日本とアジアの石油化学の現状その他を、各社のホームページや新聞雑誌情報を基にまとめた個人のデータベースです。 他のページへ トップページ エチレン ナフサ価格 PE PP PS SM ABS PVC VCM PC エンプラ EO PO フェノール MMA 合成ゴム その他石化業界 その他化学及び周辺業界 事業統合に対する公取委判断 中国市場 |
ポリスチレン事業会社の発足時期について
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2002/ch030109.html
新社の社名は、「PSジャパン株式会社」とし、営業開始時期は、本年4月1日とする予定
新会社の概要
(1)社名 PSジャパン株式会社 (2)出資比率 旭化成 45%、三菱化学 27.5%、出光石油化学 27.5% (3)社長 旭化成から派遣 (4)従業員 三社からの出向 (5)本社所在地 東京都文京区 (6)売上高 約500億円 (7)営業開始時期 平成15年4月1日(予定)
ポリスチレン事業会社の発足について
http://www.psjp.com/whatsnew.html
1.事業開始
旭化成株式会社と三菱化学株式会社と出光石油化学株式会社は、4月1日より「PSジャパン株式会社」としてポリスチレンの事業を開始
2.新会社の概要
(1) 社名 PSジャパン株式会社 (2) 事業内容 ポリスチレンの製造・販売・研究 (3) 資本金 50億円 (4) 出資比率 旭化成 45%、三菱化学 27.5%、出光石油化学 27.5% (5) 社長 別紙の通り (6) 従業員 約190名 (7) 本社所在地 東京都文京区小石川1−4−1 住友不動産後楽園ビル18階(〒112-0002)
電話:03−5689−6540(8) 売上高 約500億円 (9) PS生産能力 445千トン (10) 工場所在地 千 葉 : 207千トン 水 島 : 108千トン 四日市 : 85千トン 市 原 : 45千トン (11) 商標名 PSJ−ポリスチレン (12) 営業開始時期 2003年4月1日
2004年6月23日 旭化成/三菱化学/出光石化/DIC/PSジャパン
ポリスチレン事業の統合について
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2004/ch040623.html
旭化成ケミカルズ株式会社(東京都千代田区 社長
藤原 健嗣 以下旭)、三菱化学株式会社(東京都港区 社長
冨澤 龍一
以下三菱)、出光石油化学株式会社(東京都墨田区 社長
厩橋 輝男 以下出光)及び大日本インキ化学工業株式会社(東京都中央区 社長
奥村 晃三 以下DIC)とは、旭・三菱・出光のポリスチレン事業合弁会社であるPSジャパン株式会社(東京都文京区 社長
荒浪 淳 以下PSJ)とDICがそれぞれ展開しているポリスチレン事業を再編・統合することに基本合意しましたので、お知らせいたします。
2. 新会社概要(予定)
(1) 事業内容 | : | ポリスチレンの国内における製造、研究開発、販売(輸出を含む) |
(2) 統合の方法 | DICのPS事業をPSJに営業譲渡することにより統合する。 | |
(3) 社名等 | 現行のPSJの社名、商標、本店等を継承する。 | |
(4) 統合実施日 | 平成16年10月1日 | |
(5) 資本金 | 60億円を予定(現在のPSJの資本金50億円) | |
(6) 売上高 | 約600億円 | |
(7) 社長 | 旭から派遣 | |
(8) 従業員 | 4社からの出向(約220人) | |
(9) 出資比率 | 旭 40%、三菱 20%、出光 20%、DIC 20% |
3. ポリスチレン生産能力 (千トン/年)
千葉 四日市 水島 計 PSJ
252
85
108
445
DIC
-
171
-
171
計
252
256
108
616
* 事業統合に伴い、上記のうち一部の製造設備を廃棄する予定です。
DIC四日市の能力にはスチレン系透明耐衝撃性樹脂クリアパクト40千トンを含む。
(GPPS設備を転用したもの)
2005年4月1日 旭化成ケミカルズ/三菱化学/出光興産/PSジャパン 公取委判断
日経解説
ポリスチレン(PS)事業の提携検討合意の解消について
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2005/ch050401.html
旭化成ケミカルズ株式会社(東京都千代田区 社長藤原健嗣以下「旭」)、三菱化学株式会社(東京都港区 社長冨澤龍一以下「三菱」)、出光興産株式会社(東京都千代田区 社長天坊昭彦以下「出光」)及び大日本インキ化学工業株式会社(東京都中央区 社長小江紘司以下「DIC」)とは、 2004年6月23日、旭・三菱及び出光のPS事業合弁会社であるPSジャパン株式会社(東京都文京区 社長荒浪 淳以下PSJ)とDICのPS事業の再編・統合に基本合意した旨を公表し、その後公正取引委員会の詳細審査を受けておりましたが、先般、同委員会より、本件提携は国内市場での競争を実質的に制限する恐れがあるとの指摘を受けました。
これを受けて、関係各社間で可能な限りの問題解消措置を検討して参りましたが、現状では有効な措置を採ることができないとの判断に達し、このたび、当該基本合意を解消し、公正取引委員会への事前相談を取り下げることとしました。
今後PSJ及びDICは、従来どおり、それぞれ独自に事業を継続して参りますが、PSJと致しましては、より一層のコストダウンと品質の維持・改良に努め、ユーザーの皆様方のご期待に応えて参りたいと存じますので、引き続き変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2005/04/01 大日本インキ化学
ポリスチレン(PS)事業の提携検討合意の解消について
大日本インキ化学工業株式会社(東京都中央区 社長 小江 紘司)は、旭化成ケミカルズ株式会社(東京都千代田区 社長 藤原 健嗣 以下旭)、三菱化学株式会社(東京都港区 社長 冨澤 龍一 以下三菱)、出光興産株式会社(東京都千代田区 社長 天坊 昭彦 以下出光)および旭、三菱、出光のPS事業合弁会社であるPSジャパン株式会社(東京都文京区 社長 荒浪 淳 以下PSJ)との間で、2004年6月23日、弊社とPSJがそれぞれ展開しているPS事業に関して、再編・統合することに基本合意した旨を公表し、その後、公正取引委員会の詳細審査を受けておりました。
