリングプラスチックの販売 ポリプラスチックス*1 100%
ポリプラスチックストレーディング(上海) 上海市 エンジニアリングプラスチックの輸入販売 ポリプラスチックス*1 100%
PTMエンジニアリングプラスチックス(南通) 江蘇省南通市 POM樹脂およびその他のエンジニアリングプラスチックの製造、加工および販売(2005年春営業開始予定) ポリプラスチックス*1 70.1%
ダイセルポリマー(香港) 香港 樹脂コンパウンド製品の生産・販売 ダイセルポリマー*2 100%
ダイセルポリマートレーディング(上海) 上海市 樹脂コンパウンド製品、押出シート製品、その他化学品の販売 ダイセルポリマー*2 50%、
ダイセルポリマー(香港) 50%
ダイセル・プロスペリティ(チャイナ) 香港 眼鏡用アセテートプラスチックシートおよびその関連製品の輸入販売 ダイセルファインケム*3 50%
上海大申繊維素塑料 上海市 セルロイドおよびアセテートプラスチックシートの生産・販売 ダイセルファインケム*3 33%

*1 ポリプラスチックス株式会社は、当社55%出資の連結子会社です。
*2 ダイセルポリマー株式会社は、当社100%出資の連結子会社です。
*3 ダイセルファインケム株式会社は、当社100%出資の連結子会社です。


2005年2月23日 ダイセル化学工業

大阪製造所堺工場の移転計画策定の件
http://www.daicel.co.jp/what/whatf11.html

 ダイセル化学工業株式会社(社長:小川大介)は、大阪府道高速大和川線事業の施行に伴う当社大阪製造所堺工場の一部敷地等の収用に関する調査等に協力してまいりましたが、今般、当社と阪神高速道路公団の間で合意に至り補償契約を締結いたしました。
 
○ たばこフィルター用アセテート・トウ事業
 ・移転先:当社大竹工場(広島県大竹市)
 ・生産設備稼動予定時期:2007年後半
 ・設備投資見込額:約380億円(インフラ投資等を含めて)
 ・移転に合わせて生産能力増強を図る予定。
○ ダイセン・メンブレン・システムズ株式会社堺製造所
 ・移転先:当社姫路製造所網干工場内(兵庫県姫路市)
 ・2006年1月を目途に生産設備稼働予定。
 ・移転に合わせて生産能力を約3 倍に増強を図る予定。
○ 大阪府道高速大和川線事業の施行に伴う当社大阪製造所堺工場の一部敷地等の収用
 ・収用対象:当社大阪製造所堺工場の敷地の一部(約13,000 u)及び堺工場の全建物・設備
 ・土地引渡時期:2008年
<大阪製造所堺工場の概要>
 ・所在地:大阪府堺市鉄砲町1
 ・大阪製造所長兼堺工場長:宇田眞三
 ・敷地面積:約108,000 u
 ・事業内容:たばこフィルター用アセテート・トウ、メンブレン他
 ・従業員数:約100人


2005年9月20日 横河電機/ダイセル化学工業

横河電機とダイセル化学工業 プロセス製造業に対する知的生産支援コンサルティングで協業

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 社長:内田勲 以下横河電機)とダイセル化学工業株式会社(本社:大阪府堺市 社長:小川大介 以下ダイセル化学工業)は、業界初の試みとしてプロセス製造業を対象とする「知的生産支援コンサルティング事業」で協業する契約を結びましたので、お知らせします。
 ダイセル化学工業は、姫路製造所網干工場において1996年から約5年間かけて、
生産性を飛躍的に改革する「知的統合生産システム」を構築しました。この革新活動により、システム構築前に比べ生産性を3倍に、従業員は740名から60%削減し290名体制とし、さらにそれで生じた余力をエアバッグ用インフレータなど新事業立ち上げに活かし、相乗的効果を挙げて参りました。

 横河電機は、ダイセル化学工業の「知的統合生産システム」構築に際して、初期の段階から生産管理支援のための提案、コンサルティング、システム構築などで参画し、最適な生産システムの構築に貢献してまいりました。

提供するサービス内容 
@ 生産革新コンサルティング:
生産革新活動の基礎となる「基盤整備」、「安定化」、「標準化」、「プロジェクト運営」の支援を行うコンサルティング
A 運転支援コンサルティング:
・全体最適および「安全・安定、品質、コスト」の視点から、運転の標準化や安定化を図るコンサルティング
・知的生産システムを構築するためのコンサルティング
B 知的生産システム(パッケージソフトウエア)
運転支援コンサルティングの結果、標準化された運転手法をシステムに反映させ、「知的生産システム」を構築するためのパッケージソフトウエア
C 生産革新予備調査
顧客の生産プロセス・業務プロセスを効率向上の視点から総点検し、課題の発掘、工場革新のビジョン策定を支援

 


2011年2月17日

商号変更


ダイセル化学工業株式会社 商号の変更に関するお知らせ  ダイセル化学工業株式会社(本社:大阪市、社長:札場操)は、本日開催の取締役会において、本年6月下旬開催予定の定時株主総会にて定款変更が承認されることを条件として、商号の変更を実施することを決議しましたのでお知らせいたします。

1.新商号(英文表記)

 株式会社ダイセル(Daicel Corporation)

2.変更の理由

 当社はセルロース化学、有機合成化学、高分子化学、火薬工学をコア技術とした企業であり、 「化学工業」を社名の一部としてまいりましたが、自動車エアバッグ用インフレータに代表される組み立て加工型事業がコア事業に成長するなど事業の領域が化 学工業の枠にとどまらなくなってきております。
 これからも化学をベースに、独自の技術・ノウハウで「化学工業」の枠を超えて発展していくという意思を社内外に示していくために社名(商号)を変更することといたしました。
 社名変更を機に、従来以上に全世界でグループ一丸となって、長期ビジョン『Grand Vision 2020』で掲げた社会や顧客のニーズを的確にとらえ、最良の解決策を創造・提供することで、「世界に誇れる『ベストソリューション』実現企業になる」こ とに取り組み、真のグローバル企業への飛躍をめざしてまいります。

3.変更日

平成23年10月1日(予定)