日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめ
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日本経済新聞 2001/3/29                                    Back

宇部興産 ポリプロピレン販売撤退 営業譲渡

三井化学と住友化学工業が10月に合成樹脂事業の統合会社を設立するのを機に、
グランドポリマーは統合会社に営業権を譲渡し、生産に特化する。


化学工業日報 1999/5/21

浮島ポリプロ 日石化学100%子会社に
 三井化学との合弁解消 MSS生産拠点化視野に

ただ、
三井化学にとっては同所にしかないグレードがあり、需要家との関係上どうしても供給責任が生じるため、日石化学に対して供給の継続を申し入れている
浮島ポリプロの生産量の3分の2をMSSが引き取る権利を有しており、日石化学は、生産量の3分の1を超えない範囲で、しかも市場価格で三井化学に販売することになりそうだ。期間については1−2年と想定される。


日本経済新聞 1998/9/24

日本ポリオレフィン 製造設備を集約
 年内メドに50億円増資

旭化成工業の水島コンビナート(岡山県倉敷市)内に持つポリプロピレンの製造設備(注 日本ポリプロ)は休止

注 旭化成はポリプロピレン事業の営業権を日本ポリプロに譲渡 (94.10)
  
昭和電工はポリスチレン事業の営業権を旭化成に譲渡 (94.12)


(化学経済  2000/9月号 ポリオレフィン 事業統合会社の現況と展望

・・・ 旭化成工業は95年に泉北ポリマーからの資本撤収とともに、水島のPP設備を昭和電工67%出資で設立した日本ポリプロに譲渡して事実上撤退し、アクリロニトリル事業にプロピレンを回す戦略をとった。
  
*旭化成は操業受託者として日本ポリプロに33%出資


日本経済新聞 1998/10/30                                 設立発表

オランダのモンテル・昭和電工・日石化学  外資主動でポリプロ合弁

 事業立て直し コスト競争力を強化 来年5月製販会社
 自動車メーカーに照準 モンテルアジアの拠点に


日経産業新聞 1998/11/10-11

モンテル進出の衝撃 
  国内2社とポリプロ合弁 効率化へ自動車シフト  世界標準の評価推進

 抜本改革ヘノウハウ
 規模のメリット期待
 配慮で汎用品温存

供給過剰抱える汎用樹脂 合理化が招く合従連衡
 商習慣見直しを加速
 日本の“事情”に配慮
 日本流の限界露呈
 アジアの脅威増す
 


1998/10/29 昭和電工/日本石油化学/Montell Polyolefins Company NV 

ポリプロピレン事業における提携(合弁会社設立)に関するお知らせ

合弁会社の概要

  社 名   未定
  本店所在地   東京都
  資本金   約50億円を予定
  出資比率   MontellおよびMontell関係会社 50%、
SDKおよびNPC 50% 個別株主の出資比率は未定。
  事業目的   ポリプロピレン、キャタロイ・プロセス製品およびHMS製品の生産、販売
ならびに研究開発
  事業開始日   1999年5月1日
  役 員   未定
  従業員数   組織・体制を含め今後検討に入る。
  生産能力   年間約282千トン
  売上高   年間約300億円

Chemnet Tokyo 2001/9/3

サンアロマー、大分のPP2号プラント停止
    他系列の増強と浮島全量引き取りで補う

大分工場の
2号プラント(年産7万2,000トン)を8月末限りで停止

昨年実施した大分3号プラントの年産8万4,000トンから10万2,000トンへの能力増強
年間7万2,000だった
浮島ポリプロからの引き取り量が2002年4月から10万5,000トン全量引き取ることになっているため補うことができる。


日経産業新聞 1997/4/10

グランドポリマー 三井東圧が参加 2大PPメーカー並立へ

公正取引委員会が9日、三井東圧がグランドボリマーに参加しても、独占禁止法に違反しないとの見解を示した


   PP樹脂メーカーの生産能力とシェア

  生産量(万トン) シェア(%)

@日本ポリケム 

73.3

26.1

Aグランドポリマー

65.0

23.1

B日本ポリオレフィン

34.3

12.2

Cチッソ

33.2

11.8

D出光石油化学 

30.0

10.7

E住友化学

26.7

9.5

(三井東圧化学)

22.5

Fトクヤマ 

16.9

6.1

注 通産省の96年12月時点の調査より


Chemnet Tokyo 2002/9/4

「省エネ樹脂加工技術」に三井化、ポリケムなど3社が挑戦

 経産省化学課は、02年度の研究開発プログラムとして、合成樹脂を成形加工するさい、エネルギー消費ウエイトの高いペレット化(造粒)工程を省略し、
パウダーから直接フィルムなどの製品を成形加工するという、画期的なプラスチック製品製造技術の開発に挑戦するが、このほど研究委託先企業として三井化学、日本ポリケム、東芝機械の3社を選定、委託契約を結んだ。02年度の同プロジェクト予算は6億1480万円。


日刊ケミカル 2002/9/5

☆出光ートクヤマ、PPのS&B推進、今月65千t停止

トクヤマ・徳山製造所の年産14万tプラント(2系列:75千t、65千t)のうち、まず1系列
65千tを9月末に停止
残りの1系列75千tについては定修を行い再稼働させるものの、
来年1月末にも停止する予定。

年産20万tの大型プラントの建設に対応した一連の措置