先般、同委員会より、本事業統合は国内市場での競争を実質的に制限する恐れがあるとの指摘を受けました。
これを受けて、関係各社間で可能な限りの問題解消措置を検討して参りましたが、現状では有効な措置を採ることができないとの判断に達し、この度、当該基本合意を解消し、公正取引委員会への事前相談を取り下げることとしました。
今後は、従来どおり、弊社及びPSJがそれぞれ独自で事業を継続し、競争力強化に努めて参ります。
PS事業を取り巻く環境は、需要業界における生産拠点の海外移転、国内需要の長期低迷化、原料価格の高騰、海外競合メーカーとの競争激化により、年々その激しさを増していくと予想されます。
弊社といたしましては、今回の結果を踏まえ、国内最新鋭10万トンプラントをはじめとする一層の効率化の追求、研究開発への注力による高機能・高付加価値製品開発の加速などにより、さらなる競争力の強化と顧客満足度の向上を目指して参りたいと存じますので、引き続き変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
ダウ・ケミカル社へのポリスチレン共同出資会社の持分譲渡の件
旭化成ケミカルズ株式会社(本社:東京都千代田区 社長:
藤原 健嗣、以下「旭化成ケミカルズ」)と米国ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー(本社:
米国ミシガン州ミッドランド CEO:Andrew N. Liveris、以下「ダウ・ケミカル」)は、
両社の共同出資会社である、スタイロンアジア社および斯泰隆石化(張家港)有限公司の、
旭化成ケミカルズ持分を、ダウ・ケミカルに譲渡することに合意致しましたのでお知らせします。
当社は、先般策定した新中期経営計画 「Growth
Action−2010」において、PS事業を、差別化、特殊化により付加価値アップを指向していく
事業と位置付けました。この方針に基づき、汎用用途が主体である、
アジアの二つのPS共同出資会社については、ダウ・ケミカルとの間で種々の協議を行ない、
最終的に、両共同出資会社における当社の全持分をダウ・ケミカルに譲渡することで合意に至りました。
今後、当社PS事業は、PSジャパンを事業主体として更なる差別化、特殊化戦略を推進してまいります。
(4)
今回の合意に基づき、当社とダウ・ケミカルは、
中国政府の承認などの必要な手続きおよび顧客ならびに取引先への説明を速やかに開始致します。
また、旭化成グループとダウ・ケミカルは、従来から友好的な関係にあり、
今後も他分野での新たな提携の可能性を協議していく予定です。
〈ご参考〉
スタイロンアジア社 (SAL香港)
英文名: Styron Asia Limited
株 主:
旭化成ケミカルズ、ダウ・ケミカル両社折半(50:50)
設 立: 1994年
事 業:
PSの中国顧客および東南アジア日系顧客へのマーケティング会社
本 社: 香港
役 員: 社長: Joseph Wong(ダウ・ケミカルから派遣)
副社長:飯塚成一(旭化成ケミカルズから派遣)
斯泰隆石化(張家港)有限公司 (SAL張家港)
英文名: SAL Petrochemical (Zhangjiagang) Co., Ltd.
株 主:
旭化成ケミカルズ、ダウ・ケミカル両社折半(50:50)
設 立: 1998年設立、
2002年11月商業運転開始
事 業: ポリスチレンの製造・販売
能 力: 120千トン/年、HIPSを製造
本 社: 中華人民共和国江蘇省張家港市
役 員: 社長: Joseph Wong(ダウ・ケミカルから派遣)
副社長:飯塚成一(旭化成ケミカルズから派遣)
Dow Acquires Polystyrene Joint Venture Shares from Asahi
The change in ownership in SAL HK and SAL ZJG is a mutual agreement between Dow and Asahi to accommodate the evolving strategies of both parent companies who continue to maintain a close working relationship. This move is consistent with Dow's approach to continually assess our joint ventures to ensure they are supporting our overall business strategy. It is part of a multi-tiered strategy by Dow to revitalize its polystyrene business in Asia, and to position the business for long-term success and value creation in an increasingly competitive market.
PSジャパン株式会社の株主比率変更について
旭化成ケミカルズ、出光興産及び三菱化学では、ポリスチレン事業を3
社の合弁会社であるPSジャパン株式会社(本社:東京都文京区
社長: 首長 信幸 以下「PSJ」)で運営しておりますが、このたび、三菱化学より同社が保有しているPSJ
の全株式譲渡の申し入れがあり、協議の結果
以下の通り合意しましたので、お知らせいたします。
1. 株主比率の変更について
(1) 変更内容
変更前 旭化成ケミカルズ 45.0%
出光興産 27.5%
三菱化学 27.5%
変更後 旭化成ケミカルズ 62.07%
出光興産 37.93%
(2) 変更時期
諸準備が整い次第速やかに実行します。(10
月1 日目標)
2. PSJ の今後の運営
株主比率の変更実行以降PSJ
は、旭化成ケミカルズ及び出光興産の合弁会社として運営してまいります。今後とも引き続き変わらぬご支援をお願い申し上げます。